もはや多用しているのは楽器業界だけか?エレアコユーザー必見9V角型乾電池、006Pのお話編

 2018-06-20
今回は9V角型電池について書いてみます。
と、言うのもこの9V電池に関するリペアのお問い合わせも結構多いので。

この006P型と呼ばれる9V電池。
最近は電気屋さんやホームセンターの電池売り場でもかなり肩身の狭い存在になっていますね。
このブログを読んで頂いている皆様にはお馴染みの電池でしょうが楽器関係以外にこの電池って使います?
出番無いですよねぇ~そりゃ売り場でも探すの苦労するよねぇ~~普通の人には必要無いもんねぇ~~~

楽器屋では画像真ん中のプロセルはよく見掛けますね。
洋モノ機材でデフォで入っている事の多いプロセルのマンガン仕様、デュラセルは
店頭販売はほとんど見掛けない。通販サイトには有るらしい?が。
デュラセルの006Pは見た事無いが単3単4はコストコで山ほど売られているから向こうでは
相当幅を効かせている電池メーカーなのでしょう。

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で、この006Pでどんなお問い合わせが来るかと言うと圧倒的に多いのが
主にエレアコユーザーからの
電池ボックスに入らない。入れたら抜けなくなった。
です。
下の画像を見てもらえれば分かりますがブツにより微妙に大きさが異なります。

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実測での高さ(端子除く)と厚みは以下の通り。

富士通アルカリ 高さ45.7ミリ、厚み16.3ミリ
プロセル 高さ43.9ミリ 厚み16.5ミリ
デュラセル 高さ43.6ミリ 厚み16.8ミリ

数値上では富士通とプロセル&デュラセルで大きくとも1ミリ程度の差なので
あまり問題が無い様に感じますが電池ボックスに入れるとなれば話は変わる。

まずは国産メーカーのエレアコの電池ボックスでテスト。
当たり前だが富士通は問題無く入る。

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富士通より高さが短く少しだけデブなプロセルも問題無く入る。

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次に問題の洋モノ。
テイラーのES-2プリアンプ純正電池ボックスでテスト。
デフォルトで入っているのはデュラセル。
したがってほぼ同サイズのプロセルも問題無く入る。

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が、

富士通は全く無理。
力技で押し込めば入るかもしれないがおそらく電池ボックスが割れる。
もしくはギター本体側へ入らないだろう。

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ちなみに上記テストは一応名前の通った電池で分かり易くサイズの違いを表現してみたが
結論から言えば洋モノには洋モノの電池、国産は割と何でもOKって事である。

ちなみに電池ボックス挿入トラブルの問い合わせで多いのが

某100円ショップのオリジナルブランド。
楽器屋で100円ぐらいで売られていた電池。
エネループ等の充電式。

である。
それらは今回の3個よりも明らかにサイズが大きめなので電池ボックスに入れる際には要注意だ。
電池ボックスに入れ難かったりギター本体側へ入り難い場合は絶対に無理に押し込まない様に
買う前によく電池を眺めて欲しい。角が丸めで全体的に膨らみぎみなら要注意。

ギターメーカーによって対応は異なるだろうが基本的にエレアコの電池ボックス単体や
純正プリアンプ一式は販売設定が無い。
また中古で買った古いモデルで製造終了より時間が経っていればメーカーへの修理依頼でも
電池ボックスの入手は不可能だろう。
なので電池ボックスの破損が取り返しのつかない結果になるかもしれない。
また中古購入の際はアンプから音の出る状態で電池ボックスを軽く押してみて電源の接触不良が
無いかもチェックした方が良い。

皆さんの中には「こんな事当たり前でしょ。何で今更書くわけ?」と思われる方もいるかもしれない。
でも人間、魔が差す時があるんですよ…
「お?もうちょい押したら入るんじゃね?」
そんな魔が差したお客様よりリペア依頼の連絡が入るんです…


と、まぁ書いてはみたものの電池ボックスではなくバッテリースナップに繋ぐだけで
電池収納スペースに余裕がある場合はアルカリ・マンガンの違いには注意が必要だが
特にサイズに神経質になる必要は無い。
エフェクター等の電池交換が頻繁な用途は電池よりもバッテリースナップの質に気を使って欲しい。

ここまでの電池ボックス挿入時注意喚起的な内容だとウチのブログっぽくないので
もうちょい深入りしてみる(笑)

実は006Pには構造上2種類存在する。

形式上は積層型電池、構成電池と呼ばれる006Pだが
とりあえずデュラセルを分解してみる。

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単4サイズの電池が6本直列になる様に配置されている。
1.5V×6=9Vである。1.5Vが6本で構成されている構成電池と言う事になる。
ラジコンや電話子機等の充電式バッテリーなんかと同じ類になる。
富士通も分解してみたが同様の構成電池だった。机の中に転がってたパナ製も構成だった。

今回は手持ちの006Pには無かったが1.5Vのボタン電池が6個縦に積まれた
積層型もある。
片っ端から手持ちの006Pをめくってみたがボタン6個は無かったのが無念。
画像を載せて違いを説明したかった…

結局両者はあまり厳密に区分けされていない様でざっくりと言えば積層、構成どちらの
呼び方も正しいかもしれない。

↓ の6LR61が電池内部の構成を表している。

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単4サイズ6本とボタン電池6個縦積み。
どちらが性能に優れているのか等は個人的にあまり気にしていない。

が、コストコで売られている単3単4のデュラセルは安くて飛びついた事が有ったが
液漏れが酷かったのでデュラセルは全く信用していない(笑)
それが始まりなのかもしれないが頻繁に電池交換しないギター関連プリアンプ類、
リモコン類にはなるべく国産ブランドの電池を入れる様にしている。

ついでにもうちょい脱線してみよう。
もし液漏れしてしまった場合、まずはあの宇宙人の血液の如く緑~青~白の物体を
素手で触れずに綿棒や歯ブラシを駆使して取り除く。作業中目に入らない様にも注意が必要。
液漏れ現場から電池接点が外せる場合は何らかの容器に「お酢」を少量溜めて15分ほど浸け置き
すれば完全に取れる。
ただし接点のメッキも剥がれ落ちるので事後はグリスを薄く塗布する等の腐食対策が必要。


話を戻して006Pで言えば個人的にはプロセル一択だ。
長年仕事で多用しているがトラブルが一度も無い。
アルカリだけあって電圧も安定しているし。
難点は…値段だ。
デザインは現行のバンブルビーみたいなのより昔の地味な黒赤白の方が好きだ。


今回はネタ切れバレバレの長文にお付き合い有難う御座いました。
最後に一番お伝えしたい事。それは
電池廃棄時の絶縁だ。
地域、自治体によって廃棄乾電池の扱いは異なるだろうが当店では普通ゴミに
指定されている。(事業所なので業者に収集依頼している)
どんな廃棄区別かは皆さんにお任せするが+-の端子は必ず絶縁して下さい。
マスキングテープだろうがガムテープだろうがセロテープだろうが何でも良い。
捨てた後、金属体に端子が触れてショートすれば発熱、最悪は爆発、火災の原因に
成りえるので。
単1~単5、リチウムイオン等のいわゆる筒型電池は頭とお尻の両方を!


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今年の梅雨は雨は降るけどそんなに湿度と気温が上がりませんね。
過ごし易いですね~今のところは。
雨は梅雨だけに我慢するが地震はもうイヤですわ。

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トーンガレージは被害ありませんでした。

 2018-06-18
今朝の関西を襲った地震、トーンガレージは震源地に近いものの
建物、機材、陳列ギター含め何も被害はありませんでした。
ご心配、お心遣い頂きました皆様、本当に有難う御座いました。
また被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
本日は余震警戒、自宅片付けの為に臨時休業とさせて頂きます。
明日からは通常営業致します。

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ERANAN Kurt James モデルをレストアする Dr Mastermindって知ってる?知らんよなぁ…編

 2018-06-02
Dr.Mastermind
Kurt James
ERANAN カートジェイムスモデル


これらのキーワードで「あ~懐かしい~」と思われる方はアラフォーで若かりし頃には毎月YGを買って
広告欄までしっかり目を通していた事だろう。またはマニアックなシュラプネストとお見受けする。
90年代前期頃、イシバシ楽器がオリジナルブランドとして展開していたERANAN。
とは言えカートジェイムスモデルぐらいしか記憶に無いのだが。
個人的に印象が強く残っているのはバナナヘッドのモデルだった。

おおよそ実機を作業する事は無いと思っていたカートジェイムスをお預かりさせて頂きました!
バナナヘッドのモデルではなく最初期モデル。確か本人のアルバムジャケットのデザインだったかな?
絵画調のペイント(フィルム)トップである。
お預かり時はほとんどパーツが付いていない状況。
今回はレストア意識を強くもって作業します!

