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恒例!遅めの夏休み秘湯巡り 三瓶温泉 台風と共に…編

 2017-09-19
この度の台風18号の被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。


9月15日、去年より1週早めに島根県は三瓶温泉を目指す。
数日前より台風18号の予報が気にはなっていたが元より観光には興味が無い(笑)ので
帰りの高速道路に被害が出ない事を祈りつつ出発!
とは言え直前の進路予報は島根県を直撃コースだ。

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去年は中国道⇒湯原温泉で前泊⇒米子道⇒山陰道⇒温泉津温泉へ寄り道してから三瓶入りしたが
今回は直接三瓶を目指す。
中国道は景色に変化が無く退屈なので山陽道を利用、尾道自動車道で北上、広島県三次からは
一般道の旅だ。
大阪からだと片道370キロ弱のまぁまぁロングドライブ。

ちなみに去年の秘湯巡り超長編ブログはこちらでご覧下さい。

初日の宿のチェックインが16時半なのでゆっくりめに出発。
お昼時には尾道へ到達。
せっかくなので昼食は尾道ラーメンにする事にした。
で、選んだお店はラーメン専門店では無い(笑)
普通の中華料理店なのにラーメンの評価が高い「味平」さんだ。
山陽道からは予定ルートの尾道自動車道分岐点を通り過ぎて尾道ICにて一旦高速を降りる。
高速復帰の為に尾道ICから近い事も味平さんを選んだ理由でもある。



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チャーシュー麺を選択。
結果から言えば味平さんは大当たりだった!
高山ラーメンにも似た醤油ベースでさっぱりしながらも芯の有る味わいのスープ。
好みにドンピシャだった。
次回の三瓶詣でも尾道IC経由、いや味平経由にしようと思う(笑)

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尾道道から三次を経て
金色に色付いた稲穂の垂れる田園風景を眺めながらひたすら国道54、184号を走る。
三瓶エリアの近くまで来たがまだチェックインまで時間が有る。
なので前回未湯の頓原ラムネ銀泉へ寄り道。


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三瓶周辺の温泉は大体が褐色の濁り湯の様である。

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ラムネ銀泉と言うからにはさぞかし「シュワシュワ」するのかと期待していたのだが…
人口炭酸泉の如く肌に泡付きがあるわけでもない(笑)意外に普通…

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しかしながら好みの「ぬるい湯」だったので壁書きを読みながらロングドライブ疲れを癒すべく
少し長めに浸かる。

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が、湯上がりに炭酸ガス・炭酸水素イオン混在温泉はその真価を発揮してきた(笑)
汗ばむ程ではないが体の芯からポカポカ感が湧き出しまくってくる。
分かり易く言えば猛烈な眠気に襲われたって事だ。

眠気と闘いながらもまだ天気はさほど崩れていないので西の原にて三瓶山を拝んでおく。
今年は残念ながら見事なまでの天の川を楽しむ事は無理だろうし。

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この緑に挟まれた1本道の風景が好きだ。晴れてればねぇ…
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さて、今回の旅の1泊目は去年立ち寄り湯で訪れた湯元旅館である。
三瓶温泉の源泉湧き出し地に最も近い旅館なのだ。

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うっかり外観を撮り忘れたので去年の画像でスマヌ。

湯元2


この湯元旅館、マニアック?かもしれないがグレートトラバース2で田中陽希が
三瓶山を登る前日に宿泊した宿なのだ!

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我が家は登山はおろかハイキングどころかウォーキングもしないがグレートトラバースは
観ていた。
田中陽希は間違いなく偉人、いや超人である。

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さぁ湯元旅館の名物温泉を頂こう。
去年衝撃を受けた時と同様、源泉直下だけあって濃厚な濁り湯が大量に湯船に注がれる!

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チェックアウトまで何回入っただろうか…
貸し切り制の浴室なのだが我が家以外に一人の登山客しか宿泊していなかったので
かなり自由に入浴させて頂いた。
オーバーフローしている湯量の多さがお分かり頂けるだろうか?
床に洗面器を置いていると流れて移動してしまう程である。

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もう一つの浴槽、泥湯。こちらの方が少し湯温は高いが一般的にはぬる湯である。

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洗面器の底面で温泉成分の濃厚さが伝わるかな?

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一度体を拭けばタオルもこの通り(笑)
湯船の底と壁面に当たるお尻と背中はエライ事になってしまうのだ!
そして全身に小学校の鉄棒の匂いがまとわりつく(笑)

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温泉を堪能しまくってからは夕食である。
しゃべり方やキャラが湯婆婆に似た(笑)おかみさんは謙遜していたがマジで旨い!
量も十分どころか食べきれるか心配になってしまうほど!(完食したけど)
しかも流石に奥出雲の米どころ、新米ではないらしいが白米がうめちゃくちゃ旨い。

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湯元旅館の濃厚温泉を十二分に堪能してチェックアウト。
このエリアではマストな温泉、池田ラジウム鉱泉へ。

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去年とは違う一回り小さな浴室へと案内された。
湯船は小さくともラドン含有量世界一の放射泉は変わらない。
浸かると僅かにピリピリ感がある。

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この浴室も好みで源泉の継ぎ足し、加温が可能。

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今回も少し口に含んだが…やはり「お出汁」の味がする(笑)

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2日目の昼食は「きつ川」のジンギスカンだ!
いいですか皆さん、三瓶を訪れたなら必ず「きつ川」でジンギスカンを食べて下さい。
湯元旅館を除き宿の食事は無しでも構いません。
きつ川で食事、ジンギスカンを食べましょう!
タレでも構わないが塩胡椒との相性バツグン!
本当にそこまで旨いのか?って?
…2日連続で昼食にジンギスカン食べました(笑)


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きつ川のオススメはテラス席。
去年は遠くに広がる中国山地を見ながら食事出来たのだが…残念。

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台風18号の接近に伴い段々天気が崩れ出してきた。
そんな小雨の降る三瓶エリアをウロウロしていると…
道路脇に風呂?っぽい物が…



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湯船ですがな!!

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湯船である証拠に冷えた温泉が溜まっているもののバルブを捻っても湯は出てこなかった。

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仮に湯が出たとしてもだな、
湯船から道路まではこの距離感である。
入浴にはかなりの根性を必要とするだろう。
当然脱衣所は無い。
「丸見えの湯」と勝手に名付けたが後で調べてみると「ふうりんの湯」と名前が有った!
確かに打たせ湯の先端に風鈴が付いている…
風鈴の涼しげな音色を楽しみながら同時に超ドキドキ感も味わえる野天風呂だな。
ネタ的には是非とも入浴したかったのだが(笑)

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2泊目のお宿。
オレは帰ってきた。
一年ぶりにさんべ荘へ帰ってきたのだ!
(画像は初日撮影)

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さんべ荘の誇る多種多様な露天風呂を2泊、延べ3日に渡って愉しみまくる!

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ぬるい源泉掛け流し浴槽から加温された熱めの浴槽まで。
誰でも必ず自分好みの温度の浴槽が見付かるはずだ。

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16日は悪天候なれどほとんど台風の気配は感じなかった。

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まぁ台風が来ても湯元旅館までとは言わないがこの濃厚温泉があればオレは構わない。

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なんて言ってると17日の夕方頃、さすがに豪雨になってきた!
部屋の外の屋根から豪快に流れ落ちるのは打たせ湯ではない!!

