現在のリペア受け付け状況について

 2017-04-18
現在リペア受け付け状況はそれほど混雑はしておりませんが
フレット交換、サスティナー関係等比較的時間の掛かる作業依頼が増えてきております。
連休前仕上がり希望のリペアをお考えの方はなるべく早めにお問い合わせをお願いします。

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<臨時休業のお知らせ>

 2017-03-28
4月1日(土)は臨時休業とさせて頂きます。
ご了承下さい。

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うっかりぶつけちゃったシリーズ。ネックグリップの打コン修復編

 2017-03-09
久々に打コン修復編です。

ギターやベースをうっかりぶつけちゃう事って多いですよね?
ボディーなら精神的ダメージが大きいですがネックグリップは物理的ダメージも伴います。
小さい打コンでもポジションチェンジ時なんか手触りが気になりますよね。
今回は比較的ガッツリ逝ってしまった打コンを修復します。

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潰れた木のささくれが出ちゃってます。
この画像でお分かり頂けるかと思いますがツヤ消し塗装のネックグリップです。

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まずは傷口の汚れ、脂分を除去します。

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ささくれになった部分は修復出来ないので意を決して削り落します。
同時に千枚通しや針先を使って打コン内部に入り込んだ汚れも取り除きます。
すなわち今回の様な打コンの修復は事故から早めの施工の方が手間が掛かりません。

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研磨=下準備完了!

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樹脂充填開始!

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数日に渡り充填⇒硬化⇒研磨の繰り返し。

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打コンの凹みが気にならない程度まで充填出来た段階で研磨の範囲を少し広げて
他の部分と打コン部の段差を無くします。

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完成。
光の当たり具合で打コンによる段差が解消されているのがお分かり頂けますでしょうか?
ツヤ消し塗装面なので研磨し過ぎると傷口周辺だけツヤが出てしまう。
なので今回は研磨の寸止め具合が難しかったです…

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今回は塗装のタッチアップと同じく樹脂を充填する方法で修復させて頂きました。
樹脂も時間が経つと目痩せして少し段差が出来てしまうかと思います。
しかしながら仮に傷口に合う木片を削りだして貼り付けても木の収縮率は大きいので
今回ぐらいの打コンサイズまででしたら経年変化を考えれば樹脂充填が無難だと思います。

まずはうっかり事故を起こさないのが一番ですけどね。

ギタースタンドに立て掛けているから「安心」ではないですよ。
スタジオでの休憩時にアンプに立て掛けるなんてのは事故ウエルカムですね。

皆様ご注意を!
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GIBSON SG 怪奇現象的な電機系トラブルの原因を暴く編

 2017-03-01
今回はとあるギブソンSGである。

去年ピックアップ交換を作業させて頂いたのだが今回はトグルスイッチの接触不良との事。

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近年モノのSGなので電機系は基板化されている。
この基板が曲者でコネクター類の接触不良も多い。
去年ピックアップを交換した際にはピックアップ入力部はコネクターを使わずに直接ハンダ付けしている。

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最近この基板化アッセンブリーの付いたギブソンの電機系トラブルが増えている。
最初は「音が出なくなりました」的な問い合わせを頂くのだが来店時にチェックしたら
正常に音が出るのである…
お客さんは「いや、昨日の晩は本当に音が出なかったんです…」と困惑される。

今回はトグルスイッチの症状改善がご依頼だがそんな怪奇現象的な電機系トラブルを
事前に防ぐ対策も施させて頂く。

まずは忌まわしい基板を丸ごと取っ払う。
ボディーザグリ底面は段差だらけのガッタガタである。

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つーか基板化以前にこのポット穴は何だ?
穴位置の不具合で基板一体化のポットシャフトが入らなかったのは容易に想像出来るが
穴の拡大にリーマーを使うとはねぇ…
500歩譲ってリーマーの使用を認めてもこの雑な仕上げはアカンやろ。

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コレが取り外した基板なのだが…

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下の画像を見ればジャック方向へ曲がっているのが分かるだろう。
この基板の曲がりこそが怪奇現象の原因である。
基板はポット、ジャックの六角ナットを締めつける事でボディーに固定されるが
上記画像の通りザグリ底面は平面ではない。
したがって基板には色んな角度での圧力が掛かる。
それにより基板は曲がり、時として配線パターンの剥がれやポット、ジャック類のハンダ箇所の
ハンダ浮きが発生する。
しかしながら完全に信号ラインが断裂する訳ではなく僅かな圧力の変化で正常⇔音出ずの
変化が起きる。
これを防ぐには基板除去、通常配線化が確実な方法になる。

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まずは先ほどのポット穴、同様に不細工なジャック穴を修正する。
フロントボリューム、トーンのワッシャーは固着しているので無理には外さない。
塗装が完全に乾ききるまでに締め付けられたワッシャーは塗装と一体化している事があり、
無理に外すと周囲の塗装まで剥がれる危険性があるので。

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ポット、ジャック穴共にパーツ取り付けに問題の無いサイズまで穴を拡大して修正完了。

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ザグリ内に導電塗料塗布、バックパネル裏にはアルミテープを貼る。
パネルの一部黒い部分はアルミテープの継ぎ貼り部の導通を確保するべく導電塗料を塗っている。
ザグリ側のビス穴一か所、パネルとの接触部一か所にも導電塗料を塗ってパネルとコントロール内の
導通を確保。
画像は無いが当然ピックアップホールにも塗布。各ザグリは有線で結線。

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配線完了!
ポット類はカスタムCTSベースのスムーズポットを使用。
コンデンサーは予算の都合、コンデンサーへの拘りが無いとの事だったので基板からコンデンサー
を外して再利用。

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ちなみに主目的のトグルスイッチは「ミニトグルスイッチ」へ変更。


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純正と同じスイッチクラフト社のトグルスイッチとは違い接点部がケーシングされている。
今時接点が剥き出しのスイッチを使い続けているのはギター業界ぐらいである。
接点が剥き出しであれば品質に問題の無いスイッチクラフトと言えど接点部金属の酸化による
接触不良は避けられない。
トグルスイッチのトラブルの再発防止にはルックスを許せるのであればミニトグルへの交換を
お勧めします。

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電機系を基板化する事でギブソンは生産効率が上がるのだろう。
でもその反動をトラブルとして被るのはユーザーなのだが…







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ビンテージのフレット交換に忙殺されてみた編

 2017-03-01
久し振りの更新になります。

1月中旬以降、あまりの忙しさとパソコンのトラブルによりブログ&FBより遠ざかっておりました。

まずは70年、シングルストリングガイドのストラトです。
オーナー様はコレクターではなくバリバリのプレイヤーなのでぺったんこのフレットを交換、
電装系もPU以外入れ替えます。

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まぁラウンド指板のお約束と言っても過言ではないのですが
ローフレット側は特に問題ナシ…

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ハイフレット側は指板の厚みが超薄い!

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お尻から見れば如何に薄いか伝わりますかね?

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これだけ指板が薄いと指板修正もかなり慎重に、必要最小限、問題個所をピンスポットで
削るだけ。
そして激面倒なのですがフレットのタング=指板へ打ち込む部分を1本1本グラインダーで
削ります。
普段のストラトのフレット交換の数倍時間が掛かります…

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フレット周りの作業完了時。
何とか違和感無く仕上げる事が出来ました!

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この70年と同時進行で69スペックのカスタムショップもフレット交換。
現代のカスタムショップと言えどラウンド指板の薄さは同様…
んなトコまで忠実にコピーすんなよ…って言いたかったりする(笑)

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お次は70年代のレスポールカスタムのレフティー。
フレット交換歴があるみたいだが完全に摩耗してしまっている。
こちらのオーナー様も完全なプレイヤー!
なのでフレット交換を作業させて頂きます。

レスポールカスタムと言えば当たり前の話、エボニー指板。

とりあえずはフレットを抜くが…
と、書くと短いが元フレットが接着されていた(怒)ので
抜く→指板チップ出まくる→接着→その繰り返し→地獄。
で、フレットを抜くだけで笑っちゃうぐらいの時間を費やす。

そして画像をよく見れば分かると思うが指板中央部にクラックが入ってしまっている。
症状としては軽度ではあるがエボニー指板特有の「指板割れ」である。

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まずは針を使って傷口内部に詰まった汚れを取り除く。
これはかなり老眼泣かせな作業である…

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傷口周辺をマスキング。
そしてエポキシ樹脂を流し込む。
ドライヤーは熱を加える事で樹脂の粘度を下げる為に使用する。

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樹脂硬化後、指板修正を行う。
傷口は埋まったがそもそも傷口のラインを境に6弦側、1弦側で木の質が異なっている事が分かる。
したがって保管方法云々で起きた指板割れではなく起こるべくして起きた指板割れなのかもしれない。

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フレット打ち、セットアップ完了!

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指板割れ跡もこれなら分かり難いだろう。

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この他にも4本フレット交換…
気がつけばもぅ3月。
ようやくフレット交換祭りから解放されました。

ヴィンテージギター、ベースは言うまでもなく修理や改造を施す事で市場価値は下がってしまいます。
しかしながら「楽器」である以上弾かなければヴィンテージとして本当の価値を味わう事は出来ません。
高価な骨董品として捉えるか楽器として捉えるかは自由ですが。

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やはり新年は番外編で始める事にする。もぅ新たなネタは無いぞ奥飛騨温泉郷編

 2017-01-05
遅ればせながらあけましておめでとうございます。
本年もトーンガレージを宜しくお願いします。

今年の年越しも恒例?の奥飛騨温泉郷へと向かいました。
もはや当ブログでは何度も書かせて頂いている奥飛騨方面。
もう奥飛騨ネタでブログを書く事は無いだろうと思っていましたが
新年恒例行事として書かせて頂きます(笑)


29日より名神~東海北陸道を経て飛騨高山へ。
乗鞍、御岳の雪景色がお迎えしてくれるも画像を見ても分かる通り路面に積雪は無い。

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まずは少し早いが年越し中華そばを頂く事にする。

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以前にも登場した「宮川中華そば」だが本場高山ラーメンとは少し違う。
魚貝ベースと思われる奥深い味のスープは機会があれば味わって欲しい。

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さて、最初の宿泊地は新穂高温泉、穂高荘 山のホテルである。ここに2泊して湯巡りだ!
今回で3?4?回目のお気に入りの温泉宿。

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名物の巨大混浴露天風呂については過去に書いているので今回は書かない。
今回ご紹介するのは何度も宿泊しながら初めて利用する「湯めぐりバス」である。
山のホテル宿泊者は系列宿の「穂高荘 山月」の露天風呂のみを利用出来る。
この湯めぐりバスで送迎してもらえるのだ!
ちなみに山月は山のホテルより一段格上のお宿である。

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山月の駐車場横に混浴露天風呂、女性専用露天風呂がある。
内湯と内湯併設露天風呂は宿泊しないと利用出来ない。

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時間が早い為か混浴露天風呂は誰も入っていなかった。
山のホテルのそれとは比較にならないがそこそこ大き目の露天風呂である。

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山月を眺めながら入浴。
欲を言えばもう少し景観が欲しいところではある。


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ちなみに奥飛騨界隈は「秀綱」の名が付いた温泉が多い。
信州エリアでよく見掛ける「信玄の隠し湯」みたいなもんだろう。

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さて、今度は新穂高エリアの湯巡りだ。
以前雪景色を楽しみながら入湯した「荒神の湯」

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熱い!
今回は湯温がめちゃくちゃ熱い!!
おそらくは43~44℃はあっただろうか。
気合いで首まで浸かりはしたがスグにギブ…
おかしいなぁ…前は適温だったのに…

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熱い湯を警戒(笑)しつつ今度は近くの足湯に入ってみる。

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こちらは中々の適温で雪景色を楽しみながら温まる事が出来ました。

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本当は未入湯の新穂高温泉、中崎山荘を狙っていたのだがタイムリーにフェイスブックで
露天風呂激熱の投稿があったので断念した…

お次は平湯エリアへ移動。
平湯民俗資料館併設、平湯の湯だ。
ここも数回訪れてはいるが見事な茅葺の民俗資料館には未だ入った事は無い(笑)

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ここも志入浴料金を料金箱に入れる管理人不在の露天風呂である。
前々回は適温、前回は激熱で入浴断念、さて今回はどうだろうか?
もはや過去に入浴した際の湯温の記憶は無意味である。
荒神の湯に懲りて温泉バカ夫婦も少し賢くなったので志を料金箱へ入れるのは湯加減を
チェックしてからにした(笑)

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今回は良い湯加減でした!
まぁ掛け流しの天然温泉なので湯温管理は湯の投入量調節しか手段が無い。
したがってその時々で湯温が変わるのはある程度仕方ないのかもしれない…
ちなみにこのエリアでは平湯の湯が一番静かで情緒深いと思う。
登山客で賑わう平湯バスターミナルの近所ではあるが喧騒とはかけ離れた秘湯感が堪能出来る。
裸電球が灯る中、静かに雪景色を眺めながら湯に浸かると1年の疲れが取れた気がした。

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今回の旅の期間中、天気は残念な予報だったが2泊目の晩、夕食後に夜空を見上げると
晴れていた。
急いでお気に入りの眺望ポイント、北アルプス大橋へ向かう。
鍋平ヘリポートから穂高方面を見上げると満天の星空だ。
都会でも簡単に見えるオリオン座は星の海に埋もれている!