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まずはぺったんっこに減ったフレットを交換。
ネックグリップは1弦側が薄めの左右非対称グリップ。そして1弦側のみ浅めのスキャロップ。
残念ながらこれらがオリジナルスペックかは不明だがグリップ面の塗装具合を見る限りでは
オリジナルの可能性が強い。
左右非対称グリップは90年頃に市場へ拡がったMUSICMAN EVHでメジャーになったので
もしこれがオリジナルスペックなのなら先見の明があったと言えるだろう。

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指板の汚れも研磨して少し落とした。

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フレット周りの作業と平行してボディー側も進める。
電気系はCTSポットに国産VLXレバースイッチ。
何故CRLレバースイッチを使わないかと言うとオリジナルの国産サイズのレバースイッチノブが
残っているのでそのノブにサイズを合わせる為。

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欠品していたコントロール裏パネルはアクリルで削り出して治具を作成。

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黒のツヤ消し1Pで製作。
って文章で書くと短いけど削り出しの治具を作るのがかな~り大変。

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コントロール系を一通り組み終わったところで今度はPU。
今回マウントするのはコレ↓だ!!
レストアの概念からは離れるがシュラプネル概念では正論なPUだ。
コレに黒のPUカバーを付けるのは若干気が引けるが仕方ない(笑)
HS-3やYJMの様な2層構造シングルコイルサイズハムではなくシンプルなシングルコイル。
が、
直流抵抗値はリアが約20kΩ、フロントが約15kΩとディマジオFS-1を彷彿とさせる。
FS-1の様に限界ギリギリぱっつんぱっつんまでコイルは巻かれてはいない。
肝心のサウンドはトリロジー~を名乗るには少し高域がキレイに出過ぎている気はするが
シュレッド系には扱い易い太さである。
ただし言うまでもなくハイパワー=ハイノイズではある。
音作りのセンス、演奏しない時のボリューム操作にテクニックが求められる。

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お次はブリッジだ。
元のフロイドは使える状態では無い。
サドルが最前まで出っ張っているのが気になる…

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お客様お持込みのフロイドローズに分厚いブラス製サスティーンブロックを装着して
組み込む。

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フレット周りの作業も完了して仮組み。

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オクターブピッチを取るとサドルがかな~り前方へ張り出す。
どうやらブリッジ位置が適正ではない様だ。
元ブリッジのサドル位置はある意味正しかったのだ。
ブリッジ本体が2~3ミリ前方=ネック側へ来ればキレイニ収まるのいだが…

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が、1弦側のブリッジ後ろ端には既にザグリが顔を覗かせている。
これからブリッジが前方へ2~3ミリ移動すれば完全にザグリ丸見えになってしまう。
なのでレストア重視の今回はブリッジ位置には手を付けない。
サドルが出っ張るもオクターブが合うなら実使用には問題無いので。

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今回はサラッと短めに書いてはみましたがPUが導電塗料の塗られた狭いザグリに干渉して
短絡(アースに接触)のため音の出ない時が有ったり最後の最後で1弦ペグボタン(ペグのツマミ)
が真っ二つにパカッと割れて普通の接着剤では中々くっつかなかったりと工賃には反映されていない
いつも通りの苦労と難儀が有った事をここに記しておきます(笑)

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マスターマインドは疲れる(笑)ので久々にRoommel 聴きながら作業してました(笑)
Rommel も結構疲れるから最終的にはこれまた久し振りのXはVビジョンを聴いて
更に疲れたと言う(笑)
と、まぁマニアックな締めですがもうエェ歳のおっちゃんになってもうたなぁ…
若い頃はDOOM聴きながら寝れたのに。

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アコギのブリッジアース加工 Taylor ES-2搭載機種編

 2018-05-19
久し振りにアコギのブリッジアースについて書いてみようかと。

歪ませて弾く事の多いエレキと違ってPUやプリアンプ搭載のアコギでも
製造段階でブリッジアースが施されている物は少ない。
「歪ませないからノイズはあまり気にならないでしょ?」な考え方が未だに一般的なのか?
確かにグランドシフト、フェイズシフト等で軽減される事もあるのだが…
根本的な解決にはブリッジアースを施すしかない。

今回はES-2搭載のテイラーで作業を行いました。

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エンドピンジャックやプラグを素手で触れるとそれまで出ていた「ぶぃ~~」や
「じぃ~~」な感じのノイズが嘘みたいに止まりますが
コレをエレキと同じく弦ミュートの状態でピタッと無くします。

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従来ES-1の頃のテイラーはオプションパーツでブリッジアース用プレートの設定がありましたが
ES-2になってからは無くなりました。
「何で??」って思ってはいましたがその謎が明らかに…

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ES-2はコンタクトタイプであったES-1と違い、ブリッジサドル横、弦穴手前に
3本の支柱が貫通する形で取り付けられています。
これが3分割出力調整機能を持ったES-2の大きな特徴でもあります。

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支柱が弦穴に近いので従来型のアースプレートが使えない。
なので弦穴から前面までの距離の短いプレートが必要になります。
その為に新たな金型等の製造工程を見直す労力、コストとブリッジアースに関わるノイズの
クレーム数が合わなかったのかもしれません。
でも実際にノイズは気になるし施工依頼も多いのですが…
(↓ の画像はES-1用の試作品です)

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さて。まずは作業する個体のブレイシングに干渉しない様に元型となる治具をアクリルで
切削。
弦穴の位置ズレは致命的なのでかなり慎重な寸法出し、切削作業が必要です。
特に今回は支柱と弦穴の距離感に精度が求められます。

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元型に合わせて0.5ミリ厚のアルミを削り出し。
以前今回の依頼主とは別のお客様から何故アルミプレートを使うのか?と聞かれましたが
ES-1期の純正オプションはブラス(真鍮)製で厚みは1.5ミリほど。
おそらくはアース線が簡単にハンダ付け出来る事でブラスにしたのだと推測するが
ブラスは柔らかいので厚みがないと加工し難い。
なので1.5ミリ程の厚みにしたのだろうが取り付け用の両面テープの厚みや
取り付け部の木部の荒れを考えれば弦のボールエンドが2ミリ弱深く入る事になる。
それによる弦テンションの変化は僅かだろうが無いとは言えない。
なのでアース線の取り付けには一手間掛るが薄くとも切削加工が行える硬さのアルミを
使う。
ちなみにこのアルミと同じ0.5ミリ厚のブラスは柔らか過ぎて加工中に変形してしまうほど
柔らかい。
ステンレスは逆に硬過ぎて加工し難い。

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アルミはハンダが付かないのでアース線はプレートの端に線材とほぼ同じサイズの穴を開けて
線材に十分にハンダを染み込ませて結線する。
画像では分かり難いですが結線部は収縮チューブでしっかり覆っています。

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取り付け治具を使い、薄いながらも強力な両面テープを貼ってプレートを固定。

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次はジャック部アースへの結線。
まずはバッテリーボックス一体型のジャック部を外す。

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アース経路の端子に結線。
注意すべきはバッテリーのマイナス経路に繋がない様に。

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プラグイン時に確実にアースが取れているかテスターで導通確認。

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ボディー内で遊んでいるアース線をクリップで固定。

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ネック等の調整、ES-2の出力調整を行ってようやく完成!

