YAMAHA MG-1R を徹底的に手を入れた。コンパクトなギターは何故人気があるのか?編

 2017-07-25
暑中お見舞い申し上げます。

いやぁ~暑いですね…
久々のブログ更新になります。

例年梅雨時期以降は比較的作業数が落ち着くのですが今年はどういう訳なのか
フレット交換の嵐です。ご依頼頂いた皆様、有難う御座います。
したがってリペアが混雑しており、お急ぎ納期希望の作業をお断りしてしまいましたお客様、
申し訳ありませんでした。
8月に入れば少しは落ち着く予定ですが既に数本フレット交換依頼を頂いておりますので
フレット交換等、比較的大掛かりなリペア、改造をお考えの方は早めにご相談お願いします。
クイックリペア等は随時受け付け可能です。

※尚、多数お問い合わせを頂いておりますサスティナーの取り付けに関してですが
サスティナーキットが現在メーカー在庫切れ、納期未定との事ですので一時的に取り付け作業を
中止しております。
安定供給が見込まれる様になりましたら作業受付再開の旨、当ブログ、当店Facebookページにて
ご案内差し上げます。
既にサスティナーがインストールされたギターのモデファイは平常通り受け付けております。

さて、少し前の事ですがヤマハのMG-1Rを徹底的に作業するシリーズでお受けさせて
頂きました。
ヤマハのMGと言えばTAK松本のネオンやゼブラ、パッパラー河合(古いか?)の3シングルモデル等が
思い浮かびますがこのMG-1Rはシリーズ最高峰モデルになります。
生産本数も少なく、中古市場でもあまり出て来ないレア機種ですが今回お預かりした物は
かなりの美品!でした。(画像は完成時)

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まぁ「徹底的に作業するシリーズ」は何度もご紹介しているので今回はあっさりと(笑)

最高峰モデルに相応しく、ザグリ内には導電塗料が塗られていましたがテスターで計測したら
賞味期限切れで導通が無かったので塗りなおして各ザグリを有線で結線。

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最終的にはポットのアース⇒ジャックのアースへと繋がります。

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電気系も総入れ替え。ボリュームポットはカスタムCTS⇒スムーズポット化済み。
リアはトーンのスイッチポットによりコイルタップ可能。(オリジナルスペック同様)

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もちろんフレットも交換。
こんな上質なエボニー指板は久し振りでした!
特徴的な26フレットは断面の処理に拘ってみた。
元の状態はギタークロス等が切り口にブチブチ引っ掛かるのが気になったので。


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と、まぁいつも通り気になる所は全て手を入れさせて頂きました。

このMG-1Rを組み上げて調整している時に感じたのは
「やっぱ小振りなギターってラクに弾けるなぁ~」でした。

近年は新製品をあまり見掛けませんがいつの時代もコンパクトなモデルは有りましたね。
このヤマハMG、アイバニーズのSシリーズ(コンパクトなだけではなく激薄でもありますが)、
マニアックなところではアリアプロⅡのAQ=アクアノートシリーズ。(当店常連様に3名愛用者居ます)

そんな過去のモデルではなく現行でも人気を誇る「コンパクトなギター」は存在します。
あまりコンパクトなイメージは強く無いかもしれませんが抱えて弾けば分かるのが…
ミュージックマンEVH、AXIS系、そしてシルエット。
人気の理由はあのネックグリップシェイプにもあるとは思うのですがEVH、AXISをお持ち頂くお客様全てが
エディーファンではないんですよ。普通にオジーやメタリカ、はたまたEジョンソン弾いてる方もいますし。
で、何でそのギターを弾いているのか?を聞くんですね。
すると大体の回答が「弾いててラクだから。」「小さくて抱えるのがラクだから。」なんです。
特に座って弾けば分かりますが太ももの入り具合、自然に手を置いた時のピッキング位置、
元々の設計が良く出来ているんですね。
では何故コンパクトなギターは人気があるのか?
欧米人に比べて日本人は小柄だからか?
ではエディー以外にミュージックマンで浮かぶギタリストは誰ですか?
ジョンペトルーシ、ルカサー等等。
決して小柄ではないですよね?特にジョンペトはデカイ=長身だと思います。
結局人間工学とまで言わなくとも自然に弾き易いギターはプロにも好まれるんでしょうね。
皆さんも機会があればミュージックマン上記モデル、ヤマハMG等コンパクトなギターを持ってみて下さい。
きっと欲しくなりますから(笑)
個人的には90年代末~2005、6年までのシルエットでフロイド付きが欲しいなぁ~

普段からEVH、AXIS系のリペアが多い当店ですが…
えぇ。今もEVHフレット交換祭り絶賛開催中で御座います(笑)
今回は偶然にもトランスゴールドが3本集結!(驚) 全て別のオーナー様です。

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暑い毎日ですが皆様お体に気をつけて下さい。
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夏こそ侮るなかれ弦楽器のコンディション管理。弦は緩めよ! アコギのブリッジ剥がれ修理編

 2017-06-17
ほんまに梅雨入りしたんですか?って感じの天気が続いていますね。

さて、今回は梅雨~夏場の楽器コンディション管理についてアコギの
ブリッジ剥がれを直しながら少し書いてみます。

まずは下の画像を見てもらいたい。
完全に剥がれてしまったアコギのブリッジである。
6弦側のブリッジピンが抜けてきているのも分かるだろう。
実はブリッジが剥がれただけではなく、弦に引っ張られて6弦側中心にネック側へ
ブリッジがズレてしまった為にブリッジとボディー(トップ板)の弦通し穴の位置関係が
合わずにピンが抜けてきている=しっかり奥まで入らないのである。

※ちなみにアコギのブリッジが剥がれたからと言ってDIYで何かしらの接着剤を流し込むのは
厳禁です。特にアロンアルファ等を流し込まれると本格的な修理が出来なくなります。

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当店へネック周りのメンテナンスでご来店頂いた方にはお話し、お願いしていますが
なるべく弾く時以外は弦を完全に緩める事をお勧めしています。
大抵のエレキギター、ベースなら弦のテンションによりネックが順反りますが
アコギの場合はネックのみなら画像の様にブリッジ剥がれ、トップ落ちの原因にもなります。

さて、今回はブリッジ位置がズレてしまっているのでブリッジを一度剥がしてから
接着作業を行います。
使うのはごく一般的なアイロン。

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じっくり時間を掛けてブリッジ剥がし完了。
この後、ブリッジ底面、ボディートップブリッジ接着面を徹底的に平面出しします。

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平面出しが終わればボルト&ナットを使って位置出しをしたうえでガッツリ接着します。
接着時の画像は撮り忘れ…

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十分に日数を掛けて接着剤を硬化させて接着完了!
今回接着剤は樹脂系接着剤を使用。

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6弦側ブリッジ前面。
ブリッジの少し前に線状のキズがあるのがお分かり頂けるかと。
お持ち込み時、ここまでブリッジはズレていました。
最大箇所で2ミリ弱。そりゃブリッジピンも奥まで入るわけがない。

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ブリッジ後面。
きっちり平面出ししたので隙間無く接着出来ました。

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弦を張ってある程度の時間弦テンションを掛けてブリッジに問題が無いか確認してから
お客様へお渡し。

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で、表題のお話。

ネックの反り、今回の様なブリッジ剥がれ。
主な原因は弦のテンションの掛かり過ぎ=チューニングしっぱなしではあるのだが
どんな弦楽器でもチューニングした状態ではネック&ブリッジに数Kgの負荷が掛かっています。
そりゃ製造時にきっちりシーズニングしてようがネックにトラスロッドが入っていようが反って当たり前。

皆さんネックの反り等のコンディション変化が気になるのは大体冬場ですよね?

そりゃ冬場は乾燥が進みネックをはじめ木が縮んで色んなトラブルが出易いのは
簡単に分かりますね。
何しろ乾燥する事で人体にも影響、症状が出る為か環境の変化に気付き易いわけですよ。

しかし今の季節、春以降~夏場はどうですか?
暑いのは仕方ないですがあまり楽器のコンディション変化について考えてませんよね?
(事実ネック周りのコンディションチェックの依頼も冬前~春先が圧倒的に多いです。)

実はココに落とし穴があります。

冬場は湿度が30%程度、もしくはそれ以下に下がり、暖房を使う事で更に乾燥が進む。
しかしながら乾燥が続く状況に変化はあまり起きない。

では夏場はどうなのか?

昼間仕事や通学で無人となった楽器を置いている環境は湿度が80~90%と極端に上がり
蒸し風呂状態になる。
帰宅後から就寝前、もしくは翌朝までは冷房を入れる。
エアコン入れると爽やかになりますよね?
そりゃ温度も当然ですが不快の原因だった湿度が40~20%程度までドンッと下がりますから。
弱冷にしても60%ぐらいかな?