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ソフトフィルターを付ければオリオン座が浮かび上がる。
静寂の中、遠くでフクロウが鳴いていた。

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穂高とは逆方向=笠々岳、錫杖岳には冬の天の川が立ち昇る。
ちなみに外気温はマイナス8℃(笑)

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さて、いよいよ2016年の大晦日。
新穂高温泉のすぐ隣、中尾温泉へ移動。
まずは中尾温泉名物、「足洗いの湯」で絶景を眺めながら足湯を愉しむ。

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年越しのお宿は旅館 観岳。


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客室からの眺望。
観岳の名に恥じぬ絶景だ!

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ここ観岳は露天風呂3ヶ所、内風呂2ヶ所、全て貸切制である。(去年まで内湯は男女に分かれていたらしい)
そして宿泊は5組まで。
すなわち常に何処かしらの浴室は貸切り出来るのである。
まずは一番大きい露天風呂、仙人湯へ。
フロントで木札を取って入口に掛ける。そして内側から鍵を掛ける。

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約10人ほどが入れる浴槽。
湯温も入る時には少し熱く感じるが浸かっていると丁度良い感じになる。
ほんのり硫黄臭がして僅かながら湯の花も確認出来た。

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小さ目の露天風呂、産岩湯と秀綱湯。

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こちらは浴槽が小さ目なので湯温は熱いか?と思ったが仙人湯と同じく適温。


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決して大きくはないが一人で瞑想するには丁度良い露天風呂だ。

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仙人湯で今年も無事に「ゆく風呂くる風呂」を堪能した。
大晦日に温泉宿へ宿泊したならば年越しの瞬間を露天風呂で迎える事に拘るのは我が家だけだろうか?(笑)


2017年元旦、奥飛騨を離れる前に北アルプス大橋へ立ち寄る。

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山を下りる途中、川瀬豆腐店で「味あげ」を爆買いする。
毎回購入数が増えていくのだが今回遂にトレーが埋まる量になってしまった…
味あげは人気商品なので大量購入の際は事前予約が必要。

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旅の終わりは実にあっけないものである。
数時間走れば大阪へ帰着。
朝は雪景色に囲まれていたのに車から荷卸しを終えれば大阪は綺麗な夕焼けが広がっていた。

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さて、2017年のトーンガレージも本日より始動!
本年も当店を宜しくお願いします。

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…2月ぐらいにまた行ったろかな…


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本年もお世話になりました。

 2016-12-28
今日で年内の営業は終了です。

本年も当店をご利用頂いた皆様に感謝しております。
有難う御座いました。

今年もやはりと言うべきか新しい事を形に出来ませんでした。
毎年正月には「今年こそは!」と意気込んではいるのですが…
来年こそは年末に「今年はやりきれた感」を出せる様に頑張ろうかと。

新年は5日(木)より営業致します。
現在リペアは比較的空いておりますので皆様のお問い合わせをお待ちしております。


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ブラックパーツのソロイストにゃやっぱEMGが似合うな!

それでは皆様良いお歳を!!

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FERNANDES FR-ELT SUS 久々にフェルから国産ソロイストが出たぞ!編

 2016-12-24
いよいよ年末ですね~
何かとバタバタしているうちにブログ更新が遅くなってしまいました。

当店の年内営業は28日(水)まで、新年は5日(木)より営業致します。


さて、今回は久々に新製品のご紹介。

FERNANDESのFR-ELT SUS です。

お客様にご注文頂いたのが9月の終わり頃、やっとこさ入荷したのは約2ヶ月遅れのつい先日でした…

どうやら2色展開のうちグレーの方が人気?商品力?注文?が多いらしくお客様ご希望のナチュラルは中々上がってきませんでした。

メイプルトップ、マホバック。リアはダンカンSH-4でサスティナー付き、GOTOHトレモロにステンレスフレット仕様で定価185000円。

サスティナー搭載に関してはソロイストとして賛否両論あるだろうがフェル社のフラッグシップモデルとしてのステイタスなのだろう。

しかしながら豪華スペックの国産ソロイストの新品がアイバニーズ以外のメーカーで定価20万以下で販売された事は
素直に評価したいと思います。

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印象的なエルボーカット形状。
アフリカンマホにメイプルトップなのですがメイプルの表面と側面で杢目が繋がっていない事からも分かる様に
トップはシカモア?と思われし装飾的な突板が貼られています。
派手な木目のメイプルが枯渇、高騰している近年では致し方ないでしょう。

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ボディー厚は約45ミリ、メイプル(突板含む)は6ミリでした。
残念ながら今時のソロイストとしてメイプルトップ、マホバックは時代遅れ感が否めません。
やはりアッシュかバスウッドバックにすべきでしょうな…
音色に関しては後述。

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ヘッド表面にも同様の突板。

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フレットは国産ジャンボサイズ(2.9ミリ)のステンレス。
ステンレス入れるならダンロップやJESCAR等、洋モノのサイズでもう少し高さのある物を使って欲しかったなぁ…
フレットエッジもきっちり面取りが施されている。

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サイドポジは大き目の径の蓄光素材。
実用性重視なスペックである。

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裏面のアフリカンマホ。この個体は2Pにしては杢の並びのバランスが良い。
バッテリーボックスの位置は従来のトレモロ下からP-PROみたいにカッタウェイ部へ変更されている。

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コントロールは1VOL、1サスティーンボリューム(スイッチポットでリアSH-4のタップ切り替え可)、
3段レバースイッチ、サスティナースイッチ。
リアのタップ切り替え要らんやろと思ふ…

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コントロール内部。
今回は特に配線手直しの必要性は感じなかったが導電塗料に導通は無かった…

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謎なのがリアのSH-4である。
GOTOHの1996Tトレモロが搭載されているしサスティナーの動作を考えれば弦直下に
ポールピースが位置するワイドピッチの物、すなわちTB-4を選択すべきだろう。
わざわざSH-4を選ぶ何かしらの意図があったのか?

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当店でダンカンを搭載するモデファイ手法とは違い位相を合わせただけでSH-4が付いているが
PUの音色、リアに対するフロントの音色サスティナーの駆動ゲインが気に入らなかったので基板は改造した。

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お客様お持込のDR弦にてネック、オクターブ、トレモロ角度等を各部調整。

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納品完了!!
予定納期よりかなり遅くなってしまいお客様にはご迷惑お掛けしました。(ワシのせいではないのだが…)

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で、このFR-ELT SUSのサウンドである。

具体的な数値は書かないがソロイストとしてはかなり重量感がある。
おそらく目の詰まったアフリカンマホの影響だろうがそのおかげでマホっぽい中域の強い音色ではない。
ステンレスフレットの効果と相まって割とシャキッとしたメリハリのある出音だった。
ソロイストの出音としては十分合格点なのだが高域のヌケや低域の締りを更に狙うならやはりアッシュバックにして欲しいかと。

このモデルをベースとしてアッシュバックで(500歩譲ってセンで)サスティナーを外し、フレットをJESCAR#57110に
して定価15万未満なら個人的には買っちまうかもしれない(笑)
んでフロントはホットレイル、リアはネイルボム入れて弦ロックのブロックはチタンに変える…
「そこまで言うならそんなスペックのソロイスト作れよ!」との声が聞こえてきそうである(笑)

あっと言う間に終わってしまった2016年…
来年こそは…

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師走はIBANEZ祭り!RBM2&JEM-90HAM 結構苦労したぜシリーズ(笑)編

 2016-12-14
あっと言う間に今年もあと2週間ですね…
現在年末進行でバッタバタで御座います。

やや忙しくなってきた12月初旬。
難易度の高い?アイバニーズが2本いらっしゃいました。

まずは分解時画像で申し訳ないがレブビーチモデルRBM2。
KRAMERを使いフラッシーなタッピングでデビューを飾ったレブがアイバニーズとエンドースした
ウインガー後期に使ってましたね。
ウインガー以降、ソロアルバムや白蛇、ドッケンではSuhrなのでメーカー生産時期も短く
本数も少ないと思われるレアなレブモデルですな。
パッシブPUに交換されてるしピックガードが無い…
今回はこのRBM2を本来在るべき姿に戻します。

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まぁ覚悟はしていたのだがメーカーには既にピックガードが残っていなかった。
そりゃ生産も少なければ生産終了からかなりの時間が経ってますからね…

なので

ピックガード作ります…

とりあえずはネットで画像を探しまくる!

ファーストのジャケット柄のWRB3なんて持ってる人居るんすかね?

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この海外版広告ではRBM10なる廉価版も載っているが日本国内でも販売されてたんかな?
なんて色々昔を思い出しながらもピックガード周りが鮮明に分かる画像を探すが…無い。。。

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ネックジョイント部にはRBM-2のスタンプ。
廉価版RBM10では無い証明だ。

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限られた画像を拡大して見比べながらボディーに貼ったマスキングシートに下書きする。
Demo Anthologyを聴きながら何度も何度も書き直す…
下書きが終わる頃はMasqueradeを聴いていた。何で歌うかねぇ?なんて思いながら。

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仕上がった下書きを元にアクリル板で元型を削り出す。
下書きで悩み過ぎて頭が疲れたので気分転換に導電塗料塗布、PU交換作業を先に行った。

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今回ネック側はフレットのすり合わせ程度だがテンションバーの取付けビス穴が緩くなっていたのと
位置も微妙に歪んでいたのが気に入らなかったので埋め木。

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ピックガードをアクリルゴールドミラーで削り出して完成!
おぉ…文章で書くと何て短い時間で済むのだろうか(笑)
実際はめちゃめちゃ時間掛かって苦労したんですけどね。

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さて、お次はJEM-90HAMである。(画像は完成時)
最近も別件のブログで過去記事のリンクを貼ったがヤフーで「スタッド倒れ」で検索すると
当店のブログがド頭に出て来たのにはビックリした。(自分のPCだけかな?)
このJEM、お客様が某有名大型チェーン店で中古購入された直後にお預かりしました。
正直驚きました。
電気系はPUを除き全てガリ、接触不良で全く使い物にならない。
ネックは反りまくり。指板も汚れフレットも曇っている…
到底「中古保証」を謳っているショップが販売したとは思えなかった。
JEM-90HAMは滅多に見る事の無いギターだ。購入されたお客様は探すに探したのだろう…
作業前に検品結果をお伝えした時のお客様の残念そうな声のトーンが忘れられない。

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まずは全分解。
危惧していたロープロエッジのスタッドだが…

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過激に倒れてはいないものの6弦側はアンカーが抜けたのかコッテコテに瞬間接着剤で固められている。
ひょっとしてコレは一種のアンカー抜けリペアのつもりなのか??

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拡大。
さて、どうやってこのアンカーを抜いていきますかね…

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彫刻刀や突きノミを使って慎重にコリコリコリコリコリ瞬間接着剤の層を削る…

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アンカーの頭が見えたところで国産テールピース用のスタッドを入れてアンカーを抜く。
もちろん当て木の板の下にはラバーシート置いてますよ。

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やっと抜けた!
抜くのは一瞬。接着剤削るの1時間(笑)

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ここからはいつも通り。
アルミプレートの厚み分だけザグリを掘ります。

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アクリル板で冶具を作って仮組み。

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2ミリ厚のアルミプレートを削り出してスタッドアンカー部修理完成!!

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外したピックガードなのだが裏面はかなりサビ、カビに侵されている。
そりゃポット、スイッチもダメになるわな…って感じ。
つーか中古販売の前に全部交換しとけよ!!(怒)

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スペック表でPUはエボリューションのはずなのだがDPナンバーの刻印が無い。
JEMはサスティナーがらみで作業する事が多いのだが大半は刻印が入っていたと記憶しているが。

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まずはピックガードを研磨。
数種類のコンパウンドでサビとカビを除去して仕上げはシミクロームを使う。
シミクロームは本来アクリル用のコンパウンドらしいがアクリル用ならではの目の細かさ、
研磨した表面に保護膜を形成してくれるので金属相手にも仕上げによく使う。

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ポット、スイッチ交換。配線やり直し。
これでピックガード側も完成。
当然ボディー側のダイレクトマウントジャックも新品へ交換済み。

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で、ロープロエッジ載せてピックガード付けてこの日はおしまい!って思いながら帰り支度をしつつ眺める…
ロープロエッジ前面とピックガードのツラが合ってないのが気に入らない。
6弦側と1弦側で隙間の幅が違う。(1弦側の方が狭い)
1弦スタッドが倒れているならまだしもスタッド周りはバッチリ仕上げた。
原因はメーカー製造時のピックガード取付け工程だしお客様からは指摘を受けていない箇所。
でもその日の夜はこのズレが頭の中から消える事は無かった…

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翌日。
やっぱりここまでやってズレが有るのは納得できないのでピックガードの位置修正だ!
まずは全てのビス穴を埋め木。
ピックガードの位置を修正して新規にビス穴を開け直す。
埋め木の接着剤が硬化するまでの時間を使って導電塗料を塗り直す。
想定外の作業が追加になったので時間と段取りの帳尻を合わせようと工夫したつもり(笑)

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よしよし。
これで満足だ!