テイラー純正採用、メーカー推奨弦はエリクサーなのだが御存知の通りエリクサーは
コーティング弦である。
なので弦表面に導通があるのは1&2弦のプレーン弦のみである。
したがって弦ミュート時に巻弦だけに触れているとブリッジアースは落ちない。
これはエレキにエリクサーを張った時も同じである。
エリクサー愛用者は弦ミュート時に少し注意して下さい。

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今回加工時に使ったアクリルの元型。
苦労して作ったのだがアルミ切削時にはご覧の通り弦穴部が削れてしまうので
再利用出来ない。(精度が落ちるから)
まぁ毎回その個体に合わせた元型を作るので手間は覚悟の上なのですが。

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PU、プリアンプ付きのアコギをお使いでノイズが気になる方はご相談下さい。
部屋弾きの音量ではあまり気にならないかもしれませんがスタジオやライブの環境&音量、
周りに強い電磁波を発生する物=蛍光灯、パソコン、大型家電、エレベーター等のモーター、
高圧電線がある場合はおそらくノイズが気になるかと思います。

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クルーソンタイプペグのペグボタン交換編

 2018-05-04
今回はペグボタンの交換依頼です。

スロッテッドヘッドのアコギのペグボタンが1個破損して無くなっている状況。
スロッテッドヘッドはペグボタンがヘッド背面に位置するので倒したりすると
第一にペグボタンに力が加わります。
まぁペグボタンが破損してネック折れまで至らなかったのが不幸中の幸いでしょうか。
とは言えこんな装飾の入ったメーカー特注と思われしペグはバラ1個どころか
ペグのみの小売設定は無い。
タイトルではクルーソン~と書いてますがクルーソンタイプについても後述しますので
最後までお付き合い願います。

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とりあえず使えそう?なオールパーツのクルーソンタイプ汎用ペグボタンを
取り寄せてみた。

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外したペグはベースプレート内側に何弦用かをマジックで記入。
フレット交換等の際のペグ取り外し時はボタンにマスキングテープを貼って記入するが
今回はそのボタンを外すので。
マジックで書いても取り付け時にはアセトンで拭き取ってしまうので問題は無い。

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クルーソンタイプペグのプラスチック製ペグボタンの交換と言えば元のボタンを破壊(割る)
して取り外すのが一般的?なのかもしれないが一応工賃を頂いて作業している身なので(笑)
破壊せずに外してみよう。
以前ドライヤーやヒートガンで熱を加えて外す話を聞いた事はあるがペグ内部には樹脂製
ワッシャー等の熱に弱いパーツも使われている事が多いのでお勧めしない。
(と言うかその方法で外れるか試した事は無い。)

まずは下の様にどこにでも有る様な工具を用意する。
木の柄が付いているのはアコギのブリッジピン抜き用の工具。

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ペグシャフト根元にスパナをきっちり当てる。
ロブスタースパナは当てる箇所によって厚みを調整出来るので便利。

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ボタンとの隙間にピン抜き(厚みが合って抜き上げる事が出来る物なら何でも良い)を
入れてボタンの角度を変えながら垂直に少しづつ力を加えていく。

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無理に力を加えずに少しづつ抜き上げるのがコツである。

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ちなみにこの方法は下の画像の様にペグシャフトの根元にせり出しが有り、力を加えても
ギアに影響が及ばないタイプのペグには推奨出来るが
せり出しの無いクルーソンタイプ等はギア破損の可能性がある事を予め忠告しておきます。

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ちなみに一般的なクルーソンタイプ、しかもボタンが金属製で破壊出来ない場合は
ギア破損の可能性がありますがギアボックスカバーとベースプレートの段差を埋める
ゴムシート等を用意して

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同じ手法で作業すれば抜けます。
ただし何度も言いますがギア破損や垂直に力を加えなければシャフト自体が曲がる可能性が
御座います。
コレを見てご自分で作業されて何らかのトラブルが発生しても当店は一切の責任を負いません。
レスポール等のチューリップペグはボタンを再利用する予定が無いなら破壊した方が無難でしょうね。

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と、まぁ皆さんが知りたいであろう普通のクルーソンのサンプルを作業してはみましたが
実はその間、めっちゃ悩んでおりました。
ボタン交換準備は整ったものの元ボタンとオールパーツクルーソン用の穴径が全く違う…
右が純正、左がオールパーツ。
オールパーツの方が穴径が小さい。
空転防止に単なる円柱形状ではなく左右に平面部が有るから単純にボール盤で穴を
拡大すれば済むわけでもなく…

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ボール盤で拡大するにしてもモナカ構造=左右貼り合わせのプラスチック製。
穴拡大の際に熱が加わり過ぎると簡単に真っ二つに割れる=剥がれるかもしれない。

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ではシャフトをグラインダーで薄く削るか?
曲面は勿論、平面部を左右均等に削らなければ簡単に軸がズレてしまう…
そんなん手持ち切削では無理やって。

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悩んだ。めっちゃ悩んだ。タバコをかなりの本数吸いながら色々考えた。
結局ボール盤で穴拡大をチョイス。
グラインダー切削作戦はどう考えてもリスクが大き過ぎるので。

まずは万力にノブを水平垂直に固定する。
これが恐ろしく大変な作業だった。
円形で上下で厚みも違う小さな丸い物体を水平に固定しなければならない。
スコヤ=直角を確認する工具を駆使し、作業場の外で明るい空に向けながら微妙な角度調整
を繰り返す。
長時間、何度何度も空に万力を向けている自分を見て通りがかりのおじさんが
「何か変わったモンが空飛んでますか?」と聞いてきたぐらいだ(笑)
小さな万力(ヤンキーバイス)とて軽い物ではない。終わった頃には腕がプルプルした(笑)

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ペグシャフトの最大横幅は3.75ミリ、深さは7.5ミリ。
なので3.6ミリのビットでボール盤の回転数を下げて=遅くして
ゆっくりプラスチックを溶かしながら拡大していく感じで作業。
キレイな穴を開けるのではなくワザとバリが出て少し窮屈な穴を開けるイメージ。
これを6個分。恐ろしく時間が掛った。
何とか1つも割らずに作業完了。
続いて同じぐらい冷や汗をかきながらペグ本体に圧入作業。
これも水平出しをきっちりやってゆっくり時間を掛けながら作業。
工賃に見合わない膨大な時間が過ぎ去ってゆく(泣)
流した冷や汗で少しでもダイエットになればまだしもなのだが(笑)

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無事に取り付け完了しました。
大きな軸ブレもなく弦テンションに負けて空回りする事もなく実用出来る状態になりました。

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くどいですがご自分で作業される場合は全て自己責任でお願いします。





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GW期間中の営業について

 2018-04-28
GW期間の営業案内です。

29日(日) 日曜定休
30日(月) 祝日定休
1日(火) 通常営業
2日(水) 通常営業
3日(木) 15時までの短縮営業
4日(金) 15時までの短縮営業

5日(土) 祝日休業
6日(日) 日曜定休

3日、4日にご来店ご希望の場合は早めにご予約お願いします。

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臨時休業のお知らせ

 2018-04-16

18日(水)臨時休業とさせて頂きます。
19日(木)定休日です。

ご迷惑お掛けしますが宜しくお願い致します。

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PEAVEY WOLFGANG 金属パーツのサビ・クモリ取り編

 2018-04-14
さて、前回の近年モノM.MAN AXISに続いてはPEAVEY WOLFGANGである。

今回もフレット交換、電装系の入れ替え等、徹底的に作業するのだが
このWOLFGANG、ペグ・トレモロの金属パーツのメッキに劣化が見られる。
フレット周りの作業は前回を含め今までも何度かブログアップしているので
今回はEVH系以外でも作業依頼の多い金属パーツのクモリ・サビ取りについて書いてみる。
先にお断りしておくがメッキの下、地金まで浸食している茶色いサビは手の施し様が無い。

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ペグとトレモロを作業しましたがトレモロを題材に進めていきます。
下の画像の様にブツブツとメッキ表面に凹凸が出来ています。
見た目はもちろん、手触りも悪いので何とかしたいところ。
しかし6弦サドルの一部の様にメッキが剥がれ落ちてしまっている箇所は
何とも出来ません。地金が露出しているのに茶サビが発生していないのは
ラッキーです。

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使用上手で触れる機会の多いファインチューナー。
こちらもブツブツ状になっていますが黒染めのメッキなのであまり攻める事が出来ません。
黒染めは少し研磨するだけでも剥がれて地金が出てしまうので。
軽くコンパウンドで研磨する程度になります。

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まずは全分解。

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軽い腐食程度なら手作業で研磨しますが今回はブリッジパーツの全て、ペグ6個なので
小型のホイルブラシをボール盤に付けて研磨します。
使用するホイルブラシは金属仕上げ用途の物。出来るだけ目の細かい物を選びます。
フエルトのホイルブラシもありますが耐久性が低いのと6弦サドルの様にメッキの剥がれが
あると引っ掛ってダメージを広げる可能性があるので自分はほとんど使いません。