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どうせ風呂入るんだから雨で濡れても構わないでしょ?
っとお思いだろう。
が、何度も何度も何度も入浴するのだ。
風呂⇒わざと窓開けて風に当たる⇒体が冷える⇒風呂…その繰り返しである。
入浴時、毎回毎回ドライヤーで頭を乾かすのは面倒、かつ髪の毛にも良くない。
だからと言って露天風呂を諦めるつもりは毛頭無い。

唯一の解決方法は「オッサンなのにシャワーキャップを被る」である。

シャワーキャッパーと化したオレにもはや台風など問題では無くなった。
ただし脱衣所から堂々とシャワーキャップを被るオレに刺さる他のオッサンの羨望の眼差し、
容赦無く顔面に打ちつける雨粒は痛かった…

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結局台風18号は島根よりも東側を通過したので大きな影響は無かったが
夕方頃から夕食後まで何度か停電した。近年停電は経験してなかったので少しは驚いたが。
気の毒なのは停電時に入浴していたお客さんだ。
聞けば停電時、シャワーは止まり我が家は全く興味の無い加温循環の内湯浴槽は
機能を停止したそうだ。

風雨が少し弱まった夜の露天風呂、ガラガラである。ほぼ貸切状態♪
シャワーキャッパーは存分に湯を愉しんだ。

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4日目、最終日。
高速道路も大きな被害は無く、通常通り通行可能だった。
帰り道は岡山県、院庄でブドウを買う為に広島は三次から延々と風景の変わらない中国道を
走って帰宅。
ハイベリーなるブドウはシャインマスカット同様皮ごと食べられる品種であるが
熟すと実が房から落ちてしまう為に岡山県外にはほぼ流通しないレア品種である。

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今回は生憎の天候で三瓶山の夜空や早朝の雲海を楽しむ事は出来なかったが
代わりに入浴してはゴロゴロ昼寝…本当にゆっくり出来た。
2年連続でこの時期に三瓶温泉を訪れたので来年は奥飛騨、信州方面へ戻るかも
しれないが晩春、梅雨時期、時間を作ってまた必ず帰ってくるゼ!三瓶温泉!!

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本日19日より通常営業しております。
今のところ来店予約も比較的空いておりますのでお問い合わせお待ちしております。


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乗鞍~木曽~蓼科 意外に空いてた今年のGW激湯編

 2017-05-18
さて、久々の番外編です。

常連様より「最近番外編無いけど温泉行ってないんすか?」なんて聞かれる有り様である。

いや、行ってますよ(笑)

もう近所にはブログに書く新ネタが無いだけで。


そんなこんなで5月3日、いよいよ5連休の本格的な?GWがスタート。

道路事情を踏まえて午前6時前には名神に乗るも意外に混雑していない。
米原JCまでは至ってスムーズに到達。
しかしやはりGWである。名古屋エリアでは東海北陸道、中央道への分岐地点では渋滞発生。
特に急ぎの旅でもないので渋滞回避の意味合いもあり北陸道へと進む。

北陸道、武生ICを降りて少し寄り道。
前から訪れてみたかった御誕生寺だ。

御誕生時1


ネコ好きの方には聖地とまで言われるお寺である。
檀家やネコ好き参拝者のお布施、寄付で病気で飼い主に見放されたり捨て猫を保護し、避妊手術や
里親探しまで行っている「命の尊さ」を最も分かり易く示しているお寺かもしれない。
ここのトップに君臨しているのは住職ではなく女王のモフである。文字通りモフモフである。
女王たる威厳に満ち溢れながらも参拝者の子供に追いかけまわされていた。

御誕生時2


御誕生寺近所の「越前そばの里」で旨い越前そば、焼き鯖寿司を堪能してから北陸道へ戻る。
福井ICより九頭竜川沿いに走り、いい加減山道に飽きてきた頃に東海北陸道へ。
高山ICを降りれば冠雪した乗鞍岳がお出迎え。(画像は助手席より嫁が撮影)

高山1


R158、中部縦貫道でいつもの奥飛騨エリアを通過して安房トンネルへ。
5月だと言うのにトンネル入り口付近には除雪された雪がまだ残っていた。

乗鞍1



ようやく初日の目的地、乗鞍高原へ到着。
今まで乗鞍は我々夫婦を晴天で迎えてくれた事が無い(笑)
その代わりお見送りは晴天だったりする…

乗鞍2



今宵のお宿、湯楽里(ゆらり)。
本来今回のGWは4日出発で予定していたが1週間ほど前にこの湯楽里のお得なプランを発見!
急遽3日出発にした。
皆さんも人気の日程で旅行を計画している際にはキャンセルチャージの発生する1週間前ぐらいに
旅行サイトを見直してみる事をお勧めする。
乗鞍3



宿の横にも雪が残る。
その雪をTシャツ1枚で撮っている自分…ここには季節感のカオスが存在している。

乗鞍5


早速運転疲れを癒すべく温泉へ。
乗鞍と言えばやっぱりこの白濁した硫黄泉である!
内湯の湯温もぬるめで一安心。

乗鞍6


小さいながらも露天風呂は湯加減も良く開放感バツグンである。(男湯はね)
乗鞍7


乗鞍を訪れる度にこの湯に浸かると「あ~コレコレ。コレなのよ。」と独り言が出る。

乗鞍8


露天はスキー場ゲレンデの真横なので冬季はスキーヤービューだろう。
晴れてりゃのんびり景色を拝みながらお湯を愉しめるのにねぇ…
ちなみにこの露天風呂、夜は湯温が上がって少し熱かった。

乗鞍9



翌朝、体は疲れているはずなのに早くに目が覚めた。
なので爆睡してる嫁は放っておいて一人で高原をウロウロする。(もちろん車でね)
冬季以外の乗鞍と言えば登山、トレッカーが中心客層だがまぁ何とカメラマンの多い事!
以前立ち寄った大カエデの近くで水面に写り込む乗鞍岳。
ちなみにこの時の外気温は3℃。
当然周りのカメラマンは完全冬装備で撮影している。
自分は寝間着のスエットにライトダウンで挑んだ(笑)
いや、ライトダウン持って来ただけ自分を褒めてやりたいぐらいだ。
ちなみに爆睡していた嫁は起床後、当然朝風呂を堪能していた。
温泉バカ夫婦は温泉さえ有れば勝手な行動が全て許される…はず。

乗鞍10



やはり今回も乗鞍は晴天で見送ってくれた…
ちなみに今回は乗鞍ではマストな野天風呂、せせらぎの湯には行っていない。
それほどにこの湯楽里の湯は良かった。

乗鞍11


ちなみに湯楽里に宿泊すると乗鞍唯一の日帰り入浴施設、湯けむり館の入浴が可能。
通常大人720円が滞在中何度でも利用可能。お得な特典だ。
ただし湯けむり館のお湯は熱いので長湯は出来ない。

