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FERNANDES FR-85S 25周年記念モデル サスティナー載せ替え&モデファイ編

 2015-02-14
サスティナー関連での更新は久々です。

今回はフェルナンデスのFR-85S、25周年記念モデルに手を加えていきます。


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お客様は中古で購入されたらしいのですが前オーナーによる素人魔改造によりサスティナーは
全く作動せず。
しかも電池が異常に発熱するかなり危険な状態でした…

ボリューム横には基板のイグニッションLEDが移設、謎のミニスイッチも増設されています。

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コントロール内。
そりゃぁ電池も発熱するよね…ってな感じの配線グチャグチャ状態。
基板をチェックするも電源周りのパーツは完全にご臨終。
ポット類も素人配線でハンダこての熱を加え過ぎたせいかガリ、接触不良が発生。

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サスティナードライバーはフロントピックアップ出力構造ではない旧型。
センターピックアップはシャーラー製?へ交換されています。
センターピックアップの磁力はかなり強力。サスティナーへの悪影響も考えられます。

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なので今回は新品のサスティナーキットへの載せ替え&モデファイを行います!

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まずは全パーツを外してボディーをクリーニング。
追加で空けられた穴をどう上手く利用するか考える…

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いつも通り基板に改造を加えてからサスティナーキットに同封されているポット類、ジャック等を
使って配線完了。
キットに同封される時点で下手くそな大盛りハンダ付けが施されているのが非常に残念だ…
普通に新品のポットを入れてくれりゃいいのに。
今回SSHレイアウトながらセンターはあまり使用されないとの事でしたのでセンターP.Uはダミー化、
レバースイッチも3段へ変更。
現行サスティナーですのでサスティナーOFF時はフロント⇔フロント+リア⇔リアの切り替え。
純正リアP.Uのサウンドがイマイチなので音ヌケを良くするべく音色変更、それに伴いフロントの
ドライバーの音色も変更。
もちろんサスティナーがガンガン動く様に駆動ゲインアップも作業しました。

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で、完成。
フルメンテナンスも作業内容に含まれておりましたのでネック周り、ブリッジ等の金属パーツにも
手を入れております。

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問題だったボディーに開けられた「穴」は…

2ヶ所とも3φLED用のソケットを埋め込み利用する事に。
プラグインでイグニッションLEDのグリーンが点灯。
ちなみにセンターはダミーピックアップ(ピックアップカバーのみ取付け)です。

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サスティナーONでブルーLEDが点灯!

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ちょっと派手なFRに仕上がりましたがサスティナーの効き具合も十分合格点!
そりゃ純正キットを元にで組み上げたから当たり前か(笑)

今回は電気系総入れ替えで何とかギターを甦らせましたが皆さんも中古のサスティナーギターに限らず
アクティブP.U等の電池を使用するギターを購入した際、電池が発熱する症状が見られる場合は
絶対に電池を入れたままにしないで下さい!
最悪の場合は火災になりますので…
ジャンク扱いで販売されている物、オークションに出品されているものは特にご注意を!


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P-PROJECT NA-TH-2ピックアップ載せ替え&くるくる回る子猫の瞳の様に塗装タッチアップ編

 2014-11-29
予告通りサスティナー関連での更新第二弾です!

今回はP-PROJECTのNA-TH-2です。

元々NA-TH-2はサスティナーの前身モデルである18V駆動の「サスティニアック」が搭載されているはずなのですが
お預かり時には9V並列駆動で現行サスティナーへ換装されてました。
ま、この方が作業やり易いので助かりましたけど。

ピックアップ交換&基板ゲインアップ&ドライバーLEDインストールが主な作業です。

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SSHSレイアウトでシングルコイルはラージポールピースタイプ、ハムはJBです。
セレクタースイッチポジションは
①センターのシングル
②センター&リアのシングル
③リアのシングル
④JB+リアのシングル
⑤JB
サスティナードライバーのピックアップ出力はありません。
サスティナーON時は強制的にハム=JBとなります。

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取付けるピックアップはPRO-THS!
現行本人モデルのピックアップですね。
最近PRO-THSに関する問い合わせが増えてきています。パーソンズでツアー中だからかな?
ハムはSCHECTERのSUPER ROCK Ⅲ!

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毎度サスティナーとは相性の良くないシェクターのハムバッキングが相手でしたが
基板もかなり改造して何とかサスティナーも合格ラインで駆動する様に仕上がりました!

スーパーロックⅢのモコモコっとした音色が最後まで解せなかったので基板音決め部で少しだけ高域を持ち上げました…
何でラージポールピース系のピックアップってみんな中域強いんだろうねぇ~?

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そしてここからはもう一つのご依頼、ヘッドの塗装欠けのタッチアップです。
ポリ塗装なはずなのに何故か激薄塗装…
そして太陽光下では茶色に見え蛍光灯下では紫がかって見える褪色の進んだシースルーのブラック…
こりゃ難題だ…

まずはごっつ小さい範囲の傷口を震える手で冷や汗かきながら研磨。
ダメージの無い箇所に研磨キズ作っちゃダメですからねぇ~もの凄い集中力が必要でした(笑)

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着色を悩みまくってカラーサンプルも多数作って7COLORSを聴きながら検討した結果、薄めの茶色を選びました。
かなり薄めにカラー配合して数回筆塗りで塗り重ねながらなるべく違和感の無い色合いを目指すのです…

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着色が終われば傷口以外をマスキングしてここからはガンで塗装に入ります。
凹んだ傷口にのみサンディングシーラーを塗り重ねて段差を無くします。
サンディングも筆で塗っちゃうか?なんて考えましたが均一に塗膜を稼ぎたかったのでガンを使用。

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ほぼ凹みが無くなったところでヘッド全面を研磨。
ヘッド全体にトップコートを塗装します。

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折しも気温が下がりだした時期でしたので予定より乾燥(硬化)に時間が掛かりましたが
何とか水砥ぎ&バフ掛け完了!
タッチアップ箇所もパッと見は分かり難いかと。

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ま、近寄って見れば分かっちゃうんだけどね。
タッチアップ?部分修正?ではこの辺りが仕上がりとしては合格ラインなのかも。
シースルー系の色でなければもっと上の仕上がりが可能なのですが…

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そんなこんなで予定より時間掛かってやっと完成。
SSHSにブルーLED!
シブイぜ!!

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結構古いギターなのですがヘッドの塗装欠け以外はかなり美品でオーナー様が大切にされているのが
良く伝わってくるギターでした。
これからも弾き続けてもらって欲しいですね!


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FENDER AM-STD ST バーガンディーのアメスタにサスティナー取り付け!EMG-SA駆動編

 2014-11-29
リペアがバタバタと忙しく久々の更新になります。

サスティナー関連での更新も超久々になるかな?

今回はフェンダーのアメスタにインストールさせて頂きました!

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もはや当店でストラトにサスティナーを取付ける際にはお約束となりつつあるコントロールスイッチカッタウェイ部仕様!

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サスティナードライバーのイグニッションLEDはボディーカラーに合わせて一時期多用した「桜」よりも
少しピンクに近いカラーを選択。
よく似合ってると思いませんか?