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ボール盤はギアゴムを掛け変えて回転数を落とします。

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ベースプレートの研磨開始!
力を加えずに軽く当てる程度で気長に研磨します。
強く押しつけるとブラシが食いついて研磨物がフッ飛んでしまうので要注意。
とは言っても大型のボール盤を所有している方は少ないと思いますが…

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ファインチューナー部はブラシを当てる事が出来ないので手作業です。
コンパウンドと「赤ちゃん用綿棒」を使います。
この「赤ちゃん用綿棒」、今回の用途以外にも細かい所のクリーニングに重宝するのでオススメです!
綿棒よりも大きめの物が入る箇所はフレット周りにも多用する「銀磨きクロス」がオススメ。

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研磨後、ファインチューナー基部に入り込んだコンパウンドはパーツクリーナー等で
洗い流します。

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仕上げに銀磨きクロスで磨き上げてベースプレートの作業終了。

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次はサドルです。
研磨対象が小さいのでベースプレートより慎重になります。

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オクターブビスの入る窪みやブロックの入るスリット内は再び赤ちゃん綿棒の出番。

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トレモロ研磨作業終了。
さ、ペグに取り掛かるか。(画像はありません)

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フレットも打ち終わり劣化していた電気系入れ替えて組み込み完了!
画像では分かりませんがお客様ご希望でザグリ内には導電塗料を塗りました。

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ファインチューナーの頭もツルツルとはいきませんが不快なザラザラが少なくなりました。

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ビフォー・アフターで並べたら分かりやすいかな?

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金属パーツや弦のサビや劣化は汗の質により個人差がありますが
基本的には弾き終わったらギタークロス等で手の触れた部分全てを拭き上げる事が
重要です。
これは金属パーツ類だけでなく塗装面も同じです。
今回の様に手触りの悪い凹凸が出ている程度なら研磨で改善できますが
メッキが浮きあがって地金に茶サビが出ている場合は作業出来ません。パーツ交換になります。
つまり、普段、弾き終わってからの一手間で金属パーツを含めギターに掛るコストは変わります。
弦やビス類ならまだしも皆さんご存知の通りトレモロユニットは決して安いパーツではないですからね…

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それにしてもWOLFGANGは久し振りに作業したな。
普段は圧倒的にEVH、AXISが多いので新鮮でした。
と同時に改めてM.MANからPEAVEYへの変遷箇所が見えて中々楽しい作業でした。

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ギター本体販売開始のお知らせ

 2018-04-06
これまで当店でのギター本体の販売と言えばフルウッドコンセプトを中心とした
プロパーモデルとカスタムオーダー品、ご注文頂いた一部メーカー品でしたが、
この度色々とご縁が有りギター本体の販売を開始致します。

価格では大手量販店様や安売りショップには敵いでしょうが工房ならではの
技術力を活かし、工場出荷時や楽器店店頭では手の回っていない
セッティング作業をお客様のご希望に沿って施しますのできっとご満足の
頂ける1本と出会えるかと思います。

まだ商品アイテムは少ないですが下記の商品名をクリックして頂くと
詳細内容がご覧頂けます。

尚、各商品に関するお問い合わせは当ブログコメント欄ではなくお手数ですが
お電話、メールでお願いします。
tonegarage@nifty.com
06-4865-1212

今回ギター販売開始を記念してTKL社ハードケース格安販売や
店頭デモ用フルウッドコンセプトの特価販売も御座いますので
ご検討宜しくお願いします。


FERNANDES FR-ELT SUS チョイ傷B級品 販売価格 148000円

[ SOLD OUT ]

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Taylor  324 新古品 販売価格 18万円

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Taylor K14ce LTD 新品 販売価格 58万円


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FULLWOOD CONCEPT
ADVANCED PLAYER TL 桜
FWC-255ST
ADVANCED PLAYER TL GRAND BLUE


桜1 

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夜光1 


これまでリペアが主軸でした当店ですが本体販売を通じて新たなお客様とお会い出来ます事を
楽しみにしております!



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FULLWOOD CONCEPT 店頭展示品特価販売!!

 2018-04-05
これまでカスタムオーダー打ち合わせの際のサンプルとして店頭で活躍してきました
フルウッドコンセプトハイエンドモデルですが一応の役目は終えたと感じておりますので
トーンガレージギター本体販売開始に伴い特価にてご提供させて頂きます。


FULLWOOD CONCEPT ADVANCED PLAYER TL 桜

定価29万円⇒販売価格 23万円(税込)


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紫外線劣化により少し黄色っぽく褪色しております。
特に表面のボディー前面が気になるところではあります。
ご希望のお客様にはプラス3万円で元カラーへ塗り直しを行います。

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ペグはGOTOH MG-Tです。

桜3



今回数量限定でプラス1万円でTKL社製ハードケースをお付けします。
もちろん通常販売時付属のギグバックもお付けします。

桜4




FULLWOOD CONCEPT ADVANCED PLAYER TL GRAND BLUE

定価31万円⇒販売価格 24万円(税込)


ブログ掲載時、お問い合わせを多数頂いた暗い環境下では木目が光るあのギターです!
現在サウンドチェックで通常のフルウッドTL用PUが付いていますが後日ディマジオに
戻します。

夜光1


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こちらも数量限定ながらプラス1万円でハードケースをお付けします。
桜同様に色焼けしておりますのでこちらもご希望でしたら桜同様3万円で
元カラーへ塗り直します。

夜光3


FULLWOOD CONCEPT ADVANCED PLAYER TL 桜&GRAND BLUEの詳細については
過去ブログを参照願います。



FWC-255ST

定価255000円⇒販売価格 23万円(税込)



これまで製作してきましたフルウッドコンセプトSTの中でもフェンダーCSのPU、
マダガスカルローズ=ニューハカランダ指板を装備したハイエンドモデルになります。
故にヘッド先端には温泉マークが刻まれております。

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こちらは色合いのせいかあまり褪色が気になりません。

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TLと同じくハードケース追加が可能です。

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FWC-255STの詳細はこちらを参照願います。

以上3本特価販売になりますが保証規定等は新品時と同じです。
自分で手掛けた製品にはしっかり責任を持たせて頂きます。
特価ですがアフターサービスはご安心下さい。

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FERNANDES FR-ELT SUS CGS/R メーカー放出チョイキズ特価品!

 2018-04-05
当店でもサスティナーモデファイ依頼の多いFR-ELT SUSのチョイキズ特価品のご紹介。

販売価格 148000円(税込)

これまでも新品モデファイ済みをご注文頂いておりましたが今回はチョイキズ有りだけに
お得プライスです!

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トップは化粧板とは言え風格十分なルックスですね。

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ボディーバックのマホガニーはセンター2Pなれど目がしっかり詰まり、
音の腰抜けがありません。
故に重量は少しどっしり感の有るの3.9キロ。

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下側のツマミ、サスティーンボリューム根元に半円形のキズがあります。
画像で分かりますかね?
実物は注視すればキズだとはっきり分かりますが木目ムラムラなルックスと相まって
一見ではあまりキズは気になりません。
このキズだけが理由で特価になります。

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サイドポジションマークは少し大き目の径の蓄光タイプ。
暗転した現場での視認性に優れます。

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ステンレスフレット24F仕様。
このFRは国産、長野県産まれですが新品定価185000円でステンレスフレット入った
国産ギターって他にありますか?
しかもGOTOH製ロック式トレモロ付いて。更にリアPUはダンカンSH-4だし。
そしてサスティナー付き…

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今回トーンガレージギター本体販売開始記念セールとしてプラス1万円(税込)で
TKL社製ハードケースをお付けします。(もちろん純正ギグバックも付属)
こちらはハードケースの在庫が無くなり次第終了とさせて頂きます。
これまで数多くの安価ハードケースを見てきましたがTKL社製は比較的品質も良く、
安価品によく見られる新品状態での蓋の曲がり、反りはありません。
このTKL #7330はストラト、テレキャスターも入る汎用モデルです。
レスポール等ネック角度のキツいギターは入りませんのでご注意を。

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今回ご購入頂きましたお客様には普段数多く作業させて頂いているサスティナーモデファイ、
ドライバーへのLED埋め込み・基板ゲインアップ・キルポット取り付け・リアPU交換等を
特別価格で作業させて頂きます。
現状ダダリオ09~46でセットアップ済みですがお客様のご希望ゲージにてセッティング変更
も可能です。また半音下げ等もご希望でしたらお申し付け下さい。

通販でのご注文の際は別途送料2000~3000円(発送先地域により変動)をご負担お願いします。


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Taylor K14ce LTD 入荷!