すなわち夏場は24時間の間に蒸し風呂状況と冬場の乾燥が交互に訪れるわけです。

湿度の影響を受けやすい木材は忙しい事この上無いでしょう。
何せ24時間内で水分を吸い放題から脱水症状になる事を繰り返すのですから。

上記の影響によりネックの反りは勿論ですが
アコギのブリッジ剥がれも弦テンション以外の原因として
ブリッジ材質とボディー(トップ板)材質の膨張、収縮による接着面の剥離があります。
元々ブリッジ(エボニーやローズ)とトップ板(主にスプルース等)では木材自体の硬さ、
収縮率がかなり異なります。
場合によっては常に弦テンションを抜き湿度管理を徹底してもブリッジ剥がれは起きるかも
しれません。
近年は木材の質、製造段階の接着剤の量や質も疑わしかったりもします。

楽器の保管に適した環境は
気温20~25℃、湿度40%程度と言われてはいますが
残念ながら四季のある日本でその環境を年間通して維持する事は出来ません。

24時間365日、冷暖房を入れて楽器保管に適した環境を維持しろとは言いません。
せめて冬場は加湿器を使い、夏場はケース内に湿度調整剤、乾燥剤を入れるぐらいでしょうか。
環境面でおすすめなのは。

でもですね、出来れば年中弾かない時は弦を緩めて下さい。
弦がベロンべロンになるぐらいまで完全に。
アコギだろうがエレキだろうがベースだろうが関係ありません。
上の方にも書きましたが普段ネック周りの作業を行わせて頂いた方にはだいたい
弦を緩める事をお願いしております。
まぁヴィンテージ等で逆反り傾向が強い楽器は別ですが。

日本に四季、梅雨や夏がある以上、湿度の問題は何とも出来ませんが
弦テンションによる様々な影響を防ぐのはあなた次第です。










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S.DUNCAN JasonBecker Perpetual Burn Humbucker 編

 2017-05-27
昨日だったか一昨日だったか、IPS細胞の研究者が抗がん剤の一種が難病、ALSの進行を遅らせる効果がある事を
発見したとのニュースが流れた。

長いキャリアの喫煙者である自分が将来肺ガンになったとしてもそれは当然の帰結、自業自得である。
しかしながら先天性、突発性の病に苦しむ患者には本来何の罪も無いはずだ。
したがってALSを始めとする様々な難病には一日も早く治療法が確立される事を願う。

今回はそんな難病に苦しむジェイソンベッカーの1988年に発表された代表作、
「Perpetual Burn 」の名を冠するダンカンのPUについて書いてみる。
若かりし頃は「シュラプネリスト」だった自分としては素通り出来ないPUだ。

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もちろん88年当時にこのPUは存在しない。
難病に苦しむベッカーへのベネフィット的要素を含んで2014年に発売された近年モノである。


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マグネットはアルニコ5、メーカー公表直流抵抗値は12.11kΩ、実測は13.31kΩだった。
フラットポールピース側の抵抗値は6.65kΩ、アジャスタブル側は6.66kΩ。
最近のダンカンによく見られるハイブリッド製法ではない様である。
抵抗値だけの比較で言えばSH-5、カスタムと近い立ち位置になる。

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で、お客様(常連様)のギターに付けさせて頂いたのである程度の時間弾いてみた。

最近のSH-5の派生モデルは中々の完成度、特に59カスタムハイブリッドの高域=トーンは
かなり良い。
このPerpetual Burn はその一段上の高域が出ている様に聴こえる。
59カスタムハイブリッドに少しギラついたトーンを加えた感じ…と表現してみる。
言うまでも無くHM/HR向きである。
太さはSH-4、JBやディマジオ トーンゾーンの類いには及ばないがヌケの良い高域は
アンプ直、プリアンプ機能を持つエフェクトへの入力に有利だと思う。

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ジェイソンベッカーをリアルタイムで経験していないギタリストでも十分に満足出来るPUだと思います。
少なくとも59ハイブリッドを良いと感じているならハズレでは無いので試してみてはいかがでしょうか?

今やプレイするジェイソンベッカーは動画でしか見る事は出来ないが個人的にはこれが一番凄い(エグい?)と思う。
ソロ作では多彩な音楽性の表現が評価を得ているらしいがやっぱりプレイは超越したテクニックに目が行ってしまう。
「自分ピック要る?要らんやろ?」って聞いてみたい…




もし病に冒されていなければ、
もしDLRバンドで大成していれば、
近年の再結成来日公演ブーム?+マーティー効果でカコフォニーもリユニオンしていただろうか。




はたまたメガデスにでも加入していただろうか(笑)
想像は尽きない。

残念だ。
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YAMAHA SG2&SB2 弾いてこそ価値あるヴィンテージ、しかし純正状態が価値高いヴィンテージ編

 2017-05-18
今回はYAMAHA SG2、SB2の作業をお受けさせて頂きました。

ギターのSG2は昭和42年=1967年、ベースのSB2は昭和41年=1966年製です。
45年=70年製の自分より年上になります。
以前SG2を作業してブログにアップしましたがモズライトやこのヤマハSG、いわゆるテケテケ系の
作業依頼もここ数年は増えてますね。

お客様はプレイヤーなので当店お約束のパターン、演奏性重視で手を入れますが
今回は純正状態へ戻せるマージンも計算しながら作業します。

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まずは2本共にフレット交換。
ナット=0フレット仕様なのでフレット打ち、すり合わせ完了時、仮組みしてはナットとなる
0フレットの高さを調整。
削って低くして弦高チェック、低すぎたら少しだけ浮く様にフレットを打ち直す…
この繰り返しは結構大変です。

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0フレットの高さが決まれば仕上げ作業を行ってフレット周りは完成。
次に本来のナットの役割は無い金属製ナットの取り付けに入ります。

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以前にも書いてますが金属と木材では接着する上での相性が良くない。
接着剤は木材には染み込むが金属には染み込みません。
したがって時間経過と共に接着剤が痩せると金属製ナットは簡単に外れてしまいます。
ある日突然ポロリと外れるので本当にびっくりします。
ジャクソンヘッド等のナットを境に弦の角度が変わるギターはチューニングを緩める、
締めると突然ポロリも有りますね。

このナットの底面には成型時のピン跡の穴が空いているのでコレを利用します。

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元から空いている穴と逆側にも同じ位置に穴を空ける。
そして底面に対して垂直にビスを入れしっかり止まるまで締め込む。

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ビスの頭をグラインダーでカット。
これでナット底面側のピンが完成。

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ピンの当たる位置に受け穴を空けます。
って簡単に書いてますがこのナット取り付け部の木部底面と指板壁面は垂直が出ていなかったので
割と大変な作業でした…

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ピンを差し込むだけでナットは外れにくくなりましたので接着剤は少量の使用ですが
十分強度と耐久性は出ているかと思います。
これにてネック側の作業は完了。

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次は2台のボディーへ取り掛かります。
今回は純正ピックガードを保存、ヴィンテージパール柄で新規にピックガードを製作します。

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まずは御開帳。
画像では分かり難いですがザグリ内には銀色の導電塗料と思われしき物が塗られています。
66~67年で既に導電塗料を導入しているヤマハは凄いですな。

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ヴィンテージのお約束ですがピックガードの縮みによりビスが斜めになってしまっています。

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ビスを抜いていくと一目瞭然。

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当然ビス穴も楕円に変形しています。

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外したピックガードは電気系を取り除いて速攻で板に固定。
これはビスの支えが無くなったピックガードは縮みが加速するので現状以上の縮み、変形を
防ぐ為です。
短い時間でも放置すると元に戻す=再度ボディーへ取り付ける事が困難になってしまいます。
60年代のジャガー、ジャズマスターの電気系を作業する時なんかは毎回時間との戦いです…
ですのでこの純正ピックガードが必要な作業の時は面倒ですが毎回外す⇔固定の繰り返し。
完成後はこのままお客様へお渡しします。そして環境変化の少ない冷暗所保管をお願いします。
これがヴィンテージのピックガードの正しい保存、保管方法になります。

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次に斜めになり変形してしまった全ビス穴を埋め木。

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埋め木の接着剤乾燥待ちの間に導電塗料を塗る。

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3ミリ厚のアクリル透明板で新規のピックガードの元型を作成。
外形とポット穴、ピックアップホールは既に削りだしていますがピックガード固定ビスの穴は
ボディーの埋め木+空け直しした穴位置に合わせて加工。

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元型のビス穴を空けてから仮組み。
ビスが斜めになっていないか等を確認。
フェンダーと同じくフロントプリセット回路の横はザグリと超ギリギリの距離感…

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SG2は内部にもホコリやサビ、切れた弦のボールエンドが入り込んでいたので
トレモロ部も分解メンテナンス。
表面のプレートを外すには少しコツが必要。
以前SG2を作業した時にはこの知恵の輪構造にだいぶ時間を取られた(笑)

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トレモロ下にも昭和42年のスタンプが有る。

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ピックアップも分解してメンテナンス。
ポールピースのサビを出来るだけ除去する。

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問題はピックアップ取り付け部。
ピックアップ取り付け用のビスはサビは少ないものの少し曲がっているので交換する。
ボディー側に受けとなる鬼目ナットが埋め込まれているがビスのピッチが旧JIS規格なので
現行のISO規格のビスと合わない。
3ミリ径のビス、M3同士なのだが旧JIS規格はピッチが0.6ミリ、現行ISO規格は0.5ミリだ。

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なので現行0.5ミリピッチに合わせて鬼目ナットにタップを入れる。
ジャパンヴィンテージを作業する際にはビスの規格、ピッチに注意が必要である。

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本チャンのピックガードを製作して組み込み。
SG2のフロントプリセット回路は使い勝手を優先して除去。
とりあえず組み込みが終わった状態。
ここから本当の勝負が始まる。如何にこの2本を「鳴らす」のか。
自問自答の続く長いセッティング作業に取り掛かる。

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SG2は独特の形状の純正アームが欠品していた。
お客様はアームは使わない予定との事でしたがとりあえずストラトの汎用アームが差し込める
様には工夫しておいた。

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試行錯誤の末に2本共に完成!