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いつも通りピックガード裏は配線祭り♬
何度組んでも大変な作業です…
集中して一気に組み上げないとどこまで配線したのか分からなくなっちゃう(笑)

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今回センターとリアにはEMG-SAを使用。
シングルコイルはハムに比べてサスティナーの駆動は弱くなりがちですがEMG-SAはその中でもまだパワー感を
確保出来るピックアップかと。(取り付けるギターにもよりますが)

しかしながらEMGは構造上ピックアップカバーとなる母体にコイルとプリアンプを入れてから樹脂を充填されています。
その為に中にはピックアップカバー内でコイルが僅かに浮いている=弦からコイルまでの距離が離れてしまっている物も
有ります。
通常のピックアップとして使用するには全く問題の無い程度ですがサスティナーではその僅かな距離が仕上がりの
パワー感に影響してしまいます。
なのでEMGをお持込の場合はどうしようもありませんが当店手配でしたらサスティナーに支障の無いEMGでしか
作業しません。
要はサスティナー前提で「ハズレ」のEMGが入荷した時は問題無い物へ手配し直すって事です。
これはSAのみならず81等ハムのEMGでも同じです。

あ、 現行EMGの「ウチのピックアップはハンダ付けしなくても配線出来るんですよぉ~」的なグラグラで全く使い物に
ならないコネクター類やコネクター差し込み基板のおかげで無駄に巨大化したレバースイッチやポット類は全て使いません。
ポット類は背面のコネクター基板を外して使用しますが配線を束ねる為のターミナル?基板なんかは全てポイです!
でもね、悪い事だらけじゃなくて現行は付属のバッテリースナップがCLIFFのOEM製なのですよ!
コレは評価に値するね~サスティナーキット純正バッテリーボックスで使うにゃちょっと加工が必要ですけどね…

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裏面。
ネックジョイントがヒールレスカットなのでハイフレットまでストレス無く弾けますね!

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ロック式ペグ。


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ローラーナット!

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ここまでプレイアビリティー追求してるとストラトの皮を被ったソロイストとでも言うべきでしょうか。

ちなみにサスティナー関係ではなくともアメスタを作業させて頂く際には大抵トレモロスプリングをGOTOH製へ交換します。
純正の黒いトレモロスプリングはテンションが柔らか過ぎてしっかりとしたセッティングが出せないので…

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バーガンディーに白パールのピックガード、ピックアップとノブ類はブラック。
この組み合わせカッコイイと思いませんか?

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何故か師走になるとサスティナー関係の作業が多くなるトーンガレージ(笑)
次回の更新もひょっとすると……


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最近サスティナー関係の作業が増えてます。そして感じる事…編

 2014-08-09
前回のTEJ編に続き今回もサスティナー関係での更新です。

初っ端からバラバラ状態で申し訳ありませんが手の込んだTree Of Life Inlayのネックが2本

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木工加工完了+加工箇所に導電塗料塗布済みボディーが2台

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いきなりサスティナー組み込み完了状態が2本(笑)

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限定モデル?のJEM7VSBLはボディーと同色のブルーLEDをサスティナードライバーへ埋め込み!

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トップのメイプル杢目が鮮やかな現行J-USTOMのRG8420ZDもボディー同色LEDをインストール!
撮影してる自分の影もバッチリ映り込み!!

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JEMはサスティーンボリュームをスイッチポット化してリアピックアップ基板バイパス機能を追加。
スイッチポットがプルアップの状態でリアピックアップはサスティナー基板をバイパスします。

リアピックアップはサスティナー基板を通過する事でどうしても音変わりしてしまいますので…

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RGはサスティーンボリュームをサスティナー基板内でフルアップ固定仕様へ、マスタートーンを
スイッチポット化してこちらもリアピックアップ(ダンカンTB-14)の基板バイパススイッチへ。
プルアップで基板を通過しない本来のTB-14の音質が出力可能。

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最近サスティナーの取付けをご依頼頂くお客様の傾向として

「リアピックアップのサスティナー基板バイパススイッチ」をご希望されるケースが増えています。


従来サスティナーの立ち位置としては「飛び道具」的な感覚が一般的で、サスティナーを付けられるお客様も
「このギターはサスティナーが要る時にしか使わないから…」みたいなニュアンスでしたが
最近は普通に使っているギターにサスティナーが盛り込まれている的な感覚?をお求めなのか
サスティナーの機能は優先すべきだが音質の劣化(サスティナー基板を通過する事での音質変化)は避けたい
方が増えています。

リアピックアップ基板バイパススイッチを付けると確かにリア本来のサウンドがダイレクトに出力されますが
サスティナーをONにするにはバイパス機能をOFFにする1アクションが増えてしまいます。
要は使い勝手に影響するって事です。

それでもバイパススイッチを付けて音質を優先するって事はそのギターがサスティナー専用機ではなく、
普段使いのギターにサスティナーが搭載されている感覚をお求めなのでしょう。

ただサスティナーをインストール作業するだけではなく、音質、各部調整も含めて完成度の高いギターに
仕上げるつもりで作業している側からすれば非常に嬉しい事なのですがサスティナーを真剣に使おうと
しているプレイヤーが増えてきている現状…今まで以上に実用性へ振ったモデファイメニューを考えなければ…
な~~んて漠然と考えたりしています。

ゆっくり研究する時間さえあれば新ネタも実現出来るかもしれないのにねぇ……






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TEJ-DELUXE SUS 再発TEJモデルを18Vサスティナー化!今は亡き18Vサスティニアック追悼編

 2014-07-09
久々サスティナー関連での更新です!

今回の題材は最近FERNANDESよりマイナーチェンジを経て再発売されたTEJ-DELUXE SUSです。
メーカーHPはこちら

ほぼ新品をサスティナー18V化&リアピックアップ交換でのご依頼です。

TEJは某オークション等で入手されたサスティニアック搭載機の修理依頼が多いのですがサスティニアックは既に
交換パーツも無く、ギター本体もフレットの打ち換えが必要だったりコンディションの悪い物が多い…
今後も長く弾いていくつもりならモデファイの有無を問わず多少高額ですがこのTEJ DELUXEシリーズをお勧めします。

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それでは分解がてら旧TEJと何が変わったのか見ていきましょう。

以前のモデルとは異なり、2軸2連ポットが採用されており、上がマスターヴォリューム、下がサスティナーのゲインを
コントロールするサスティーンヴォリュームです。
シンプルに1ヴォリューム仕様の方が使い易いかとは思うのですが…

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ブリッジはGOTOH製。
以前のスタッド倒れの多発する細径アンカーの2点支持ブリッジではなくなったのは大きな進歩か?(笑)

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ナットはローラーナットではなくなり積層カーボン素材になってますね。
以前のローラーナット…ローラーが回らないけどローラーナットと呼ばれてた(笑)物は弦溝部がデルリン素材で
音質も柔らかかった。
今回のカーボン素材の方が音の輪郭はハッキリしててGOODです!
ネック自体もKTSのチタン製トラスロッドが使用されているみたいですが特に問題となる反りやクセもなく良好。

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ヘッド裏面のは日本製の主張が。
近年純国産のギターは減ってきましたからね。
何しろ旧TEJと区別がつくのでこの表記は助かります。

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ネックジョイントビスのビス穴周りの塗膜がちゃんと面取りされてる!!
こんな事まで気を使われているフェルのギターは見た事ないかも(苦笑)

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コントロール内には導電塗料が塗られています。
配線処理も特に問題ナシ。
従来フェル社のギターはある程度高額機種にならないと導電塗料は塗られてませんでした。
まぁ今回のTEJはそこそこのお値段ですしね。

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ジャックがスイッチクラフト製!!
コレもある意味驚いた(笑)
今回は再発モデルながらかなり気合入ってるやん??
まぁ最近の国産ジャックと呼ばれてる物は端子が柔らかくてスグに接触不良出ちゃうしね。

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バッテリーボックス増設の木工加工の為にボディー全バラシ。
ネックジョイントビスだけではなく他のビス穴周辺塗膜も面取りされています。
マジメに作ってるねぇ~~