 2018-04-05
Taylorのラインナップでもハイエンドに位置するコア材を使用したKOAシリーズ、
K14ce LTD です。
こちらは直輸入新品となります。

販売価格 58万円(税込)

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トップはお馴染みのシトカやイングルマンスプルースではなく何とアディロンダック!
アディロンダックの特徴である飴色がかった色合いが画像に反映出来ず残念です…
撮影技術勉強します…
現物は確実にアディロンダックな薄い飴色です(笑)

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カスタムインレイはDiamonds Xydeous

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ペグはハイエンドモデルのみデフォルトで装備されるGOTOH SGL510Z XG。

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素晴らしいハワイアンコアのブックマッチ!
スペック表によればコレで2Aグレードだそうな。
良質な木材が枯渇してきている昨今では3A~でもおかしくはないが。

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両サイドも同じグレードのハワイアンコア。

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弾けば即ハワイアンコアならではのトーンを聴きとれます!
煌びやかでありながら余計なギラつきの無い澄んだ高域。
アディロンダックが奏でる全音域でバランスの取れた音質。
間違いなくテイラーのハイエンドモデルの品質を感じる事が出来ます。

弦高は1弦12Fで1.5ミリ、6弦12Fで2.3ミリです。
テイラーならではの作り込みの良いネックを味わって下さい。

テイラーのお家芸的なプリアンプ、ES2が搭載されていますが何故か近年のESには
ブリッジアースが取られていません。
ご希望の方には別途費用にてブリッジアース加工を承ります。


[仕様]
・Shape: Grand Auditorium
・Top Wood:Adirondack Spruce
・Top Finish:Gloss
・Back/Side Wood:Hawaiian Koa AA-Grade
・Back/Side Finish:Gloss
・Cutaway:Venetian
・Scale Length:25 3/4"(647.7mm)
・Neck Width:1 11/16” (42.9mm)
・Neck/Heel:Tropical Mahogany
・Fretboard Wood:Ebony
・Fretboard Inlay:Diamonds Xydeous
・Bridge Inlay:None
・Peghead Inlay:None
・Binding:Ebony
・Bridge:Ebony with Abalone Dots
・Nut & Saddle:Tusq Nut/Micarta Saddle
・Tuners:Gotho Gold
・Brand of Strings:Elixir Phosphor Bronze Light
・Pickguard:None
・Pick Up:Taylor Expression System 2



本品は当店とお付き合いのあるアコースティックスギモト様よりお預かりして販売しております。
保証規定等はアコースティックスギモト様に準じて3カ月保証となりますが
当店店頭でお買い上げ頂いた場合はネック調整等のコンディション変化に関してのみ
1年は保証させて頂きます。

お問い合わせや詳細画像希望の場合は当ブログコメント欄ではなくメール、お電話でご連絡願います。

電話 06-4865-1212
メール tonegarage@nifty.com

店頭では試奏も可能ですがリペアご来店と同様に事前にご予約をお願いします。
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Taylor 324 販売開始!

 2018-04-05
マホトップ、サペリサイドバックのTaylor 324です。

販売価格 18万円(税込)

こちらは新品ではありますが海外楽器店での店頭在庫歴が有り、僅かに使用感が御座いますが
ユーザーのオーナー歴はありませんので新古品となります。

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テイラーと言えばce、C=1弦側カッタウェイ、E=プリアンプシステムのイメージが強いですが
こちらは王道のラウンドショルダー!
カッタウェイが無い分、共鳴面積が多く、トップのマホガニー&サイドバックのサペリの
特徴が色濃く出ております。
一言で言えば太い!ストロークだろうがアルペジオだろうがしっかりと音の芯が残ります。
ピックガードも保護シートの付いた状態でピックスクラッチもありません。
おそらく試奏はフィンガーピッキングのみだったと思われます。

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テイラーと言えば優れたプレイアビリティーの低い弦高が特徴。
この324は1弦12Fで1.2ミリ、6弦12Fで1.8ミリとエレキからの持ち替えでも違和感の
少ない弦高です。

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バックのサペリは比較的太めの木目。妙なシミや節もなく良質なサペリですね。

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全体がツヤ消し塗装ですがネックグリップは試奏により少しツヤが出ています。
ツヤ消し塗装の宿命ではありますがグリップ面に打コン等のダメージは無いのでご安心を。
ストラップピンの付いているネックジョイント部1弦側側面に極薄いスリ傷がありますが
撮影しても判別出来る様には写りませんでした。

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ボディーサイド。
こちらは目の詰まった硬そうなサペリ。
マホガニーの代替え素材として使われる事もあるサペリですがこの324は
トップのマホガニーで太いサウンドを生み出し、音の輪郭はサイド・バックのサペリで
構築する狙いがあるかもしれませんね。

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1弦側サイドも同じ様なニュアンスのサペリですね。

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付属する純正ハードケース蓋部の底面に一部表皮の破れが御座います。

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[仕様]
・Shape:GA(グランドオーディトリアム、テイラーギターの定番ボディ)
・Top Wood:Tropical Mahogany
・Top Finish:Stain
・Back/Side Wood:Sapele
・Back/Side Finish:Stain
・Cutaway:None
・Bracing:Standard with Relief Rout
・Scale Length:25-1/2"
・Neck Width:1-3/4"
・Neck/Heel:Tropical Mahogany
・Fretboard Wood:Ebony
・Fretboard Inlay:4mm Dot
・Bridge Inlay:None
・Peghead Inlay:None
・Binding:White
・Bridge:Ebony
・Nut & Saddle:Tusq
・Tuners:Taylor Nickel
・Brand of Strings:Elixir Phosphor Bronze HD Light
・Pickguard:Black
・Pick Up:None


新古品とは言え目立つ大きなダメージは御座いません。
ネットで324の相場を調べてみて下さい。
お得プライスなのがお分かりになるかと思います。


本品は当店とお付き合いのあるアコースティックスギモト様よりお預かりして販売しております。
保証規定等はアコースティックスギモト様に準じて3カ月保証となりますが
当店店頭でお買い上げ頂いた場合はネック調整等のコンディション変化に関してのみ
1年は保証させて頂きます。

お問い合わせや詳細画像希望の場合は当ブログコメント欄ではなくメール、お電話でご連絡願います。

電話 06-4865-1212
メール tonegarage@nifty.com

店頭では試奏、購入が可能ですがリペアご来店と同様に事前にご予約をお願いします。
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MUSICMAN 近年モノAXISはフレット端が「なで肩」で弦落ちしてしまうのだが…編

 2018-03-31
久々にEVHネタです。

商売柄出来たてホヤホヤの新品に触れる機会は少ないのですが今回は去年の夏に新品購入された
2016年製のAXISです。
当ブログを見てEVH中古やAXISを購入されるお客様も多く、(M.MANや中古屋から何も貰ってませんが…)
改めて自分のブログに責任を持たねばと認識した次第であります。

普段は中古購入された物や弾き込まれた物をメンテナンスした内容ですが今回は一味違います。

ご依頼頂いたお客様によれば当店ブログ過去記事を見て弾き易いと思い、期待して買ったものの
何故か弾き難いとの事。


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早速各部チェック。
ネック順反りを調整しても弦高が高い…1弦12Fで2.0ミリ、6弦で2.3ミリある。
そりゃ弾き難いわ。

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しかも生産時にフレット端をガッツリ斜めに削られているので簡単に弦落ちする。
1弦をチョーキングorビブラートして帰ってきたらチュルッっと弦落ちしてしまう。
同様に6弦は親指をオーバーグリップした際に弦がズレ易い。
よく知る頃のEVH&AXISはここまで「なで肩」ではなく他のギターと比べれば
「いかり肩」ぎみで、ポジションチェンジ時の指当たりを考慮して1本1本フレットエッジを
丸く削って面取り加工が施されている。自分もいつもそんな感じに仕上げているのだが。
おそらくすり合わせで相当削ったのかフレットの頭も平たくなっている。
これも弦高が高くなる原因。