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フレットも摩耗、ネックにも若干クセがあったのでキッチリ指板修正。

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フレット打ち完了!

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ネックジョイントビスもサビが酷かったので交換。
一般的なメーカーはネックジョイントビスの太さは4ミリである。
強度を優先するメーカーや何故か大陸製の一部は5ミリ。
そしてアイバニーズは4.5ミリなのだ!
アイバニーズの代名詞、薄めのネックに強度が無いとは言わないが(今回は)
ネックジョイントの強度、密着度は鳴り、サスティーンに繋がるのでアイバニーズで
ネックジョイントビスを交換する際はネック側のビス穴を拡大して5ミリのビスを入れている。
先のRBM2も同じ。
実はこの作業工賃をお客様へ請求する事は無い。
だが徹底的に作業するシリーズの場合は個人的に拘りたい部分なのだ。

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完成。
ようやくアイバニーズの連鎖から解き放たれる(笑)
とは言えこの後は鬼の様な本数のフレット交換が待ち受けていたのであった…

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以前自分も中古販売に携わっていたがその時は「保証書」を付けていた。
その保証書は「きっちりメンテナンスしております。万が一何か御座いましたら…」な在り来たりな意味合いで
お客様へ安心を提供し、ある意味商品のコンディションへの自信の表れでもあった。
今回のJEMを販売した大型店はHPに詳細に、かつ立派な文言で保証規定を掲載している。
が、その意味合いは「あ、何かクレーム有ったら言ってねぇ~」ぐらいなのだろうか?
画像載せたり書きはしなかったが付属のトレモロアームも間違っていた。
(ロープロ以降のトレモロ用でロープロのアーム差し込み口には入らないサイズ)
つまりアームをブリッジに挿す程度のチェックさえも行っていないって事だ。
今は大なり小なり中古ギター、ベースを取り扱っているショップが星の数ほど有る。
中古保証を謳っているのはもはや当たり前。
しかし本当に商品に対して保証が出来るショップは少ないのではないだろうか。
商品に問題があればリペア業者に丸投げ。リペアが無理なら返金。
それで金銭的には着地するのだろうが
「長年探し続けてきた憧れの1本を購入出来た」その想いまでは保証されないのである。
皆さんも中古購入の際は良いコンディションの商品を選ぶのに全神経を使うのではなく
良いショップを選ぶ事もお忘れなく。
中古購入時は商品もショップも「石橋を叩いて渡る」べきである。


年内は28日(水)までの営業です。
フレット交換など大掛かりな作業は難しいですが年内完成希望のリペアをお考えの方は一刻も早く(笑)
お問い合わせ、ご連絡お願い致します。

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リペアセミナーに関するご案内

 2016-12-01
リペアセミナーのブログを書くのは久し振りです。

本日は今年最後のリペアセミナーを開催しておりました。

ネックの反りの正しい見極め方をお客様実践中。
(決してジェフワトソンばりのタッピングプレイ中ではありません…)

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ロッド調整もチャレンジして頂きます。

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弦高計測中!

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今回はネックの反りの正しい見方、ネック(トラスロッド)調整、弦高などのセットアップに関して受講して
頂きました。

業界内の方や仕事をサボって受講される方(笑)など画像NGのお客様が意外に多いので
中々ブログで紹介する機会が少ないのですが今年も多くの方に受講して頂きました。
自分のギターを正しい方法で自分の好みに合わせたセッティングに調整されたいお客様は
年々増えている様に感じます。
基本的な調整方法を身に付ければ中古購入の際にコンディションの見極めも可能になります。
受講内容はお客様のご希望に沿って行いますのでネック調整、配線など何でもOKです!

尚、これから年末まではリペア繁忙期に入りますのでリペアセミナーの受付を一時休止させて頂きます。
年始より再開しますので興味のある方はお問い合わせ下さい。




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GUILD BLADE RUNNNER Mcauley Schenker GroupはMSGの黒歴史なのか?編

 2016-11-19
皆さんはMitch Perry(ミッチ ペリー)というギタリストをご存じだろうか?
少しマニアックなHR/HM好きオヤジ世代なら知っているはずなのだが…

80年代はあのビリーシーン率いるTALASに在籍していたタッピングの名手である。
後にリタフォードバンドやファスタープッシーキャット(笑)にも在籍するのだが
一番露出が多かったのはMcAuley-Schenker Group期だろう。
近年ならドッケンにレブビーチが加入したりメガデスにキコが入った時と同じ様な違和感だったが(笑)

当店のお客様でMSG=シェンカー信者の方達に言わせればマッコーリーシェンカーグループ前期は
長きMSGの歴史において黒歴史だそうな…モロ売れ線狙いのキャッチーな曲が多かったとは思う。
当時MTVでPVがよく流れてたのを覚えている。

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マッコーリーシェンカーグループは曲云々よりもミッチペリーが弾いていたスゲェ形のギターと
ロビンマッコーリーの髪型がかなり印象的だった。(近所に同じ髪型のオバチャンが居た)

YG誌のミッチペリー機材紹介ではメインと思われる青を始めサブを含めた2~3本が載っていた記憶がある。
ボディー下部の穴に腕を入れてギターごと「ぐりんぐりん」回していたライブ映像も見た記憶がある…
それがGUILD BLADE RUNNNERだ!

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長くギターリペアに携わっているので大抵のギターは見たり触ったりしてきたが
BLADE RUNNNERは日本へ入ってきていた本数も少ない為かライファー(ライフファースト=初見)である。
今回はそんな貴重なギターを徹底的に作業させて頂いた。

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ベンツマーク形状のポジションマークは埋め込み時の樹脂が一部欠損している。
まぁ指板修正+フレット交換も作業するので埋めちゃうかね。

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BLADE RUNNERの純正PUはEMG。
しかしながらジャクソンPU(J95)へ交換されている。
しかもザグリの拡大とエスカッションのビス穴はかなり雑な作業が施されていた。

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元々EMG仕様なのでケーラーブリッジを外してもブリッジアースを結線した形跡が無い。
確かUSAメイドのHAMMERもEMG搭載モデルはアース取って無かったな。
EMG社はローノイズ売りなので「ブリッジアースは不要」と今でも取説には書いているが
やはり少ないながらもノイズは出るのでブリッジアースは必要である。

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さて、作業をご依頼頂いたお客様はオリジナルスペック、即ちEMG仕様へ戻して欲しいとの事
でEMG81をお持込み下さったのだが大きな問題がある。
ジャクソンPUはPU本体、そして専用エスカッションが一般的な物より大きいのである。
左がジャクソン、右が一般的なエスカッション。
EMG81は当然一般的なサイズだ。

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普通のエスカッションをボディーに載せてみる。
やはりジャクソンのビス穴と日焼け跡がハミ出てしまう…
今回は仕上がりのルックスにも拘る方向性なのでこれはNG。

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ならばエスカッションはジャクソンのままでEMG81付けるとどうなるか?
ガスガスに隙間が空く…これもダサイ。
PUザグリ内に導電塗料塗ってもこの隙間は目立つだろう。

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よし!じゃぁジャクソンのPUカバー剥がしてEMGに被せちゃうか?
みたいな荒業も考えたが…縦は入っても横が入らなかった…

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そして辿り着いた解決方法はジャクソンエスカッション+汎用エスカッション合体である。
幸いPU取付けビスのピッチは同じだったので削り込んで内側に入れた。
固定は両面テープなので万が一の際はジャクソンPUへ戻す事も可能である。
EMGを付ければビスとスプリングが2枚のエスカッションを貫くので固定は両面テープでも
全く問題は無い。

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これなら違和感はあるが隙間が目立つ事はないだろう。

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なんてエスカッションの解決方法を思い付くまでの間、
ガッツリ指板修正+フレット打ちしてました。
指板は少し波打っていたので指板修正はいつも以上に時間を掛けてじっくり作業。

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フレット打ち終了!
と、書くのは一瞬だが今回のエボニー指板も硬い硬い。。。苦労しましたわ。。。

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ネック周りが一段落したのでボディー側を着工。
PUザグリに導電塗料を塗りブリッジアースも配線。
雑に空けられたジャクソンPUのエスカッションビス穴は埋め木してから位置出しをし直して
新たなビス穴を開ける。

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コントロール周りの配線完了。
ポットはEMG純正の16φ小型ポットではなくCTSのフルサイズ(24Φ)の25kAを
スムーズポット化して取付け。
バッテリーは大型クリップを採用。クリップ自体はザグリ壁面にベルクロテープで固定。
これなら電池交換も手こずらない。

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元々のコントロールパネルはペラペラで薄くプラ板?みたいなのが極小サイズのビスで
止められていた。
今後は電池交換等でパネルを開ける機会も増えるのでここは手を打っておきたいかと。
このまま極小サイズのビスで何度も開け閉めすると木部のビス穴もすぐに拡がってしまうだろうし。

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ところが2枚上の画像、ミニスイッチ横のパネル固定ビス穴を見てほしい。
ビス穴と壁面に全く余裕が無い。
したがってビスのサイズを太くすればビス穴が壁面と貫通してしまう。
止む無しでビスの長さを稼ぐ事にする。
画像右側が一般的によく使うパネル固定用のビス、左側が今回使う本来エスカッション固定用のビス。
ビス穴を深く空け直し穴径も少しだけ拡大してエスカッションビスでパネルを止めて電気系の作業は
完了…

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と、思ってたのだが帰宅する時に車を運転しながら何かあのペラペラのパネルが気に入らない…
ここまで作業して最後にペラペラのパネルを付けるのが気に入らない…
なので結局は翌日少し早めに出勤してツヤ消し黒1Pの素材を削り出してパネル製作。
これで気が済んだ(笑) こんな工賃外の作業をするから商売人として自分はダメなんだと思う(笑)

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でも出来栄えは満足だ(笑)

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ここまで来たらより一層他の部分も気になってくる…
まぁこんな形状のギターなので尖った部分やボディーの角はダメージを負いがちである。
上の画像の様にコントロールパネル横は既に何かしらのタッチアップが施されていた。

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なので目立つ大きなダメージ箇所にタッチアップを施す。
本来この手の発色が明るい塗装はカラーを吹く前に「捨て白」と呼ばれる発色を明るくする為の
白や明るめのグレー等の下地着色を行う。(画像の傷口に見える白っぽい塗装の事)
タッチアップでは捨て白を塗ってからカラー着色は難しいのでカラーをいきなり塗るのだが
ヘッドの先端は褪色が進み、ボディー側はそうでもない…
なので都合2色のカラーを調合した。

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やっと完成!!

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ポジションマーク横の樹脂欠けも良い感じに補修出来ている。

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このBLADE RUNNNERはボディーに大きなカットが有る為に重量バランスが悪く、
ストラップで吊るとヘッド落ちするとの事だったのでネック側のストラップピンの位置を変更。
元穴は埋め木して上記と同じくタッチアップで着色。

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移設先はネックジョイント部。
お客様へ引き渡し時にストラップを掛けてもらってチェックしたがヘッド落ちは改善出来ました!

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毎回ケーラーのロックナットには手を焼くのですが…
元のナットからロックナットへの弦の進入角がキツ過ぎる。。。
ロックナットへ弦を通すのも一苦労である。

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しかも今回はヘッド形状、ペグ位置の問題から普通に弦を張るとロックナット側面に弦が
当たり過ぎる。
現に1弦はセットアップ時にロックナット側面部で切れた。
なので6弦以外を逆巻きにしてロックナット側面への接触を緩和してみた。
この方が弦交換時のチューニンもラクになるだろう。

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EMGとエスカッションの隙間もこれならあまり気にならないかと。

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コントロールは1VOL、1TONE+ダイレクトスイッチ。
ミニスイッチはお預かり時何も配線されていないダミーだったのでお客様と相談して
ボリューム&トーンをバイパス出来るダイレクトスイッチにしました。

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いやぁ~色々苦労したぞぉ~BLADE RUNNNER!

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久々にミッチペリーが見てみたくなったので動画を検索。
クレーン上でPVを撮影していたキレイなオネーチャンがシェンカーのブン投げたFVに当たって落下!
そして爆発するというメチャクチャな内容のPVをどうぞ(笑)
MSGの黒歴史らしいがアメリカンロックとしては悪くないと思うぞ。
個人的にはマッコーリーがスコーピオンズ初期の曲歌っても違和感無いかも…と思う。




今や昔の面影が残っていないぐらいにお歳を召されたミッチペリー。
レスポール使ってるんすね。
しかしながらタッピングは相変わらず超絶!




サムネイルで出てきて気になったのがコレ。
ほほぉ~ジェフスコットソートですか!
しかし何でクレイジートレイン?
ミッチペリーがワザとなのかは分からないがGソロの入口が「エェッ?そっから??」ってな感じ…
でもジェフスコットソートのボーカルが意外にオジーしてるので貼っておく(笑)


ミッチペリーってもっと評価されても良いギタリストだと思うんだけどな。
同系ギタリストでの成功者はレブビーチかな。
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FloydRose トレモロのスタッド倒れ修理 もぅ倒れたくても倒れられないスタッドアンカー編 Ver.2!!