ネック角度を見直したりブリッジ周りのアソビを無くしたり弦高を色々試したりと結構時間を
掛けましたがちゃんと結果が出てくれました。
モズライトをはじめこの類のギター、ベースはあまり「鳴る」事がありませんが少し強く弾くと
「ブワン!」みたいな感じで芯があり音の輪郭がはっきり出ています。
ベースのSB2も一つ一つの音が奇麗に分離されている感じ。サスティーンも伸びたと思う。

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兄弟?親子?みたいな2本だがオリジナルのピックガード、電気系はお客様へ保管を
お願いしているのでビス穴の位置加工は必要かもしれないがフレットを除き元の状態へ
戻す事も可能である。
弾けるヴィンテージ、弾いてこそ良さが出るヴィンテージ。
しかしながら純正スペックが一番価値が高いとされるヴィンテージ、
その共存点がこの形なのかもしれない。


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乗鞍~木曽~蓼科 意外に空いてた今年のGW激湯編

 2017-05-18
さて、久々の番外編です。

常連様より「最近番外編無いけど温泉行ってないんすか?」なんて聞かれる有り様である。

いや、行ってますよ(笑)

もう近所にはブログに書く新ネタが無いだけで。


そんなこんなで5月3日、いよいよ5連休の本格的な?GWがスタート。

道路事情を踏まえて午前6時前には名神に乗るも意外に混雑していない。
米原JCまでは至ってスムーズに到達。
しかしやはりGWである。名古屋エリアでは東海北陸道、中央道への分岐地点では渋滞発生。
特に急ぎの旅でもないので渋滞回避の意味合いもあり北陸道へと進む。

北陸道、武生ICを降りて少し寄り道。
前から訪れてみたかった御誕生寺だ。

御誕生時1


ネコ好きの方には聖地とまで言われるお寺である。
檀家やネコ好き参拝者のお布施、寄付で病気で飼い主に見放されたり捨て猫を保護し、避妊手術や
里親探しまで行っている「命の尊さ」を最も分かり易く示しているお寺かもしれない。
ここのトップに君臨しているのは住職ではなく女王のモフである。文字通りモフモフである。
女王たる威厳に満ち溢れながらも参拝者の子供に追いかけまわされていた。

御誕生時2


御誕生寺近所の「越前そばの里」で旨い越前そば、焼き鯖寿司を堪能してから北陸道へ戻る。
福井ICより九頭竜川沿いに走り、いい加減山道に飽きてきた頃に東海北陸道へ。
高山ICを降りれば冠雪した乗鞍岳がお出迎え。(画像は助手席より嫁が撮影)

高山1


R158、中部縦貫道でいつもの奥飛騨エリアを通過して安房トンネルへ。
5月だと言うのにトンネル入り口付近には除雪された雪がまだ残っていた。

乗鞍1



ようやく初日の目的地、乗鞍高原へ到着。
今まで乗鞍は我々夫婦を晴天で迎えてくれた事が無い(笑)
その代わりお見送りは晴天だったりする…

乗鞍2



今宵のお宿、湯楽里(ゆらり)。
本来今回のGWは4日出発で予定していたが1週間ほど前にこの湯楽里のお得なプランを発見!
急遽3日出発にした。
皆さんも人気の日程で旅行を計画している際にはキャンセルチャージの発生する1週間前ぐらいに
旅行サイトを見直してみる事をお勧めする。
乗鞍3



宿の横にも雪が残る。
その雪をTシャツ1枚で撮っている自分…ここには季節感のカオスが存在している。

乗鞍5


早速運転疲れを癒すべく温泉へ。
乗鞍と言えばやっぱりこの白濁した硫黄泉である!
内湯の湯温もぬるめで一安心。

乗鞍6


小さいながらも露天風呂は湯加減も良く開放感バツグンである。(男湯はね)
乗鞍7


乗鞍を訪れる度にこの湯に浸かると「あ~コレコレ。コレなのよ。」と独り言が出る。

乗鞍8


露天はスキー場ゲレンデの真横なので冬季はスキーヤービューだろう。
晴れてりゃのんびり景色を拝みながらお湯を愉しめるのにねぇ…
ちなみにこの露天風呂、夜は湯温が上がって少し熱かった。

乗鞍9



翌朝、体は疲れているはずなのに早くに目が覚めた。
なので爆睡してる嫁は放っておいて一人で高原をウロウロする。(もちろん車でね)
冬季以外の乗鞍と言えば登山、トレッカーが中心客層だがまぁ何とカメラマンの多い事!
以前立ち寄った大カエデの近くで水面に写り込む乗鞍岳。
ちなみにこの時の外気温は3℃。
当然周りのカメラマンは完全冬装備で撮影している。
自分は寝間着のスエットにライトダウンで挑んだ(笑)
いや、ライトダウン持って来ただけ自分を褒めてやりたいぐらいだ。
ちなみに爆睡していた嫁は起床後、当然朝風呂を堪能していた。
温泉バカ夫婦は温泉さえ有れば勝手な行動が全て許される…はず。

乗鞍10



やはり今回も乗鞍は晴天で見送ってくれた…
ちなみに今回は乗鞍ではマストな野天風呂、せせらぎの湯には行っていない。
それほどにこの湯楽里の湯は良かった。

乗鞍11


ちなみに湯楽里に宿泊すると乗鞍唯一の日帰り入浴施設、湯けむり館の入浴が可能。
通常大人720円が滞在中何度でも利用可能。お得な特典だ。
ただし湯けむり館のお湯は熱いので長湯は出来ない。

乗鞍12



乗鞍を下り、あゝ野麦峠を通過。
初日の九頭竜エリア、この野麦峠付近は今が桜が満開であった。
今年は桜の開花が遅かったせいもあるのか思わぬ絶景の中をドライブ出来た。

かけはし1


国道19号線へ入り木曽エリアへ。
道の駅 木曽福島より御嶽山を望む。
東側より御嶽山を見るのは噴火前以来だ。
画像では分かり難いがよく見れば噴煙も確認出来た。
もう少し状況が落ち着けばまた紅葉に染まる田ノ原駐車場を訪れてみたい…

かけはし2


さて、2日目の宿は桟(かけはし)温泉だ。

かけはし3


かけはし4


残念ながら現在露天風呂は休止しているものの内湯手前側は約40℃強、奥の浴槽は
源泉浴槽である。
ちなみに源泉浴槽は湯温?15℃の冷鉱泉の掛け流しである。
源泉に挑むには手前の加温浴槽に十分浸かり、かなりの気合いをもって突湯しなければならない…

かけはし5


窓の外には木曽川の景色が広がる。
露天が無いのが残念だ…

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加温浴槽⇒景色を楽しむ⇒加温浴槽⇒意を決して源泉浴槽⇒加温浴槽のループが出来上がる。

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部屋からも絶景!

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夏場ならあの源泉浴槽はサイコーかもしれないな桟温泉!

かけはし9



3日目、国道19号線を少し北上してから権兵衛トンネルを抜け伊那へ。
伊那への下り道、水を張った水田と桜、そして残雪残る中央アルプス。絶景である!

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伊那でソースかつ丼。
我が家は福井より信州エリアのソースかつ丼が好みなのだ。

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伊那より中央道を走り諏訪方面へ。
この景色を拝むのは久し振りだ。
古い番外編を見てもらえれば分かるが以前はこのエリアを中心に湯巡りしていた。

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諏訪南ICより蓼科へ。繁忙期は諏訪ICで降りるより混雑を回避出来る。
CMで有名になった御射鹿池(みしゃかいけ)。
以前訪れた時はそれなりに神秘的な雰囲気があったが酷道の道幅を拡大、歩道・駐車場が
出来上がり、完全に観光地化が進んでいた。…残念である。

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その御射鹿池の真横に明治温泉への入り口(私道)がある。

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今回の旅、ラストのお宿は明治温泉旅館だ。

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この宿の真横には名所、おしどり隠しの滝がある。

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と、言うか渓谷の中に佇む温泉宿なのだ。

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やたら多い…

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どれだけ凄いのかが分かる様な分からない様な…

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しばし滝を撮る。

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どう見てもおしどりを隠せる程のスペースは無いのだが…

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連休&名所近所なので日帰り入浴客で常に混雑していた浴室。
深夜になってやっと静まりかえっていた。
(湯けむりモクモク、薄暗い状況で撮ったので画像が見辛いのはご勘弁を。)
こちらは加温浴槽。おそらく41~42℃で熱め。

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約24℃の源泉が打たせ湯で注がれている。
桟温泉ほどの気合いは要らないがやはり夏場向けかとは思う。

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何といっても素晴らしかったのがこの半露天風呂。
特に半露天ではないのだが日中に大きな窓を開ければおしどり隠しの滝が見え、
かなりの開放感が味わえる。
湯温も40℃弱で長湯が可能!この浴槽の為だけにここに来たと言っても過言ではない。
この旅では湯楽里の内湯とこの半露天風呂がお気に入りとなった。
ちなみに湯温がぬるめなのは男湯だけ?なのか嫁曰く女湯の半露天は熱めだったそうだ。
宿泊日と翌日では湯の色が変わっていたのも印象的だった。

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明治温泉たる由来は明治時代から営業している訳でもなくチョコレート屋がやってる訳でもなく
「明らかに治る」から明治温泉。
さすがに肌触りはバツグンだった!

明治17


山奥の宿と言えど食事も十分満足出来るレベル。

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翌朝、嫁が女湯の半露天風呂からおしどりの滝を撮影。
こんな景色を眺めながらゆっくり温泉に浸かっていると帰りたくなくなってしまう(笑)

明治18


このエリアは以前ブログにも書いた秘湯、渋御殿湯が有り他にも横谷温泉や渋辰野館があるが
個人的に再訪するなら明治温泉で良いかなと思う。

明治19


チェックアウト後は前日に下見しておいた「たてしな自由農園」で素早く買い物を済ませ、
中央道へ飛び乗る。
連休最終日の一日前、今日が渋滞のピークだと覚悟しながら…

が、ガラ空き(驚)

夕方前には帰阪出来た。渋滞?一切ナシ。。

今回、最近の湯巡りでは割と走った方だと思っていたが意外に走行距離は少なかった。
しかし運転疲れは残ったのでやっぱ歳食ったのかなぁ…なんて思う。

明治21


帰りの高速SAで渋滞時の間食用にと衝動買いしたコレ。
めっちゃ旨いんですけど!!