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ミュージックマンに限らず様々なメーカーで時代の流れに伴い製造工程の合理化?や
製造工場の変更は見られるが大体同時にクオリティーが下がる事も多い。
今回はそんな観点でもこの2016年製AXISを見てみようと思う。

デフォルトで装備されているDチューナーがブラックになっている。(これについては後述)


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またアームの仕様が差し込むと奥でロックされるタイプ。
これはEVHのサスティーンブロックから六角ビスを回して脱着するタイプより格段に便利だ!
ちなみに本記事内でのEVHとは現行のEVHギターズではなくM.MANのEVHをあらわす。

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画像では分かりにくいがボディーのエッジが面取りされて角が少し丸くなっている。
エルボーカットの有るギターには敵わないが従来型の角ばったエッジよりは大分マシ。
従来型は長時間座って弾くと腕に直線のボディーエッジ跡が残ったがコレなら
少しは改善されるだろう。
ストラップ付けて立って弾くにはあまり違いは無いかもしれないが。

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さて、分解に取り掛かる。
ネックジョイントのビスは従来と同じく鬼硬い(笑)
必要以上と思える程のビスの硬さ。しかも5点止め。
ネックジョイントの密着度に重きを置くメーカーの思想は変わらず。
ビスを緩めた瞬間に何故かホッと安心した(笑)

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ブリッジを外す。
サスティーンブロックとアームホルダーは一体型。
サスティーンブロックの小さなイモネジでアームバーの回転トルク調整可能。
グイッっとアームダウンする必要はあるが回転トルクを微調整出来るのは有難いかもしれない。
GOTOHのGE-1996T系のトレモロではあるが1996Tの様に気付けばイモネジ紛失!みたいな
事もこれなら心配無いだろう。

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ペグを外す。
ペグ固定ビスは相変わらずのユニクロメッキ。
おそらくペグメーカーからの支給品なのだろうがこれは毎回気に入らないのでステンレス製
のビスへ交換している。
何でかって?ユニクロメッキはすぐに白く腐食してしまうから。

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今は熊さんが居るんですね。
前はカリフォルニア何ちゃらって大きく書いてあるだけでしたが。

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以前はブラス製だったロックナット下のスペーサーはステンレス製に変更されている。
6弦側に0.1ミリ厚が2枚。

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ペグ関係の穴々がきっちり面取りされている。
ここはG社やF社も見習うべきだ。

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ヘッド表面ペグ穴、テンションバービス穴も同じく。

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さて、フレットを削っての「なで肩」である以上、現状ではどうしようもない。
なのでフレット打ち換えます。
ボディーのピックスクラッチもほぼ無く全体的に使用感が非常に少ないギターなのに
指板は指が当たった跡で汚れている。
弾き方の個人差もあるがフレットが低い証拠でもある。
まずはフレット際に軽く刃物を入れて塗膜を分離。
ほとんど木地に近いぐらいに塗装の薄いネックなのでF社のメイプル指板に比べれば
めっちゃラク。

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抜き終わり。西日が差してきた。
近年老眼で夕方以降暗くなると細かい作業がツラくなってきたので今日はここまでかな。

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翌日朝からフレット打ち⇒すり合わせ。
肝心のフレットエッジ面取りを行う。
すり合わせ後に施工する工場、工房もあるが自分はすり合わせ工程の途中で施工する。
それなら面取りのヤスリ傷も研磨で消せるので。
分かり難いがヤスリ横が面取り済み。ヤスリ右上以降が未加工。

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フレット周り完成!

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このエッジ処理なら1弦、6弦の乗りしろも十分だろう。

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ステンレスのビスでペグ固定。

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とりあえず弦が張れる所まで組み上げた。
ここからが重要で長い作業なんだな…(笑)

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1弦端。

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6弦端。
これなら簡単に弦落ちはしないだろう。

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まずはロックナットの高さ調整。
数パターン試して6弦側は0.3ミリ、1弦側は0.2ミリのスペーサーに決定。
組んで弾いて分解…組んで弾いて分解…そりゃ弦も金属疲労でペグ根元で切れるわな(笑)
既に皆さまお気づきかもしれないがロックナットの固定方式が従来のネック裏から太いボルトから
表面からのビス止めに変更されている。これは強度的には明らかに改善策だと思う。

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ロックナットより手間なのがブリッジ。
今回は3&4弦下に0.2ミのスペーサーで着地。
2&5弦=0.2ミリ、3&4弦=0.3ミリのセッティングとかなり悩んだ。
毎度の事ではあるのだがここまで大掛かりな作業の時はどんなギターでも
一通りセッティングが決まったら一晩置いて翌日に再チェックする。
作業を繰り返しているうちに何がベストだったのか分からなくなってしまうから(笑)
翌日だとリセットされた感覚でチェック出来るので。

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作業前にも前日のセッティング時にもフロントPUのニュアンスが弱い=低域の広がりが薄く感じた
ので高さを上げる。
ボディーにしっかりPUが固定されているのもこの類のギターの特徴なのでウレタンやスプリングを
入れるのではなく0.5ミリの金属ワッシャーをスペーサーとして数枚挟んで嵩上げする。
3枚挿入1.5ミリUPにした。4枚=2.0ミリだとリアPUとの出力差が少し気になったので。
PUも少しスペック変更されている?のかもしれないが従来型に比べ高域が強くなっている様に
感じる。今の流行りに味付けを変えたのかもしれない。
したがってリアは十分に高域が出ているので高さを上げる事は不要。したがってフロントの
嵩上げ上限値も自ずと決まる。

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よ~~~やく完成!!
最終組み上げた感じは「あ~コレコレ!」なよく知るEVH、AXISのプレイアビリティーになりました。
弦高は1弦12Fで1.2ミリ、6弦12Fで1.6ミリになりました。十分弾き易い設定かと。

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いや、Dチューナーなんですけどね。
最終調整で触ったのですが従来型よりも動きがスムーズになってると思うんですよ。
D⇒Eの差し込み、Eのファインチューニング共に以前はゴリゴリ感が気になって分解+
グリスアップして組んでましたが今回の黒いDチューナーはそこがスムーズなんですね。
製造元変わったのかな?
最近Dチューナーの取り付け依頼が減ったので現行新品市販パーツがどうなのかは
分かりませんが。

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お客様への引き渡し時、「弾き易くなってる!」のお言葉を頂き一安心です。

結論から言えば近年のAXISは従来型とは細かい所で変わっていますが
なで肩フレット以外は問題ナシだと思います。
見てはいませんがこれ以降、2017~2018年モデルでなで肩が改善されてたらエェなぁ…



さぁお次はPEAVEY WOLFGANGだ…
コレもやるよぉ~徹底的にやるよぉ~

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ヴィンテージのエスクワイヤー リアPUのストリングフォニック・ハウリングを何とかする編

 2018-03-05
さて今回もちょっとマニアックなリペアだ。

お預かりしたのはネックデイトから63年製と思われしエスクワイヤー。
ただしオーナー様によればリアPUは66年製のリワインド品との事。
そのリアPUのストリングフォニックが酷いとの事。
歪ませてチェックするとハウリングも酷い。
PUはしっかり固定されていたのでPUのグラつきが原因ではない。

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まずは弦を外してブリッジプレートをチェックしてみる。
テレキャスター3WAYブリッジの場合、サドル後ろ4本の固定ビスを締め付け過ぎると
ブリッジのネック側が完全に浮き上がってしまい(多少なら問題無い)、
浮いたブリッジプレートが弦振動に共振してハウリングの原因になる事が多い。
今回は指で押さえつけてもハウリングの音階が変わるだけだったので根本的な原因は
リアPU本体と思われる。

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早速ブリッジを外す。
ん?
3本のPU固定ビスのうちネック側のビスがPU底面の銅板に入っていない。
と言うか銅板を押し下げている。
ちなみにPU固定はゴムチューブではなくスプリングでしっかり止められていたので
グラつきは無いが逆にブリッジの振動がダイレクトにPUへ伝わり過ぎて共振を助長させて
いる可能性はある。