 2016-11-08
いやぁ~もぅ11月ですか。
早いねぇ1年って。
何かひたすらフレット交換してるうちに1年が経ってしまっているような気がする…
今年は作業に時間の掛かるリペアが多かったものの作業方法を悩む程の
重症患者はあまり無かったかな?
このままフレット打ちまくっているうちに今年も終わるのか?(現在も秋のフレット交換祭り真っ只中!)
…なんて早くも1年を振り返ろうとしていたある日、
神様は見ていたのでしょうな。そんな油断していた?オレを…
突然難題は訪れたのでした…



さて、今回は現代ソロイストの代名詞とも言えるギター、トムアンダーソンのドロップトップです。
皆さんご存知の通り決して安くはないギターです。
(画像は完成時)

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お預かり時↓
リペア内容は「スタッド倒れ」。
数年前に「Ibanez Low-Pro-Edge トレモロのスタッド倒れ修理編」をブログアップしてから
ワンオフでアルミプレートを削り出すので安くはないリペアですが同様のリペアを沢山作業させて頂きました。
今回も上記ブログをご覧頂いてのご来店だったのですが…

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早速分解してみる。
1弦側のアンカー部が完全に逝ってしまっております。

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なななな何と!
アンカー前面の木部が貫通して取れてしまっています!!
このトムアンダーソン、メイプルトップのバスウッドバックですが1弦アンカー周辺のバスウッドが
他の部分に比べて極端に柔らかい=強度が無かったのでしょう。
長年ギターリペアに携わってますがトンネル状に木部が貫通したスタッド倒れは初見です。
まぁ当然トップのメイプルも割れてますが。
2003年製なのでまだ木材の枯渇云々が騒ぎになる前ですね。
たまたまバスウッド運が悪かったとしか言い様が無いかも…

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ピッチシフトキャビティーの深さが丁度トップのメイプル貼り合せの深さだったのか
スタッドが倒れてネック側へズレたフロイド本体がメイプルを押し出して完全に剥がれてしまっています。
これは困った…

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何故なら従来のアルミプレートを使ったリペアだとプレート自体は当然ビス止めしますが
それでも仮にネック側へ倒れようとしてもリアPUとの間のボディーが支えてくれてプレート&スタッドの
前傾を完全に抑えていましたので。
今回はプレート前面に一切壁が無い状況なのです…
仮に完全に剥がれているメイプルを横から接着剤流して無理に接着しても強度的には全く役に立たない
でしょう。

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途方に暮れながらとりあえず6弦側のアンカーを抜く。
6弦側はバスウッドがしっかりしているのかウソみたいにしっかり埋め込まれていて
抜くのがかなり大変でした。

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グラグラしているメイプルはもはや邪魔なだけなので「ペリッ」とカットして
まずは1弦側のアンカー穴の補修に入ります。
白い付着物はお客様がDIYで何とかすべく流し込んだパテの跡。
※この様な事態になれば誰しもが焦るのは分かりますがパテや接着剤を使う前にご相談下さい。
パテや接着剤を使ってしまうと木目が埋まるので本来使うべき接着剤等が染み込まなくなります。
したがって強度を保証出来るリペアが難しくなりますので。

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楕円になってしまったアンカー穴を僅かに大き目のサイズのビットで拡大=成形してから埋め木。

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問題はこの前面だ…

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思い切って埋め木し易い形状にルーターで成形してから用意したのはトラ杢の入った
硬いメイプルの端材。

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適当な大きさのブロックにカットしてからまたもやパズル作業である。
ちまちま手作業で削りながら傷口に合う様に成形していくのである。
文章で書くのは一瞬だがかなりの時間が掛かる作業なのだ。
今年は例年になくパズル作業が多かった…
それにしてもアンカー前面の成形時にこのバスウッドの柔らかさに改めて驚いた。
ルーターで掘ってからノミで細部修正するのだが刃物がサックサック入る。
普段は苦労する直角出しも一撃で済んだ。
やはりこの1弦アンカー周辺のバスウッドは強度は全く期待出来ない。
なので今回は従来のアルミプレートを使ったリペア方法を進化させます!

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そろそろ目が疲れて(そろそろ老眼ヤヴァイか?)
腰が痛くなってきた頃にきっちり収まる埋め木が完成。

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そして接着。
パテの染み込んだ木部は完全に削って無くしたのでバッチリ接着出来ました。

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埋め木の接着剤が完全に硬化してから一気にルーターで成形。
接着剤が硬化するまでの時間に今後の作業段取りを煮詰め、ルーター用の冶具を製作していました。

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アンカー穴、アンカー前面の埋め木も良い感じで密着しています。

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中央部にあった生産時の冶具穴も少しでも強度を上げたい思いから埋め木しました。
ルーター加工部の角は丸くなるので刃物でスクエア形状に成形。

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さて、今回は従来のアルミプレートではなく「コの字型」アルミチャンネルを使います!
計画に合うサイズの素材が中々見付からず、建築資材屋さんに相談したら
オーダーは可能だが超大量&超高額なら受注出来るとの事(笑)
仕方ないのでネットで一番希望に近いサイズの物を取り寄せた。
肉厚の薄い物や小さいサイズの物は近所のホームセンターにいくらでも有るのにねぇ…

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埋め木はしっかり出来ていますが元々のバスウッドの強度が信用出来ない。
コの字型のアルミ部材で覆う事によってブリッジの負荷の掛かる箇所全体の強度UPが狙いです。
万が一アンカーが埋め木したメイプルをネック側へ押し出そうとしてもこれなら心配無用!

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 厚さ2ミリのコの字型アルミの強度はバツグンです!
ひょっとしたら象が踏んでも大丈夫?とも思える程の硬さです。
この硬さが安心出来る強度をもたらし、この先地獄とも思える手加工の難しさをもたらすのです…

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ルーターでカットしたボディー幅に合わせるのも一苦労…
深さに合わせて削り出すのはもっと大変…
何せ各部の直角を崩さずにコンマ何ミリでサイズを合わせていくので。
ほぼ丸一日、朝から晩までちまちまアルミを手作業で削っておりました。。。
その日帰宅したら靴下の中にまでアルミの粉が入り込んでた(笑)

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さて、アルミの成形が一段落したら今度はアンカー穴の位置出し用の冶具を作ります。
アルミは透明では無いのでアンカー位置が見えないからね。
アクリルプレートで製作。

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1弦側のアンカー穴も空け直して、

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「実際のアルミはこうなりますよ~」な冶具が完成!

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仮止めしてみる。

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で、冶具に合わせてアルミを加工。

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合体!!
ちなみに合体前にルーティングで木部が剥き出しになった箇所はタッチアップで着色、
PUザグリは導電塗料を塗り直しておきました。
木部剥き出しだと湿度や乾燥の影響が考えられるのとなるべく良い仕上がりにしたかったので。
まぁ組み込んだらほとんど見えない&気にならない場所なんですけどね。

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アンカーの埋め込みもバッチリ!
厚みが2ミリのアルミなのでアンカーはアルミと面一でも倒れ対策としては十分でしょうが
保険の意味合いでアンカー上面が0.5ミリ突き出す様にしています。
これでしっかりアルミにアンカーの荷重が掛かります。
要は元のトップ面からアルミ厚2ミリ+保険0.5ミリ=2.5ミリ掘り下げたって事です。
それだけ冒頭のトンネル状に抜けた木部が尾を引いたって事です(笑)

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ブリッジ側はこんな感じ。
当たり前ですがブリッジ側、リアPU側共にクリアランスは計算しています。

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ボディー裏側、トレモロスプリングキャビティーからはこんな感じ。
サスティーンブロック側の壁面からアルミは1ミリ飛び出しますが上面までは余白があります。

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なのでアームをフルアップ時にもサスティーンブロックとアルミは接触しません。
要はアームアップの幅は作業前と同じです。
もちろんネック側のアルミもリアPUには干渉しません。

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リアPU側から。
ここまで出来た時には達成感と共にどっと疲れが出てきました…

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組み込み終了!
当たり前っちゃぁ当たり前なのですが激しくアーミングしても全く問題ありません。

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真上から見ればアルミが見えるのは仕方ないですな。

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いやぁ~苦労しました。そして久し振りに頭使いました(笑)
最初にお預かりしてからしばらくは他の仕事中も飯食ってる時も風呂入ってる時も車の運転中でさえ
今回どう作業するのかばかり考えてました。
考え抜いた末に見た目よりもサウンドよりも強度を最優先するならこの作業しかないかなと。
結果的には良い着地点へ到達出来たかと思います。
今後Ver.3を発案しなければならない様なリペアが来ない事を切に願います…

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トムアンダーソンってやっぱりカッチョイィですな!

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さ、フレット交換祭りに戻ろ…


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<臨時休業のお知らせ>

 2016-10-31
3日(木)祝日定休
4日(金)臨時休業

※5日(土)は通常営業ですが既に来店予約を数件頂いておりますので5日にご来店希望の場合は早めにご予約をお願いします。

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すっかり秋ですね…秋は「パズル」な作業?割れ・欠け修正修理編

 2016-10-12
台風以降は涼しくなり湿度も下がって絶好のフレット交換シーズンに突入しましたね。ってウチだけ?

で、早速フレット交換です!

70年代のジャズベースです!!

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…1フレットのブロックポジが欠けてます…
こりゃ何とかせなアカンでしょ。
お客様には「何かで適当に埋めといて~」的に言われましたがその「何か」が難しい。
う~む…どう傷口を修正して何で埋めるのか…
悩んでいても仕方ないのでとりあえずはナット外してフレットを抜いてしまおう!

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で、フレット抜いてから工具でちょっとコジッてみたらですね、
ブロックポジが浮いてきてくれたのですよ!
コレでかなり作業の方向性が見えました!!

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慎重に全体を浮かせて取り外し完了!

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画像では分かり難いのですが欠けている=割れている箇所の周辺も劣化が進み、
爪で軽くコリコリやるだけで粉状になってボロボロ崩れてくる…

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こんな時は劣化した部分を大胆に削ってしまいます。
劣化した部分は強度も無いのでその上に何かしらの物を貼ってもすぐにダメになるので。

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新品のパーロイドのポジションマーク素材は色合いがキレイ過ぎて合わないので
何か無いかな?と色々あてがったところ少し黄みがかったピックガード素材が比較的合う。
そして柄が合いそうな場所を選ぶ。

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お互いの断面を整形してから接着。

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ポジションマークとピックガード素材では厚みが違う=ピックガードの方が薄いので
裏面に1ミリのアクリル板を貼ってから裏面全体を研磨して厚みを整える。

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貼り足した部分は微妙に色が違うのは仕方ないが中々の出来栄えではないでしょうか。

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元の場所に埋め直してから指板修正ついでに指板Rに表面を合わせます。

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フレット打ち完了!
以前同じ様な症状をパテ埋めで修理されたギターを見た事があるがこっちの方が圧倒的に
違和感は無いですよ。めっちゃ手間と時間掛かるけど…

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と、一息ついていたら今度はギターの指板角を当ててしまったお客様がご来店…
ローズ指板の繊維も圧縮されて潰れているので相当な衝撃だっただろう…

タルボ1


繊維(導管)が潰れた箇所は接着剤が導管に染み込まないので接着強度が落ちる。
なので導管の潰れた箇所はカットしてしまう。
色んな刃物を使い分けながら丁寧に作業する。

タルボ2


傷口の底面、側面を整えるにはどうしてもヤスリをかけなければならない。
だが小さくて目の粗いヤスリは中々無い。
なのでこんな時は平面出しをした牛骨ナットにヤスリを貼り付ける。
画像はレスポール用だが細かい箇所には薄く小さく加工したストラト用も使う。

タルボ3


傷口が整ったところで次は埋め木の製作に取り掛かる。
手持ちの指板材から比較的色合いや木目の風合いが似た物を探して適当な大きさに切り出す。

タルボ4


傷口の大きさ、形状に合う様に加工していくのだが大まかな所まではサンダー(回転するヤスリ)で
削ってしまうがサンダーを強く当てると埋め木が焦げてしまい黒くなるので途中からは完全手作業…
チマチマチマチマ削る削る削る…
サイズが小さくなるにつれ力を入れ過ぎると割れてしまうので恐ろしいまでの時間を掛けて丁寧に削る…

タルボ5


言うまでも無く一番大変なのは傷口の形状にピッタリ合わせる作業だ…
表面はこんな感じでOKかな。
少し大き目のサイズでなければ接着時に圧力を掛ける事は出来ない。

タルボ6


もちろん底面も合わせる。
3次元で形状を整えるのはかなり大変である…

タルボ7


さて接着に入る。
普段なら木工用、又はゼリー状瞬間接着剤を使うところだが瞬間接着剤は導管に染み込むと
濡れ色=黒くなってしまう。
なので今回はタイトボンドⅢだ!
接着強度に定評がある従来のタイトボンドよりも速乾性が上がり耐候性にも優れるので
今回の様なケースにはバッチリである。
何よりも接着強度は十分なのに導管に深く染み渡るわけでなないので濡れ色の心配が無い。

タルボ8


接着完了!
接着した直後、埋め木を少しも動かさない様に必死で指で押さえているとこんな時に限って
ちょっとマイナーな運送屋がお荷物のお届けに来る…
かろうじて受領印を押すも「普段どちらの運送会社をお使いですかぁ?」とか
「運賃表もらえればウチもお値段勉強しますよぉ~」とか営業掛けてくる…
見て分からんか?ワシは今キミのお話しを聞ける状況ではないのだよ…
今後何があろうとも○○運輸にお世話になる事はないだろう。

タルボ9


接着箇所が十分に乾燥したところでまずは刃物で余分な箇所を削り落とす。
最終的には指板表面と共にペーパー(紙ヤスリ)で研磨するのだが出来るだけ指板表面を
削りたくないのでギリギリまで刃物で粘る。

タルボ10


ペーパー掛けて整形研磨完了。

タルボ11


指板側面は塗装が施されているのでタッチアップで仕上げて完成。

タルボ12


一応完成。
でもまだここからが勝負なのだ…

タルボ13


当たり前だが指板とは別の木を貼っているので微妙に質感が異なる。
埋め木で貼り付けた木は細かい木目なので違和感がある…
なので数種類の針を使って木目=導管を彫る!