明治22


深く蒼い空をアルプスの山々が囲む。
しばらく足が遠のいていた諏訪~八ヶ岳エリアでしたがまた来ようと思います。

明治20



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赤いTEJ-DELUXE SUS ダンカン付けるついでに色々メンテ編

 2017-05-13
さて今回は赤いTEJ-DELUXE SUSをモデファイさせて頂いた。

通常は黒のみの展開モデルだがどうやら某楽器店のオリジナル仕様らしい。

赤も中々良い感じだと思う。


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お受けしたモデファイは
・リアPUをダンカンSH-4へ交換。
・使い難い2軸2連ポット(上=サスティーンボリューム、下=マスターボリューム)を1ボリューム化。
であるが他にも気になった点は手を入れる方向性である。

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それでは諸々チェックしながら作業に入る。

店頭在庫期間が長かった為かフレットも曇ってしまっている。
全体研磨して指板にオイル塗布確定。

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当ブログでは何度か書いているのだがGOTOHの510トレモロ搭載ギターの場合、
トレモロバックプレートの弦通し穴が6穴だと使い難いっちゅうねん…

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抜いた弦を見て欲しい。
510はただでさえ弦が複雑に曲がるので弦がサスティーンブロックの弦差し穴から真っ直ぐ
出て来ない。
パネルの弦通し穴を6穴⇒1スリットへ変更決定。

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配線周り。
特にワイルド(笑)な仕上がりではなく一見問題は無さそうだ。

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が、サスティナー基板はもはやお約束(笑)
コンデンサー数個が非行に走ろうとしている…

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まっとうな人生を歩める様に矯正しておいた(笑)

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純正リアPUは往年の名器、VH-4!
今なおマニアックな信者の居る数々の伝説?を持つハムバッキングだ。

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当時モノのVH-4は長足だったが現行は短足。
ま、ダンカンに換えちゃうから問題は無いんだけどね。

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こういうのが個人的には嫌だったりするシリーズ。
ブリッジアースの線がトレモロスプリングハンガーの上側を通ってハンダ付けされている。
何らかのタイミングでスプリングとハンガーの爪の間に入り込んだら断線するだろう…
あまり考えられないシチュエーションだが精神衛生上はよろしくないな。

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ハンガーの下をくぐらせてハンダ付け。

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分解していて気になった所はガンガン直していく。
お次はジャックプレートだ。いや、問題はジャックプレートを止めているビスだ。
左側のペグビス?みたいな細くて短いビスで止まっていたがジャックプレートはプラグの抜き差しの際に
力が加わる事が多く、実際にトラブルの多い箇所である。
なのでピックガードビスへ交換。
ボディー材が柔らかい場合は更に長いビスを用意する。

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サスティナー周りをダンカンSH-4に合わせてモデファイ、2軸2連ポットに組み込まれていた
サスティーンボリュームは除去するので基板上でサスティーンボリュームをフルアップ固定へ
改造。
他にはいつも通り信用していない半固定抵抗を信用出来る物へ交換。

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変更前2軸2連ポット。(ノブはお客様が変更しているかもしれません)

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1ボリューム化でスッキリ!

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指板&フレットも研磨完了。

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弦通し穴もスリット化したので弦の着脱もラクになりました。

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バッテリースナップもヘロヘロに柔らかい物が付いていたのでCLIFFへ交換。耐久性重視!
何せサスティナーは頻繁に電池交換が必要なデバイスなので。

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完成!

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「転ばぬ先の杖」的に「こりゃヤバいかもな…」と思える所は手を入れさせて頂きました。

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<連休期間休業のお知らせ>

 2017-05-02
3日(水)~7日(日)まで休業とさせて頂きます。
メールでのお問い合わせには対応可能です。


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現在のリペア受け付け状況について

 2017-04-18
現在リペア受け付け状況はそれほど混雑はしておりませんが
フレット交換、サスティナー関係等比較的時間の掛かる作業依頼が増えてきております。
連休前仕上がり希望のリペアをお考えの方はなるべく早めにお問い合わせをお願いします。

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<臨時休業のお知らせ>

 2017-03-28
4月1日(土)は臨時休業とさせて頂きます。
ご了承下さい。

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うっかりぶつけちゃったシリーズ。ネックグリップの打コン修復編

 2017-03-09
久々に打コン修復編です。

ギターやベースをうっかりぶつけちゃう事って多いですよね?
ボディーなら精神的ダメージが大きいですがネックグリップは物理的ダメージも伴います。
小さい打コンでもポジションチェンジ時なんか手触りが気になりますよね。
今回は比較的ガッツリ逝ってしまった打コンを修復します。

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潰れた木のささくれが出ちゃってます。
この画像でお分かり頂けるかと思いますがツヤ消し塗装のネックグリップです。

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まずは傷口の汚れ、脂分を除去します。

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ささくれになった部分は修復出来ないので意を決して削り落します。
同時に千枚通しや針先を使って打コン内部に入り込んだ汚れも取り除きます。
すなわち今回の様な打コンの修復は事故から早めの施工の方が手間が掛かりません。

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研磨=下準備完了!

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樹脂充填開始!

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数日に渡り充填⇒硬化⇒研磨の繰り返し。

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打コンの凹みが気にならない程度まで充填出来た段階で研磨の範囲を少し広げて
他の部分と打コン部の段差を無くします。

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完成。
光の当たり具合で打コンによる段差が解消されているのがお分かり頂けますでしょうか?
ツヤ消し塗装面なので研磨し過ぎると傷口周辺だけツヤが出てしまう。
なので今回は研磨の寸止め具合が難しかったです…

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今回は塗装のタッチアップと同じく樹脂を充填する方法で修復させて頂きました。
樹脂も時間が経つと目痩せして少し段差が出来てしまうかと思います。
しかしながら仮に傷口に合う木片を削りだして貼り付けても木の収縮率は大きいので
今回ぐらいの打コンサイズまででしたら経年変化を考えれば樹脂充填が無難だと思います。

まずはうっかり事故を起こさないのが一番ですけどね。

ギタースタンドに立て掛けているから「安心」ではないですよ。
スタジオでの休憩時にアンプに立て掛けるなんてのは事故ウエルカムですね。

皆様ご注意を!
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GIBSON SG 怪奇現象的な電機系トラブルの原因を暴く編

 2017-03-01
今回はとあるギブソンSGである。

去年ピックアップ交換を作業させて頂いたのだが今回はトグルスイッチの接触不良との事。

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近年モノのSGなので電機系は基板化されている。
この基板が曲者でコネクター類の接触不良も多い。
去年ピックアップを交換した際にはピックアップ入力部はコネクターを使わずに直接ハンダ付けしている。

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最近この基板化アッセンブリーの付いたギブソンの電機系トラブルが増えている。
最初は「音が出なくなりました」的な問い合わせを頂くのだが来店時にチェックしたら
正常に音が出るのである…
お客さんは「いや、昨日の晩は本当に音が出なかったんです…」と困惑される。

今回はトグルスイッチの症状改善がご依頼だがそんな怪奇現象的な電機系トラブルを
事前に防ぐ対策も施させて頂く。

まずは忌まわしい基板を丸ごと取っ払う。
ボディーザグリ底面は段差だらけのガッタガタである。

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つーか基板化以前にこのポット穴は何だ?
穴位置の不具合で基板一体化のポットシャフトが入らなかったのは容易に想像出来るが
穴の拡大にリーマーを使うとはねぇ…
500歩譲ってリーマーの使用を認めてもこの雑な仕上げはアカンやろ。

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コレが取り外した基板なのだが…

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下の画像を見ればジャック方向へ曲がっているのが分かるだろう。
この基板の曲がりこそが怪奇現象の原因である。
基板はポット、ジャックの六角ナットを締めつける事でボディーに固定されるが
上記画像の通りザグリ底面は平面ではない。
したがって基板には色んな角度での圧力が掛かる。
それにより基板は曲がり、時として配線パターンの剥がれやポット、ジャック類のハンダ箇所の
ハンダ浮きが発生する。
しかしながら完全に信号ラインが断裂する訳ではなく僅かな圧力の変化で正常⇔音出ずの
変化が起きる。
これを防ぐには基板除去、通常配線化が確実な方法になる。

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まずは先ほどのポット穴、同様に不細工なジャック穴を修正する。
フロントボリューム、トーンのワッシャーは固着しているので無理には外さない。
塗装が完全に乾ききるまでに締め付けられたワッシャーは塗装と一体化している事があり、
無理に外すと周囲の塗装まで剥がれる危険性があるので。

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ポット、ジャック穴共にパーツ取り付けに問題の無いサイズまで穴を拡大して修正完了。

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ザグリ内に導電塗料塗布、バックパネル裏にはアルミテープを貼る。
パネルの一部黒い部分はアルミテープの継ぎ貼り部の導通を確保するべく導電塗料を塗っている。
ザグリ側のビス穴一か所、パネルとの接触部一か所にも導電塗料を塗ってパネルとコントロール内の
導通を確保。
画像は無いが当然ピックアップホールにも塗布。各ザグリは有線で結線。

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配線完了!
ポット類はカスタムCTSベースのスムーズポットを使用。
コンデンサーは予算の都合、コンデンサーへの拘りが無いとの事だったので基板からコンデンサー
を外して再利用。

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ちなみに主目的のトグルスイッチは「ミニトグルスイッチ」へ変更。


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純正と同じスイッチクラフト社のトグルスイッチとは違い接点部がケーシングされている。
今時接点が剥き出しのスイッチを使い続けているのはギター業界ぐらいである。
接点が剥き出しであれば品質に問題の無いスイッチクラフトと言えど接点部金属の酸化による
接触不良は避けられない。
トグルスイッチのトラブルの再発防止にはルックスを許せるのであればミニトグルへの交換を
お勧めします。

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電機系を基板化する事でギブソンは生産効率が上がるのだろう。
でもその反動をトラブルとして被るのはユーザーなのだが…







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ビンテージのフレット交換に忙殺されてみた編

 2017-03-01
久し振りの更新になります。

1月中旬以降、あまりの忙しさとパソコンのトラブルによりブログ&FBより遠ざかっておりました。

まずは70年、シングルストリングガイドのストラトです。
オーナー様はコレクターではなくバリバリのプレイヤーなのでぺったんこのフレットを交換、
電装系もPU以外入れ替えます。

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まぁラウンド指板のお約束と言っても過言ではないのですが
ローフレット側は特に問題ナシ…

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ハイフレット側は指板の厚みが超薄い!

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お尻から見れば如何に薄いか伝わりますかね?

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これだけ指板が薄いと指板修正もかなり慎重に、必要最小限、問題個所をピンスポットで
削るだけ。
そして激面倒なのですがフレットのタング=指板へ打ち込む部分を1本1本グラインダーで
削ります。
普段のストラトのフレット交換の数倍時間が掛かります…

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フレット周りの作業完了時。
何とか違和感無く仕上げる事が出来ました!

