fc2ブログ

【年末年始休業のご案内】

 2021-12-28
遅くなりましたが年末年始の営業・休業は下記になります。

年内営業 本日28日15時頃まで
年始営業 7日(金)より通常営業

本年も当店をご利用頂き有難う御座いました。
コロナ禍の最中、皆様のご来店、通販リペアの作業依頼、心より感謝しております。本当に有難う御座いました。
変異株の感染拡大が気にはなりますが来年も当店を宜しくお願い致します。

皆様良いお年をお迎え下さい。
来年こそ普通の生活が戻る事を願って。


PC233614.jpg
スポンサーサイト



タグ :

ピックアップの線材を根元から引き直す編

 2021-12-04
告知などではないブログアップは久し振りになります。

有り難い事に作業は忙しくさせて頂いておりますが、フルレストア作業が多く、それも今まで
ブログに書いた内容と同じ様な作業ばかりで一言で言えばネタ切れでした。

今回はピックアップのワイヤリングを根元から引き直す作業をご紹介。

ヴィンテージのみならず作業をお受けする機会が増えてきたのがオールドダンカンやギブソン系の
ピックアップ。
線材の短い事の多い中古ピックアップですが、単に線材を継ぎ足して延長するとその箇所が
ボディーのワイヤーホールに引っ掛かって通せなかったり他の線材の邪魔になったりと
出来れば新品と同じく配線の引き回しをしたいところ。
また継ぎ足し部のハンダ作業で微弱ながらも電気信号の減衰はあるでしょう。
何よりも精神衛生上、継ぎ足し無しでピックアップ本来の信号を出力したいですよね。

pu1_20211127153246fd3.jpg


今回は複数個まとめてご依頼頂きました。

pu2_2021112715324701b.jpg


まずは作業前に抵抗値計測。
ご依頼頂いたお客様は常連様で中古ピックアップにも精通しているので抵抗値チェック済みでは
あろうけど一応念の為。

pu3_20211127153246c2d.jpg


早速分解に入ります。
ピックアップ外周のアセテートテープを剥がし、裏面のボビン固定ビス4本を外します。
大体の洋モノPUはこのビスがブラス=真鍮なのでビス素材として柔らかい。
+やーのビス穴にロウ浸けのパラフィンが残っている場合はきっちり除去しないと
ドライバーの掛かりが浅く、無理に緩めようとすると差し穴をナメてしまうので要注意。
パラフィンで差し穴が埋まっている場合は爪楊枝等で綺麗に除去して下さい。
またサイズが合ったドライバーを使用する事も重要です。

pu4_20211127153247668.jpg


次にアジャスタブルポールピースがシャーシーから完全に抜けるまで緩め、
シャーシーとのアース線を外します。

pu5_202111271532473ac.jpg


ダンカンのトレムバッカーはボビン外周の銅箔テープにもアース線が繋がっているので
作業時は取り扱い注意です。

pu6_2021112715324743c.jpg


ダブルアジャスタブルポールピースのピックアップは全てのポールピースを
緩める必要があります。


ディマジオでは六角穴のダブルアジャスタブルポールピースのモデルが多いですが、
ポールピースを緩める際にはインチサイズのレンチが必要です。

pu7_20211127153249699.jpg


分解完了。
ボビン固定ビスやボビン下のスペーサーをなくさない様に。

pu8_2021112715325026d.jpg


交換する線材はモントルーが販売している4芯シールド線。
1mの切り売りで便利なのですが、耐熱線材でないのが残念。
とは言えダンカン等も純正の線材は耐熱ではないので仕方ないのかも。
配線作業時はハンダを当てる時間を可能な限り短く済ませる技術が求められる。

pu9_20211127153252457.jpg


さて、本格的に線材交換に入ります。

pu10_20211127153253dbc.jpg


ダンカン純正もモントルーの線材も色は白黒緑赤。
各線材の接続先は様々ですが大体のピックアップメーカーはこの4色なので
ユニバーサル規格の4色と言っても良いかもしれませんね。
ちなみに少し古い国産系ピックアップだと茶黒赤オレンジなど様々です。