タルボ14




色合いの違いは仕方ないですが導管が繋がると違和感が薄れたと思いません?
思わない?ひょっとしてワシの単なる自己満足?(笑)

タルボ15


完成!!

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折しも季節の変わり目、2本続けてパズルの様な細かい作業してたら腰が痛くなってきました。
寒くなるこれから。腰痛持ちとしては怖い季節の始まりです…



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P-PROJECT NA-TH2 今なお人気の「サスティニアック」。「18Vサスティナー」ではありません編

 2016-10-11
今回はP-PROJECTのNA-TH2を作業させて頂きました。


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まず本題とは離れてしまうのですがこのNA-TH2に搭載されているのはフェルナンデス社の
「サスティナー」ではなく「サスティニアック」というデバイスになります。
サスティナーと混同されている方が多いので以前もブログを書いた記憶があるのですが
もう一度書いておこうかと思います。
まずフロントに搭載されている「トランデューサー」。フェル社のサスティナーでは「ドライバー」と
呼ばれていますがサスティニアックでは「トランデューサー」と言います。
コンディションはサビも少なくかなり良好です。

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ボディー裏面に設置された巨大なバッテリーボックス。

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9V電池×2個=18V仕様です。
サスティニアックは18V仕様のみとなります。
これが「18Vサスティナー」なる呼ばれ方の原因ですな。

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コントロールパネル内部の基板。
フェル社サスティナーは様々なタイプがありますが基板形状は長方形になります。
サスティニアックは正方形。

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確かにこのP-PROJECT NA-TH2や布袋モデル等でサスティニアック搭載ギターを販売していたのは
フェルナンデス社。(色々事情がある様ですがとりあえずP-PROJECTもフェルと同系列会社とします。)
サスティニアックのデメリット等を改善し、進化させたデバイスが「フェルナンデス サスティナー」。
ややこしい事にサスティナーも超初期型には電池を2個入れる18V仕様が存在します。
ただしこの超初期型は今ではほとんど目にする事はないでしょう。
今でも「18Vサスティナーを中古で買ったのですが調整出来ますか?」等のお問い合わせを頂きますが
大体が「サスティニアック」ですね。
厳密に「18Vサスティナー」に値するのはごく少数生産された「FR-180S」と上記超初期型サスティナー、
そして一時期フェル社が取付け加工を行っていたミュージックマンやPEAVEYのエディー系モデルのみに
なります。(現在は18Vでの取付けは行っていないそうです。当店も休止中。。)

そしてここからが重要!
「サスティニアック」はフェル社の布袋モデルに採用されていた為に今でもかなりの人気があります。
サスティニアック搭載モデルが最終生産されたのはフェル社、Zodiacコラボの布袋氏25周年記念モデル
になります。

これは限定数生産だったので中古も見付けるのは苦労するでしょう。見付かったとしてもかなり高額な様です…
その事情もあるのでしょうが某オークション等でバラバラの状態の「サスティニアック」を落札されて
お持込頂く事が増えております。
が、
かなり古いデバイス故に劣化も激しく、故障している物も数多く見られます。と、言うかほとんど壊れてます。。
当店へ持ち込まれた物で正常に機能していると判断出来るのは10ユニット入れば2~3ユニットぐらいでしょうか。
古いサスティニアックに憧れるのは理解出来ます。
しかしながら市場に出回っている物で使い物になるのは極僅かです。ご注意下さい…
サスティニアックは基板構成パーツが古く、特に心臓部のオペアンプは交換品が手配出来ません。
またサビによる断線が多いトランデューサーも交換品はありません。
結論としては「故障したサスティニアックは修理出来ない」という事です。

さて、本題に戻ります。
今回のNA-TH2のサスティニアックは多少効きが弱い状況でしたが基本機能は問題有りませんでした。
また基板上のパーツも一部問題が見られましたが交換可能パーツだったので十分再生可能!
まずは減ったフレットの交換より着手します。

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フレット交換完了!
質の良いエボニーで硬い指板でしたが前回のYAMAHA SG3000に比べれば平和な硬さでした(笑)

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トレモロの付いた古いギターをメンテナンスする際には必ずブリッジを全分解します。
何故ならほぼ確実と言って良いほどのブリッジのベースプレートとサスティーンブロックを止める
ビスが緩んでいるからです。
ここが緩んでいるとアーミング時に妙なガタが出ます。もちろんサウンド面にも影響アリ。

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2個マウントされていた「PRO-S」なるピックアップを外す。
裏面にフェライトマグネットの貼られたPUは経年劣化によりマグネットがボビンから外れている事が多い。
今回もご多分に漏れず剥がれてズレております。

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手で力を加えれば簡単に外れてしまいます。

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マグネットをボビンに接着して固定用のウレタンも新品へ交換。
ウレタンの長さを長めにしたのは固定力をUPさせる為。

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PRO-S2個に挟まれたダンカンJB(SH-4)。
トップ画像からも分かりますがこのJBのボビンにはダンカンのロゴがプリントされていません。
長足タイプと呼ばれる古き良きJBです。
今のJBよりクリアーな高域で歪ませても音の輪郭がしっかり残ります。
中域も太いのに濁りが少ない…
JBについては語り出すと長くなるのでこれで止めておきましょう(笑)

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JBも取付けビスにサビがありスプリングも弱っていたので交換。
更に裏面にウレタンを貼りしっかりと固定出来る様に手を加えます。
画像はありませんが一度分解のうえサスティナーをモデファイする時と同じ加工を行いました。


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18Vのバッテリーボックス。
本体側からの線材を軽く指で引っ張ると簡単に千切れてしまいました。
再度ハンダ付けしようと線材の被膜を剥きましたが線材自体が劣化している様なので…

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全ての線材を交換。

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レバースイッチもCRL製だったので機能はしていましたが接点の劣化が激しかったので交換。

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ジャックも言わずもがな。。

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ポット類は全く問題ありませんでした。
この頃の日本製ポットは本当に物が良い!耐久性もバッチリなのですが…

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こちらは現行の国産ポット。
背中にMADE IN JAPANの表記はあるのですが…
初期不良が多い。
具体的には新品を取付ける際に手際よくキレイにハンダ付けしたにも関わらずガリや接触不良が出る…
最近では全く信用していない国産パーツです…(あ、国産ジャックも相当ヤバイよ…)
ホンマに日本製なのかな??

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配線完了!
今回サスティニアックではありますが普段サスティナーをモデファイしているノウハウを反映させたので
音出しが楽しみです!

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ナットは純正が弦滑りの良いデルリン素材(ピックで使われるポリアセタールと同様の素材)でしたが
現代の基準では音が丸すぎるのでブラックタスクで製作しました。
ペグは今や廃版のGOTOHステップペグ。

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完成!
サスティニアックもモデファイが効いたのかブンブン動いています!

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今後も劣化は仕方ないが正常に機能している数少ないサスティニアックは救っていこうかと思います。


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最後にもう一度言わせて頂きます。
オークション等で「サスティニアック」、または搭載ギターを購入する際はある種のギャンブルだと
言う事を忘れないで下さい。ジャンク品は所詮ジャンク品です。
如何に高額で入手されようと故障していて直せない物は直せません…
ここまで書かざるを得ない程にお問い合わせが多いので…


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YAMAHA SGの最高峰!高中ブルー(みたいな)SG-3000 CUSTOM を徹底的に作業する編

 2016-10-07
80年代のヤマハSGは狂信的なコレクターを含め愛用されているお客様が多く、
比較的作業する機会の多いギターです。

今回作業させて頂いたSG-3000 CUSTOMは狂信的なコレクターが見たらブッ飛ぶぐらい良いコンディションです。
打コン程度はあるが目立つ大きなダメージは無し。

高中ブルー?みたいには見えるのですが当時の資料にデフォルトでこのカラーは無かった様なのだが…


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ロッドカバーにもしっかり「CUSTOM」の文字が有る。

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さて、まずは全体チェックなのですがやはりフレットは減っていますね…
元よりワイドローなフレットなので減り易い、減りが目立ちやすいタイプです。
お客様はコレクターではなくプレイヤーなのでフレット交換決定。

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次に電気系。
コイルタップを司るスイッチポットも機能はしていますが各部に接触不良、ガリが見られます。
全交換決定。

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全分解の手始めにピックアップを外してみる。
裏面には昭和61年のデート有り。
1986年製ですね。
ピックアップ外部で各コイルを結線、タップ出力する今では見ない構造。
しっかりロウ浸けされているのでカバー付きですがハウリング(発振)対策はバッチリですな。

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まずはフレット交換。(画像は打ち終わった直後の図)
このSG、何が良いコンディションかってロッド調整1発でネックが真っ直ぐになる!
問題となる様なクセが無かったので指板修正は非常にスムーズに終わりました!
が、
近年では仏壇でしか使ってなさそうなぐらいの鬼硬いエボニー指板…
フレットのタングに抜け防止加工を施して打ち込むとチップが出まくる…
その度に打ったフレット抜いてチップ修正⇒指板研磨⇒再度フレット打ちの繰り返し…
気付けばネックにクセのあるSG以上に時間が掛かってしまいました(疲)

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すり合わせまで終わった時には
「もうこれでチップ出まくり地獄から解放された!」な嬉しさがこみ上げましたわ(笑)

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さて、フレット周りが終わったので電気系へ取り掛かります。

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まずはポット類をCTS化、ジャックをスイッチクラフトにするので穴を拡大加工。
加工後は塗装の切り口を面取り。

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ポット穴、ジャック穴の拡大は面倒ではないが密かに苦労するのが独特な形状の
ポインターワッシャー。
これの穴もCTSに合う様に拡大しなければならない…
真鍮製でグニャグニャするのでリーマーを使って慎重にポットシャフト穴を拡大する。

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導電塗料も塗り終わった所で当時のヤマハの「凄さ」を垣間見てみよう。
コントロール内にピョロッと出ているアース線。(針金)

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不必要と思えるぐらいに長いビスに軽くからげられている。

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実はこのビス穴は貫通している。

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何処と貫通しているかと言えば1弦側のテールピース穴、アンカーである。
つまり先ほどの長いビスはボディー裏側からテールピースアンカーにネジ込まれているのだ!
したがってあのビスには確実にブリッジアースが通電している。
ギブソンさんみたいにコントロール内からアース針金を軽く引っ張っただけで「スポッ」と抜けてしまう様な
事は有り得ない。
ブリッジアースの確実性で言えばこのヤマハ方式を越えるアイデアには出会った事が無い。

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でも針金を軽くからげただけでは不安なので丁度良いサイズの座金ワッシャーに太めの
耐熱電子ワイヤーをハンダ付け。

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しっかり座金ワッシャーを締め込んでこの上なく確実なブリッジアースが完成!