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さて、ここからが18V化の作業本番です。
まず基板ハンダ面、サスティナー機能調整用の半固定抵抗トリムを重要箇所は全て交換。
純正の白い怪しい半固定抵抗はテスターを当てながらトリムを回すと急激に抵抗値が上がったり
全開でも規定の抵抗値にならなかったりするので全く信用してません。
なのでほぼ使わない1つを除いて全交換!
サスティナーの肝であるプリアンプとパワーアンプのオペアンプ=ICも信用出来る物へ交換します。

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18V化するので純正だとコンデンサーの耐圧(耐電圧)が足りないので駆動系回路上のコンデンサーは
全て耐圧の高い物へ交換!
ハンダ吸い取りマシーンは欠かせませんな~~

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木工作業画像はありませんが(撮り忘れた)バッテリーボックス増設完了。
フェル社のZO-3用を2個並べると元のバッテリーボックス跡が見えません。
最近18V化の時は大体このパターンかな。

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基板やその他諸々を組み込み完了。
LED下に設置しているのは秘密の増設回路です(笑)

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完成!
ちなみにリアピックアップはTEJのモデファイではお馴染みのダンカンSH-4!
某ミュージシャン使用機と同じくロゴが反転するリバースマウント!!
SH-4に合わせたリア出力音色変更も作業済み。
サスティナーももちろんブリブリ動きます!
スタンダードモードでは巻弦のミュートが少し困難なぐらい暴れます!!
往年のサスティニアックと比べてもパワー感では負けず劣らずといったところでしょうか。

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背面はこんな感じです。

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冒頭にも書きましたが18Vサスティニアック搭載のTEJは今やまともなコンディションの個体はかなり少なくなっています。
外見はキレイでもサスティニアックに故障があれば修理も出来ません。
また古いギターなのでフレットが限界まで減っていたりネック自体にも酷い反りやクセを抱えている個体もよく見掛けます。
そんな旧TEJを多少安く入手出来たとしてもフレット打ち換えやブリッジのスタッド倒れ修理…諸々手を入れると
なると結構な工賃が掛かります。
サスティニアックが故障していてサスティナーへの換装までとなると普通にこのTEJ DELUXEが買えてしまいます。
残念ながら某ミュージシャン使用機の「アミダ柄」はラインナップされていませんが
長く使えるTEJを手に入れたいのであれば某オークションをポチッってしまう前によく考えて下さい。

いやぁ~長い間ブログ書いてますけどフェルのギターに対してネガティブな事書かなかったのって初めてちゃうかな?(爆)






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師走はサスティナー祭り!音が伸びる前にオレの体がノビちゃうゼ編

 2013-12-29
ここ最近作業が忙しく、中々ブログを更新出来ませんでした。

今年の年末は何故かサスティナー関係の作業が多く、仕事納めを迎えた今もサスティナーキットの入荷待ち等で
越年お預かりが数本有る状況です…

作業させて頂いた内の数本ではありますが特徴あるサスティナーギターをご紹介!


まずは初冬にお預かりした今は亡きソロイストの故郷、中信楽器製造によるCOBRANのFG-4!

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24フレット仕様なのでジャクソン同様に各ピックアップ間の距離が狭く、サスティナー的には厳しい条件の上に
センターとリアピックアップは磁力の強いバーポールピースタイプでした。
いつも通りピックアップの極性変更や基板のゲインアップで何とか合格点の動作まで確保。

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コントロール周りはスペースに余裕が有ったのでさほど苦労せず。

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これからもガンガン弾いてもらいたいソロイストの生き残り!
確かこのモデルにはトップにメイプルを貼ったフラッグシップモデルが有ったような無かったような…
そんな懐かしい記憶を呼び覚まさせてくれた1本でした。

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お次はホーナーのヘッドレスG2。
当たり前ですが改造スペースに限りがあります。

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小型タイプの基板を使って何とか組み込み完了。
お客様がサスティナーOFF時はフロント出力不要との事でしたのでフロントプリアンプ部を省く事が出来ました。
リアピックアップはSH-4です。
TBではなくノーマルピッチですが僅かにSH-4を1弦側へズラせて1弦の動作も良い感じに仕上がりました。
極性変更の際にSH-4内部にも少し細工したんですけどね…

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コントロールはマスターヴォリュームにサスティナーON/OFFスイッチとモードセレクトスイッチのみと
シンプルな構成。つーかこれ以上何かを付けるのは場所が無い…

大昔に個人的にGT2を所有していた事があったので作業してて懐かしい1本でした。

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さて今度はBCリッチのモッキンバード。
他店工房にてサスティナーをインストールされたギターでしたがリアピックアップ交換と
フロントドライバー下へダンカンLittle59の取付け、ドライバーへのLED埋め込みをご依頼頂きました。

ドライバー下へのピックアップ取付けは以前ロングスケールのソロイストでは作業して良い結果が得られてましたが
今回はミディアムスケールの為にかなり苦労しました…

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ご依頼当初、リアピックアップはSH-13 DIMEBUCKERでの組み込み予定でしたが…
何をどうやってもハーモニクスモードで満足に作動せず…
やむをえずお客様に相談させて頂き無難なTB-4でのセットアップになりました。
が、やはりミディアムスケール。リアピックアップの固定角度が僅かにズレるとハーモニクスモードで発振。
結局リアピックアップをガチガチに固定して完了。
たぶん今後このレイアウトはミディアムスケールではお受けしません。どうかご勘弁をm(_ _)m

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サスティナーOFF時、セレクターがフロントではLittle59が出力されます。
当然サスティナー基板を通過するので本来のLittle59の音質ではありませんがサスティナードライバーの
音色よりはフロントとしてかなりマシです。

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このあたりで年末進行のおかげもあり生活が不規則になり風邪をひく(;´д`)  
「しっとりチョコ」は今年何袋食ったか分からない100円ローソンでのお気に入りである。
真ん中の怪しげな風邪薬は眠くなりにくいので深夜のサスティナー作業には必需品なのだ!
鼻水垂れながらのサスティナー作業はまだまだ続く…

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そして今度はPEAVEY WOLFGANG!
EVH系は四六時中作業させて頂いておりますが今回はすでにサスティナーがインストールされた物を18V化!

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18V化にあたりバッテリーボックス増設はZO-3用を並列で設置。
元のバッテリーボックスの跡も見えずにスッキリとしたルックスに仕上がりました!

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実は今回お預かり時よりリアには現行EVH Wolfgang Pickupがマウントされていました。
サスティナーの駆動はいつも通りの手法を使ってクリアーしたものの
基板内部の音決めに迷った…
音決めの際には基板をバイパスして素の音色をチェックしてから作業するのですが、このウルフギャング、
近年チェックしたEVH系とは一味違う味付け。
フランケンやダンカン生産のイーブンリー何ちゃら等とは違って中低域重視の音色でした。
なので夜な夜な色んなパターンの音色を試して悩みまくる。
リアの音色が決まらないとフロントドライバーの音色も決めれないし…
結局は素の音色が丸めだったのでそれに順じた音色で組み上げました。逆にフロントは少し高域寄りで
音のツブが比較的ハッキリする音色に決定。
毎回この音色バランスには悩まされます…
いつか機会があればこのEVH Wolfgang Pickupはゆっくりチェックしてみたいですね。

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そしてラストはフェルナンデスのFR-DLX JPC 2011 。
現行サスティナー搭載モデルでは日本製で最上位機種。
プロパーラインナップではいわゆるフラッグシップモデルにあたると思います。
新品購入された物をリアピックアップ交換、ドライバーへLED埋め込み、各部セットアップでご依頼頂きました。

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リアピックアップはダンカンTB-5です。
ボディー直付けなのでピックアップがグラついて角度が変わらない様にウレタンを大量に敷いてしっかり固定。
なにせフラッグシップモデルですからね。

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LEDの埋め込みは難なくクリアー。
ドライバーとLEDの配線がバッテリーボックスの直下を通る構造だったので電源ノイズ対策も施しました。
やっぱ青のギターに青のLEDはカッチョエェですな~

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さて、セットアップですが…
まずこのFR、トレモロがGOTOHのGE-1996TのOEM品が付いているにも関わらずトレモロスプリングは汎用の
物が付いてました。
しかしトレモロスプリングキャビティーのザグリ寸法はGE-1996Tに合ったサイズ。
したがって普通にチューニングするとスプリングハンガーを一番締めこんだ状態でもトレモロはアームダウン状態…
コレでイィのか?フェルナンデス。コイツはフラッグシップモデルのはずだぞ??