乗鞍12



乗鞍を下り、あゝ野麦峠を通過。
初日の九頭竜エリア、この野麦峠付近は今が桜が満開であった。
今年は桜の開花が遅かったせいもあるのか思わぬ絶景の中をドライブ出来た。

かけはし1


国道19号線へ入り木曽エリアへ。
道の駅 木曽福島より御嶽山を望む。
東側より御嶽山を見るのは噴火前以来だ。
画像では分かり難いがよく見れば噴煙も確認出来た。
もう少し状況が落ち着けばまた紅葉に染まる田ノ原駐車場を訪れてみたい…

かけはし2


さて、2日目の宿は桟(かけはし)温泉だ。

かけはし3


かけはし4


残念ながら現在露天風呂は休止しているものの内湯手前側は約40℃強、奥の浴槽は
源泉浴槽である。
ちなみに源泉浴槽は湯温?15℃の冷鉱泉の掛け流しである。
源泉に挑むには手前の加温浴槽に十分浸かり、かなりの気合いをもって突湯しなければならない…

かけはし5


窓の外には木曽川の景色が広がる。
露天が無いのが残念だ…

かけはし6


加温浴槽⇒景色を楽しむ⇒加温浴槽⇒意を決して源泉浴槽⇒加温浴槽のループが出来上がる。

かけはし7


部屋からも絶景!

かけはし8


夏場ならあの源泉浴槽はサイコーかもしれないな桟温泉!

かけはし9



3日目、国道19号線を少し北上してから権兵衛トンネルを抜け伊那へ。
伊那への下り道、水を張った水田と桜、そして残雪残る中央アルプス。絶景である!

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伊那でソースかつ丼。
我が家は福井より信州エリアのソースかつ丼が好みなのだ。

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伊那より中央道を走り諏訪方面へ。
この景色を拝むのは久し振りだ。
古い番外編を見てもらえれば分かるが以前はこのエリアを中心に湯巡りしていた。

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諏訪南ICより蓼科へ。繁忙期は諏訪ICで降りるより混雑を回避出来る。
CMで有名になった御射鹿池(みしゃかいけ)。
以前訪れた時はそれなりに神秘的な雰囲気があったが酷道の道幅を拡大、歩道・駐車場が
出来上がり、完全に観光地化が進んでいた。…残念である。

明治3


その御射鹿池の真横に明治温泉への入り口(私道)がある。

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今回の旅、ラストのお宿は明治温泉旅館だ。

明治5


この宿の真横には名所、おしどり隠しの滝がある。

明治6


と、言うか渓谷の中に佇む温泉宿なのだ。

明治7


やたら多い…

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どれだけ凄いのかが分かる様な分からない様な…

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しばし滝を撮る。

明治10


どう見てもおしどりを隠せる程のスペースは無いのだが…

明治11


連休&名所近所なので日帰り入浴客で常に混雑していた浴室。
深夜になってやっと静まりかえっていた。
(湯けむりモクモク、薄暗い状況で撮ったので画像が見辛いのはご勘弁を。)
こちらは加温浴槽。おそらく41~42℃で熱め。

明治12


約24℃の源泉が打たせ湯で注がれている。
桟温泉ほどの気合いは要らないがやはり夏場向けかとは思う。

明治13



何といっても素晴らしかったのがこの半露天風呂。
特に半露天ではないのだが日中に大きな窓を開ければおしどり隠しの滝が見え、
かなりの開放感が味わえる。
湯温も40℃弱で長湯が可能!この浴槽の為だけにここに来たと言っても過言ではない。
この旅では湯楽里の内湯とこの半露天風呂がお気に入りとなった。
ちなみに湯温がぬるめなのは男湯だけ?なのか嫁曰く女湯の半露天は熱めだったそうだ。
宿泊日と翌日では湯の色が変わっていたのも印象的だった。

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明治温泉たる由来は明治時代から営業している訳でもなくチョコレート屋がやってる訳でもなく
「明らかに治る」から明治温泉。
さすがに肌触りはバツグンだった!

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山奥の宿と言えど食事も十分満足出来るレベル。

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翌朝、嫁が女湯の半露天風呂からおしどりの滝を撮影。
こんな景色を眺めながらゆっくり温泉に浸かっていると帰りたくなくなってしまう(笑)

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このエリアは以前ブログにも書いた秘湯、渋御殿湯が有り他にも横谷温泉や渋辰野館があるが
個人的に再訪するなら明治温泉で良いかなと思う。

明治19


チェックアウト後は前日に下見しておいた「たてしな自由農園」で素早く買い物を済ませ、
中央道へ飛び乗る。
連休最終日の一日前、今日が渋滞のピークだと覚悟しながら…

が、ガラ空き(驚)

夕方前には帰阪出来た。渋滞?一切ナシ。。

今回、最近の湯巡りでは割と走った方だと思っていたが意外に走行距離は少なかった。
しかし運転疲れは残ったのでやっぱ歳食ったのかなぁ…なんて思う。

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帰りの高速SAで渋滞時の間食用にと衝動買いしたコレ。
めっちゃ旨いんですけど!!

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深く蒼い空をアルプスの山々が囲む。
しばらく足が遠のいていた諏訪~八ヶ岳エリアでしたがまた来ようと思います。

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やはり新年は番外編で始める事にする。もぅ新たなネタは無いぞ奥飛騨温泉郷編

 2017-01-05
遅ればせながらあけましておめでとうございます。
本年もトーンガレージを宜しくお願いします。

今年の年越しも恒例?の奥飛騨温泉郷へと向かいました。
もはや当ブログでは何度も書かせて頂いている奥飛騨方面。
もう奥飛騨ネタでブログを書く事は無いだろうと思っていましたが
新年恒例行事として書かせて頂きます(笑)


29日より名神~東海北陸道を経て飛騨高山へ。
乗鞍、御岳の雪景色がお迎えしてくれるも画像を見ても分かる通り路面に積雪は無い。

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まずは少し早いが年越し中華そばを頂く事にする。

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以前にも登場した「宮川中華そば」だが本場高山ラーメンとは少し違う。
魚貝ベースと思われる奥深い味のスープは機会があれば味わって欲しい。

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さて、最初の宿泊地は新穂高温泉、穂高荘 山のホテルである。ここに2泊して湯巡りだ!
今回で3?4?回目のお気に入りの温泉宿。

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名物の巨大混浴露天風呂については過去に書いているので今回は書かない。
今回ご紹介するのは何度も宿泊しながら初めて利用する「湯めぐりバス」である。
山のホテル宿泊者は系列宿の「穂高荘 山月」の露天風呂のみを利用出来る。
この湯めぐりバスで送迎してもらえるのだ!
ちなみに山月は山のホテルより一段格上のお宿である。

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山月の駐車場横に混浴露天風呂、女性専用露天風呂がある。
内湯と内湯併設露天風呂は宿泊しないと利用出来ない。

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時間が早い為か混浴露天風呂は誰も入っていなかった。
山のホテルのそれとは比較にならないがそこそこ大き目の露天風呂である。

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山月を眺めながら入浴。
欲を言えばもう少し景観が欲しいところではある。


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ちなみに奥飛騨界隈は「秀綱」の名が付いた温泉が多い。
信州エリアでよく見掛ける「信玄の隠し湯」みたいなもんだろう。