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この70年と同時進行で69スペックのカスタムショップもフレット交換。
現代のカスタムショップと言えどラウンド指板の薄さは同様…
んなトコまで忠実にコピーすんなよ…って言いたかったりする(笑)

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お次は70年代のレスポールカスタムのレフティー。
フレット交換歴があるみたいだが完全に摩耗してしまっている。
こちらのオーナー様も完全なプレイヤー!
なのでフレット交換を作業させて頂きます。

レスポールカスタムと言えば当たり前の話、エボニー指板。

とりあえずはフレットを抜くが…
と、書くと短いが元フレットが接着されていた(怒)ので
抜く→指板チップ出まくる→接着→その繰り返し→地獄。
で、フレットを抜くだけで笑っちゃうぐらいの時間を費やす。

そして画像をよく見れば分かると思うが指板中央部にクラックが入ってしまっている。
症状としては軽度ではあるがエボニー指板特有の「指板割れ」である。

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まずは針を使って傷口内部に詰まった汚れを取り除く。
これはかなり老眼泣かせな作業である…

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傷口周辺をマスキング。
そしてエポキシ樹脂を流し込む。
ドライヤーは熱を加える事で樹脂の粘度を下げる為に使用する。

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樹脂硬化後、指板修正を行う。
傷口は埋まったがそもそも傷口のラインを境に6弦側、1弦側で木の質が異なっている事が分かる。
したがって保管方法云々で起きた指板割れではなく起こるべくして起きた指板割れなのかもしれない。

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フレット打ち、セットアップ完了!

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指板割れ跡もこれなら分かり難いだろう。

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この他にも4本フレット交換…
気がつけばもぅ3月。
ようやくフレット交換祭りから解放されました。

ヴィンテージギター、ベースは言うまでもなく修理や改造を施す事で市場価値は下がってしまいます。
しかしながら「楽器」である以上弾かなければヴィンテージとして本当の価値を味わう事は出来ません。
高価な骨董品として捉えるか楽器として捉えるかは自由ですが。

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やはり新年は番外編で始める事にする。もぅ新たなネタは無いぞ奥飛騨温泉郷編

 2017-01-05
遅ればせながらあけましておめでとうございます。
本年もトーンガレージを宜しくお願いします。

今年の年越しも恒例?の奥飛騨温泉郷へと向かいました。
もはや当ブログでは何度も書かせて頂いている奥飛騨方面。
もう奥飛騨ネタでブログを書く事は無いだろうと思っていましたが
新年恒例行事として書かせて頂きます(笑)


29日より名神~東海北陸道を経て飛騨高山へ。
乗鞍、御岳の雪景色がお迎えしてくれるも画像を見ても分かる通り路面に積雪は無い。

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まずは少し早いが年越し中華そばを頂く事にする。

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以前にも登場した「宮川中華そば」だが本場高山ラーメンとは少し違う。
魚貝ベースと思われる奥深い味のスープは機会があれば味わって欲しい。

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さて、最初の宿泊地は新穂高温泉、穂高荘 山のホテルである。ここに2泊して湯巡りだ!
今回で3?4?回目のお気に入りの温泉宿。

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名物の巨大混浴露天風呂については過去に書いているので今回は書かない。
今回ご紹介するのは何度も宿泊しながら初めて利用する「湯めぐりバス」である。
山のホテル宿泊者は系列宿の「穂高荘 山月」の露天風呂のみを利用出来る。
この湯めぐりバスで送迎してもらえるのだ!
ちなみに山月は山のホテルより一段格上のお宿である。

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山月の駐車場横に混浴露天風呂、女性専用露天風呂がある。
内湯と内湯併設露天風呂は宿泊しないと利用出来ない。

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時間が早い為か混浴露天風呂は誰も入っていなかった。
山のホテルのそれとは比較にならないがそこそこ大き目の露天風呂である。

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山月を眺めながら入浴。
欲を言えばもう少し景観が欲しいところではある。


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ちなみに奥飛騨界隈は「秀綱」の名が付いた温泉が多い。
信州エリアでよく見掛ける「信玄の隠し湯」みたいなもんだろう。

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さて、今度は新穂高エリアの湯巡りだ。
以前雪景色を楽しみながら入湯した「荒神の湯」

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熱い!
今回は湯温がめちゃくちゃ熱い!!
おそらくは43~44℃はあっただろうか。
気合いで首まで浸かりはしたがスグにギブ…
おかしいなぁ…前は適温だったのに…

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熱い湯を警戒(笑)しつつ今度は近くの足湯に入ってみる。

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こちらは中々の適温で雪景色を楽しみながら温まる事が出来ました。

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本当は未入湯の新穂高温泉、中崎山荘を狙っていたのだがタイムリーにフェイスブックで
露天風呂激熱の投稿があったので断念した…

お次は平湯エリアへ移動。
平湯民俗資料館併設、平湯の湯だ。
ここも数回訪れてはいるが見事な茅葺の民俗資料館には未だ入った事は無い(笑)

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ここも志入浴料金を料金箱に入れる管理人不在の露天風呂である。
前々回は適温、前回は激熱で入浴断念、さて今回はどうだろうか?
もはや過去に入浴した際の湯温の記憶は無意味である。
荒神の湯に懲りて温泉バカ夫婦も少し賢くなったので志を料金箱へ入れるのは湯加減を
チェックしてからにした(笑)

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今回は良い湯加減でした!
まぁ掛け流しの天然温泉なので湯温管理は湯の投入量調節しか手段が無い。
したがってその時々で湯温が変わるのはある程度仕方ないのかもしれない…
ちなみにこのエリアでは平湯の湯が一番静かで情緒深いと思う。
登山客で賑わう平湯バスターミナルの近所ではあるが喧騒とはかけ離れた秘湯感が堪能出来る。
裸電球が灯る中、静かに雪景色を眺めながら湯に浸かると1年の疲れが取れた気がした。

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今回の旅の期間中、天気は残念な予報だったが2泊目の晩、夕食後に夜空を見上げると
晴れていた。
急いでお気に入りの眺望ポイント、北アルプス大橋へ向かう。
鍋平ヘリポートから穂高方面を見上げると満天の星空だ。
都会でも簡単に見えるオリオン座は星の海に埋もれている!

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ソフトフィルターを付ければオリオン座が浮かび上がる。
静寂の中、遠くでフクロウが鳴いていた。

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穂高とは逆方向=笠々岳、錫杖岳には冬の天の川が立ち昇る。
ちなみに外気温はマイナス8℃(笑)

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さて、いよいよ2016年の大晦日。
新穂高温泉のすぐ隣、中尾温泉へ移動。
まずは中尾温泉名物、「足洗いの湯」で絶景を眺めながら足湯を愉しむ。

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年越しのお宿は旅館 観岳。


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客室からの眺望。
観岳の名に恥じぬ絶景だ!

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ここ観岳は露天風呂3ヶ所、内風呂2ヶ所、全て貸切制である。(去年まで内湯は男女に分かれていたらしい)
そして宿泊は5組まで。
すなわち常に何処かしらの浴室は貸切り出来るのである。
まずは一番大きい露天風呂、仙人湯へ。
フロントで木札を取って入口に掛ける。そして内側から鍵を掛ける。

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約10人ほどが入れる浴槽。
湯温も入る時には少し熱く感じるが浸かっていると丁度良い感じになる。
ほんのり硫黄臭がして僅かながら湯の花も確認出来た。

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小さ目の露天風呂、産岩湯と秀綱湯。

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こちらは浴槽が小さ目なので湯温は熱いか?と思ったが仙人湯と同じく適温。


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決して大きくはないが一人で瞑想するには丁度良い露天風呂だ。

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仙人湯で今年も無事に「ゆく風呂くる風呂」を堪能した。
大晦日に温泉宿へ宿泊したならば年越しの瞬間を露天風呂で迎える事に拘るのは我が家だけだろうか?(笑)


2017年元旦、奥飛騨を離れる前に北アルプス大橋へ立ち寄る。

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山を下りる途中、川瀬豆腐店で「味あげ」を爆買いする。
毎回購入数が増えていくのだが今回遂にトレーが埋まる量になってしまった…
味あげは人気商品なので大量購入の際は事前予約が必要。

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旅の終わりは実にあっけないものである。
数時間走れば大阪へ帰着。
朝は雪景色に囲まれていたのに車から荷卸しを終えれば大阪は綺麗な夕焼けが広がっていた。

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さて、2017年のトーンガレージも本日より始動!
本年も当店を宜しくお願いします。

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…2月ぐらいにまた行ったろかな…


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本年もお世話になりました。

 2016-12-28
今日で年内の営業は終了です。

本年も当店をご利用頂いた皆様に感謝しております。
有難う御座いました。

今年もやはりと言うべきか新しい事を形に出来ませんでした。
毎年正月には「今年こそは!」と意気込んではいるのですが…
来年こそは年末に「今年はやりきれた感」を出せる様に頑張ろうかと。

新年は5日(木)より営業致します。
現在リペアは比較的空いておりますので皆様のお問い合わせをお待ちしております。


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ブラックパーツのソロイストにゃやっぱEMGが似合うな!

それでは皆様良いお歳を!!

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FERNANDES FR-ELT SUS 久々にフェルから国産ソロイストが出たぞ!編

 2016-12-24
いよいよ年末ですね~
何かとバタバタしているうちにブログ更新が遅くなってしまいました。

当店の年内営業は28日(水)まで、新年は5日(木)より営業致します。


さて、今回は久々に新製品のご紹介。

FERNANDESのFR-ELT SUS です。

お客様にご注文頂いたのが9月の終わり頃、やっとこさ入荷したのは約2ヶ月遅れのつい先日でした…

どうやら2色展開のうちグレーの方が人気?商品力?注文?が多いらしくお客様ご希望のナチュラルは中々上がってきませんでした。

メイプルトップ、マホバック。リアはダンカンSH-4でサスティナー付き、GOTOHトレモロにステンレスフレット仕様で定価185000円。

サスティナー搭載に関してはソロイストとして賛否両論あるだろうがフェル社のフラッグシップモデルとしてのステイタスなのだろう。

しかしながら豪華スペックの国産ソロイストの新品がアイバニーズ以外のメーカーで定価20万以下で販売された事は
素直に評価したいと思います。

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印象的なエルボーカット形状。
アフリカンマホにメイプルトップなのですがメイプルの表面と側面で杢目が繋がっていない事からも分かる様に
トップはシカモア?と思われし装飾的な突板が貼られています。
派手な木目のメイプルが枯渇、高騰している近年では致し方ないでしょう。

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ボディー厚は約45ミリ、メイプル(突板含む)は6ミリでした。
残念ながら今時のソロイストとしてメイプルトップ、マホバックは時代遅れ感が否めません。
やはりアッシュかバスウッドバックにすべきでしょうな…
音色に関しては後述。

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ヘッド表面にも同様の突板。

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フレットは国産ジャンボサイズ(2.9ミリ)のステンレス。
ステンレス入れるならダンロップやJESCAR等、洋モノのサイズでもう少し高さのある物を使って欲しかったなぁ…
フレットエッジもきっちり面取りが施されている。

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サイドポジは大き目の径の蓄光素材。
実用性重視なスペックである。

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裏面のアフリカンマホ。この個体は2Pにしては杢の並びのバランスが良い。
バッテリーボックスの位置は従来のトレモロ下からP-PROみたいにカッタウェイ部へ変更されている。

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コントロールは1VOL、1サスティーンボリューム(スイッチポットでリアSH-4のタップ切り替え可)、
3段レバースイッチ、サスティナースイッチ。
リアのタップ切り替え要らんやろと思ふ…

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コントロール内部。
今回は特に配線手直しの必要性は感じなかったが導電塗料に導通は無かった…

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謎なのがリアのSH-4である。
GOTOHの1996Tトレモロが搭載されているしサスティナーの動作を考えれば弦直下に
ポールピースが位置するワイドピッチの物、すなわちTB-4を選択すべきだろう。
わざわざSH-4を選ぶ何かしらの意図があったのか?