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トグルスイッチザグリ⇒ピックアップザグリ⇒コントロールまでをアースラグ使って有線で
アーシング。

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ピックアップ裏面へ繋がれていた純正ケーブルも被膜を剥けばサビが見られ、
今では見る事の無い銅線ケーブルだったので高域特性のロスを防ぐべく新規のケーブルへ交換。

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エスカッションはブラス=真鍮製だったので経年劣化による変色は研磨すれば取れる。
しかしブリッジ&テールピースの劣化具合に質感を合わせるべくピッカピカにはしない。

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電気系作業完了!!
トーン用コンデンサーは薄型のオレンジドロップ。

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おっとまだノブのCTS化が終わって無かった。
ポットシャフト穴を新調に拡大。

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予めトグルスイッチの端子は導電塗料に触れない様に曲げてはいるがトグルスイッチが
緩んだ時に接触するとマズイな…と風呂(温泉)に浸かりながら思ったので
端子周辺の壁面に絶縁テープを貼った。
ヤマハは他社に比べてトグルスイッチザグリの径が小さいので毎回気を遣う…

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お客様が入手された同年代の美品ペグを付けて完成!!
ナットは純正のプラスチック製は論外なので牛骨削り出しです。

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分解時より気付いていたのだが…
このSG、ピックガード取付けのビス穴を埋めた跡がカラー下にある…

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ボディーサイドのバインディングにも。
って事は元はピックガード有りをリフィニッシュされているのは確実。
ただし経年変化による褪色で色ムラの出易い色合いをムラなく均一に塗られている。
しかも画像は無いがヘッド裏のシリアル№の打刻も消えていない…
ひょっとするとリフィニッシュしたのはヤマハのファクトリー(工場)なのか??
なんて妄想したりもする。

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リフ云々はさて置き、
硬いエボニー指板の貼られたギターの特徴である速い音の立ち上がり、
鋭い倍音の乗った高域が出る良いギターに仕上がりました!!
好みによってはモダンなピックアップへ交換すれば幅広い音楽ジャンルに対応出来るでしょう。
個人的にはアフリカンマホなんざ貼ったヒスコレLP買うぐらいなら間違いなくこのSGを選びます。
最終調整時、結構な音量で弾いていると何故にヤマハSGには狂信的な信者が居るのかが分かった気がします。
ま、このSGは滅多に見ない「アタリ」な1本なんですけどね。

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交換品が無い為に毎度泣かされる「ヤマハ独自規格」のパーツ類ですが
このサドルに付けられた共振防止の意味合いのイモネジ。
これもヤマハの「凄さ」を感じるアイデアだと思います。

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完成後、引き取り時に1ピッキングしただけで笑顔になられたお客様を見て徹底的に作業した
甲斐があったなと自分も満足出来ました。

でももうあんなに硬いエボニーと闘うのはイヤやなぁ…


後はこのSGを操る若きお客様がややこしい高中ファンのオヤジに絡まれない事を祈る(笑)





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YAMAHA FG-401W 今なお人気のFG、徹底的に作業して本来の「鳴り」を取り戻す編

 2016-10-01
今回はFG-401Wを作業させて頂きました。

中古市場では今も人気のFG。
お手軽価格で購入出来るヴィンテージアコースティックの代表格ですね。
経年変化により合板と言えど乾燥した木材の奏でる豪快なサウンドの虜になってしまうプレイヤーも
少なくはないでしょう。
しかしながらコンディションの良い物は少なくなってきていますね。
ネックが波打っていたりロッドが効かなかったりボディー(ブリッジ部)に異常な程の膨らみが
ある物は購入を控えた方が良いでしょう。
もちろん長い年月、前オーナーの使用状況によってはそれなりのメンテナンスを行わなければ
ヴィンテージ本来の「鳴り」は出せません。

今回のFG-401Wはラージガード&アジャスタブルサドルと珍しい仕様のモデル。
フレットの摩耗が激しく、ビビリも目立ちます。
しかしながらロッドを含めたネックコンディションは今まで作業してきたFGの中ではかなり良好な類でした。
フレット交換を初め問題箇所全てに手を入れていきたいと思います。

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ピックガードは縮みや割れも無くボディー側も大きな問題は無いのだが…

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ナットとネック側面バインディングとの間に隙間がある。
これはバインディングが縮んでしまったが為の症状。
FGに限らずヴィンテージギターにはよく見られる症状です。

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そこまで縮みが有って他の部分が無傷な訳はない…
所々クラッキング=ひび割れが起きてます。

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最も大きなクラッキングは最終フレット付近。
バンディングの縮み、クラッキングの完全な修理となればやはりバインディングの貼り直しに
なるのですが貼り直し+塗装となればコストも相当な物になってしまいます。
なので今回は現状のバインディングを補修する方向で作業を進めます。

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まずはフレットを抜いて指板修正。

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指板修正の途中段階で剥がれてしまっているバインディングを接着補修する。

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次にバインディングの素材を用意して、

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溶剤で溶かしてから硬化と定着の為の塗料の一種と混ぜ合わせてゲル状にする。

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それをクラックに隙間に埋める。

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ナット部分の縮んだ箇所には隙間に詰まったゴミや古い接着剤を除去してから
厚みを調整してから少し大き目にカットしたバインディングを接着。

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ナット側より余分な部分を慎重にカット。

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経年変化による黄ばみに合わせたカラーを作ってタッチアップで着色。

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先ほど溶かしたバインディングを充填した箇所も着色。

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バインディングの処理が終わったところでフレット溝周辺の補修、徹底的に指板修正してから
フレット打ち完了!

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新規のナットを無漂白牛骨で製作して完成。

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元のバインディングと継ぎ足したバインディングの側面をきっちり研磨すれば両者の境目は
消せたのだが元のバインディングを研磨すると「味」であるムラのある黄ばみも削り落としてしまう…
なので今回は元バインディングを一切研磨せずに仕上げてみた。

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ハイフレット付近の重点箇所周辺はさすがに研磨が必要だったので黄ばみがある程度
無くなってしまったのだが筆塗りのタッチアップで再現してみた。

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ブリッジ周りも少し手を加えて完成!
図太いFG独特の「鳴り」が復活しました!
お預かり時よりは明らかに音量が大きくなった。
そして高域、低域の出方がハッキリしたと思います。

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実は今回FG-251Bも同時進行でお預かりしていました。
こちらはネックにクセが有ったので指板修正を徹底的に行い、ブリッジサドルの底面にも問題が
あったので修正作業を含めて見えない箇所にも結構手を入れさせて頂きました。

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251Bのボディーエンド。
合板とは言え側板にも贅沢なブックマッチを施すのは良い木材の枯渇した現代では無理でしょう…
いや、無理とは言わないが相当高額なギターになるでしょうね。
それを普通にレギュラーラインでやってしまっている古きヤマハは凄いね。

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いよいよ10月になりましたが今年の秋には苦労させられます…
台風は仕方ないが停滞した秋雨前線のおかげで湿度は上がりっぱなしの9月でした。
そんな中で指板修正作業は大変でした…短い時間で作業してはエアコンの効いた部屋で
ケースに乾燥剤を入れて保管。その繰り返し。。
10月は秋晴れのカラッとした天気が続いてくれないかな…

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10月1日 メール障害のお知らせ

 2016-10-01
本日10月1日、午前よりniftyサーバーの障害発生によりtonegarage@nifty.comのメールが確認出来ない状況が続いております。
メールを頂いておりました場合、障害復旧後の返信となります事をご了承願います。
本日の来店予約等お急ぎの内容は電話でお願いします。
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湯原:茅森&郷緑、温泉津:薬師湯、三瓶:池田ラヂウム&国民宿舎さんべ荘&湯元旅館&千原、奥津:般若寺、上斎原:国民宿舎いつき 充実の秘湯巡り編

 2016-09-26
久々の番外編です。

今回の秘湯巡りはかなり充実していたのでいつも以上に長編です。
おそらく過去最長の番外編でしょう(笑)
本当に長ぁ~~~いので通勤列車の中や眠れない秋の夜長の暇つぶしにでも読んでみて下さい(笑)

例年我が家はこの時期に遅めの夏休みを頂いて奥飛騨~乗鞍方面に出掛けるのが
暗黙の了解なのですが今回は西へ向かいました。
以前より秘湯サイトではチェックしていた島根県。
どうやら素晴らしい秘湯が有るらしいよ島根県。
「名物が何も無いのが名物」らしいよ島根県。
でも大阪からは結構遠いぞ島根県。
当店の秘湯通のお客様が7月に秘湯巡りしたお話しを聞いて
目的地は島根県の秘湯群に決定!!

9月21日、初日。仕事を少し早めに終わらせて駅で嫁をピックアップしてから中国道へ飛び乗る。
途中のサービスエリアで夕食を済ませて米子道へ。
大阪から約180キロ走って湯原ICへ到着。

<湯原温泉 茅森温泉野天風呂&郷緑温泉>

岡山県は湯原温泉。
湯原周辺の秘湯は過去にも訪れている。
秘湯&珍湯巡り岡山編は⇒コチラ

20時過ぎに到着したのは「森のホテルロシュフォール」。
湯原界隈で温泉宿を検索していると必ずヒットしてくるリゾートホテルだ。

↓ 画像は翌朝チェックアウト時に撮影。

ロシュ2


我々温泉狂夫婦はリゾートホテルなんぞには興味は無いが翌日からの長距離運転&湯巡りの為に
少しでも距離を稼ぎ、体力を温存すべく前入りした訳だ。
とは言えチェックインしたら早速温泉へ!

ロシュ1 


うん。普通のリゾートホテルの浴室だな(笑)

ロシュ3


小さな露天風呂も有る。
泉質は湯原温泉の名湯、砂湯を少し薄めた感じか…

ロシュ4



アルカリ性単純温泉=略してアル単だが肌からの湯離れは良いので決して悪い泉質ではない。
翌日からのハードな湯巡りのウォーミングアップには丁度良い(笑)

ロシュ5


下湯原温泉と言うだけあって湯原のメイン温泉街からは離れているが「湯めぐりの宿」と看板が有る。
実は今回の宿泊プラン、1泊朝食付き洋室で1人あたり5000円以下!!
爆安である!!!
今時はビジネスホテルでも5000円以下での宿泊は難しい。
まぁ翌日が祝日とは言え平日宿泊ですしね。
ココを拠点に湯原の温泉街、砂湯を周るのも安上がりで良いかもしれない。

ロシュ6


さて翌日。
何度か訪れているが湯原では未湯の秘湯がある。

郷緑温泉へ向かう道の川沿いにひっそりと佇む(本気で探さないと分かり難い)
茅森温泉(かやもり)温泉、野天風呂だ。
生憎の雨模様だがようやく入湯する事が出来そうだ。

茅森1


と、言うのも前回訪れた時には湯が無かったのだ…

茅森2


降りしきる雨の中、頭にタオルを巻いてとりあえず入浴。
ツルヌル感がありで美人の湯系である。ツルヌル感だけで言えば砂湯より上か?
泉温は33~35℃ぐらいだろうか、かなり温い。
良いお湯だが雨が冷たいので早々に上がる。

茅森3


ここ茅森温泉の真横は茅森霊苑である。
ちょうどお彼岸だったので湯に浸かっていたのは自分1人だけでは無かったかもしれない…

茅森4


以前訪れた時には無かった「他者入浴禁止」の立て看板。
温泉直前の細い畦道で地元の方の車とすれ違ったが「なにわナンバー」の自分に何も
忠告は無かったので少しだけ入らせて頂いた。
本来は入浴出来ないのであろう…
素晴らしい湯だけに地元占有は勿体ない気はするが湯船周辺は綺麗に掃除されている。
これは地元の方の努力に感謝したい。
個人的には入浴料を徴収してでも他者を受け入れるだけの価値はあると思う。
ただしお墓ビューでパブリックからもビューされる入浴を楽しめる温泉客が多数居ればの話だが…
これを読んだ地元の方、茅森温泉関係者の方がいらっしゃれば勝手に入浴した事をお詫び申し上げます。

茅森5



茅森温泉より少し進むと郷緑温泉の案内看板に出会う。

郷緑1


案内看板に従って進むと立派な石垣の上に旅館が見えてきた。
郷緑温泉の旅館、郷緑館である。



郷緑2


旅館横の駐車場。
日帰り入浴は午前10時~だが9時20分ぐらいに着いてしまった。
だがこの郷緑館の日帰り入浴は浴室貸切制である。
つまり一番風呂は早い者勝ちなのだ。
実際車の中で待機していると程なくして広島ナンバーの車が入って来たが自車を見てUターンしていった。
誰かが入浴していると短くとも小一時間は待たなくてはならない。その間に他の湯を巡るのも良いだろう。
それだけ秘湯が点在しているのも湯原の良いところである。

郷緑3


結局車に居てもヒマなので宿の入り口で待たせてもらった。
画像は無いがかなり歴史を感じるお宿である。
スッポン料理が名物らしく過去にTVの取材も訪れていた様である。

ようやく10時になり入浴!日帰り入浴料金は1人500円也。
画像左側が源泉風呂、右側が上がり湯用の加温浴槽。

郷緑4


郷緑館の特徴は湯船底の岩盤から自然湧き出しの掛け流し温泉なのだ!

郷緑5


アル単とは言えpH値が非常に高い。

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当然メインは源泉掛け流しの大風呂。
湯温は茅森より少し高いぐらい。源泉温度34℃の表記よりは少しだけ高いか?
まぁ34℃計測は外気温4℃の時だしね。
泉質は茅森同様に美人の湯系。
距離も近いのでほぼ同質だろう。実に優しい肌触りだ。
茅森に入りたい人はココに入れば問題無い。


郷緑6


湯船底の岩盤の割れ目からたまに「プクッ」と泡が出る。
足を割れ目の上に置くと割れ目から湯が湧き出しているのを感じる。
一番風呂とは言えこの透明度!
一分間に30リットルの湧き出し量はこの湯船のサイズなら十分過ぎるだろう。
常に新鮮なお湯が楽しめるのだ!

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効能の「草マケ」とか「毛虫ノ刺傷」ってのが新鮮だ…

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本当に良いお湯でした郷緑館。
皆さんも湯原界隈に来たらオススメですゼ!