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さて、今度は新穂高エリアの湯巡りだ。
以前雪景色を楽しみながら入湯した「荒神の湯」

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熱い!
今回は湯温がめちゃくちゃ熱い!!
おそらくは43~44℃はあっただろうか。
気合いで首まで浸かりはしたがスグにギブ…
おかしいなぁ…前は適温だったのに…

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熱い湯を警戒(笑)しつつ今度は近くの足湯に入ってみる。

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こちらは中々の適温で雪景色を楽しみながら温まる事が出来ました。

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本当は未入湯の新穂高温泉、中崎山荘を狙っていたのだがタイムリーにフェイスブックで
露天風呂激熱の投稿があったので断念した…

お次は平湯エリアへ移動。
平湯民俗資料館併設、平湯の湯だ。
ここも数回訪れてはいるが見事な茅葺の民俗資料館には未だ入った事は無い(笑)

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ここも志入浴料金を料金箱に入れる管理人不在の露天風呂である。
前々回は適温、前回は激熱で入浴断念、さて今回はどうだろうか?
もはや過去に入浴した際の湯温の記憶は無意味である。
荒神の湯に懲りて温泉バカ夫婦も少し賢くなったので志を料金箱へ入れるのは湯加減を
チェックしてからにした(笑)

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今回は良い湯加減でした!
まぁ掛け流しの天然温泉なので湯温管理は湯の投入量調節しか手段が無い。
したがってその時々で湯温が変わるのはある程度仕方ないのかもしれない…
ちなみにこのエリアでは平湯の湯が一番静かで情緒深いと思う。
登山客で賑わう平湯バスターミナルの近所ではあるが喧騒とはかけ離れた秘湯感が堪能出来る。
裸電球が灯る中、静かに雪景色を眺めながら湯に浸かると1年の疲れが取れた気がした。

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今回の旅の期間中、天気は残念な予報だったが2泊目の晩、夕食後に夜空を見上げると
晴れていた。
急いでお気に入りの眺望ポイント、北アルプス大橋へ向かう。
鍋平ヘリポートから穂高方面を見上げると満天の星空だ。
都会でも簡単に見えるオリオン座は星の海に埋もれている!

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ソフトフィルターを付ければオリオン座が浮かび上がる。
静寂の中、遠くでフクロウが鳴いていた。

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穂高とは逆方向=笠々岳、錫杖岳には冬の天の川が立ち昇る。
ちなみに外気温はマイナス8℃(笑)

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さて、いよいよ2016年の大晦日。
新穂高温泉のすぐ隣、中尾温泉へ移動。
まずは中尾温泉名物、「足洗いの湯」で絶景を眺めながら足湯を愉しむ。

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年越しのお宿は旅館 観岳。


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客室からの眺望。
観岳の名に恥じぬ絶景だ!

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ここ観岳は露天風呂3ヶ所、内風呂2ヶ所、全て貸切制である。(去年まで内湯は男女に分かれていたらしい)
そして宿泊は5組まで。
すなわち常に何処かしらの浴室は貸切り出来るのである。
まずは一番大きい露天風呂、仙人湯へ。
フロントで木札を取って入口に掛ける。そして内側から鍵を掛ける。

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約10人ほどが入れる浴槽。
湯温も入る時には少し熱く感じるが浸かっていると丁度良い感じになる。
ほんのり硫黄臭がして僅かながら湯の花も確認出来た。

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小さ目の露天風呂、産岩湯と秀綱湯。

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こちらは浴槽が小さ目なので湯温は熱いか?と思ったが仙人湯と同じく適温。


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決して大きくはないが一人で瞑想するには丁度良い露天風呂だ。

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仙人湯で今年も無事に「ゆく風呂くる風呂」を堪能した。
大晦日に温泉宿へ宿泊したならば年越しの瞬間を露天風呂で迎える事に拘るのは我が家だけだろうか?(笑)


2017年元旦、奥飛騨を離れる前に北アルプス大橋へ立ち寄る。

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山を下りる途中、川瀬豆腐店で「味あげ」を爆買いする。
毎回購入数が増えていくのだが今回遂にトレーが埋まる量になってしまった…
味あげは人気商品なので大量購入の際は事前予約が必要。

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旅の終わりは実にあっけないものである。
数時間走れば大阪へ帰着。
朝は雪景色に囲まれていたのに車から荷卸しを終えれば大阪は綺麗な夕焼けが広がっていた。

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さて、2017年のトーンガレージも本日より始動!
本年も当店を宜しくお願いします。

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…2月ぐらいにまた行ったろかな…


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湯原:茅森&郷緑、温泉津:薬師湯、三瓶:池田ラヂウム&国民宿舎さんべ荘&湯元旅館&千原、奥津:般若寺、上斎原:国民宿舎いつき 充実の秘湯巡り編

 2016-09-26
久々の番外編です。

今回の秘湯巡りはかなり充実していたのでいつも以上に長編です。
おそらく過去最長の番外編でしょう(笑)
本当に長ぁ~~~いので通勤列車の中や眠れない秋の夜長の暇つぶしにでも読んでみて下さい(笑)

例年我が家はこの時期に遅めの夏休みを頂いて奥飛騨~乗鞍方面に出掛けるのが
暗黙の了解なのですが今回は西へ向かいました。
以前より秘湯サイトではチェックしていた島根県。
どうやら素晴らしい秘湯が有るらしいよ島根県。
「名物が何も無いのが名物」らしいよ島根県。
でも大阪からは結構遠いぞ島根県。
当店の秘湯通のお客様が7月に秘湯巡りしたお話しを聞いて
目的地は島根県の秘湯群に決定!!

9月21日、初日。仕事を少し早めに終わらせて駅で嫁をピックアップしてから中国道へ飛び乗る。
途中のサービスエリアで夕食を済ませて米子道へ。
大阪から約180キロ走って湯原ICへ到着。

<湯原温泉 茅森温泉野天風呂&郷緑温泉>

岡山県は湯原温泉。
湯原周辺の秘湯は過去にも訪れている。
秘湯&珍湯巡り岡山編は⇒コチラ

20時過ぎに到着したのは「森のホテルロシュフォール」。
湯原界隈で温泉宿を検索していると必ずヒットしてくるリゾートホテルだ。

↓ 画像は翌朝チェックアウト時に撮影。

ロシュ2


我々温泉狂夫婦はリゾートホテルなんぞには興味は無いが翌日からの長距離運転&湯巡りの為に
少しでも距離を稼ぎ、体力を温存すべく前入りした訳だ。
とは言えチェックインしたら早速温泉へ!