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当店でダンカンを搭載するモデファイ手法とは違い位相を合わせただけでSH-4が付いているが
PUの音色、リアに対するフロントの音色サスティナーの駆動ゲインが気に入らなかったので基板は改造した。

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お客様お持込のDR弦にてネック、オクターブ、トレモロ角度等を各部調整。

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納品完了!!
予定納期よりかなり遅くなってしまいお客様にはご迷惑お掛けしました。(ワシのせいではないのだが…)

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で、このFR-ELT SUSのサウンドである。

具体的な数値は書かないがソロイストとしてはかなり重量感がある。
おそらく目の詰まったアフリカンマホの影響だろうがそのおかげでマホっぽい中域の強い音色ではない。
ステンレスフレットの効果と相まって割とシャキッとしたメリハリのある出音だった。
ソロイストの出音としては十分合格点なのだが高域のヌケや低域の締りを更に狙うならやはりアッシュバックにして欲しいかと。

このモデルをベースとしてアッシュバックで(500歩譲ってセンで)サスティナーを外し、フレットをJESCAR#57110に
して定価15万未満なら個人的には買っちまうかもしれない(笑)
んでフロントはホットレイル、リアはネイルボム入れて弦ロックのブロックはチタンに変える…
「そこまで言うならそんなスペックのソロイスト作れよ!」との声が聞こえてきそうである(笑)

あっと言う間に終わってしまった2016年…
来年こそは…

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師走はIBANEZ祭り!RBM2&JEM-90HAM 結構苦労したぜシリーズ(笑)編

 2016-12-14
あっと言う間に今年もあと2週間ですね…
現在年末進行でバッタバタで御座います。

やや忙しくなってきた12月初旬。
難易度の高い?アイバニーズが2本いらっしゃいました。

まずは分解時画像で申し訳ないがレブビーチモデルRBM2。
KRAMERを使いフラッシーなタッピングでデビューを飾ったレブがアイバニーズとエンドースした
ウインガー後期に使ってましたね。
ウインガー以降、ソロアルバムや白蛇、ドッケンではSuhrなのでメーカー生産時期も短く
本数も少ないと思われるレアなレブモデルですな。
パッシブPUに交換されてるしピックガードが無い…
今回はこのRBM2を本来在るべき姿に戻します。

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まぁ覚悟はしていたのだがメーカーには既にピックガードが残っていなかった。
そりゃ生産も少なければ生産終了からかなりの時間が経ってますからね…

なので

ピックガード作ります…

とりあえずはネットで画像を探しまくる!

ファーストのジャケット柄のWRB3なんて持ってる人居るんすかね?

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この海外版広告ではRBM10なる廉価版も載っているが日本国内でも販売されてたんかな?
なんて色々昔を思い出しながらもピックガード周りが鮮明に分かる画像を探すが…無い。。。

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ネックジョイント部にはRBM-2のスタンプ。
廉価版RBM10では無い証明だ。

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限られた画像を拡大して見比べながらボディーに貼ったマスキングシートに下書きする。
Demo Anthologyを聴きながら何度も何度も書き直す…
下書きが終わる頃はMasqueradeを聴いていた。何で歌うかねぇ?なんて思いながら。

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仕上がった下書きを元にアクリル板で元型を削り出す。
下書きで悩み過ぎて頭が疲れたので気分転換に導電塗料塗布、PU交換作業を先に行った。

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今回ネック側はフレットのすり合わせ程度だがテンションバーの取付けビス穴が緩くなっていたのと
位置も微妙に歪んでいたのが気に入らなかったので埋め木。

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ピックガードをアクリルゴールドミラーで削り出して完成!
おぉ…文章で書くと何て短い時間で済むのだろうか(笑)
実際はめちゃめちゃ時間掛かって苦労したんですけどね。

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さて、お次はJEM-90HAMである。(画像は完成時)
最近も別件のブログで過去記事のリンクを貼ったがヤフーで「スタッド倒れ」で検索すると
当店のブログがド頭に出て来たのにはビックリした。(自分のPCだけかな?)
このJEM、お客様が某有名大型チェーン店で中古購入された直後にお預かりしました。
正直驚きました。
電気系はPUを除き全てガリ、接触不良で全く使い物にならない。
ネックは反りまくり。指板も汚れフレットも曇っている…
到底「中古保証」を謳っているショップが販売したとは思えなかった。
JEM-90HAMは滅多に見る事の無いギターだ。購入されたお客様は探すに探したのだろう…
作業前に検品結果をお伝えした時のお客様の残念そうな声のトーンが忘れられない。

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まずは全分解。
危惧していたロープロエッジのスタッドだが…

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過激に倒れてはいないものの6弦側はアンカーが抜けたのかコッテコテに瞬間接着剤で固められている。
ひょっとしてコレは一種のアンカー抜けリペアのつもりなのか??

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拡大。
さて、どうやってこのアンカーを抜いていきますかね…

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彫刻刀や突きノミを使って慎重にコリコリコリコリコリ瞬間接着剤の層を削る…

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アンカーの頭が見えたところで国産テールピース用のスタッドを入れてアンカーを抜く。
もちろん当て木の板の下にはラバーシート置いてますよ。

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やっと抜けた!
抜くのは一瞬。接着剤削るの1時間(笑)

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ここからはいつも通り。
アルミプレートの厚み分だけザグリを掘ります。

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アクリル板で冶具を作って仮組み。

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2ミリ厚のアルミプレートを削り出してスタッドアンカー部修理完成!!

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外したピックガードなのだが裏面はかなりサビ、カビに侵されている。
そりゃポット、スイッチもダメになるわな…って感じ。
つーか中古販売の前に全部交換しとけよ!!(怒)

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スペック表でPUはエボリューションのはずなのだがDPナンバーの刻印が無い。
JEMはサスティナーがらみで作業する事が多いのだが大半は刻印が入っていたと記憶しているが。

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まずはピックガードを研磨。
数種類のコンパウンドでサビとカビを除去して仕上げはシミクロームを使う。
シミクロームは本来アクリル用のコンパウンドらしいがアクリル用ならではの目の細かさ、
研磨した表面に保護膜を形成してくれるので金属相手にも仕上げによく使う。

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ポット、スイッチ交換。配線やり直し。
これでピックガード側も完成。
当然ボディー側のダイレクトマウントジャックも新品へ交換済み。

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で、ロープロエッジ載せてピックガード付けてこの日はおしまい!って思いながら帰り支度をしつつ眺める…
ロープロエッジ前面とピックガードのツラが合ってないのが気に入らない。
6弦側と1弦側で隙間の幅が違う。(1弦側の方が狭い)
1弦スタッドが倒れているならまだしもスタッド周りはバッチリ仕上げた。
原因はメーカー製造時のピックガード取付け工程だしお客様からは指摘を受けていない箇所。
でもその日の夜はこのズレが頭の中から消える事は無かった…

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翌日。
やっぱりここまでやってズレが有るのは納得できないのでピックガードの位置修正だ!
まずは全てのビス穴を埋め木。
ピックガードの位置を修正して新規にビス穴を開け直す。
埋め木の接着剤が硬化するまでの時間を使って導電塗料を塗り直す。
想定外の作業が追加になったので時間と段取りの帳尻を合わせようと工夫したつもり(笑)

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よしよし。
これで満足だ!

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フレットも摩耗、ネックにも若干クセがあったのでキッチリ指板修正。

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フレット打ち完了!