pu11_20211127153255e9c.jpg


ボビン(コイル)と繋がった線材と出力線の絶縁フイルムを剥がし、新しい線材の同色と
ハンダ付け。そしてΦ1ミリの収縮チューブを使用して絶縁。
先端はプライヤーで平たく潰して完全に密閉します。

pu12_2021112715325621e.jpg


実はこの作業こそが線材入れ替えで一番神経を使いますが、ボビン側=コイル側からの
白/黒の線はコイルに直結しているので強く引っ張る事は出来ません。
元の絶縁フイルムを剥がす際や線材の被膜を剥き直す際は線材をしっかり固定して
コイル側を絶対に引っ張らない様に注意が必要です。
仮にコイルと線材の接合部が断線したとしたら、コイルの巻き終わりなら繋ぎ直せますが
巻き始めだとどうにもなりませんので。



pu13.jpg


裸線=アース線をシャーシーの元々のアース接続部へハンダ付け。




pu14.jpg


シャーシーのワイヤーホールへ線材を通す。

pu15.jpg


ボビン固定ビスを軽く締め込んで仮組み。

pu16.jpg


各線材の収納スペース、収納方法を考えながら、

pu17.jpg


線材先端部を剥いてから改めて抵抗値チェック。
実は画像はありませんが各作業段階終了ごとに抵抗値チェックしています。

pu18.jpg


アジャスタブルポールピースも締め込んで本組み上げ。

元のロウ浸けパラフィンやボビンテープのベタ付きで黒い粘着性の汚れが
ボビントップや手袋にベッタベタに付いていますが、

pu19.jpg


ステッカー剥がしで一掃出来ます。

pu20.jpg


キッチンペーパーや厚手のティッシュにステッカー剥がしを吹き出して
軽く拭き取ればスッキリ!

pu21.jpg


主作業のラストは外周にアセテートテープを巻きます。



pu22.jpg


1周ちょっとだけ巻きますが、巻き終わりの部分には粘度の高い瞬間接着剤を
一滴=米粒より少し小さいぐらい垂らします。
これは後のロウ浸け=ポッティング時の熱でアセテートテープが剥がれるのを
防ぐ為です。

pu23.jpg


最後にもう一度抵抗値チェック。

pu24.jpg


完成。
この線材の長さなら大抵のギターなら問題無いはず。
作業受付時にフロントなのかリアなのか、どんなギターにマウント予定かを
お聞きして完成時の線材の長さを打ち合わせしております。

pu25.jpg


ロウ浸け=ポッティング。


エンジニアによって浸ける時間は様々ですが自分はシャーシー裏面のロウが完全に溶けて
鍋の上からシャーシーがクリアーになれば引き上げてます。
時間で言えばタバコ1本をゆっくり吸い終わるぐらいでしょうか。

pu26.jpg


鍋から引き上げたらしばらくはシャーシーを上側=ひっくり返した状態で冷ましますが
少し熱いながらも素手で持てる程度に冷ましたら先にアジャスタブルポールピースの
ネジ溝に入り込んだパラフィンを爪楊枝で除去します。
完全に冷えてからだと綺麗に取りにくいので。

pu27.jpg


ボビン表面に残ったパラフィンはステッカー剥がしで除去します。
先に書いた時と同様、何かしたらのペーパーに一吹きしてからボビンに擦り傷を入れない様に
優しく拭き取ります。

pu28.jpg


完全にパラフィンが固まったら最後の抵抗値チェック。




pu29.jpg


全て完成!
さすがに個数が多くなるとそれなりに作業時間が掛かりますな。

pu30.jpg


今回の様な作業は1個6000円~7000円でお受けしております。
分解出来るピックアップのみ対応で、アクティブやピックアップカバー内にエポキシ樹脂で
ピックアップ本体が固定されている物は作業不可能です。

1芯モデルをタップ配線等可能な4芯化も工賃追加になりますが作業可能です。

近年はネット通販で並行輸入のダンカン等はかなり安いので基本的にはオールドダンカンや
ビンテージなどにお勧めのメニューになります。





タグ :

臨時休業のお知らせ

 2021-11-22
23日(祝)祝日定休。
24日(水)は臨時休業とさせて頂きます。
25日(木)以降は通常営業です。
タグ :

臨時休業のお知らせ

 2021-10-02
4日(月)は臨時休業になります。
お問い合わせ、ご来店予約はメール・Facebookメッセンジャーでお願いします。

PA013473.jpg
タグ :