ロシュ1 


うん。普通のリゾートホテルの浴室だな(笑)

ロシュ3


小さな露天風呂も有る。
泉質は湯原温泉の名湯、砂湯を少し薄めた感じか…

ロシュ4



アルカリ性単純温泉=略してアル単だが肌からの湯離れは良いので決して悪い泉質ではない。
翌日からのハードな湯巡りのウォーミングアップには丁度良い(笑)

ロシュ5


下湯原温泉と言うだけあって湯原のメイン温泉街からは離れているが「湯めぐりの宿」と看板が有る。
実は今回の宿泊プラン、1泊朝食付き洋室で1人あたり5000円以下!!
爆安である!!!
今時はビジネスホテルでも5000円以下での宿泊は難しい。
まぁ翌日が祝日とは言え平日宿泊ですしね。
ココを拠点に湯原の温泉街、砂湯を周るのも安上がりで良いかもしれない。

ロシュ6


さて翌日。
何度か訪れているが湯原では未湯の秘湯がある。

郷緑温泉へ向かう道の川沿いにひっそりと佇む(本気で探さないと分かり難い)
茅森温泉(かやもり)温泉、野天風呂だ。
生憎の雨模様だがようやく入湯する事が出来そうだ。

茅森1


と、言うのも前回訪れた時には湯が無かったのだ…

茅森2


降りしきる雨の中、頭にタオルを巻いてとりあえず入浴。
ツルヌル感がありで美人の湯系である。ツルヌル感だけで言えば砂湯より上か?
泉温は33~35℃ぐらいだろうか、かなり温い。
良いお湯だが雨が冷たいので早々に上がる。

茅森3


ここ茅森温泉の真横は茅森霊苑である。
ちょうどお彼岸だったので湯に浸かっていたのは自分1人だけでは無かったかもしれない…

茅森4


以前訪れた時には無かった「他者入浴禁止」の立て看板。
温泉直前の細い畦道で地元の方の車とすれ違ったが「なにわナンバー」の自分に何も
忠告は無かったので少しだけ入らせて頂いた。
本来は入浴出来ないのであろう…
素晴らしい湯だけに地元占有は勿体ない気はするが湯船周辺は綺麗に掃除されている。
これは地元の方の努力に感謝したい。
個人的には入浴料を徴収してでも他者を受け入れるだけの価値はあると思う。
ただしお墓ビューでパブリックからもビューされる入浴を楽しめる温泉客が多数居ればの話だが…
これを読んだ地元の方、茅森温泉関係者の方がいらっしゃれば勝手に入浴した事をお詫び申し上げます。

茅森5



茅森温泉より少し進むと郷緑温泉の案内看板に出会う。

郷緑1


案内看板に従って進むと立派な石垣の上に旅館が見えてきた。
郷緑温泉の旅館、郷緑館である。



郷緑2


旅館横の駐車場。
日帰り入浴は午前10時~だが9時20分ぐらいに着いてしまった。
だがこの郷緑館の日帰り入浴は浴室貸切制である。
つまり一番風呂は早い者勝ちなのだ。
実際車の中で待機していると程なくして広島ナンバーの車が入って来たが自車を見てUターンしていった。
誰かが入浴していると短くとも小一時間は待たなくてはならない。その間に他の湯を巡るのも良いだろう。
それだけ秘湯が点在しているのも湯原の良いところである。

郷緑3


結局車に居てもヒマなので宿の入り口で待たせてもらった。
画像は無いがかなり歴史を感じるお宿である。
スッポン料理が名物らしく過去にTVの取材も訪れていた様である。

ようやく10時になり入浴!日帰り入浴料金は1人500円也。
画像左側が源泉風呂、右側が上がり湯用の加温浴槽。

郷緑4


郷緑館の特徴は湯船底の岩盤から自然湧き出しの掛け流し温泉なのだ!

郷緑5


アル単とは言えpH値が非常に高い。

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当然メインは源泉掛け流しの大風呂。
湯温は茅森より少し高いぐらい。源泉温度34℃の表記よりは少しだけ高いか?
まぁ34℃計測は外気温4℃の時だしね。
泉質は茅森同様に美人の湯系。
距離も近いのでほぼ同質だろう。実に優しい肌触りだ。
茅森に入りたい人はココに入れば問題無い。


郷緑6


湯船底の岩盤の割れ目からたまに「プクッ」と泡が出る。
足を割れ目の上に置くと割れ目から湯が湧き出しているのを感じる。
一番風呂とは言えこの透明度!
一分間に30リットルの湧き出し量はこの湯船のサイズなら十分過ぎるだろう。
常に新鮮なお湯が楽しめるのだ!

郷緑7


効能の「草マケ」とか「毛虫ノ刺傷」ってのが新鮮だ…

郷緑8


本当に良いお湯でした郷緑館。
皆さんも湯原界隈に来たらオススメですゼ!

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<温泉津温泉 薬師湯>

湯原温泉での秘湯ミッションを完遂したので米子道を走り日本海へ出る。
そして山陰道を西進。
出雲からは日本海の景色を眺めながら延々と国道9号線を走る。
湯原より約200キロを走破して温泉津温泉へ到着!
「温泉津(ゆのつ)温泉?どこそれ?」ってな方は島根県の地図を見て欲しい。
大阪からはめっちゃ遠いから(笑)
この温泉津温泉への訪湯を計画していただけに湯原温泉へ前入りしたのだ。





温泉津1


温泉津温泉のメジャーな日帰り湯は「元湯温泉 湯治の湯」と「薬師湯」。

温泉津2


今回は薬師湯をチョイス。
ちなみに古い温泉街なので道路は幅員激狭である。運転には注意が必要。
薬師湯に近い専用駐車場はほぼ満車だったので少し離れた山の中の第二駐車場へ案内された。
第二駐車場は山の中の斜面にあるので車高の低い車は要注意。

温泉津3


入浴料は1人350円!安っ!!
レトロな雰囲気の脱衣所。
木製ベンチが懐かしい!

温泉津4


浴室内。(画像は薬師湯HPより拝借)
湯温は激熱である。おそらく43℃以上はあったかも。
源泉温度は45.8℃…それの掛け流しか…そりゃ熱いわ!
入口に貼られた入浴方法は洗面台にあるアルカリ水をコップ一杯飲んでから入浴。
「1~2分浸かったら湯船から出て休憩」を繰り返し「額が汗ばんだら上がり時」とあるのだが
40秒ぐらい浸かっていただけで汗ダク(笑)
30~40秒入浴、2分ぐらい休憩を根性で3セットこなしたところでギブアップ!
湯治修行であった…ダチョウ倶楽部向けの秘湯である。

薬師湯5


外気温はさほど高くはないのだが火照った体を冷やすべく車のエアコン温度を下げて山道へ入る。


<池田ラヂウム鉱泉>

到着したのは池田ラヂウム鉱泉。
一見普通の民家である…


池1


敷地内に入ると温泉である事を確信。
民家?横の庭に源泉が湧いている。
ちなみにこの源泉横は絶えず濡れている為かコケ?が生えているのか地面がヌルヌルで転びそうになった…

池2


ここ池ラヂには8本の源泉が有るらしいが先ほどの地面ヌルヌル源泉は3号泉。

池3


3号泉の奥に池ラヂの宿泊施設、放泉閣がある。


池4

入口の看板を見なければ温泉宿には見えない。
調べてみると近年に現在の建物へ建て替えられたらしい。

池5


ここ池ラヂはラドンの含有量「世界一」?の放射泉である。
ラドン?ラジウム?の含有量を誇る温泉と言えば以前訪れた山梨県の「増富の湯」を思い出す。
増富の湯を訪れた際のブログは⇒コチラ
増富では泥の様な色の素晴らしい湯の中で長距離ドライブの疲れからか泥睡した。
泥酔ではないぞ。泥睡したのだ。