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ネックジョイントビスもサビが酷かったので交換。
一般的なメーカーはネックジョイントビスの太さは4ミリである。
強度を優先するメーカーや何故か大陸製の一部は5ミリ。
そしてアイバニーズは4.5ミリなのだ!
アイバニーズの代名詞、薄めのネックに強度が無いとは言わないが(今回は)
ネックジョイントの強度、密着度は鳴り、サスティーンに繋がるのでアイバニーズで
ネックジョイントビスを交換する際はネック側のビス穴を拡大して5ミリのビスを入れている。
先のRBM2も同じ。
実はこの作業工賃をお客様へ請求する事は無い。
だが徹底的に作業するシリーズの場合は個人的に拘りたい部分なのだ。

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完成。
ようやくアイバニーズの連鎖から解き放たれる(笑)
とは言えこの後は鬼の様な本数のフレット交換が待ち受けていたのであった…

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以前自分も中古販売に携わっていたがその時は「保証書」を付けていた。
その保証書は「きっちりメンテナンスしております。万が一何か御座いましたら…」な在り来たりな意味合いで
お客様へ安心を提供し、ある意味商品のコンディションへの自信の表れでもあった。
今回のJEMを販売した大型店はHPに詳細に、かつ立派な文言で保証規定を掲載している。
が、その意味合いは「あ、何かクレーム有ったら言ってねぇ~」ぐらいなのだろうか?
画像載せたり書きはしなかったが付属のトレモロアームも間違っていた。
(ロープロ以降のトレモロ用でロープロのアーム差し込み口には入らないサイズ)
つまりアームをブリッジに挿す程度のチェックさえも行っていないって事だ。
今は大なり小なり中古ギター、ベースを取り扱っているショップが星の数ほど有る。
中古保証を謳っているのはもはや当たり前。
しかし本当に商品に対して保証が出来るショップは少ないのではないだろうか。
商品に問題があればリペア業者に丸投げ。リペアが無理なら返金。
それで金銭的には着地するのだろうが
「長年探し続けてきた憧れの1本を購入出来た」その想いまでは保証されないのである。
皆さんも中古購入の際は良いコンディションの商品を選ぶのに全神経を使うのではなく
良いショップを選ぶ事もお忘れなく。
中古購入時は商品もショップも「石橋を叩いて渡る」べきである。


年内は28日(水)までの営業です。
フレット交換など大掛かりな作業は難しいですが年内完成希望のリペアをお考えの方は一刻も早く(笑)
お問い合わせ、ご連絡お願い致します。

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リペアセミナーに関するご案内

 2016-12-01
リペアセミナーのブログを書くのは久し振りです。

本日は今年最後のリペアセミナーを開催しておりました。

ネックの反りの正しい見極め方をお客様実践中。
(決してジェフワトソンばりのタッピングプレイ中ではありません…)

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ロッド調整もチャレンジして頂きます。

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弦高計測中!

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今回はネックの反りの正しい見方、ネック(トラスロッド)調整、弦高などのセットアップに関して受講して
頂きました。

業界内の方や仕事をサボって受講される方(笑)など画像NGのお客様が意外に多いので
中々ブログで紹介する機会が少ないのですが今年も多くの方に受講して頂きました。
自分のギターを正しい方法で自分の好みに合わせたセッティングに調整されたいお客様は
年々増えている様に感じます。
基本的な調整方法を身に付ければ中古購入の際にコンディションの見極めも可能になります。
受講内容はお客様のご希望に沿って行いますのでネック調整、配線など何でもOKです!

尚、これから年末まではリペア繁忙期に入りますのでリペアセミナーの受付を一時休止させて頂きます。
年始より再開しますので興味のある方はお問い合わせ下さい。




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GUILD BLADE RUNNNER Mcauley Schenker GroupはMSGの黒歴史なのか?編

 2016-11-19
皆さんはMitch Perry(ミッチ ペリー)というギタリストをご存じだろうか?
少しマニアックなHR/HM好きオヤジ世代なら知っているはずなのだが…

80年代はあのビリーシーン率いるTALASに在籍していたタッピングの名手である。
後にリタフォードバンドやファスタープッシーキャット(笑)にも在籍するのだが
一番露出が多かったのはMcAuley-Schenker Group期だろう。
近年ならドッケンにレブビーチが加入したりメガデスにキコが入った時と同じ様な違和感だったが(笑)

当店のお客様でMSG=シェンカー信者の方達に言わせればマッコーリーシェンカーグループ前期は
長きMSGの歴史において黒歴史だそうな…モロ売れ線狙いのキャッチーな曲が多かったとは思う。
当時MTVでPVがよく流れてたのを覚えている。

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マッコーリーシェンカーグループは曲云々よりもミッチペリーが弾いていたスゲェ形のギターと
ロビンマッコーリーの髪型がかなり印象的だった。(近所に同じ髪型のオバチャンが居た)

YG誌のミッチペリー機材紹介ではメインと思われる青を始めサブを含めた2~3本が載っていた記憶がある。
ボディー下部の穴に腕を入れてギターごと「ぐりんぐりん」回していたライブ映像も見た記憶がある…
それがGUILD BLADE RUNNNERだ!

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長くギターリペアに携わっているので大抵のギターは見たり触ったりしてきたが
BLADE RUNNNERは日本へ入ってきていた本数も少ない為かライファー(ライフファースト=初見)である。
今回はそんな貴重なギターを徹底的に作業させて頂いた。

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ベンツマーク形状のポジションマークは埋め込み時の樹脂が一部欠損している。
まぁ指板修正+フレット交換も作業するので埋めちゃうかね。

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BLADE RUNNERの純正PUはEMG。
しかしながらジャクソンPU(J95)へ交換されている。
しかもザグリの拡大とエスカッションのビス穴はかなり雑な作業が施されていた。

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元々EMG仕様なのでケーラーブリッジを外してもブリッジアースを結線した形跡が無い。
確かUSAメイドのHAMMERもEMG搭載モデルはアース取って無かったな。
EMG社はローノイズ売りなので「ブリッジアースは不要」と今でも取説には書いているが
やはり少ないながらもノイズは出るのでブリッジアースは必要である。

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さて、作業をご依頼頂いたお客様はオリジナルスペック、即ちEMG仕様へ戻して欲しいとの事
でEMG81をお持込み下さったのだが大きな問題がある。
ジャクソンPUはPU本体、そして専用エスカッションが一般的な物より大きいのである。
左がジャクソン、右が一般的なエスカッション。
EMG81は当然一般的なサイズだ。

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普通のエスカッションをボディーに載せてみる。
やはりジャクソンのビス穴と日焼け跡がハミ出てしまう…
今回は仕上がりのルックスにも拘る方向性なのでこれはNG。

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ならばエスカッションはジャクソンのままでEMG81付けるとどうなるか?
ガスガスに隙間が空く…これもダサイ。
PUザグリ内に導電塗料塗ってもこの隙間は目立つだろう。

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よし!じゃぁジャクソンのPUカバー剥がしてEMGに被せちゃうか?
みたいな荒業も考えたが…縦は入っても横が入らなかった…

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そして辿り着いた解決方法はジャクソンエスカッション+汎用エスカッション合体である。
幸いPU取付けビスのピッチは同じだったので削り込んで内側に入れた。
固定は両面テープなので万が一の際はジャクソンPUへ戻す事も可能である。
EMGを付ければビスとスプリングが2枚のエスカッションを貫くので固定は両面テープでも
全く問題は無い。

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これなら違和感はあるが隙間が目立つ事はないだろう。

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なんてエスカッションの解決方法を思い付くまでの間、
ガッツリ指板修正+フレット打ちしてました。
指板は少し波打っていたので指板修正はいつも以上に時間を掛けてじっくり作業。

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フレット打ち終了!
と、書くのは一瞬だが今回のエボニー指板も硬い硬い。。。苦労しましたわ。。。

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ネック周りが一段落したのでボディー側を着工。
PUザグリに導電塗料を塗りブリッジアースも配線。
雑に空けられたジャクソンPUのエスカッションビス穴は埋め木してから位置出しをし直して
新たなビス穴を開ける。

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コントロール周りの配線完了。
ポットはEMG純正の16φ小型ポットではなくCTSのフルサイズ(24Φ)の25kAを
スムーズポット化して取付け。
バッテリーは大型クリップを採用。クリップ自体はザグリ壁面にベルクロテープで固定。
これなら電池交換も手こずらない。

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元々のコントロールパネルはペラペラで薄くプラ板?みたいなのが極小サイズのビスで
止められていた。
今後は電池交換等でパネルを開ける機会も増えるのでここは手を打っておきたいかと。
このまま極小サイズのビスで何度も開け閉めすると木部のビス穴もすぐに拡がってしまうだろうし。

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ところが2枚上の画像、ミニスイッチ横のパネル固定ビス穴を見てほしい。
ビス穴と壁面に全く余裕が無い。
したがってビスのサイズを太くすればビス穴が壁面と貫通してしまう。
止む無しでビスの長さを稼ぐ事にする。
画像右側が一般的によく使うパネル固定用のビス、左側が今回使う本来エスカッション固定用のビス。
ビス穴を深く空け直し穴径も少しだけ拡大してエスカッションビスでパネルを止めて電気系の作業は
完了…

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と、思ってたのだが帰宅する時に車を運転しながら何かあのペラペラのパネルが気に入らない…
ここまで作業して最後にペラペラのパネルを付けるのが気に入らない…
なので結局は翌日少し早めに出勤してツヤ消し黒1Pの素材を削り出してパネル製作。
これで気が済んだ(笑) こんな工賃外の作業をするから商売人として自分はダメなんだと思う(笑)

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でも出来栄えは満足だ(笑)

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ここまで来たらより一層他の部分も気になってくる…
まぁこんな形状のギターなので尖った部分やボディーの角はダメージを負いがちである。
上の画像の様にコントロールパネル横は既に何かしらのタッチアップが施されていた。

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なので目立つ大きなダメージ箇所にタッチアップを施す。
本来この手の発色が明るい塗装はカラーを吹く前に「捨て白」と呼ばれる発色を明るくする為の
白や明るめのグレー等の下地着色を行う。(画像の傷口に見える白っぽい塗装の事)
タッチアップでは捨て白を塗ってからカラー着色は難しいのでカラーをいきなり塗るのだが
ヘッドの先端は褪色が進み、ボディー側はそうでもない…
なので都合2色のカラーを調合した。

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やっと完成!!

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ポジションマーク横の樹脂欠けも良い感じに補修出来ている。

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このBLADE RUNNNERはボディーに大きなカットが有る為に重量バランスが悪く、
ストラップで吊るとヘッド落ちするとの事だったのでネック側のストラップピンの位置を変更。
元穴は埋め木して上記と同じくタッチアップで着色。

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移設先はネックジョイント部。
お客様へ引き渡し時にストラップを掛けてもらってチェックしたがヘッド落ちは改善出来ました!

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毎回ケーラーのロックナットには手を焼くのですが…
元のナットからロックナットへの弦の進入角がキツ過ぎる。。。
ロックナットへ弦を通すのも一苦労である。

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しかも今回はヘッド形状、ペグ位置の問題から普通に弦を張るとロックナット側面に弦が
当たり過ぎる。
現に1弦はセットアップ時にロックナット側面部で切れた。
なので6弦以外を逆巻きにしてロックナット側面への接触を緩和してみた。
この方が弦交換時のチューニンもラクになるだろう。

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EMGとエスカッションの隙間もこれならあまり気にならないかと。

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コントロールは1VOL、1TONE+ダイレクトスイッチ。
ミニスイッチはお預かり時何も配線されていないダミーだったのでお客様と相談して
ボリューム&トーンをバイパス出来るダイレクトスイッチにしました。

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いやぁ~色々苦労したぞぉ~BLADE RUNNNER!