【連休期間休業のお知らせ】

 2021-09-18
来週はカレンダー通りの営業となります。

明日19日(日)は定休日、20日(月)、23日(木)は休業とさせて頂きます。
ご来店予約、お問い合わせはメール、Facebookメッセンジャーでお願いします。
tonegarage@nifty.com

P9183465_edited.jpg

タグ :

【お盆期間の営業に関して】

 2021-08-07
お盆期間の営業は下記になります。

9日(祝) 通常営業
10日~12日 通常営業
13日~15日 休業

暑い毎日ですが皆様ご自愛ください。


P8073415.jpg
タグ :

【連休期間の営業・休業ご案内】

 2021-07-20
7月22日~25日、連休期間の営業・休業は下記になります。

22日(木) 祝日定休
23日(金) 祝日定休
24日(土) 通常営業 ※ワクチン接種の為、16時頃には閉店致します。
25日(日) 定休日

画像は最近お持ち込みが増えたダダリオの新コーティング弦「XT」。
現在も品薄ぎみなエリクサーの代打的に試されている方が増えているのかも。
しかしながらNYXLと同様にNYスチールを使用したプレミアム弦なのでコーティング弦でありながら音の立ち上がりや高域の
出方は鋭く感じました。普段オプティウェブをお使いの方は試してみても良いかもしれません。

P7143340.jpg
タグ :

【臨時休業するかもしれない?お知らせ】

 2021-06-25
本日閉店後、1回目のワクチン接種を受けます。
副反応の状況次第では明日26日(土)を臨時休業とするかもしれません。
もちろん接種箇所が少し痛いぐらいでは通常営業の予定ではありますが、
念の為お知らせ致します。

P6253332.jpg
タグ :

【GW期間中の営業について】

 2021-04-28
カレンダー通りの営業です。

29日(木) 祝日休業
30日(金) 通常営業
1日(土) 通常営業
2日(日)~5日(水) 祝日休業
6日(木) 通常営業

期間中、休業日にお問い合わせ、ご来店予約はメール、FBページメッセンジャーでお願いします。
tonegarage@nifty.com
タグ :

【臨時営業・臨時休業のお知らせ】

 2021-03-16
【臨時営業・臨時休業のお知らせ】

下記日程にて臨時営業、臨時休業と致します。

20日(祝日土曜)臨時営業
27日(土) 臨時休業

P3152971.jpg
タグ :

【臨時休業のお知らせ】

 2021-02-20
2月20日(土)は所用により臨時休業とさせて頂きます。
ご了承下さい。
タグ :

本日より2021年始動です。

 2021-01-06
遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
本日より営業開始です。

PC222871.jpg


関東では緊急事態宣言発出など依然コロナの影響が収まる気配がありませんが、少しでも、ほんの少しでも
音楽業界を始め世の中全てが普通の日常を取り戻せる様に祈っております。

当店でも当然感染対策は行っております。

P1062889.jpg 

当ブログを以前よりご覧頂いている方やご来店頂いたお客様はご存知だとは思いますが、
コロナ云々以前より作業時にゴム手袋を着用しています。

P1062891.jpg 

最近お客様より「感染対策で手袋してるのですか?」と聞かれる事が有ったのですが
残念ながら違います。
作業時に塗装面や金属パーツに手の脂分が付くと後で拭き取りが面倒ですので。
私は特に脂性ではありませんが基本的に仕事以外は面倒くさがりです(笑)
もしかしたらお客様の中には「オレのギターにウイルスが付着してると思ってるのか?」などと
不快に思われている方もいらっしゃるかもしれないので敢えて今回書いてみました。
コロナのお陰で愛用のニトリルゴム手袋も激品薄だし稀に有っても以前のほぼ倍の値段…
ほんまハラ立つわcovid-19。

本年も当店を宜しくお願いします。
タグ :

年末年始休業のお知らせ

 2020-12-26
告知が遅くなりましたが下記日程にて休業致します。

12月28日 年内最終営業日←通常営業
12月29日〜1月5日 休業
1月6日〜 通常営業

休業期間内のお問い合わせ、新年のご来店予約はメール、FBページメッセンジャーでお願いします。
tonegarage@nifty.com
タグ :