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なのでGE-1996T純正パーツのパワースプリングへ交換。
これでトレモロもしっかりセッティングする事が可能。

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お次はネック周り。
少しバリが出ていたりフレットエッジの角が立ってポジション移動の際に手に当たるのが気になったので
フレットエッジの丸め作業=面取り作業をお客様へ提案。
ネック自体にも波打ちの症状が出始めていたのでフレットエッジの作業やるなら指板マスキングしちゃう事だし
ついでにフレットもすり合わせ。
新品のギターのフレットをすり合わせするのはちょっと気が引けますがなにせフラッグシップモデルだからねぇ~

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フレットエッジの面取り完了。

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で、配線作業へ戻るのですが…
サスティナー搭載のためコントロールザグリ内は配線で混雑してるのはしょーがない。
でもレバースイッチがバッテリースナップを踏みつけて電源線がぺっちゃんこになっているのはいただけない。

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バッテリースナップ自体もあまり良い物ではなかったので耐久性の高いCLIFFのスナップへ交換。
本来CLIFFのバッテリースナップはフェル社のバッテリーボックスには入らないのですがバッテリーボックスの
一部を削って改造する事で使える様になります。
最近バッテリースナップも品質の良くない物が多いのでサスティナー関係の作業の場合は割とCLIFFを使う機会が増えてます。
何せサスティナーは電池交換する機会が多いデバイスなので。

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さてダンカンとドライバーの音色変更やりますか!って所でリアの音決めコンデンサーを外していると…
センターにはEMGが付いているのにセンターの音決めコンデンサーは普通にパッシブ用の物が付いてた(笑)
コレでエェんか??フェルナンデス。コイツはフラッグシップモデルのはずだぞ???
なので当然センターのコンデンサーもアクティブ用の数値の物へ交換。
基板上の半固定抵抗トリムも主要なコントロールがテスターで測ると怪しい数値…しかも回転させると接触不良なのか
ガリが出てたので交換。
ついでに書いちゃうとコントロール内に導電塗料が塗られている場合はサスティーンボリュームのアースはカット
指定(音漏れ防止のため)なのに普通にハンダ付けされてたのでカットして絶縁。
ホンマ頼むでフェルナンデスさん。フラッグシップモデルでっせ?
妙に高級感出そうとしてオレンジドロップ積むならまずはしっかり品質管理じゃーか?

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と、最後はグチっぽくなっちゃいましたがこれにて2013年のサスティナー関係作業は終了。
12月は他にもピックアップ交換やサスティナー調整を作業させて頂きましたがご紹介出来なかったお客様、ごめんなさい。
年内に仕上げ切れなかったお客様、年明けにガッツリ作業させて頂きますので今しばらくお待ち下さい。

2014年はサスティナー関係も新ネタを考えておりますのでご期待下さい!



さて、今回の長編ブログで何回「フラッグシップモデル」と書いたでしょう。
正解回数をメールやFBでご連絡頂いた方、先着3名にお年玉としてトーンガレージオリジナルピックを
3枚差し上げます(笑)申し訳ありませんが直接来店可能な方に限らせて頂きますm(_ _)m

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P-PROJECT 往年の希少なモデル、PAW-2(サスティニアック付き)をメンテナンスする!編

 2013-10-15
今回はP-PROJECTの希少なモデル、PAW-2(サスティニアック後付け)をメンテナンスしました。

PAW=いわゆる和田アキラモデルですが歴代のPAWでもパデュークボディーはこのPAW-2だけです。
しかも当時の生産台数は2桁に届くか届かないかの大変希少なモデルになります。

お預かり時はかなりダメージが深く、どう作業を進めるか、どこまで直すのかを悩みましたが、
オーナー様のこのギターへ対する想いを汲んで徹底的にやる事になりました。

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「P-PROJECT」のみの簡素なロゴが超初期のモデルである事を物語っています。

(マニアック過ぎてすんません)
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さて、作業開始!

まずはボディー下部のローランドGKコントローラー跡のビス穴を埋め木、両面テープ跡を研磨して
落とします。
このボディーはオイルフィニッシュなので一部だけ研磨すると色変わりが目立つのでボディートップ前面
を研磨します。
パデュークが有害?と言われる理由なのかは分かりませんが防塵マスクしてても研磨するにつれ頭痛に
襲われました…
何とか#1500まで研磨して顔料で少し着色してからオイルフィニッシュを施しました。

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他にもザグリ内の導電塗料塗り直しやフレットのすり合わせ、ピックガード&パネルの作り直し等、
色々手を入れておりますが…

ピックアップ配列からも予想される通り一番の峠はサスティニアックからサスティナーへの換装でした。

敵はセンターとリアにマウントされたビルローレンスL-250!
コレがサスティナーとは相性の良くない極性だったのですが構造上、常套手段の極性変更ワザも使えず…
なので基板改造を徹底的にヤリました。
駆動時の主役はダンカンTB-4なのですが何とかリアのL-250やダンカンコイルタップ時でもサスティナー
は作動する所まで到達。
しばらくはビルローレンス恐怖症になりそうです(笑)
元のサスティニアック搭載時はどの程度動いていたのかが気になるねぇ…

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今回「救い」だったのは何故かボディートップ側からサスティニアック基板用ザグリが施されていたので
サスティナー基板のパーツ変更が容易に作業出来た事でしょうか。
仮組みしてからサスティニアック用のザグリにサスティナー基板が入らなかった時には泣きそうになりましたが…
深夜に全バラシ⇒近所迷惑を顧みずにルーター作業敢行(苦笑)
…まぁ、事前にザグリ寸法をしっかり確認してなかった単なる自爆なんですけどね…

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フロイドローズもサビているパーツを交換してリフレッシュ!
やっぱり往年のフロイドは現行と違って精度が高い。お持ちの方は容易に交換すると勿体ないですよ。

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実は今回のPAW-2は震災被害で海水を被ってしまったギターでした。
ゆえに金属パーツ類の一部、ビス類、電装系はほぼ全滅でした。
ボディーがまだ使える状況なのはオイルフィニッシュなので木部に水分が浸透したままにならなかったからでしょう。
もしこれが普通の塗装が施されたギターなら塗装内で木部が動いてとんでもない事になります…

したがって貴重なサスティニアックをサスティナーへ載せ替えざるを得なかったのですが。

未だ復興までの道のりは見えない震災被害ですがテレビで避難生活を送られている方や飼い主と離ればなれになったペットの報道等を見ているとやはり人間を含めた生き物は震災以前の環境へ戻る事は容易でなないと思います。
このPAW-2は運良くオーナーの手元へ戻り、何とか修理して以前とは違ったギターになってしまったかも
しれませんがこの先も音を奏でる事が出来ます。
「音楽」や「楽器」はライフラインに比べ、優先順位は随分後ろだとは思いますが人が「生きる=活きる」
には欠かせない物でしょう。

今後も被災されたギター、ギタリストの皆様へはギターエンジニアとして微力ながらお力になれればと思っております。
何しろギターリペアでしかお役立て出来ない者ですので。

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PEAVEY HP SPECIAL サスティナー取り付け。極力木部を削らずにインストール!編