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久々にミッチペリーが見てみたくなったので動画を検索。
クレーン上でPVを撮影していたキレイなオネーチャンがシェンカーのブン投げたFVに当たって落下!
そして爆発するというメチャクチャな内容のPVをどうぞ(笑)
MSGの黒歴史らしいがアメリカンロックとしては悪くないと思うぞ。
個人的にはマッコーリーがスコーピオンズ初期の曲歌っても違和感無いかも…と思う。




今や昔の面影が残っていないぐらいにお歳を召されたミッチペリー。
レスポール使ってるんすね。
しかしながらタッピングは相変わらず超絶!




サムネイルで出てきて気になったのがコレ。
ほほぉ~ジェフスコットソートですか!
しかし何でクレイジートレイン?
ミッチペリーがワザとなのかは分からないがGソロの入口が「エェッ?そっから??」ってな感じ…
でもジェフスコットソートのボーカルが意外にオジーしてるので貼っておく(笑)


ミッチペリーってもっと評価されても良いギタリストだと思うんだけどな。
同系ギタリストでの成功者はレブビーチかな。
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FloydRose トレモロのスタッド倒れ修理 もぅ倒れたくても倒れられないスタッドアンカー編 Ver.2!!

 2016-11-08
いやぁ~もぅ11月ですか。
早いねぇ1年って。
何かひたすらフレット交換してるうちに1年が経ってしまっているような気がする…
今年は作業に時間の掛かるリペアが多かったものの作業方法を悩む程の
重症患者はあまり無かったかな?
このままフレット打ちまくっているうちに今年も終わるのか?(現在も秋のフレット交換祭り真っ只中!)
…なんて早くも1年を振り返ろうとしていたある日、
神様は見ていたのでしょうな。そんな油断していた?オレを…
突然難題は訪れたのでした…



さて、今回は現代ソロイストの代名詞とも言えるギター、トムアンダーソンのドロップトップです。
皆さんご存知の通り決して安くはないギターです。
(画像は完成時)

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お預かり時↓
リペア内容は「スタッド倒れ」。
数年前に「Ibanez Low-Pro-Edge トレモロのスタッド倒れ修理編」をブログアップしてから
ワンオフでアルミプレートを削り出すので安くはないリペアですが同様のリペアを沢山作業させて頂きました。
今回も上記ブログをご覧頂いてのご来店だったのですが…

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早速分解してみる。
1弦側のアンカー部が完全に逝ってしまっております。

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なななな何と!
アンカー前面の木部が貫通して取れてしまっています!!
このトムアンダーソン、メイプルトップのバスウッドバックですが1弦アンカー周辺のバスウッドが
他の部分に比べて極端に柔らかい=強度が無かったのでしょう。
長年ギターリペアに携わってますがトンネル状に木部が貫通したスタッド倒れは初見です。
まぁ当然トップのメイプルも割れてますが。
2003年製なのでまだ木材の枯渇云々が騒ぎになる前ですね。
たまたまバスウッド運が悪かったとしか言い様が無いかも…

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ピッチシフトキャビティーの深さが丁度トップのメイプル貼り合せの深さだったのか
スタッドが倒れてネック側へズレたフロイド本体がメイプルを押し出して完全に剥がれてしまっています。
これは困った…

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何故なら従来のアルミプレートを使ったリペアだとプレート自体は当然ビス止めしますが
それでも仮にネック側へ倒れようとしてもリアPUとの間のボディーが支えてくれてプレート&スタッドの
前傾を完全に抑えていましたので。
今回はプレート前面に一切壁が無い状況なのです…
仮に完全に剥がれているメイプルを横から接着剤流して無理に接着しても強度的には全く役に立たない
でしょう。

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途方に暮れながらとりあえず6弦側のアンカーを抜く。
6弦側はバスウッドがしっかりしているのかウソみたいにしっかり埋め込まれていて
抜くのがかなり大変でした。

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グラグラしているメイプルはもはや邪魔なだけなので「ペリッ」とカットして
まずは1弦側のアンカー穴の補修に入ります。
白い付着物はお客様がDIYで何とかすべく流し込んだパテの跡。
※この様な事態になれば誰しもが焦るのは分かりますがパテや接着剤を使う前にご相談下さい。
パテや接着剤を使ってしまうと木目が埋まるので本来使うべき接着剤等が染み込まなくなります。
したがって強度を保証出来るリペアが難しくなりますので。

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楕円になってしまったアンカー穴を僅かに大き目のサイズのビットで拡大=成形してから埋め木。

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問題はこの前面だ…

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思い切って埋め木し易い形状にルーターで成形してから用意したのはトラ杢の入った
硬いメイプルの端材。

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適当な大きさのブロックにカットしてからまたもやパズル作業である。
ちまちま手作業で削りながら傷口に合う様に成形していくのである。
文章で書くのは一瞬だがかなりの時間が掛かる作業なのだ。
今年は例年になくパズル作業が多かった…
それにしてもアンカー前面の成形時にこのバスウッドの柔らかさに改めて驚いた。
ルーターで掘ってからノミで細部修正するのだが刃物がサックサック入る。
普段は苦労する直角出しも一撃で済んだ。
やはりこの1弦アンカー周辺のバスウッドは強度は全く期待出来ない。
なので今回は従来のアルミプレートを使ったリペア方法を進化させます!

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そろそろ目が疲れて(そろそろ老眼ヤヴァイか?)
腰が痛くなってきた頃にきっちり収まる埋め木が完成。

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そして接着。
パテの染み込んだ木部は完全に削って無くしたのでバッチリ接着出来ました。

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埋め木の接着剤が完全に硬化してから一気にルーターで成形。
接着剤が硬化するまでの時間に今後の作業段取りを煮詰め、ルーター用の冶具を製作していました。

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アンカー穴、アンカー前面の埋め木も良い感じで密着しています。

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中央部にあった生産時の冶具穴も少しでも強度を上げたい思いから埋め木しました。
ルーター加工部の角は丸くなるので刃物でスクエア形状に成形。

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さて、今回は従来のアルミプレートではなく「コの字型」アルミチャンネルを使います!
計画に合うサイズの素材が中々見付からず、建築資材屋さんに相談したら
オーダーは可能だが超大量&超高額なら受注出来るとの事(笑)
仕方ないのでネットで一番希望に近いサイズの物を取り寄せた。
肉厚の薄い物や小さいサイズの物は近所のホームセンターにいくらでも有るのにねぇ…

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埋め木はしっかり出来ていますが元々のバスウッドの強度が信用出来ない。
コの字型のアルミ部材で覆う事によってブリッジの負荷の掛かる箇所全体の強度UPが狙いです。
万が一アンカーが埋め木したメイプルをネック側へ押し出そうとしてもこれなら心配無用!

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 厚さ2ミリのコの字型アルミの強度はバツグンです!
ひょっとしたら象が踏んでも大丈夫?とも思える程の硬さです。
この硬さが安心出来る強度をもたらし、この先地獄とも思える手加工の難しさをもたらすのです…

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ルーターでカットしたボディー幅に合わせるのも一苦労…
深さに合わせて削り出すのはもっと大変…
何せ各部の直角を崩さずにコンマ何ミリでサイズを合わせていくので。
ほぼ丸一日、朝から晩までちまちまアルミを手作業で削っておりました。。。
その日帰宅したら靴下の中にまでアルミの粉が入り込んでた(笑)

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さて、アルミの成形が一段落したら今度はアンカー穴の位置出し用の冶具を作ります。
アルミは透明では無いのでアンカー位置が見えないからね。
アクリルプレートで製作。

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1弦側のアンカー穴も空け直して、

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「実際のアルミはこうなりますよ~」な冶具が完成!

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仮止めしてみる。

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で、冶具に合わせてアルミを加工。

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合体!!
ちなみに合体前にルーティングで木部が剥き出しになった箇所はタッチアップで着色、
PUザグリは導電塗料を塗り直しておきました。
木部剥き出しだと湿度や乾燥の影響が考えられるのとなるべく良い仕上がりにしたかったので。
まぁ組み込んだらほとんど見えない&気にならない場所なんですけどね。

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アンカーの埋め込みもバッチリ!
厚みが2ミリのアルミなのでアンカーはアルミと面一でも倒れ対策としては十分でしょうが
保険の意味合いでアンカー上面が0.5ミリ突き出す様にしています。
これでしっかりアルミにアンカーの荷重が掛かります。
要は元のトップ面からアルミ厚2ミリ+保険0.5ミリ=2.5ミリ掘り下げたって事です。
それだけ冒頭のトンネル状に抜けた木部が尾を引いたって事です(笑)

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ブリッジ側はこんな感じ。
当たり前ですがブリッジ側、リアPU側共にクリアランスは計算しています。

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ボディー裏側、トレモロスプリングキャビティーからはこんな感じ。
サスティーンブロック側の壁面からアルミは1ミリ飛び出しますが上面までは余白があります。

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なのでアームをフルアップ時にもサスティーンブロックとアルミは接触しません。
要はアームアップの幅は作業前と同じです。
もちろんネック側のアルミもリアPUには干渉しません。

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リアPU側から。
ここまで出来た時には達成感と共にどっと疲れが出てきました…

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組み込み終了!
当たり前っちゃぁ当たり前なのですが激しくアーミングしても全く問題ありません。

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真上から見ればアルミが見えるのは仕方ないですな。

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いやぁ~苦労しました。そして久し振りに頭使いました(笑)
最初にお預かりしてからしばらくは他の仕事中も飯食ってる時も風呂入ってる時も車の運転中でさえ
今回どう作業するのかばかり考えてました。
考え抜いた末に見た目よりもサウンドよりも強度を最優先するならこの作業しかないかなと。
結果的には良い着地点へ到達出来たかと思います。
今後Ver.3を発案しなければならない様なリペアが来ない事を切に願います…

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トムアンダーソンってやっぱりカッチョイィですな!

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さ、フレット交換祭りに戻ろ…


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 2016-10-31
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