【臨時休業のお知らせ】

 2020-11-17
18日(水)は臨時休業とさせて頂きます頂きます。
19日(木)は通常営業致します。

19日以降のご来店予約、お問い合わせはメール、FBメッセンジャーでお願いします。
タグ :

【臨時休業のご案内】

 2020-09-17
下記日程にて遅めの夏季休業とさせて頂きます。

9月18日(金)~22日(火)

期間中のお問い合わせ、ご来店予約はメール、Facebookメッセンジャーでお願いします。
tonegarage@nifty.com


P9092505.jpg
タグ :

【お盆期間営業のご案内】

 2020-08-07
【お盆期間営業のご案内】

8日(土) 通常営業

9日・10日 日曜祝日定休

11日・12日 通常営業

13日(木) 定休日

14日・15日 通常営業

16日(日) 定休日

暑い日が続きますが皆様ご自愛下さい。





P8052467.jpg
タグ :

Rickenbacker325 リッケンバッカーのPU高さ調整スペーサーを削り出しで製作する編

 2020-05-23
久々のブログ更新になります。

緊急事態宣言は解除されましたが当面の間は接客時マスク着用、窓全開を維持するつもりです。


今回はリッケンの325の12弦を作業させて頂きました。

フルメンテナンスでのご依頼でしたがペグの修理や曇ってしまった塗装面など結果的には割と大掛かりな
作業となってしまいました。
そんな中でもセッティングで重要なPUの高さ調整に関わる純正クッションスポンジを何とかしてみよう!の
ご紹介。

r1_202005231327179aa.jpg


ピックアップ下にはクッションスポンジが挟まれてはいます。
PU固定ビスの締め込み量によってこのスポンジが潰れ、PUの高さを調整(調整ってほど調整幅は無い)
する構造ですが…

r2_20200523132719d84.jpg


ウレタン系?スポンジなので当然へしゃげてきてしまいます。

r3_20200523132720f15.jpg


とりあえずボディーがら剥がす。
塗装と固着している部分もあるのでかなり慎重に剥がしました。

r4_20200523132721bb9.jpg


こんな感じでピックアップの圧力でへしゃげた部分がお分かり頂けるかと。

r5_20200523132723021.jpg



当然同じ様な素材のスポンジへ交換するつもりはありません。
まずはピックアップのシャーシーを外します。

r6_20200523132724a04.jpg


シャーシーと同形状の治具をアクリルで削り出し。

r7_202005231327260af.jpg


治具を元に黒1P=厚み2ミリのピックガード材で大量削り出し(笑)
こんだけ有れば足りるやろ?的な。
このスペーサーの枚数調整でPUの高さを決めます。

r8_202005231327271fc.jpg



ピックアップのシャーシーと接する1枚は固定ビスがラッピングスクリューなので同サイズで
タップ切りします。

r9_202005231327298a5.jpg


組み込み前。

r10_202005231327308f8.jpg



アースラグをシャーシーと六角ナットに挟み込む形でアースが取られていましたが
六角ナット代わりのスペーサーとシャーシーの間に1ヶ所だけ隙間が空くのは美しくないので
銅箔テープを使ってシャーシー取り付け前にアースを確保。

r11_20200523132733e0d.jpg


ピックアップの組み込み完了。

r12_20200523132734d10.jpg


ピックガー材なのでへしゃげる事は無いし塗装へダメージを与える事も無い。

r13_20200523132736706.jpg


数パターン試してフロント1枚、リア2枚は一番音量バランスが良かったです。
元々12弦なのでピックアップを上げてパワーを稼ぐジャンルのギターでもないですし。

r14_20200523132737e6e.jpg



そしてリッケンお約束の上下2段のピックガード。
毎回コレの固定には悩まされます。
ストラップピン用のクッションが挟まれている事もあればゴムチューブをカットした物を
ビスに巻いている事もある。
今回はストラップピン用クッションでしたがそのままだと白のピックガードから透けて見えるので
1クッション追加します。ナイロンワッシャーです。
そのままだとツルツル滑って3箇所の取り付けが大変なので薄い両面テープで位置止め。