 2013-06-21
今回はPEAVEY HP SPECIALにサスティナー取り付けです。


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鮮やかなメイプルトップですね!
コントロールは1ボリューム、1トーン、P.Uセレクターとシンプルな構成ながら各ポットが
スイッチポットになっており、フロント・リアのコイルタップが可能になっています。
出音のバリエーション多し。

背面画像からも分かりますが各ポット、スイッチが離れてレイアウトされている為に大きな
コントロールザグリが開いています。
今回はこのスペースを有効利用して取り付けました。

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ボディートップ側のコントロール部はサスティナーのON/OFFスイッチを増設したのみ。
もちろんリアピックアップは純正を使用。

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サスティナーのモード切り替えはトーンのスイッチポットで行います。
ダウン時=スタンダードモード。アップ時=ハーモニクスモード。(画像はアップ時)
ボリュームポットには「リアピックアップダイレクトアウト」機能を設けています。

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ドライバーにはグリーンLEDを埋め込み。
付ける機会の多いブルーLEDよりは直視しても目が痛くないかも(笑)

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背面はこんな感じ↓
コントロールパネルに電池ボックスをマウント。
って書くと簡単に聞こえるかもしれませんがパネル内は満員電車状態です…
特に電池ボックス底面とトグルスイッチは超接近戦でした…
イグニッションLEDもドライバーと同色仕様。

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今回の様に大きなザグリ加工を施さずにサスティナーを取付け出来るギターは少ないですが
スペースのあるギターなら可能な場合も御座います。

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SCHECTER ST あのミュージシャンモデルの様に…超久々にNO MORE TEARSを聴いてみる。あ、オジーじゃないよ編

 2013-06-02
今回はシェクターのストラトへサスティナーをインストール!


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まんま本○毅モデル風!


コントロールレイアウトはここ最近ストラトへの取り付けの際にはお約束となりつつあるパターンです。

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ちなみにピックガード裏面はこんな感じ。
基板部のコネクターは厚みが増すので使いません。基板へ各配線を直接ハンダ付けしています。
画像には映ってませんがスイッチポットでのコイルタップ機能も生かしております。

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ボディーのザグリはこんな感じ。

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ピックアップはモンスタートーンではありませんがモンスタートーンより直流抵抗値が高く、
しかもモンスタートーンよりも音色は普通のシングルコイルに近い。
正直サスティナーにはこちらの方が相性が良いかと思います。

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今回はお客様のご都合によりフェルナンデスのサスティナー付きギターよりサスティナーユニットを
移植しての取り付けでしたが普段以上に気合入れて作業しました。
何故なら…そのサスティナーユニットは過去に自分が触った(リペアした)痕跡の残る物だったので。
「こんな事も有るんだねぇ~~」なんて思いながら作業してると記憶は更に昔へさかのぼる。
めっちゃ久々にアルバム、NO MORE TEARS聴きましたわ。
1989年の作品でしたか。
高校出て浪人ってな身分で自由を満喫してた頃だな(笑)










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サスティナーインストール DIMARZIO DP188 Pro Track 編

 2013-04-07
今回は赤のラメ塗装が鮮やかなストラトへサスティナーをインストール。
ミラーピックガードも似合ってますね!

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最近ストラトへの取付けの際はスイッチ類をカッタウェイへマウントするケースが増えています。

赤ST2


ピックガード内側はこんな感じ。

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今回リアピックアップはDIMARZIOのDP188、Pro Trackです。

赤ST4


せっかくのDIMARZIOなのでサスティナーの基板をバイパスするスイッチをセンタートーンの位置へマウント。
ポット自体の機能はサスティナーのゲインヴォリュームです。

赤ST3


裏面のバッテリーボックス取付け位置はいつも通りの場所へ。

赤ST5


DIMARZIOのDP188、Pro Trackですが今まで数本リアピックアップとしてインストールしましたが
ピックアップ本体の改造は必要ですがサスティナーとの相性は良い方だと思われます。
特にスタンダードモードでのパワー感は直流抵抗値が7~8kΩながらフルサイズで条件の良いハムバッカー
に匹敵します。

ただ、毎回悩むのが音の方向性。
DIMARZIOをはじめリプレイスメントメーカーのピックアップを使用する際には基板の音決めコンデンサーを
変更し、サスティナーの基板を通過してもなるべく本来のサウンドへ近付ける様にモデファイするのですが
その際に音域特性を若干ながら高域寄り、中低域寄りへ調整する事が可能です。
もちろん本来のサウンドを軸にはしますがインストールするギターの特性やセンターピックアップとの相性、
オーナーのプレイジャンルによっては少し音域特性に味付けする場合もあります。
大抵の場合はオリジナルの音色より少しハイファイな感じで組み上げますがPro Trackの場合は
高域を持ち上げても中低域に振っても「使える音」が出るので悩んでしまいます(笑)
今回はバイパススイッチを付けた事もあり、オリジナルのサウンドへ近付けたうえで
センターのShurピックアップとの相性でバランスを取りました。

3シングルレイアウトでリアピックアップの選択でお悩みの場合にはオススメのピックアップです。

赤ST6
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Ibanez JEM user's 「FLO」 18Vモデファイ編

 2013-04-01
今回は既にサスティナーのインストールされたIbanez JEMを18V化しました。

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イィ具合にダメージが入り、すでにホンモノのごとくオーラを放つ1本です。
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ピックホルダーもイケてますね!
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サスティナーはフェル社によって取り付け済みのモデルです。
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18V化にあたりバッテリーボックスは縦型2個へ変更。
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コントロールは同オーナーの「EVO」と同じくボリュームにはハイパスフィルターのON/OFF機能を追加。
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メタルノブが付けられたトーンポットをスイッチポットへ変更し、リアピックアップのダイレクトアウト機能を
追加。
これによりサスティナー基板を通過する事でどうしても避けられないリアピックアップの音色劣化を必要な時のみ
バイパス出来ます。
サスティナーONにはバイパススイッチとサスティナースイッチの2アクションが必要になりますが音質を重視する場合は非常に有効な機能です。


JEMはサスティナーをインストールしたりリアピックアップの交換や音色変更を依頼される事が多いモデル
ですが18V化は久し振りです。
改めてディマジオ攻略(笑)の難しさを感じた1本でした。
9V仕様でもスタンダード(原音)モードでハーモニクス(倍音)が被りやすい傾向は18Vになるとより強く
なるので今回はサスティナーの効き具合よりも音色に神経を使って作業しました。

ディマジオのVAIモデルピックアップも新型が出ていますので早めにデータを取りたいかとは思っています…



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Ibanez JS-1000 Joe Satriani サスティナー取り付け編

 2013-03-14
今回のサスティナーインストールはIbanez JS-1000、悟兄モデルです。

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リアがDIMARZIO DP-153 FRED なのもサスティナー的には一工夫必要なのですが
何たってAerofoil(翼)形状のボディー、アーチとまでは言えませんが両面流線型のボディーシェイプが
強敵でした。
平面が少ないのでバッテリーボックスを取り付ける場所やアッセンブリーザグリを拡大するとコントロール
パネルを取り付ける事が出来なくなる(パネルをアーチ形状に曲げられない)のでいつものサスティナー
取り付けと比べて難易度高かったです。

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まずバッテリーボックスは↓の画像の光の反射を見ても分かりますがかろうじて平面の場所にギリギリで設置。
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アッセンブリーザグリも拡大出来ないのでスペースフル活用!
後ほど触れますがDP-153 FREDのサウンドをサスティナー基板を通過しても崩さぬ様に「音決め」は
かなり悩みました。
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基板を収納するスペースの都合上、サスティナーのスイッチ類は基板より取り外しました。
ON/OFFスイッチは他のパーツカラーに合わせてクロームのスイッチへ変更。
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で、

サスティナーのモードスイッチですが、、

コントロールのツマミ類が比較的狭いエリアに効率良く配列されたギターなので設置場所に悩みました。


なので、

純正状態ではボリュームポットがPULL/PUSHのスイッチポットになっており、ハイパスフィルターのON/OFF
機能になっていますがそのスイッチを頂く事になりました!