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<温泉津温泉 薬師湯>

湯原温泉での秘湯ミッションを完遂したので米子道を走り日本海へ出る。
そして山陰道を西進。
出雲からは日本海の景色を眺めながら延々と国道9号線を走る。
湯原より約200キロを走破して温泉津温泉へ到着!
「温泉津(ゆのつ)温泉?どこそれ?」ってな方は島根県の地図を見て欲しい。
大阪からはめっちゃ遠いから(笑)
この温泉津温泉への訪湯を計画していただけに湯原温泉へ前入りしたのだ。





温泉津1


温泉津温泉のメジャーな日帰り湯は「元湯温泉 湯治の湯」と「薬師湯」。

温泉津2


今回は薬師湯をチョイス。
ちなみに古い温泉街なので道路は幅員激狭である。運転には注意が必要。
薬師湯に近い専用駐車場はほぼ満車だったので少し離れた山の中の第二駐車場へ案内された。
第二駐車場は山の中の斜面にあるので車高の低い車は要注意。

温泉津3


入浴料は1人350円!安っ!!
レトロな雰囲気の脱衣所。
木製ベンチが懐かしい!

温泉津4


浴室内。(画像は薬師湯HPより拝借)
湯温は激熱である。おそらく43℃以上はあったかも。
源泉温度は45.8℃…それの掛け流しか…そりゃ熱いわ!
入口に貼られた入浴方法は洗面台にあるアルカリ水をコップ一杯飲んでから入浴。
「1~2分浸かったら湯船から出て休憩」を繰り返し「額が汗ばんだら上がり時」とあるのだが
40秒ぐらい浸かっていただけで汗ダク(笑)
30~40秒入浴、2分ぐらい休憩を根性で3セットこなしたところでギブアップ!
湯治修行であった…ダチョウ倶楽部向けの秘湯である。

薬師湯5


外気温はさほど高くはないのだが火照った体を冷やすべく車のエアコン温度を下げて山道へ入る。


<池田ラヂウム鉱泉>

到着したのは池田ラヂウム鉱泉。
一見普通の民家である…


池1


敷地内に入ると温泉である事を確信。
民家?横の庭に源泉が湧いている。
ちなみにこの源泉横は絶えず濡れている為かコケ?が生えているのか地面がヌルヌルで転びそうになった…

池2


ここ池ラヂには8本の源泉が有るらしいが先ほどの地面ヌルヌル源泉は3号泉。

池3


3号泉の奥に池ラヂの宿泊施設、放泉閣がある。


池4

入口の看板を見なければ温泉宿には見えない。
調べてみると近年に現在の建物へ建て替えられたらしい。

池5


ここ池ラヂはラドンの含有量「世界一」?の放射泉である。
ラドン?ラジウム?の含有量を誇る温泉と言えば以前訪れた山梨県の「増富の湯」を思い出す。
増富の湯を訪れた際のブログは⇒コチラ
増富では泥の様な色の素晴らしい湯の中で長距離ドライブの疲れからか泥睡した。
泥酔ではないぞ。泥睡したのだ。

池ラヂも浴室貸切制。入浴料1人500円。
先客が入浴中だったので「完全に他人の家の中」みたいな仄暗い待合室で待たせて頂いた。

池6


いざ入泉!
薄っすらと茶色に濁った湯。増富より色は少し薄めかな。

えー、先に言ってしまいます。
池ラヂがこの旅での泉質ではランキング1位でした!
ぬるめの湯船に浸かっていると湯温は高くないのに体の表面がポカポカしてくる。
次いで体の中からもポカポカ感が湧いてくる。
そして皮膚の表面が少しピリピリする感じがする。
これがラドン含有量最高峰の効果なのだろうか?
ちなみに源泉を舐めてみると何故か「お出汁」の味がした(笑)
この源泉に味噌を入れればさぞかし旨い味噌汁が出来そうだ…


池7


湯船の前には源泉バルブがある。
つまり湯の量が少なければ好きなだけ新鮮な鉱泉を足す事が出来る。
湯温が低ければ上のボイラースイッチを入れて加温した鉱泉の投入が可能!
ちなみに源泉温度は19℃の冷泉である。

池8


試しにバルブを回すと冷泉の鉱泉が注ぎ口からドッコンドッコン出た。(当たり前やろ)

池9


内湯の外には新緑の広がる露天風呂があるのだが…

池10


その小さな露天風呂は源泉そのまま=約19℃なので完全に水風呂状態である。
あまりの冷たさに入湯せず。ココにもボイラースイッチとバルブが欲しいところだ。

池11


池ラヂはこの地を訪れたなら必ず入って欲しい秘湯、いや必湯である。
滞在中に機会(時間)があればもう一度入浴したかった…


池ラヂから数分走ると今回の目的地、三瓶山へと到着。

さんべ1



<三瓶温泉 国民宿舎さんべ荘>

今回の湯巡りのベースキャンプである。
さんべ荘に2泊して三瓶山麓に点在する秘湯を堪能するのだ!
施設としては相当年季が入っているので館内や部屋の中は湿気っぽいような…
オブラートに包んで言えば「おばあちゃんの家」みたいな空気が漂っている。
ま、すぐに慣れましたけどね。
そもそも温泉が目的なので部屋や館内はどうでもエェのですが(笑)

さんべ2


さて、今回の旅で一番楽しみにしていたさんべ荘の湯巡り開始!
さんべ荘の露天風呂は初日男風呂だった方の浴室で11、女風呂の方が8、
合計19の湯船が有るのだ!内湯も入れれば21湯船だ!!

源泉温度は38℃、湧き出し量は毎分3600リットルと大量である。
浴室は時間帯ではなく1日毎に男女入れ替え制。
なので夫婦、カップルでさんべ荘の湯を全て満喫するには2泊以上が必要である。

さんべ3


画像中央の樽風呂に源泉が無加温で注がれ手前の樽風呂へと流れる。
奥に見える酒樽の湯や右端の樽風呂、その全てが源泉掛け流しであり
湯温が全て異なる。
すなわち自分がその時に欲している湯温の浴槽が選べるのだ!

さんべ4


奥に見える実際に漁に使われていた船を湯船に仕立てた船風呂(笹舟の湯)はHPや温泉案内図では
2個の浴槽になっているが実際は3個。加温熱め⇒まぁまぁ熱め⇒源泉の3種。
個人的には手前の酒樽の湯がベストな湯温だった。
したがって酒樽の湯⇒船のまぁまぁ熱め⇒船の源泉⇒酒樽⇒船源泉⇒船……無限ループに陥る(笑)
翌日入浴した嫁も同じ感想で我が家ではこの3カ所の湯船を「魔のトライアングル」と呼んでいた。

さんべ5


「笹舟の湯」全景。

さんべ6


露天風呂エリアで最初、最後に必ず入っていた檜風呂。
こちらも湯温は熱過ぎず冷た過ぎずかなりのお気に入りだった。
あぁここまで書いていると今すぐにでも三瓶へ出掛けたくなってくる…

さんべ7


露天エリアで一番大きい岩風呂。
この岩風呂と内湯の大浴槽は源泉から鉄分等を濾過しているので透明な湯。
衛生管理の為か消毒&循環もしているらしい。
したがってほとんど入る事は無かった(笑)

P9231970_20160927204952eaf.jpg 
 

全体的にぬるめの浴槽が多いが小さ目の釜風呂2個はかなり熱めに加温されているので
熱い湯が好みの人にはこちらをオススメする。湯温はおそらく40~42℃。

さんべ9


もぉ大満足なさんべ荘の露天風呂群ではあるが文句を付けるなら床面である。
滑り止め?に細い木が貼られているが結構な高さがあるので踏み方によっては足の裏が痛いのだ。
実際ご年配の方はおっかなびっくりみたいな腰が引けた恰好で移動していた。
安全の為の滑り止めではあるが危なくもある。
まぁ子供達が走り回る防止策としては有効だと思うけど。
あとは脱衣所に綿棒を置いて欲しいな(笑)

さんべ10


源泉温度38℃~40℃。確かにぬるい浴槽が多い。
初夏から秋口までは丁度良いが冬場の源泉浴槽は水風呂と化すだろう。
したがってさんべ荘、いやこの三瓶山エリアの湯巡りベストシーズンは5月半ばから9月後半までかと思う。
夏場は源泉浴槽の取り合いになるだろうな。

さんべ11


さんべ荘2日目。
昨日は女湯だった方の露天風呂を堪能する。
この日は天候が回復したので青空の下でツバメが飛び交う様子を眺めながら湯を愉しむ。
何故か朝の露天風呂はガラガラに空いていた。


さんべ12


前日に嫁がお気に入りだった「いも代官の釜湯」。
小さな釜風呂だがなるほど、良い湯加減だ。

さんべ13


いも代官の釜湯の対面にある「代官の檜風呂」。こちらは源泉温度。
したがってこの日はいも代官⇒檜風呂⇒いも⇒檜⇒いも⇒の無限ループにハマる(笑)

さんべ14


昨日と同じサイズの檜風呂がこちらにも有る。
浅めの樽浴槽だが湯温も丁度良く、気持ち良かった。

さんべ15


館内に貼られていた湯治プランの案内。
確かにお得なプライスなので次回は3泊するか?いや4泊か??

さんべ17


ちなみにさんべ荘は日帰り入浴も受け付けている。1人500円。
が、夕方等の時間帯によっては日帰り入浴でかなり混雑していた。
我々と同じく湯巡り旅行者か?と思ったが駐車場は地元ナンバーの軽自動車が多い…
地元の方にも人気のさんべ荘である。
それもそのはずだ。さんべ荘の日帰り入浴回数券は
6000円で20回入浴出来るのだ!
大阪では考えられないお値打ち価格である。

さんべ荘最終日、再び初日の浴室になりチェックアウトまで魔のトライアングルを愉しんだ。

P9242090.jpg


大阪からは遠いけどオレは必ずココに帰ってくる!!
ホタルもよく観れるスポットがあるらしいので来年はホタル観賞とさんべ荘かな?

P9242097.jpg



<三瓶山周辺>

さて、ちょっとさんべ荘の露天ばかり書いてしまったので三瓶山周辺についても書いてみる。
三瓶山は親三瓶(男三瓶、女三瓶)、子三瓶、孫三瓶、太平山の集合帯である。
近年のカテゴリーでは活火山だそうだ。

三瓶山1


周辺案内図。
それほど大きな山ではないが今回は西の原側、三瓶山の西側しか訪れていない。
トレッキングや観光リフト⇒冬場は小さなスキー場もあるらしい。
少し離れた清流ではカヌーも楽しめるみたいなのでアクティブ派=我が家と違って健康的な旅行を
される方にもオススメだ。
もちろん世界遺産の石見銀山、出雲大社へ足を延ばすのも良いだろう。
家族を説得して三瓶を訪れるなら何かしらの言い分を各自考えてみよう(笑)

三瓶山2


バス停の時刻表の上には何かしらの動物が居る…
さんべ荘前はホンドタヌキ。

三瓶山3


こちらはニホンイタチ。

三瓶山4


さんべ荘より車で3~5分のお食事処、霧の海食堂 きつ川。
実はさんべ荘2泊の間、2日目の昼食と夕食はこの「きつ川」を利用した。
さんべ荘の食事も悪くは無いがきつ川の口コミも良かったので。


三瓶山5


昼食に「割り子そば」。ご当地では「三瓶そば」との事。
出雲そばの流れを組んでいる感じ。

三瓶山6



テラス席で頂いたのだが生憎の曇り空でも景観はバツグンである。
曇天なれど乾いた高原の風が気持ち良かった。

P9232042.jpg


で、夕方に再訪(笑)
夕食には冒頭で三瓶温泉を勧めてくれた秘湯通のお客様が「美味しかった!」と言っていた
ジンギスカンを食べるのだ!
当然テラス席。遠くに見える山々は中国山地、つまりは広島方面の眺望。
さんべ荘の近くにも雲海が見れる展望場所があったが雲海の出る朝にはココは絶景だろうな。

三瓶山7


足を蚊に咬まれながら夕暮れに染まる中国山地を眺めているとジンギスカン着弾。
画像は2人前。
サイコロステーキ状にカットされたラム肉は赤味が中心で臭みはほとんど無い。
あまりの旨さに1人前追加。
結果ジンギスカン3人前+白飯(中サイズ)2杯でお会計は4000円弱!安いし旨いぞ「きつ川」!
ちなみに次回訪れた時には「わらじトンカツ」にチャレンジ予定。

三瓶山8


ジンギスカンに夢中になっていると日が暮れて星が輝きだした。
どうやら少しの間は雲が途切れそうだ。
そうだ!西の原へ行こう!!

P9232066.jpg


左に松江市街の明かり、右に広島(と思われる)の街明かりの光害はあるものの
肉眼でもはっきり見える天の川。無数の星。時折流れ星。
キャンピングマットを持って来て寝転びながらの星空散歩も良いだろう。
ただし夜露が凄かったので星景撮影にはレンズヒーター必須。
残念ながらすぐに曇ってしまったので天の川の濃い部分は撮れず。

三瓶山9


<三瓶温泉 湯元旅館&千原温泉>

さぁもっとディープな三瓶温泉に行ってみようか!

まずは「カーナビさん…ほんまにこの道で合ってますのん?」な林道を進む。

小屋原1


到着したのは小屋原温泉 熊谷旅館。
ここには個性的な4つの内湯が有るらしい。

が…

小屋原2


…残念。。。

小屋原3



次へと向かう。
山道を登っていると側溝には温泉(廃湯)が!!

湯元1


到着したのは三瓶温泉 湯元旅館。
「湯元」ってぐらいなんだから期待は高まる!