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PUを外す。
下側2本は問題無いのだが上は何かが銅板のネジ穴を塞いでいる。
通常ヴィンテージやヴィンテージライクなフェンダーのPUはコイルを巻いてから
ラッカーで染み込ませる。ロウ浸けと同じ目的でコイルの遊びを埋めて定着させる意味合い
ではあるが時としてそのラッカーが経年変化で収縮し、その縮みによりコイルが断線して
しまう事もある。
が、単純にそのラッカーが垂れてビス穴を塞いだとしてもこんなに強固な埋め具合にはならない…

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カッターの刃でこそいでみる。
結構硬い。
何かの接着剤の様である。
何故この穴だけを塞いでいるかは不明。

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穴の塞ぎは何とかなったのだが、
銅板とPUの間に隙間がある。
ストリングフォニックとハウリングはほぼコレが原因であろう。

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後ろ側には隙間が無い。
要は前側のボトムボビンプレートが反りあがっているのである。

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そもそもPUのボビンプレートは経年変化で反る。
トッププレートのみならずボトムプレートも反る。
しかし銅板は反らない。
ここで悩む…
本来銅板はボトムプレートに密着すべきではあるが反っているボトムプレートを無理に
平面である銅板に密着させるとボビンプレートの更なる変形により再断線してしまう可能性がある。
なので銅板とボトムプレートをガッツリ固定する事はやめた。
ではどうこの隙間を埋めて銅板・PU本体の共振=ストリングフォニック&ハウリングを
止めるのか。
ロウで埋めてしまう事に決定!
まずは銅板のビス穴とPU本体のビス穴がズレない様にビスを入れてからロウ浸け。

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いつもより少し低温でロウ=パラフィンに粘度を持たせて含浸して隙間を埋めた。
しかしまぁトッププレートの反り具合が凄い。
ヴィンテージでは当たり前のレベルではあるが。
元々リワインドへ至った断線の原因はこの反りかもしれない。

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ブリッジへはゴムチューブを介してマウントする。
本来自分はこのゴムチューブを使う事が嫌いだ。
ゴムチューブは劣化すると硬化して反発力を失うので。
なので耐久性が低いと分かりながら使いたくはないが今回はブリッジの振動を
なるべくPUへ伝えたくない。
なので敢えてスプリングではなくゴムチューブを使用。

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組み込み。
ビスがしっかりと銅板へ入っている。

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リアPUを配線してまずは音出しチェック。
結構な激歪みでもハウリングは起きなかった。

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弦を張ってチェック。
問題無し。
おおよそこのギターが奏でる事はないであろうデスメタル一歩手前ぐらいの歪みでも
大丈夫だった。

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テレキャスター系の主にリアPUのストリングフォニック&ハウリングには様々な原因が
あります。
ヴィンテージに限らず近年モノでもお悩みの方はご相談下さい。
ただし歪ませ過ぎたらPUやブリッジに問題無くとも当たり前にハウりますよ。
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70年代前半のJAZZ BASS なまら硬いペグを何とかする編

 2018-02-23
今回は久々にマニアックで地味、でも作業は結構大変なリペア事例をご紹介。

70年代前半のジャズベなのだが…

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ペグが鬼硬い。
普通に手で回すのが激困難なぐらい硬い。ワインダー使って回すなんて夢物語なぐらいだ。

既に終盤を迎えた冬季五輪だがカーリングの女子代表、LS北見のスキップ、藤澤五月の
虜になった中年オヤジは羽生くんそっちのけでカーリングを観続け、ルールが分かったところで
男子も観る。女子は繊細さな試合運びがスリリングだが男子のパワーやスピード感にハマリ
男子の試合も観まくる。軽井沢のお兄さん達が予選敗退しインタビューで北京へ向けての
挑戦を問われるとチーム再編もさることながらスポンサー探しに触れていたのを聞いて
マイナーアマチュアスポーツの厳しさ、華やかな女子には無い苦労を垣間見た気がして
涙だ出そうになった…ありがとう。SC軽井沢クラブ。4年後期待しています!
とは言えエロ中年オヤジの本命はLS北見、藤澤五月だ。
なので今回は「なまら硬いペグ」と表現させて頂く。

話が逸れた。逸れまくった。
ジャズベに限らずだがギアむき出しのペグなのでビンテージである以上劣化していて当然
である。
今回はこのなまら硬いペグを普通に回せる様にメンテナンスする。

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ヘッド表面から打ち込まれるブッシュも片側が浮いている。
ブッシュが斜めになるとペグシャフトとも斜めに接触するので不要な摩擦が発生する。
画像は無いがペグを外してまず最初にはブッシュを打ち込み直した。

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当然ブッシュと接触する部分は擦れる故に摩耗してメッキがピカピカな状態。

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シャフトのギアを見てほしい。
ちょうど真ん中のギアだけが光っている=⇑と同じく摩耗しているのが分かる。
よ~く見れば摩耗してギアが平たくなってしまっている。
そりゃ硬くもなるよね。そだねー。

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ペグによっては硬い状態で無理に回し続けた為かメインプレートが曲がってしまっている。
分解してからプレスして矯正するが完全に真っ直ぐにまでは直せない。

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ギアの分解に入る。
メインシャフトが固着して抜け難い場合は当て木をしてプラハンマーで軽く叩いて抜き出す。

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まずはベースプレート側のシャフトギアから手を入れる。

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この部分はシャフトを覆っているカバーと分離出来ないのでこの状態でグリスを入れるしかない。

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ペグ表面側から注油すると不要なグリスがギア面に付いてムラや部分的なツヤになり
ビンテージ特有の質感が変わるので裏側から注油する。
画像のマイナスドライバーの先端の位置よりリチウム系グリスを流し込む。
使用するのはシャブシャブではないが流し込み易く、かつ内部に残りやすい少しだけ
粘度のある物。

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上下共にグリスアップしたらバイスに固定してワインダーで回す。
グリスを馴染ませ不要なグリスを滲み出させる為。
片方向100回、合計200回グリグリ回す。×4個。
結構疲れる…
滲み出したグリスは綿棒で拭き取る。

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お次はメインギアだ。
粘度の高いテフロン系グリスを筆で薄塗りしていく。
グリスは厚塗りしても効果が増すわけではないので注意が必要。
厚塗りすると色んな所にグリスが付いてベタベタヌルヌル祭りにもなるしね。

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ギア溝だけではなくメインプレート側、ペグシャフトの当たる箇所にも塗る。
分解すれば分かるがこの部分にも相当負荷が掛るので真っ黒な鉄粉が溜まっていたり
今回はとくに硬いペグで偏摩耗も見られた。(円が崩れていた。)

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もちろんその部分に直接当たるシャフト基部にも塗る。

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組み上げてまたもやバイスでグリグリ回す。
この時点でワインダーで回せるだけで作業の効果を実感する。

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いよいよネックに組み込むがもちろんブッシュと接する部分にもグリスを塗る。
ギアに使用したテフロングリスを薄塗り。
ブッシュ内側に塗るとペグ挿入時にシャフト上部(弦を巻く所)にグリスが付いてしまうので
必ずシャフト側に塗る。

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組み込み完了!

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弦を張る。
摩耗したギアに当たる時だけ少し硬くなるがワインダーで回せる!!
もちろん新品のペグの様にとは言えないが実用に問題の無いレベルの回転トルクに
仕上げる事が出来た。

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一晩置いて翌日ネック調整。

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一見何も変わった様には見えないが実用面では大きく結果の出せたリペアでした。

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大昔?にムスタングだっけな?
Fキー系ペグの分解メンテナンスについて書いた事があるが今回と同様のリペアは
クラシックギターやウクレレ等でも受け付けております。
言うまでもなく対応可能なのはギア剥き出しのペグに限りますが
なまら硬いペグにお悩みの方は今宵準決勝を戦うLS北見を応援してからご相談下さい。

五輪終わっても地上波とまでは言わないがBSなんかでカーリングの大会とか放送してくれんかな?
藤澤五月を出せとは言わない。男子でも女子でも国際大会でも国内大会でも何でもいい。
知能、技術に加え僅か1投でそれまでの試合運びが逆転するスリリングなところが気に入った。


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サスティナーキット入荷しました!

 2018-02-17
長らく欠品しておりましたサスティナーキットが3セット入荷しました!