池ラヂも浴室貸切制。入浴料1人500円。
先客が入浴中だったので「完全に他人の家の中」みたいな仄暗い待合室で待たせて頂いた。

池6


いざ入泉!
薄っすらと茶色に濁った湯。増富より色は少し薄めかな。

えー、先に言ってしまいます。
池ラヂがこの旅での泉質ではランキング1位でした!
ぬるめの湯船に浸かっていると湯温は高くないのに体の表面がポカポカしてくる。
次いで体の中からもポカポカ感が湧いてくる。
そして皮膚の表面が少しピリピリする感じがする。
これがラドン含有量最高峰の効果なのだろうか?
ちなみに源泉を舐めてみると何故か「お出汁」の味がした(笑)
この源泉に味噌を入れればさぞかし旨い味噌汁が出来そうだ…


池7


湯船の前には源泉バルブがある。
つまり湯の量が少なければ好きなだけ新鮮な鉱泉を足す事が出来る。
湯温が低ければ上のボイラースイッチを入れて加温した鉱泉の投入が可能!
ちなみに源泉温度は19℃の冷泉である。

池8


試しにバルブを回すと冷泉の鉱泉が注ぎ口からドッコンドッコン出た。(当たり前やろ)

池9


内湯の外には新緑の広がる露天風呂があるのだが…

池10


その小さな露天風呂は源泉そのまま=約19℃なので完全に水風呂状態である。
あまりの冷たさに入湯せず。ココにもボイラースイッチとバルブが欲しいところだ。

池11


池ラヂはこの地を訪れたなら必ず入って欲しい秘湯、いや必湯である。
滞在中に機会(時間)があればもう一度入浴したかった…


池ラヂから数分走ると今回の目的地、三瓶山へと到着。

さんべ1



<三瓶温泉 国民宿舎さんべ荘>

今回の湯巡りのベースキャンプである。
さんべ荘に2泊して三瓶山麓に点在する秘湯を堪能するのだ!
施設としては相当年季が入っているので館内や部屋の中は湿気っぽいような…
オブラートに包んで言えば「おばあちゃんの家」みたいな空気が漂っている。
ま、すぐに慣れましたけどね。
そもそも温泉が目的なので部屋や館内はどうでもエェのですが(笑)

さんべ2


さて、今回の旅で一番楽しみにしていたさんべ荘の湯巡り開始!
さんべ荘の露天風呂は初日男風呂だった方の浴室で11、女風呂の方が8、
合計19の湯船が有るのだ!内湯も入れれば21湯船だ!!

源泉温度は38℃、湧き出し量は毎分3600リットルと大量である。
浴室は時間帯ではなく1日毎に男女入れ替え制。
なので夫婦、カップルでさんべ荘の湯を全て満喫するには2泊以上が必要である。

さんべ3


画像中央の樽風呂に源泉が無加温で注がれ手前の樽風呂へと流れる。
奥に見える酒樽の湯や右端の樽風呂、その全てが源泉掛け流しであり
湯温が全て異なる。
すなわち自分がその時に欲している湯温の浴槽が選べるのだ!

さんべ4


奥に見える実際に漁に使われていた船を湯船に仕立てた船風呂(笹舟の湯)はHPや温泉案内図では
2個の浴槽になっているが実際は3個。加温熱め⇒まぁまぁ熱め⇒源泉の3種。
個人的には手前の酒樽の湯がベストな湯温だった。
したがって酒樽の湯⇒船のまぁまぁ熱め⇒船の源泉⇒酒樽⇒船源泉⇒船……無限ループに陥る(笑)
翌日入浴した嫁も同じ感想で我が家ではこの3カ所の湯船を「魔のトライアングル」と呼んでいた。

さんべ5


「笹舟の湯」全景。

さんべ6


露天風呂エリアで最初、最後に必ず入っていた檜風呂。
こちらも湯温は熱過ぎず冷た過ぎずかなりのお気に入りだった。
あぁここまで書いていると今すぐにでも三瓶へ出掛けたくなってくる…

さんべ7


露天エリアで一番大きい岩風呂。
この岩風呂と内湯の大浴槽は源泉から鉄分等を濾過しているので透明な湯。
衛生管理の為か消毒&循環もしているらしい。
したがってほとんど入る事は無かった(笑)

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全体的にぬるめの浴槽が多いが小さ目の釜風呂2個はかなり熱めに加温されているので
熱い湯が好みの人にはこちらをオススメする。湯温はおそらく40~42℃。

さんべ9


もぉ大満足なさんべ荘の露天風呂群ではあるが文句を付けるなら床面である。
滑り止め?に細い木が貼られているが結構な高さがあるので踏み方によっては足の裏が痛いのだ。
実際ご年配の方はおっかなびっくりみたいな腰が引けた恰好で移動していた。
安全の為の滑り止めではあるが危なくもある。
まぁ子供達が走り回る防止策としては有効だと思うけど。
あとは脱衣所に綿棒を置いて欲しいな(笑)

さんべ10


源泉温度38℃~40℃。確かにぬるい浴槽が多い。
初夏から秋口までは丁度良いが冬場の源泉浴槽は水風呂と化すだろう。
したがってさんべ荘、いやこの三瓶山エリアの湯巡りベストシーズンは5月半ばから9月後半までかと思う。
夏場は源泉浴槽の取り合いになるだろうな。

さんべ11


さんべ荘2日目。
昨日は女湯だった方の露天風呂を堪能する。
この日は天候が回復したので青空の下でツバメが飛び交う様子を眺めながら湯を愉しむ。
何故か朝の露天風呂はガラガラに空いていた。


さんべ12


前日に嫁がお気に入りだった「いも代官の釜湯」。
小さな釜風呂だがなるほど、良い湯加減だ。

さんべ13


いも代官の釜湯の対面にある「代官の檜風呂」。こちらは源泉温度。
したがってこの日はいも代官⇒檜風呂⇒いも⇒檜⇒いも⇒の無限ループにハマる(笑)

さんべ14


昨日と同じサイズの檜風呂がこちらにも有る。
浅めの樽浴槽だが湯温も丁度良く、気持ち良かった。

さんべ15


館内に貼られていた湯治プランの案内。
確かにお得なプライスなので次回は3泊するか?いや4泊か??

さんべ17


ちなみにさんべ荘は日帰り入浴も受け付けている。1人500円。
が、夕方等の時間帯によっては日帰り入浴でかなり混雑していた。
我々と同じく湯巡り旅行者か?と思ったが駐車場は地元ナンバーの軽自動車が多い…
地元の方にも人気のさんべ荘である。
それもそのはずだ。さんべ荘の日帰り入浴回数券は
6000円で20回入浴出来るのだ!
大阪では考えられないお値打ち価格である。

さんべ荘最終日、再び初日の浴室になりチェックアウトまで魔のトライアングルを愉しんだ。

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大阪からは遠いけどオレは必ずココに帰ってくる!!
ホタルもよく観れるスポットがあるらしいので来年はホタル観賞とさんべ荘かな?