r15_20200523132739c0d.jpg


これにストラップクッションで透けて見える事は防げたかと。

r16_202005231327405fb.jpg



実は塗装のクリーニングにかなり苦労しました…
長年ハードケースの中で眠っていた為か塗装表面はザラつきさえ感じる程の劣化具合。
バフ掛けでは塗装の焼き付きのリスクが有ったのでチネチ手作業で仕上げました。
ギター磨き過ぎて筋肉痛になるとは思いもしなかった(笑)

r17_20200523132742ead.jpg



そうそう。
最近のブログでジャックの六角ナット締め付けを書きましたがリッケンはジャックプレートが
落とし込み仕様なので普通の#13六角ソケットは使えません。
なので当店はリッケン用に改造した六角ソケットを常備しています…って言うてもリッケンほとんど来ないけど(笑)

r18_2020052313274359f.jpg


リッケン325の12弦は弦張りが大変です。
1~3弦側は副弦から張るのがコツと言えばコツなのかも。

r19_202005231327462c2.jpg



緊急事態宣言解除翌日の昨日から突然車の量が増えましたね。
いよいよ経済活動再開の兆し?なのでしょうか。
通勤退勤の両方でコンビニに寄りますが朝も夕方もマスク無しでお買いものされている方が…
自分は宣言解除になったからと言っていきなりノンマスクお買い物までの根性無いわ(笑)


タグ :

連休期間休業のご案内

 2020-05-02
遅くなりましたが連休期間休業のご案内です。

明日3日(日)~6日(水)まで休業とさせて頂きます。
7日(木)より通常営業です。

ご来店予約、お問い合わせお待ちしております。
休業期間中はメールにてご連絡願います。
tonegarage@nifty.com

P5012327.jpg


タグ :

STEINBERGER SPIRIT 硬いチューニングのツマミを使い易くする編

 2020-02-08
今回はヘッドレスの定番、スタインバーガーのスピリットです。

この廉価モデル、ホーナーの頃からすれば既に30年以上も続く超ロングセラーモデルですね。

sp1.jpg 



EMGへの換装と硬いチューニングツマミ(=以降チューニングキーと表現)の改善をお受けさせて頂きました。

今までブログアップこそしていませんでしたがチューニングキー周りは割とご依頼の多い作業です。


sp2.jpg 


まずはトレモロのフローティングストッパーをしっかり掛けてからスプリングテンション調節ノブを
抜き取ります。

sp3.jpg 


トレモロ後端=チューニングキー側を少し持ち上げてユニット自体とトレモロスプリングを外します。

sp4.jpg 


チューニングキーの作業だけならココは不要ですがブリッジアースの取れ具合が少し怪しかったので
トレモロ基部も外します。

sp5.jpg 


先にEMG関連の作業を。

sp7.jpg 


純正の配線コネクターなんざ使ってたらこの小さなコントロールザグリ内に全ては収まらないです。

sp6.jpg 


EMG取り付け完了!

sp8.jpg 


本題へ戻ります。

sp9.jpg 


まずはトレモロ裏面のビス5本を外す。

sp10.jpg 


トレモロを裏返したまま慎重にサドル側と分離させる。

sp11.jpg 


サドル分解。

sp12.jpg 


サドル側のチューニングキー差し込みビス穴には高粘度のリチウムグリスをチョイ付け。

sp13.jpg 


ここからが本番。
チューニングキー根元には黒い小さなワッシャーが2枚入っています。

sp14.jpg 


スピリット使いの間ではメジャーなナイロンワッシャーをお客様よりお持込み頂きましたので
交換するわけですが、デルリンやテフロンならまだしもナイロンだと柔らかく、圧縮力が相当に
加わった際の潰れ防止で純正ワッシャー1枚、ナイロンワッシャー1枚の2枚立てで組み上げます。

sp15.jpg 


ところがですね、この純正ワッシャーがですね、よぉ~~く見て下さい。
センター穴がズレちゃってます…
まぁそれでも機能的には問題無いでしょうけど使用するのはなるべくセンターのズレの少ない物を
選びます。

sp16.jpg 


用意したるはペースト状のシリコングリス。

sp17.jpg 


塗布する際は細手の筆を使います。そしてオロナイン軟膏の如く薄塗りです。
薄塗りで十分効果を発揮しますのではみ出る程は塗らない様に。

sp18.jpg 


チューニングキー底面⇒グリス⇒ナイロンワッシャー⇒グリス⇒純正ワッシャー⇒グリス

sp19.jpg 


サドルスプリングがきっちり引っ掛かる様に組み込み。

sp20.jpg 


トレモロ側を被せる感じで組み上げ。

sp21.jpg 


これにてグリスアップ作業完了!