ツマミがダウン状態でスタンダードモード。
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アップ状態でハーモニクスモード。
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本来フルモードサスティナーでは中間の「ミックスモード」が存在しますがこのスイッチポットは2点切り替え。
また近年のサスティナーはミックスモードのニュアンスが曖昧なので(そりゃ改造すりゃハッキリはするけど)
今回はミックスモードを省いてみました。
実使用でも多用するのはスタンダードモードとハーモニクスモードですしね。

ドライバーにはブルーLEDをインストール!
ダミーピックアップカバーはリアルピックアップ仕様です。
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サスティナーの駆動は最初からディマジオ対応で基板を組み上げたので特に苦労は無かったのですが
悩んだのはリアのFREDのサウンドでした。
元から独特の中域の音色、メーカーHPにも書かれていますがある種のフィルターが掛かった様な中域。
それでいて倍音が伸びる高域…
サスティナー基板を通過するとハイファイぎみに音色が変化します。
それを基板のパーツ変更で補正するのですが高域を抑えると単なるモコモコになり音の輪郭が消える、
高域を活かす方向だとFREDの中域の特性が薄れる…
色々なパターンを試してみましたが結局は高域を少し抑えて低域~中域に影響するコンデンサーを追加。
割と長い時間サウンドテストを行ってみましたがまぁ納得出来るレベルまでいけたかな?と。
最終的に判断されるのはお客様ですけど。。。

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JACKSON PC-1 フィル・コリンモデル 幻の?JACKSONサスティナー編

 2013-02-27
今回はメイプルの木目が鮮やかなJACKSON PC-1 デフレパードのフィル・コリンモデルです。

サスティナーのトラブルとフルメンテナンスでお預かりしました。

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普段はフェルナンデス社のサスティナーにしか触れる機会が無く、ジャクソンのサスティナーはその存在こそ
知ってはいましたが現物を触るのは今回が初めてです。

フェルナンデスの現行フルモードサスティナーとの相違点は以下の通り。

①ジャクソン版はサスティナーON時でもピックアップセレクターが使用出来る。

②サスティナーのモードはスタンダードとハーモニクスの2モード。

③18V駆動。

④基板LEDの点灯機能。



サスティナー関係のコントロールはフェル社と似ておりサスティナーのON/OFF、モード切替スイッチ、
サスティナーの駆動ゲインを可変するボリュームで構成されています。
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フロントにマウントされるサスティナードライバーはそのボビン形状から判断するにはおそらくダンカン製?
だと思われます。
旧型ホットレイルにソックリです!
ドライバーの下部側面にはシャント板と呼ばれる外来ノイズの進入を防ぐプレートが付いています。
通常のノイズではなくサスティナー駆動に影響を及ぼす電磁的なノイズを吸収して熱へと変換して放出します。
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背面。
コントロールザグリが巨大です!
バッテリーボックスはGOTOHのBB-04Wですね。
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コントロールパネルご開帳!
基板へ入力されるケーブル類を全てコネクター化しているのはフェル版と同じですが基板、コネクター共に
デカイです。
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基板ハンダ面。
LEDは通電時に光ると思いきや英文説明書によれば
「バッテリーが消耗した際に光る」との事。この点もフェル版とは違いますがこっちの方が実用的だと思いますね。
その昔、グヤトーンのコンパクトエフェクターは電圧が下がるとLEDの色が赤⇒緑になり視覚的に電池交換時期が分かったので便利でした。
グヤトーン…合掌。
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基板パーツ面。
フェル版の源流、布袋氏の使用で有名な「サスティニアック」タイプと似ているレイアウト。
サスティナーOFF時にサスティナードライバーをピックアップとして機能させる為の昇圧トランスはかなり小型。このあたりは全てを基板内にキレイに収めたがる妙なアメリカ気質の表れか?
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サスティナー関係のトラブルはセンターピックアップ関係の配線不良と基盤コネクター部のハンダ不良、
電池ボックスの接点不良が主な原因でした。
と、書くのは簡単ですが原因追求までかなり苦労しました…

で、何とか正常にサスティナーが作動する様になり、電源周りも修理して基板の半固定VRを調整して
サスティナーをセットアップ。

何か変…

18Vの割りに効きが普通…
スタンダードモード(原音モード)で妙に倍音が被ってくる…

いや、絶対に変!

サスティナーOFF時にフロントとセンターのミックスがフェイズアウトになってる!!

確実に変!

英文の取り扱い説明書と実物のモード切替スイッチの方向性が逆!!



てな事で再度フル分解。

…工場での組み込み時にサスティナードライバーの結線を間違えてるやん!!!

ドライバーの結線を変更(修正)して組み込み。

普通に機能する様になりました。
サスティナーの効き具合もバッチリ♪

私的には未知のサスティナーでしたが何とかなって良かった~


ジャクソンブランドではレアなブリットヘッド!
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ゴールドパーツなのにペグの固定ビスだけがブラックなのが狙っているかは不明。
でも個人的にはちょっぴりオシャレだと思います。
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画像では分かり難いですが木目がゴージャスなカーリーメイプル指板。(貼り指板です)
ネックグリップは往年のジャクソンみたいな極太系ではなく適度な太さのCシェイプでした。
今回はフレットのすり合わせも作業しております。
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<インプレッション>

フェル版サスティナーの原型であるサスティニアックの発展型にカテゴリーされますがサスティナーの効き
自体はサスティニアックほど暴れずに洗練されている感じでした。
サスティナーON時にピックアップセレクターが効くのは衝撃的でしたが一番疑問に思っていたのはフロントのドライバーが弦を振幅させているのに音が出るのか?でした。
結果、やっぱりサスティナー駆動時にフロントピックアップとして音は出ていませんでした。
センターの音色にプラス何かしらのコンデンサーが追加された様な音でした。
そりゃそうよね~~なんて思いながら改めて英文説明書を見ると
「サスティナーON時にピックアップセレクターが機能します!5種類のサウンドが出せるんだゼェ~」
みたいな事は書いてありますが
「フロントピックアップとしても機能します」とは一切書いていない。
ウマイねぇジャクソンさん!

センターはスタックコイル、リアはハイゲインタイプのDIMARZIOがマウントされていますがフェル版では
基板通過時に音変わりが気になりますがジャクソン版の方が少しだけ原音に忠実かも。
DIMARZIOでのサスティナー駆動にドライバーへシャント板を追加する事が有利な事も再確認出来ました。
個人的にはもっと分厚いシャント板の方がより効果が高いと思いますが…

ただフロントがピックアップとして機能する際の音色はかなり硬め。ハイファイな感じ。
これは基板にマウントされている昇圧トランスが小さ過ぎるのが原因だと思います。


今回も多少苦労しましたが10年以上前から存在だけは聞いていたジャクソンサスティナー。
個人的には有意義な経験をさせて頂いたと思っています。
今後トーンガレージで取り付けるサスティナーに何かしらのフィードバックが出来ればと考えています。

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FENDER ST SUSTAINER FULL SPEC Ver. 9V仕様でやれるトコまでやってみた編

 2013-02-01
今回ご紹介のSUSTAINER WORKSはここ最近では一番キテます!!


取付けベースとなったのはFENDER MEXのST。
カバードP.UでH-S-H、センターはテレキャスターのフロント用シングルと一風変わった仕様です。
ノブは何故このタイプが付いているのだろうか…

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で、


取り付け後はどうなったかと言うと、


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ガラっとイメージ変わりました!