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<三瓶山周辺>

さて、ちょっとさんべ荘の露天ばかり書いてしまったので三瓶山周辺についても書いてみる。
三瓶山は親三瓶(男三瓶、女三瓶)、子三瓶、孫三瓶、太平山の集合帯である。
近年のカテゴリーでは活火山だそうだ。

三瓶山1


周辺案内図。
それほど大きな山ではないが今回は西の原側、三瓶山の西側しか訪れていない。
トレッキングや観光リフト⇒冬場は小さなスキー場もあるらしい。
少し離れた清流ではカヌーも楽しめるみたいなのでアクティブ派=我が家と違って健康的な旅行を
される方にもオススメだ。
もちろん世界遺産の石見銀山、出雲大社へ足を延ばすのも良いだろう。
家族を説得して三瓶を訪れるなら何かしらの言い分を各自考えてみよう(笑)

三瓶山2


バス停の時刻表の上には何かしらの動物が居る…
さんべ荘前はホンドタヌキ。

三瓶山3


こちらはニホンイタチ。

三瓶山4


さんべ荘より車で3~5分のお食事処、霧の海食堂 きつ川。
実はさんべ荘2泊の間、2日目の昼食と夕食はこの「きつ川」を利用した。
さんべ荘の食事も悪くは無いがきつ川の口コミも良かったので。


三瓶山5


昼食に「割り子そば」。ご当地では「三瓶そば」との事。
出雲そばの流れを組んでいる感じ。

三瓶山6



テラス席で頂いたのだが生憎の曇り空でも景観はバツグンである。
曇天なれど乾いた高原の風が気持ち良かった。

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で、夕方に再訪(笑)
夕食には冒頭で三瓶温泉を勧めてくれた秘湯通のお客様が「美味しかった!」と言っていた
ジンギスカンを食べるのだ!
当然テラス席。遠くに見える山々は中国山地、つまりは広島方面の眺望。
さんべ荘の近くにも雲海が見れる展望場所があったが雲海の出る朝にはココは絶景だろうな。

三瓶山7


足を蚊に咬まれながら夕暮れに染まる中国山地を眺めているとジンギスカン着弾。
画像は2人前。
サイコロステーキ状にカットされたラム肉は赤味が中心で臭みはほとんど無い。
あまりの旨さに1人前追加。
結果ジンギスカン3人前+白飯(中サイズ)2杯でお会計は4000円弱!安いし旨いぞ「きつ川」!
ちなみに次回訪れた時には「わらじトンカツ」にチャレンジ予定。

三瓶山8


ジンギスカンに夢中になっていると日が暮れて星が輝きだした。
どうやら少しの間は雲が途切れそうだ。
そうだ!西の原へ行こう!!

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左に松江市街の明かり、右に広島(と思われる)の街明かりの光害はあるものの
肉眼でもはっきり見える天の川。無数の星。時折流れ星。
キャンピングマットを持って来て寝転びながらの星空散歩も良いだろう。
ただし夜露が凄かったので星景撮影にはレンズヒーター必須。
残念ながらすぐに曇ってしまったので天の川の濃い部分は撮れず。

三瓶山9


<三瓶温泉 湯元旅館&千原温泉>

さぁもっとディープな三瓶温泉に行ってみようか!

まずは「カーナビさん…ほんまにこの道で合ってますのん?」な林道を進む。

小屋原1


到着したのは小屋原温泉 熊谷旅館。
ここには個性的な4つの内湯が有るらしい。

が…

小屋原2


…残念。。。

小屋原3



次へと向かう。
山道を登っていると側溝には温泉(廃湯)が!!

湯元1


到着したのは三瓶温泉 湯元旅館。
「湯元」ってぐらいなんだから期待は高まる!

湯元2


愛想の良いお姉さんが迎えてくれた湯元旅館。
ひっそりした山の中にも関わらずお食事処もお洒落な感じでした。
ここで打っているそばがオススメみたいですよ。
日帰り入浴1人500円也。ここも浴室貸切制。
先客が居たので駐車場で待っていたら件のお姉さんが呼びに来てくれました。

湯元3


ここには2ヶ所の湯船があるがまずは大きい方の浴室を攻める。

湯元4


何たる湯量!!
オーバーフローどころか湯船と洗い場の境目が曖昧なぐらいだ!!

湯元5


岩の上の源泉湧き出し口から流れて落ちてくる湯だけではなく湯船内にも湧き出し口が
ある様だ。

湯元6


湯船の端で時折間欠泉の如く「ゴボッ」と湯が湧きだす。

湯元7


そして成分が超濃厚!
湯船の端を指で軽くこするだけでこんな感じ。

湯元8


洗い場を歩くと足跡が残る(笑)

湯元9


椅子と洗面器もエライ事になってますがな!
さすが三瓶温泉の「湯元」を名乗るだけの事はある。

湯元10


続いてもう1つの浴室。
こちらは「泥湯」と言うらしい。
「ん?さっきの湯船とそんなに変わらんやん?」と思ったが…

湯元11


湯船の底を足でなぞると煙の如く抽出物が舞う!
なるほど。泥湯だね。

湯元12


湯温は泥湯の方が少し熱めだったが共にぬる湯。
次回は湯元旅館にも1泊してみたくなった。

湯元13


まぁ濃厚なお湯だったのでね。
そりゃぁ真っ白だったタオルも茶色になっちゃうよね♬

湯元14


据え置きのタオルで体拭いただけでもこうなっちゃうよね♬♬
ちなみにこの後でもう一ヶ所入浴したのだがさんべ荘に帰ってナイロンタオルにボディーシャンプー付けて
体を洗ったら泡が茶色に染まった(笑)
恐るべし濃厚温泉、湯元旅館!

湯元15



湯元旅館を十分に堪能してから三瓶山エリアを少し下る。
次に目指すは千原温泉だ。

千原1


静かな谷合の清流沿いに千原温泉は佇む。

千原2


ここ千原温泉は元々は療養専用の温泉だったが現在の女将さんになってから
一般の日帰り入浴はが可能になったらしい。
日帰り入浴1人500円。

千原3


手前の受付で入浴料を払い、奥の湯治場入口へ向かう。

千原4


ここは湯治湯なので石けん、シャンプー類は禁止。
体を洗いたい場合は他の日帰り湯を利用する様に。

千原5


脱衣所入口。

千原6


男湯は入浴者(泥睡者)が多数いたので浴室の撮影は無理でした。
女湯は一時無人になった様で嫁が撮影。
壁1枚を挟んでの男湯、女湯は同じ構造。
ただし気温が低い時期用の上がり湯、釜湯は男湯のみ。
小さな湯船なので5人ぐらい浸かるとちょっと窮屈。

千原7


千原温泉の源泉は湯船の底に敷かれた板の間から細かい泡と共に湧き出ている。
常に体を細かい泡がジワァ~~っとくすぐってくる。非常に気持ち良い!
おそらく水槽のエアポンプの泡の上でサスペンドしているメダカや金魚もこの感覚を
味わっているのだろう…
なんて考えているオレはだいぶん温泉の毒にヤラれているかもしれない…