ちなみにナイロン、テフロン、デルリンワッシャーに交換しなくともグリスアップだけでも
実感出来る程の効果はあります。

sp22.jpg 


ちなみに弦のボールエンドを引っ掛けるサドルはチューニングキーのビスが
「かろうじてサドルへ食い付く」ぐらいで出来るだけ引き出しておきます。
これはナット側にストリングアダプターを付けている方は非常に重要な段取りです。
ダブルボールエンド弦では関係ありませんがアダプター使用時は
「なるべくチューニングキーを締め付ける量を少なくする」事がチューニングキーへの負担を減らす
=硬くなるまでにチューニングを合わせる事に繋がります。
つまりサドルがチューニングキーにかろうじて掛かるぐらいでボールエンドを入れ、
ヘッド側=ストリングアダプター側から引き出した弦を可能な限り引っ張った状態でアダプターを
ロックします。弦に緩みがあるとチューニングキーを最後まで締め込んでもチューニングが低かったり
しますのでアダプター側からの弦を親の仇の如く強くしっかりと引っ張りながらアダプターをロックして下さい。

と、

ここまで書いておきながら今回はアダプター無し、ダブルボールエンド弦使用なので
具体的な説明画像はありません(笑)

sp23.jpg 


さて、本体への組み込みです。
まずはこのメッキが剥がされて地金が出た部分に

sp24.jpg 


ブリッジアース線がきっちり当たる様に調整します。
分解前にアース線が当たっていたボディー側は木部が凹んでいるので別の箇所へ移動、
アース線の先端にハンダを載せて少し厚みを持たせておきます。
これならボディー側が多少凹んでもアースはブリッジへ当たり続けるかと。

sp25.jpg 


トレモロの組み込みに入ります。

sp26.jpg 


まずはトレモロスプリングをトレモロ側のスプリングが当たる箇所に差し込みます。
スプリングを時計回りに回しながら差し込めばきっちり収まるはずです。

sp27.jpg 


トレモロフローティングストッパーを起こしておきます。

sp28.jpg 


分解時とは逆にスタッドの位置を確認しつつ、トレモロを滑り込ませる感じで 取り付け。
この時点ではトレモロスプリングにさほどテンションは掛かっていないのでストッパーを
外してトレモロがスムーズに動くか=きっちりスタッドに咬んで組めているかを確認します。

sp30.jpg 


再度ストッパーをかましてからスプリングテンション調整ノブを締め付け。
締め付けトルクは言うまでもなく弦を張ってチューニングしてからフローティング具合を
確認しながら本調整です。

sp31.jpg 


完成!
チューニングキーの回転トルクもかなり軽くなった様に感じます。

sp32.jpg 


ちなみにこれも長き伝統?なのですがメーカー出荷状態でのサドルの位置では
オクターブピッチが全く合っていません(笑)
未調整のオーナー様は弦交換のついでにでも調整する事をお勧めします。

sp33.jpg 



タグ :

臨時休業と新春キャンペーンのお知らせ

 2020-01-07
遅ればせながらあけましておめでとうございます。

昨日より本年の営業を開始しておりますが
まずは臨時休業のお知らせです。

11日(土)は所用により臨時休業、12日(日)13日(祝)は定休日です。
ご迷惑をお掛けしますが何卒ご了承願います。

新春キャンペーンとして1月31日(金)までお一人様1本限り
トラスロッド調整無料キャンペーンを行います!
エレキ、ベース、アコギ何でもOK!!
弦交換が必要な場合は弦お持込みか弦代が必要になります。
当ブログ、フェイスブックページをご覧の皆様はお分かり頂いているかとは思いますが
ご来店は予約制となっております。
キャンペーン作業もお手数お掛けしますが事前に来店予約をお願いします。

本年も当店を宜しくお願いします。

P1072200.jpg




タグ :
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