もちろん次回入荷未定です…
サスティナー取り付けをお考えの方は早めにご連絡下さい。


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Paul Reed Smith ウイング式ロックペグの劣化編

 2018-02-15
今回は近年目にする機会は減ったものの未だ愛用者も多いPRSのウイングペグについて書いてみます。

PRS初期より導入されている通称ウイングペグ。
機能的にはしっかり弦をロック出来るが弦交換にちょっとコツが必要だったりする。
現在主流のギアボックスに締め込みダイヤルのあるロック式ペグに比べれば
時代遅れ感は否めない。

今回はサンタナのチューニングの狂いでお預かりしました。

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PRSのチューニングの狂いの原因の一つにナットの溝の問題がある。
デフォルトでは樹脂製ナットなのだがナット溝が弦を深く抱え込みすぎるので
滑りの良い化学素材ではあるものの弦の滑りがあまり良くない。
なのでナットを一度外し、上部の不要な部分を削って巻弦の頭が少し出るぐらいまで
溝を浅くする=弦とナットの接触を必要最小限にする。
画像は上部カットのうえで溝整形(弦ゲージに合わせた=ゲージより僅かに広い溝へ加工)作業中。
このナットの問題を解決したうえでのチューニングの狂いが今回のテーマである。

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自分としてもウイングペグの作業をお受けするのが久し振りだったのでド忘れしていたが
摩耗・劣化したウイングペグは強烈なチューニングの狂いをもたらすのである。
今回は6弦、3弦のみアーミング時に1音ほどチューニングが上がった。
通常有り得ない狂い具合である。ナットは加工済みなのに…

で、ペグを疑う。

ギターを平置きにしてウイング部を左手指で挟みながら

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または親指で少し強めにウイング部を押しながら右手でアーミングする。

すると問題のある弦でウイング部と言うかペグ自体がアーミングに同期してウニュウニュ動くのである!

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つまりはペグのメインギアとウイングを含めたシャフトの間に摩耗等による劣化でアソビが生じ、
アームダウン=弦テンションが緩んだ時に締め上げ方向へ動き、アーム(弦テンション)復帰時に
元の位置へ戻らない為にチューニングが上がってしまっていた。

ウイングペグは他のロック式ペグとは違い、正しく弦を張ると
(チューニングの合った状態でウイング6個がハの字になる)
すなわちチューニングが合った状態では常に同じ範囲のギアに負担が掛る。
したがって長年使用しているうちに特定の箇所だけギアが摩耗してしまうのだ。
現在ならしっかり焼きの入った鋼材で耐久性の高いギアを作るだろうが当時なら仕方なかったのかもしれない。

残念ながらこうなるとペグを交換するしか方法は無い。
まずはツマミを外し、ウイングを抜く。
ウイング下にはCリングがある。
いずれ売却の際等ペグを再利用するつもりならCリングを傷めない様に外す事が重要。

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今回はPHASE2=第二世代のエボニーチップの純正ペグへ交換。
(輸入代理店にコレしか同色の在庫が無かった。)
ちなみにPRS純正パーツはお値段がひょぇぇ~~です…

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上にも書いたがPRSはナットの溝が深いが為に弦をしっかり伸ばしてもアーミングすると
チューニングは狂い易いかもしれない。
大体の方は「こんなもんかな~」と思いながら使っているかもしれないがウイングペグの場合は
劣化にも注意が必要である。
今回のお客様はカスタム24も使用されているので比較する事でチューニングの狂いが
気になったとの事。まぁ尋常ではない狂い具合ではあったのだけども。

ちなみにペグ交換後は弦が完全には伸びきっていない状態でカスタム24と同じレベル、
普通のアーミングで弦により±10セント以内、激しくアーミングして20セント以内の狂いに落ち着いた。


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さて、報道されている通り、関東の某リペアショップがとんでもない事をやらかしてくれました。
ここ数日、常連さんや業界内の知り合いから「あの人知ってるんですか?」←知らねーよ。
「何考えてんでしょうね?」←こっちが聞きたいわ(怒)

同じ業界で仕事をする身として非常に腹立たしく、悲しく思います。
被害に遭われた方々には楽器が手元に戻る事を自分も願います。











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FENDER Vintage Hot Rod 60's Tele サスティナー取り付け編

 2018-02-03
新年1発目に続きサスティナーネタになります。

今回はフェンダーのテレ、ご依頼前に白へリフィニッシュ、ブリッジをMarverickトレモロへ改造された物を
作業させて頂きました。


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目指した完成形はコレ。
画像からスイッチ位置等を割り出しての取り付けは毎回大変です…

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お客様お持込みのサスティナーキット。
いや~久し振りにこのパッケージ見たね。
未だメーカー供給不安定。次回入荷予定全く不明…
今回お客様は海外通販サイトよりお取り寄せされたらしいです。逆輸入って事ですな。
正直海外通販サイトはリスクが高いのでご購入をお考えの場合は完全自己責任でお願いします。
個人的にはお勧め出来ませんが現状サスティナーキットを入手するにはこの方法しかないのかもしれません…


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さて、元ギターは普通のテレキャスターな訳なのでフロントPU部はボディー&ピックガード共に
サスティナードライバーへ合わせて拡大加工が必要になります。
ボディーはザグってしまえば問題無いのですがピックガード…
純正を加工して使用するつもりでしたが元のPUの固定ビスの穴位置が非常にツライ所に
きてしまいます。

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なのでピックガードの新規製作が必要。
並びにピックガード下にサスティナー基板が入るので組み込み時調整用の基板部カット版も
必要。
元ガード、新規製作用元型、基板部カット版。

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基板も色々手を加えて完成!
リアPUシングルコイル駆動にしては良い効き具合に仕上げる事が出来ました。
ちなみに純正状態で組み込まれているS1スイッチはサスティナーと同居出来ません。

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バッテリーボックスの位置もミュージシャン使用機画像を参考に少しトレモロ寄りに。

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サスティナー取り付けも沢山のお問い合わせを頂いておりますが上記の通り未だ次回入荷の
目途は全くたっておりません。
それでいて取り付け事例をここにアップするのは気が引けるのですが
一つ皆様にお願いが有りまして。

サスティナーキットが入手困難故に某オークション等にてサスティナーギターより取り外された
中古部品を使っての取り付け依頼お問い合わせが増えております。
申し訳ありませんが中古品を使っての取り付けはお断りしております。
理由は中古品ですと組み上げないと故障しているか正常なのかが分かりません。
したがってザグリ加工も全て終え、組み上げて不具合が生じても交換する正常な新品が
入手出来ない現状、取り付け作業全てにおいて責任を持つ事が出来ません。
また一概にサスティナーと言っても世代によって様々なバリエーションが有り、
旧型ですと当店の目指すクオリティーに組み上げる事が出来ません。
何卒ご理解下さい。

メーカー供給が安定していればこんな事書く必要はないのでしょうが。

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Ibanez JEM77B RMR サスティナー取り付け編

 2018-01-05
本日より2018年始動です。
本年もトーンガレージ、当ブログを宜しくお願いします。

例年なら番外編でスタートですが例年通りの年越しを過ごさせて頂き、
特に新たな温泉ネタも無いので今年は通常ネタでブログ始めです。

相変わらずサスティナーキットの入荷が無く、取り付けご希望のお客様には
ご迷惑をお掛けしております。
(既に付いているギターのモデファイは常時作業可能です)
そんな中、奇跡的に入手出来たキットを使って作業させて頂いたのが
このJEM77B RMR!

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本人使用機に似せたレイアウトでの取り付け依頼です。
お客様より数枚送って頂いた画像だけが頼りの作業でした。

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本人使用機はサスティーンボリューム横のスイッチが指板ポジションマークLEDのON/OFFに
なっている様ですが市販モデルにはLEDは入っていないのでマスタースイッチ=キルスイッチ
としての機能を持たせました。
何せこのスイッチを探すのが大変だった…

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サスティナードライバー下のダミーPUカバーも6穴タイプの穴塞ぎバージョンを製作、
そしてダミーには吊り下げビスが無い様でしたので別画像にて設置高さを参考にして
ドライバーに固定。その為にピックガードも新規作成。
リアPUは純正Breedでサスティナー駆動する様に改造。

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と、まぁ文面にするのは簡単なんですが…いつも通り結構大変な作業でした。

今年はサスティナーキットが安定して入荷すると良いのですが…


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