湯元2


愛想の良いお姉さんが迎えてくれた湯元旅館。
ひっそりした山の中にも関わらずお食事処もお洒落な感じでした。
ここで打っているそばがオススメみたいですよ。
日帰り入浴1人500円也。ここも浴室貸切制。
先客が居たので駐車場で待っていたら件のお姉さんが呼びに来てくれました。

湯元3


ここには2ヶ所の湯船があるがまずは大きい方の浴室を攻める。

湯元4


何たる湯量!!
オーバーフローどころか湯船と洗い場の境目が曖昧なぐらいだ!!

湯元5


岩の上の源泉湧き出し口から流れて落ちてくる湯だけではなく湯船内にも湧き出し口が
ある様だ。

湯元6


湯船の端で時折間欠泉の如く「ゴボッ」と湯が湧きだす。

湯元7


そして成分が超濃厚!
湯船の端を指で軽くこするだけでこんな感じ。

湯元8


洗い場を歩くと足跡が残る(笑)

湯元9


椅子と洗面器もエライ事になってますがな!
さすが三瓶温泉の「湯元」を名乗るだけの事はある。

湯元10


続いてもう1つの浴室。
こちらは「泥湯」と言うらしい。
「ん?さっきの湯船とそんなに変わらんやん?」と思ったが…

湯元11


湯船の底を足でなぞると煙の如く抽出物が舞う!
なるほど。泥湯だね。

湯元12


湯温は泥湯の方が少し熱めだったが共にぬる湯。
次回は湯元旅館にも1泊してみたくなった。

湯元13


まぁ濃厚なお湯だったのでね。
そりゃぁ真っ白だったタオルも茶色になっちゃうよね♬

湯元14


据え置きのタオルで体拭いただけでもこうなっちゃうよね♬♬
ちなみにこの後でもう一ヶ所入浴したのだがさんべ荘に帰ってナイロンタオルにボディーシャンプー付けて
体を洗ったら泡が茶色に染まった(笑)
恐るべし濃厚温泉、湯元旅館!

湯元15



湯元旅館を十分に堪能してから三瓶山エリアを少し下る。
次に目指すは千原温泉だ。

千原1


静かな谷合の清流沿いに千原温泉は佇む。

千原2


ここ千原温泉は元々は療養専用の温泉だったが現在の女将さんになってから
一般の日帰り入浴はが可能になったらしい。
日帰り入浴1人500円。

千原3


手前の受付で入浴料を払い、奥の湯治場入口へ向かう。

千原4


ここは湯治湯なので石けん、シャンプー類は禁止。
体を洗いたい場合は他の日帰り湯を利用する様に。

千原5


脱衣所入口。

千原6


男湯は入浴者(泥睡者)が多数いたので浴室の撮影は無理でした。
女湯は一時無人になった様で嫁が撮影。
壁1枚を挟んでの男湯、女湯は同じ構造。
ただし気温が低い時期用の上がり湯、釜湯は男湯のみ。
小さな湯船なので5人ぐらい浸かるとちょっと窮屈。

千原7


千原温泉の源泉は湯船の底に敷かれた板の間から細かい泡と共に湧き出ている。
常に体を細かい泡がジワァ~~っとくすぐってくる。非常に気持ち良い!
おそらく水槽のエアポンプの泡の上でサスペンドしているメダカや金魚もこの感覚を
味わっているのだろう…
なんて考えているオレはだいぶん温泉の毒にヤラれているかもしれない…

千原8


源泉温度は35℃なので冬場はちょっと厳しいか…
と、言うより積雪量によっては閉鎖される秘湯なので冬場に出掛けるなら事前に
営業しているかを問い合わせた方が良い。

千原9


さて、三瓶エリアへ戻る。
先の「きつ川」の通り沿いに公衆浴場 鶴の湯が有る。
入浴する機会は無かったが入浴料は何と300円!
このエリアはどこの風呂でも入浴料が安い。
大阪なんて440円払って普通の銭湯…440円払っても工業用水沸かしたお湯なのに…

P9232038.jpg


かなり無理矢理感のある足湯(笑)
豊富な湯量が有るからこそこんな事が可能なのだろう。

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いやぁ~本当に三瓶温泉は満足でした。
絶対に、いや確実にまた来ます!!
池ラヂにもまだまだ入りたい!!
さんべラスト1


後ろ髪を引かれる想いの掛け流しで晴天のさんべ荘を後にする。

さんべラスト2


三瓶山周辺で温泉以外に気に入ったのが日本の原風景だ。
観光地化が進んでいない?のか温泉地では必ず目にする
何ちゃらジェラートとか何ちゃらケーキとかの里山には似つかわしくない派手で余計な物が一切無い。
ぶどう狩りののぼりを見た程度。
秘湯と静かな時間を贅沢に愉しめるのが三瓶山の魅力だと思う。

いよいよ「何も名物が無いのが名物」の島根県を後にするのだが
出雲大社と石見銀山、そしてこんなに素晴らしい温泉と風景が有るじゃないか。それじゃダメなのか?

さんべラスト3



<奥津温泉 般若寺温泉>

一路山陰道を北上。
山陰道終点手前に山本おたふく堂本店がある。

ふろしき1


ここへ立ち寄ったのは休憩目的もあるが出来立ての「ふろしきまんじゅう」を買う為だ。
2013~2014年、年末年始激湯編以来だ。その時のブログは⇒コチラ
今回は本店でしか味わえない「ふろしきアイス」と「ふろしきチョコちゃん」をイートイン。
美味しいお茶と共に頂く。

ふろしき2


鳥取県は東伯郡。ここまで来れば普通は目と鼻の先に有る羽合温泉、三朝温泉へ向かうのだろう。
しかし三朝温泉を川沿いに眺めながらひたすら山道を走る。ふろしきまんじゅうを食いながら(笑)

やっと岡山県へ帰ってきた(笑)
鏡野町と言えば(有)内海プレス工業所内にある鏡野温泉。しかしここはまだ山の中。
鏡野温泉については冒頭にリンクを貼った秘湯&珍湯巡り岡山編を見て欲しい。

ふろしき3


奥津温泉へ到着。
奥津温泉では鍵湯の奥津荘が未入湯だが件の秘湯通が言うには
意外に普通の温泉だったとの事なのでやはり我々はキテる日帰り湯を選ぶ。

般若1



奥津温泉エリアの奥に位置する般若寺温泉へ到着。
ここは完全予約制の貸切入浴施設なので事前に連絡が必要。
単にふろしきまんじゅうを食いながら山道ドライブをしてきたのではなく奥津エリアへの到着
時間が見えたところで般若寺温泉に予約を入れた。すると運良く空いていたのだ!!

般若2


道路沿いの駐車場へ車を停めて竹林の中を下って行くと

般若3


茅葺屋根の般若寺へ着く。

般若4


看板犬の「テツ」が出迎えてくれる。
テツは柴犬とシェルティー(シェットランドシープドッグ)のミックスで1歳4ヶ月だそうだ。
あまりシェルティーの面影は無いな…

般若5


人懐っこいので良い看板犬になるだろう。

般若6


色々親切に説明してくれる般若寺温泉のご主人に日帰り入浴料1人1000円を払ってから
更に川沿いへ下りると入浴施設が見えてきた。

般若7


意外(と言っちゃ失礼だが)にキレイな脱衣所。
奥の壁面は岩盤…
そう。この般若寺温泉は川沿いの岩盤壁面にあるのだ。

般若8


内湯ド~~ン!
一見洞窟風呂みたいな感じだが天井と川方向壁面はコンクリート。
しかしながら雰囲気はバツグンである!

般若9


比較的小さ目の湯船。貸切制なのでこのサイズでも全く問題無い。
泉質は濃厚な美人の湯系。鏡野温泉ほどヌルヌル天国ではないがかなり上質なアル単である。

般若10


湯船に明確な源泉注ぎ口が無い…
脱衣所から浴室へ入る石積みの階段の隙間から…

般若11


ちょっと一休み出来る石椅子の間から…
色んな所から湯が湧き出ている。
この石椅子に座ると寝湯みたいな感じで尻の下を源泉が流れる。

般若12


そしてこの小さいながらも絶景の渓谷露天風呂だ!!

般若13


新緑の中で岩の間を豪快に流れる川の音を聞きながらぬるめの湯に浸かる。
紅葉の時期はサイコーでしょうなぁ~
当然ですが女性は水着か湯浴み着が必要。着用入浴が可能かは未確認ですが。

般若14


もはや川沿いにあるお宿からの視線なんぞ全く気にならない。
木の柵は目隠しではなく転落防止用。
長湯してから岩の上で座って日光浴してたら背中とタ〇袋の裏側を蚊に咬まれてしまった…

般若15


湯上りにもテツが出迎えてくれる。
先に上がった嫁がご主人に聞いたところによれば以前は宿泊も可能だったそうな。
確かに川の対岸側に小屋が有った。
この般若寺温泉、源泉は川底と岩盤壁面らしいが先ほどの渓谷露天風呂はもちろん
川が増水すると露天風呂は消失、内湯にも浸水するので臨時休業となるらしい。
予約も含めて事前連絡は必須である。
何と関東方面からも秘湯マニアが多数訪れるとの事!

般若16


湯上りに竹林は涼しくて気持ち良い。
いよいよこの湯巡り旅も終わりが近付いている事を考えれば寂しくなってくる…

般若17


<上斎原温泉 国民宿舎いつき>

奥津温泉から少し鳥取方面へ戻って最終宿泊地、岡山県最北部の温泉、上斎原温泉へ到着。

いつき1


上斎原温泉…聞いた事ありますか?
自分はグーグルマップで秘湯探ししていて偶然見付けました(笑)

いつき2


この国民宿舎いつきは「クアガーデンこのか」を併設。
もちろん宿泊者は入浴無料。

いつき3


このかの露天風呂。
近代的(笑)な造りの露天風呂に入るのは久し振りだ!

いつき4


特に特徴の無いアル単泉…
数々の濃厚な秘湯に侵された体を現実社会へ復帰させるべくクールダウンするには
丁度良いのかもしれない(笑)

いつき5


いつきの内湯。
ただ体を洗うだけ(笑)

いつき6


いつきの露天風呂。
ただ三瓶の思い出に浸るだけ(笑)
いや、いつきのアル単が悪い訳ではないですよ!三瓶のインパクトが強過ぎただけ!

いつき7


いつきには「ドールストーン温浴ルーム」がある。
珍しいので利用してみる。

いつき8


個室にテレビ、ソファー。壁面のタイルは…

いつき9


ドールストーン!

いつき10


なになに?ドールストーンってのは?

いつき11


三朝=ラドン温泉の雰囲気を味わえるのか。

いつき12



ほほぉ~…ホルミシス効果ねぇ…

いつき13


宿の方が言うには50分ぐらいこの個室に居ないと効果が出ないらしいのでヒマだし
ちょっと勉強してみるか。

いつき14


約40分経過。⇒飽きた。
<効果?>
・眠たくなってきた。⇒たぶん夕食食べ過ぎた。
・少しポカポカしてきたかも。⇒たぶん温泉入り過ぎ。
<結果>
ホルミシス効果を実感出来ず。

いつき15


国民宿舎いつきの内部は山の中のお宿とは思えないほど綺麗だ。
そして土曜の晩なのに利用者が少ない為か静かだ…
学生の合宿を町あげて誘致しているみたいなので騒がしい時も有るんだろうな…

いつき16


翌朝。雲はあるものの良い天気だ。アル単で朝風呂も堪能した。
いよいよ大阪へ帰る(寂)

いつき17


中国道院庄ICへ乗る前にちょっと寄り道。
道の駅久米の里にはZが居る。

久米の里1 


バンダイやら日本サンライズさんが作ったのではなく個人製作らしい!
実物?の1/3スケールとの事。背中のデカイ羽は無い…

久米の里2 


院庄ICから中国道に乗り嫁と三瓶の思い出ばっかり話しながら無事帰宅しました。
4泊5日、総走行距離913キロ。
待てよ…温泉津にまで行かなければ奥飛騨~乗鞍、もしくは八ヶ岳方面とそんなに走行距離は
変わらないじゃないか。前泊、後泊をナシにすれば三瓶に3~4泊ってのもアリだな…

自宅1



帰宅した晩はふろしきまんじゅう32個


自宅3


久米の里で買った卵で巻かれた「おすし」と高野豆腐、
道の駅奥津温泉で買った生こんにゃくを頂きながら今回の湯巡りを偲んだのでした。。。

自宅4



現時点で我が家の温泉地番付は
東の横綱が奥飛騨~乗鞍。
西の横綱は三瓶温泉に決定!!

基本自走での湯巡りなのでたぶん三瓶より西には行かないな…
九州は湯が熱いらしいしな…

ラスト


ここまで長文にお付き合い頂いて有難う御座いました。
当然ですが書くのも大変でした(笑)

実はこんな長文書いていますが仕事はバッタバタです…そりゃ4日も連休取れば忙しいわな…
昼間は必死のパッチで作業、夜になってブログ書く…
このブログを書き終わる事が湯巡り旅の本当の終わりではないかと思いながら。 ⇐オレはアホか(笑)

来年も三瓶に行ける様に仕事ガンバリます!


あ、その前に年末年始は奥飛騨やった♬♬







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 2016-09-20
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