ピックガードもブラックパールで製作。

今回は何たってFULL SPECバージョンなのでピックアップ配列は

フロント:サスティナードライバー⇒DIMARZIO AirNortonS

センター:DIMARZIO AirNortonS

リア:DIMARZIO TONEZONE

です。

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サスティナーOFF時のフロント音色を優先すべくドライバー直下にDIMARZIO AirNortonSをマウントしたので
サスティナードライバーはピックアップとしての機能をキャンセルしております。

元来サスティナーとの相性が悪い?とされているDIMARZIOだらけ(笑)なので取付け作業前にはテストギターで
相当研究しました。
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サスティナー関連のスイッチ類はカッタウェイ部にマウント。
T.H氏のNAではボタンスイッチが付いている位置ぐらいですね。

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で、肝心のサスティナーの動き具合ですが鬼門である1弦のハーモニクスモードも快調に作動するレベルまで
持ってこれたので合格です!

ちなみにサスティナー基板はピックガード下に収納していますのでボディー裏面に追加したのはバッテリーボックスのみ。
ピックガードに合わせてトレモロバックパネルもブラックパールで作り直しました。

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最近付けたサスティナーで9V仕様としては一番ゴージャスなスペックです。

サスティナーの動きも合格ラインを確保出来ました。



なので、


ギターとしてのプレイアビリティーも上げます!!


フレットすり合わせを作業して弦高低め=ソロイストセッティング!


に、すると


ブリッジサドルのイモネジが飛び出して邪魔…
ミュートしてると手に当たって痛い…

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なのでオリジナル商品のLow Mount Bridge Height Stainless Screws を使用して余計なビスの飛び出しを無くします。

ビス交換後↓

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スッキリ♪


ここまでやると他にも気になってくる…


コストダウン?の影響が見られるストリングガイド。

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コレでは弦スベリが悪いのでチューニングの狂いの原因になる。

ローラータイプへ交換!

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と、まぁ手を入れるべき箇所はクオリティーアップしたかと思います。


フルスペックサスティナーながらルックスは落ち着いた雰囲気
に纏まったのでカッコイィですね!!

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FERNANDES MG-hide モデルにサスティナー取付け編

 2013-01-11
今回はフェルナンデスのヒデモデルにサスティナーをインストールしました。

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母体のペイントモデルの「MG」はサスティナー搭載モデルとしては販売されていないので
このルックスのMGでサスティナー付きってのはhideフリークならオシシイのではないでしょうか!

hideモデルのMGはサスティナー付きとそうでないモデルが混在していますがM.VOL、トグルスイッチ、
ダイレクトスイッチの基本コントロールは変わりません。

が、

サスティナー付きモデルとそうでない今回のMG等は同じ様に見えて同じでない…
ダイレクトスイッチの位置が。

で、

なるべく同じルックスになる様にサスティナーを付けると…

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コントロールザグリの中が満員電車状態になります…
ジャックとサスティナー基板に至ってはホンマにギリギリ!

何とか組み込めて一安心。

今回リアピックアップは最近発売されたイエローハートの限定品と同じく
DIMARZIOのDP-100、スーパーディストーション!

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組み上げたらディマジオらしい中域の強いサウンドでしたのでちょいと高域寄りに振った音色に変更しました。

取付け途中にこのスーパーディストーションを分解しましたが今のディマジオでは考えられないぐらい作り
がシンプル!
何か懐かしい感じでしたねぇ~~

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FERNANDES FST-90S 近年見る機会の少ないサスティナー過渡期モデル編

 2012-12-15
今回は最近見る機会の少なくなったサスティナーモデルをご紹介。

FERNANDES FST-90Sです。

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FST-90Sを始まりにこのサスティナーの付いたストラトはマイナーチェンジを経て数モデルのバージョンが
存在します。

今回ご紹介するFSTにはサスティニアックからサスティナーへの過渡期、「サスティナー」の名称になった
初期のモデルです。

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9V電池×2個とサスティニアックの面影を残し、基板も現行サスティナーとは異なります。

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今回サスティナー周りのメンテナンスを主な作業でお預かりしましたが改めてイジると興味深かった…
と、言うか懐かしかった(笑)
ぶっちゃけ現行のサスティナーより駆動感が強く、良く動きます。
1弦の開放も楽勝です。
回路全体が18V駆動ではありませんがサスティニアック並にパワー感があります。

なぜ古いモデルの方が良く動くのか?

そもそも布袋氏使用でお馴染みの「サスティニアック」からサスティナーの歴史は始まります。
マニアの方はご存じですがサスティニアックは18V駆動で、かなり過激に弦が振動します。
その過激な弦振幅により6弦等の必要としない弦のミュートが困難だったり、電池の消耗が激しい等の
問題もあったのでサスティナーへの変遷では全体の駆動感のバランス、電池寿命の延長、取り付けギター
のラインナップ拡充=汎用性の向上が重視されました。
確かにサスティナー=9Vになってその問題は解決され汎用性も広がったのでキット販売も始まったわけですが…

全体のバランス感の為に弦の動きが大人しくなってつまんなくなっちゃいました。

確かにギタープレイの中の一部として使うならサスティナーの進化は正しいでしょう。

でもやっぱり「飛び道具」的に使うギタリストの方が多いわけで…

当店にサスティナー関係でご相談頂くお客様の9割はパワー感を求めていらっしゃいます。

だからこそ18V化など駆動を上げるメニューを展開してるんですけどね。

上に書いたサスティナーの進化過程を考えれば当店で作業する18V化は「退化」だと思います。

でも「退化」が求められる事が多いのがギター業界だと思いませんか?
アンプは未だに真空管がもてはやされエフェクトはこのデジタル全盛の時代にアナログコンパクトが流行る。

要はユーザーが使いたい物、使い易い物は最新のアイテムばかりではないって事ですね~







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最近サスティナー関連の作業が増えてます!

 2012-12-08
今回は最近作業したサスティナー関連より2本ご紹介。


まずはアルダーボディーのソロイスト

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フロントのサスティナードライバー下にダンカンJB-Jr.、リアはTB-12、Screamin'Demon。

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やはりソロイストである以上ソロワークでのフロントサウンドは重要。
なのでサスティナーOFF時、フロントはサスティナードライバーではなくJB-Jr.が鳴るスペックです。

サスティナー自体はFERNANDES FRのハイエンド機種から移植。
ドライバーにLEDが埋め込まれたタイプです。高輝度ではありませんが。

リアのTB-12をノンリバースで使うべくピックアップの内部改造、基板も18Vではありませんが駆動系を
中心にかなりモデファイ。
TB-12での駆動を確保してからJB-Jr.をマウントしてセットアップ。
JB-Jr.がフロントピックアップとして機能するのでサスティナードライバーのピックアップとしての機能
はカットしています。

今回はサスティナーを駆動させる事よりはJB-Jr.の音色に苦労しました…
音決めをかなりネチネチとイジりましたがJB-Jr.の元音どころかおおよそフロントピックアップっぽくない
ハイファイなサウンド…
高域をかなり落としてもギラつきが強く、低域が不足している感が否めなかったのでコンデンサー追加して
低域を足しました。
個人的には納得していませんが今後はオーナー様の感想を聞いてからもう一歩詰めればと考えています。
せっかくフロントにマトモなピックアップ積んでサスティナーも動くのだから妥協したくないねぇ~

ちなみに今回のレイアウトはロングスケールで22F、フロント~リアの距離がかなり長めのギターで
なければお受け出来ません。
以前Ibanezでチャレンジしてエライ目に会い、ソレを忘れてジャクソン(シャーベルやったかな?)の
ソロイストで更にエライ目に会いましたので…

次にFENDER ST。

以前紹介したストラトと同スペックの18V仕様です!

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サスティナースイッチ類は本〇毅モデル風の位置にレイアウト。

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ピックアップはFENDER LaceSensorの赤リア、シルバーをセンターへマウント。
今回でこのレイアウトも2本目なので「レースセンサー恐怖症」もだいぶマシになってきました(笑)
残る「壁」はFENDER ノイズレスか…

今回もバッテリーボックスは縦型を2個使用。
このレイアウトはオーナー様のアイデアによるものですがコレが一番しっくりくるかもですね!

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年内まだまだサスティナー関連の作業が続きます。
機会があればまたご紹介します!

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Ibanez J-CUSTOM サスティナーインストール編

 2012-11-21
今回はIbanezの近年J-CUSTOMにサスティナー取り付けです。


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以前グレコのギターでもご紹介しましたがサスティナードライバー下のダミーピックアップカバーを
ポールピース有り仕様で組みました。

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リアはS.DUNCAN TB-14 CUSTOM FIVEをノンリバースでマウント。

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今回はオーナー様よりリアピックアップをサスティナー基板を通さずにバイパス出力のご希望がありましたので
トーンポットをスイッチポットにしてノブ⇒アップで基板バイパスになります。
バイパスにするとピックアップ本来の音色でアウトプット可能ですがその状態からサスティナーONにするには
①スイッチポットを操作する。②サスティナースイッチをONにする。
と2手間掛かってしまいます。
音色を取るか、手間を省くか、プレイヤー次第ですねぇ~


ちなみに背面は

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コントロールパネルがデカイです。
何故デカイかというと



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デフォルトのジャック部専用ザグリも活かして一体パネル化しますので。

しかしメカメカしい絵面ですな。
ブリッジにZERO-POINTシステムが使われているので。
このブリッジシステムはかなり優秀!
CKのメッキに耐久性があれば100点満点なのですが…

ちなみにZERO-POINTさんは金属パーツの質量が大きいのでサスティナー的にはちょっとやっかいな存在でした。
サスティナーON時に磁界の飛び方に影響を与えるんでしょうね…

基板も改造して結果的にはしっかり駆動するところまで持っていきましたが。

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と、まぁさほど苦労せずにインストール出来た様には書いてますが割りと苦労は多かったです。
ヴォリュームとトーンがボディートップ面より落とし込みになっているので裏面からのザグリ加工
は深さに制限があります。
スイッチの部分だけ基板スペースより少し深くザグって基板からスイッチを一度外し、スイッチの足の
先端部分だけで基板へ再固定しました。

ダンカンのノンリバースマウントの時点でサスティナー駆動には少し厳しい条件ですがソレの追い討ち
をかけるが如くのZERO-POINTシステムの金属パーツ…
仮組みの状態ではデッドポイントの嵐で1弦ハーモニクスモードなんざ全然動きませんでした。

で、ダミーピックアップカバーのポールピース選択やカバー内部にちょっと工夫を凝らしてみました。
基板の改造だけでは難しいケースでしたので磁界の飛び方、ドライバーへの磁力の入り方までイジったと言うか…

ん~…、近年のサスティナーは気難しい。。。
昔はもぅちょっと簡単に動いてくれたのになぁ~~





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FENDEER ST サスティナー取り付け あらためてLaceSensorと対峙してみた。18V仕様で。

 2012-11-09
サスティナーネタでは久々の更新になります。

今回はFENDERのストラトにインストール!

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ピックガード下に基板を埋めてます。
意外とあっさりしたルックスに仕上がりましたね~

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バッテリーボックスはオーナー様のアイデアで縦置き2個仕様!

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リアピックアップはレースセンサーのレッド、センターはシルバーです。

本来サスティナーはシングルコイル駆動だと効きが弱めになりますがパテントまで取得している
特殊な磁界構造で音を拾うレースセンサーは更に難敵…
かなり昔にレースセンサーで取付け&様々なモデファイで挑んだ事はありますが正直納得の出来る駆動、パワー感
には仕上がりませんでした。

今回は今の自分のサスティナーへの考え方でアプローチ。
しかも18V仕様で。

結果的には納得の出来る駆動まで持ち込めましたがセットアップにはかなり時間が掛かってしまいました(汗)
その分いろいろアイデアを試す事が出来たので有意義でしたけど(疲)

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Ibanez JEM7 ⇒F L O 化! サスティナー取付け編

 2012-09-20
今回はIbanez JEM7にサスティナーをインストールします。

要はFLO化するワケです!

VAI本人同様スペック、すなわちリアピックアップはEVOLUTIONで駆動させます。


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まずは木工作業。
ボディー材がアルダーで良かったぁ~
バスウッドだとサスティナー云々よりブリッジスタッドを何とかしたくなるもんで。。。

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そして組み込み。


今回エボリューションでのサスティナー駆動は過去データも豊富なのでさほど苦労はしませんでしたが
意外な所にトラップが待ってました…
サスティナーOFF時に何故かセンターの出力が低い。
そりゃHSHの真ん中シングルコイルなんだから仕様が無いじゃないですか?
ってF●R●A●D●Sなら言うんやろな(笑)

でもセンターはシングルコイルながら直流抵抗値は約12kΩもあるくせにサスティナー基板を通過するとトレブルは
丸くなってるしフロントのサスティナードライバーやリアのエボとのハーフトーンでは完全に「負けてる」
出音。

…納得出来ない…

なので考えた。

まずは基板の本来センターピックアップを制御するプリアンプ回路でフロントドライバーを鳴らしてみる。

少々の音色調整で違和感は無くなったし出力もゲインコントロール用の半固定抵抗を追加したら問題ナシ!

そしてフロントドライバー用の追加プリアンプ基板を使ってセンターピックアップを増幅する配線レイアウトへ
変更。更に音色調整。元々ゲインコントロールも付いているので音量調整もラクラク♪

サウンドチェックするとバッチリ♪♪
しっかりセンターとしての存在感有るサウンドになりました。
やっぱりVAIモデルはノーマル同様にハーフトーンでは「ツヤ」欲しいですからね。

↓画像右下のスポンジで包まれたモノが本来はドライバー用、今回はセンターピックアップ用のプリ回路と音量調節ツマミ。

DSCN5595.jpg


いやぁ~ココまで読んで頂いた方、ありがとう!
かなりマニアックな内容でスミマセンm(_ _)m
密かに苦労した事を誰かに伝えたかったので(笑)

DSCN5597.jpg 





で、

ココからは普通?ネタ。


毎度の事ながらJEMの指板=ポジションマークはスゴイって思います。

DSCN5594.jpg

このインレイを手作業で埋め込んでたらかなり大変ですわな。
全てのJEMが定価50万越えになるかも(笑)

こりゃ流石のフジゲン…いゃ●u●iか… いゃ下請けの某木材加工屋さんの技術がスバラシイ!
たぶんレーザーで掘り込んで埋めるインレイのカットもレーザーなんでしょうなぁ~


ちなみにノーマルのJEMはVAIでお馴染みのHSHレイアウトに5wayレバースイッチ。
そしてアノ配線。

フロント・リア共にEVOLUTIONですがフロントとリアは極性が逆になってます。
ネック側からブリッジ側への極性は SN-S-NS です。
このフロントとリアのハムの極性を変える事もあのサウンドの秘訣です。
何故って?
所有されている方はハーフトーン時に鳴っているコイルをドライバー等の金属で軽く叩いて調べてみて下さい。


って簡単にシメてはみるがこのブログ読んで下さっている方の中に所有されている方が何人居るか…

やっぱり今回もマニアックネタで終わっちまいましたね(爆)



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