千原8


源泉温度は35℃なので冬場はちょっと厳しいか…
と、言うより積雪量によっては閉鎖される秘湯なので冬場に出掛けるなら事前に
営業しているかを問い合わせた方が良い。

千原9


さて、三瓶エリアへ戻る。
先の「きつ川」の通り沿いに公衆浴場 鶴の湯が有る。
入浴する機会は無かったが入浴料は何と300円!
このエリアはどこの風呂でも入浴料が安い。
大阪なんて440円払って普通の銭湯…440円払っても工業用水沸かしたお湯なのに…

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かなり無理矢理感のある足湯(笑)
豊富な湯量が有るからこそこんな事が可能なのだろう。

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いやぁ~本当に三瓶温泉は満足でした。
絶対に、いや確実にまた来ます!!
池ラヂにもまだまだ入りたい!!
さんべラスト1


後ろ髪を引かれる想いの掛け流しで晴天のさんべ荘を後にする。

さんべラスト2


三瓶山周辺で温泉以外に気に入ったのが日本の原風景だ。
観光地化が進んでいない?のか温泉地では必ず目にする
何ちゃらジェラートとか何ちゃらケーキとかの里山には似つかわしくない派手で余計な物が一切無い。
ぶどう狩りののぼりを見た程度。
秘湯と静かな時間を贅沢に愉しめるのが三瓶山の魅力だと思う。

いよいよ「何も名物が無いのが名物」の島根県を後にするのだが
出雲大社と石見銀山、そしてこんなに素晴らしい温泉と風景が有るじゃないか。それじゃダメなのか?

さんべラスト3



<奥津温泉 般若寺温泉>

一路山陰道を北上。
山陰道終点手前に山本おたふく堂本店がある。

ふろしき1


ここへ立ち寄ったのは休憩目的もあるが出来立ての「ふろしきまんじゅう」を買う為だ。
2013~2014年、年末年始激湯編以来だ。その時のブログは⇒コチラ
今回は本店でしか味わえない「ふろしきアイス」と「ふろしきチョコちゃん」をイートイン。
美味しいお茶と共に頂く。

ふろしき2


鳥取県は東伯郡。ここまで来れば普通は目と鼻の先に有る羽合温泉、三朝温泉へ向かうのだろう。
しかし三朝温泉を川沿いに眺めながらひたすら山道を走る。ふろしきまんじゅうを食いながら(笑)

やっと岡山県へ帰ってきた(笑)
鏡野町と言えば(有)内海プレス工業所内にある鏡野温泉。しかしここはまだ山の中。
鏡野温泉については冒頭にリンクを貼った秘湯&珍湯巡り岡山編を見て欲しい。

ふろしき3


奥津温泉へ到着。
奥津温泉では鍵湯の奥津荘が未入湯だが件の秘湯通が言うには
意外に普通の温泉だったとの事なのでやはり我々はキテる日帰り湯を選ぶ。

般若1



奥津温泉エリアの奥に位置する般若寺温泉へ到着。
ここは完全予約制の貸切入浴施設なので事前に連絡が必要。
単にふろしきまんじゅうを食いながら山道ドライブをしてきたのではなく奥津エリアへの到着
時間が見えたところで般若寺温泉に予約を入れた。すると運良く空いていたのだ!!

般若2


道路沿いの駐車場へ車を停めて竹林の中を下って行くと

般若3


茅葺屋根の般若寺へ着く。

般若4


看板犬の「テツ」が出迎えてくれる。
テツは柴犬とシェルティー(シェットランドシープドッグ)のミックスで1歳4ヶ月だそうだ。
あまりシェルティーの面影は無いな…

般若5


人懐っこいので良い看板犬になるだろう。

般若6


色々親切に説明してくれる般若寺温泉のご主人に日帰り入浴料1人1000円を払ってから
更に川沿いへ下りると入浴施設が見えてきた。

般若7


意外(と言っちゃ失礼だが)にキレイな脱衣所。
奥の壁面は岩盤…
そう。この般若寺温泉は川沿いの岩盤壁面にあるのだ。

般若8


内湯ド~~ン!
一見洞窟風呂みたいな感じだが天井と川方向壁面はコンクリート。
しかしながら雰囲気はバツグンである!

般若9


比較的小さ目の湯船。貸切制なのでこのサイズでも全く問題無い。
泉質は濃厚な美人の湯系。鏡野温泉ほどヌルヌル天国ではないがかなり上質なアル単である。

般若10


湯船に明確な源泉注ぎ口が無い…
脱衣所から浴室へ入る石積みの階段の隙間から…

般若11


ちょっと一休み出来る石椅子の間から…
色んな所から湯が湧き出ている。
この石椅子に座ると寝湯みたいな感じで尻の下を源泉が流れる。

般若12


そしてこの小さいながらも絶景の渓谷露天風呂だ!!

般若13


新緑の中で岩の間を豪快に流れる川の音を聞きながらぬるめの湯に浸かる。
紅葉の時期はサイコーでしょうなぁ~
当然ですが女性は水着か湯浴み着が必要。着用入浴が可能かは未確認ですが。

般若14


もはや川沿いにあるお宿からの視線なんぞ全く気にならない。
木の柵は目隠しではなく転落防止用。
長湯してから岩の上で座って日光浴してたら背中とタ〇袋の裏側を蚊に咬まれてしまった…

般若15


湯上りにもテツが出迎えてくれる。
先に上がった嫁がご主人に聞いたところによれば以前は宿泊も可能だったそうな。
確かに川の対岸側に小屋が有った。
この般若寺温泉、源泉は川底と岩盤壁面らしいが先ほどの渓谷露天風呂はもちろん
川が増水すると露天風呂は消失、内湯にも浸水するので臨時休業となるらしい。
予約も含めて事前連絡は必須である。
何と関東方面からも秘湯マニアが多数訪れるとの事!

般若16


湯上りに竹林は涼しくて気持ち良い。
いよいよこの湯巡り旅も終わりが近付いている事を考えれば寂しくなってくる…

般若17


<上斎原温泉 国民宿舎いつき>

奥津温泉から少し鳥取方面へ戻って最終宿泊地、岡山県最北部の温泉、上斎原温泉へ到着。

いつき1


上斎原温泉…聞いた事ありますか?
自分はグーグルマップで秘湯探ししていて偶然見付けました(笑)

いつき2


この国民宿舎いつきは「クアガーデンこのか」を併設。
もちろん宿泊者は入浴無料。

いつき3


このかの露天風呂。
近代的(笑)な造りの露天風呂に入るのは久し振りだ!

いつき4


特に特徴の無いアル単泉…
数々の濃厚な秘湯に侵された体を現実社会へ復帰させるべくクールダウンするには
丁度良いのかもしれない(笑)

いつき5


いつきの内湯。
ただ体を洗うだけ(笑)

いつき6


いつきの露天風呂。
ただ三瓶の思い出に浸るだけ(笑)
いや、いつきのアル単が悪い訳ではないですよ!三瓶のインパクトが強過ぎただけ!

いつき7


いつきには「ドールストーン温浴ルーム」がある。
珍しいので利用してみる。

いつき8


個室にテレビ、ソファー。壁面のタイルは…

いつき9


ドールストーン!

いつき10


なになに?ドールストーンってのは?

いつき11


三朝=ラドン温泉の雰囲気を味わえるのか。

いつき12



ほほぉ~…ホルミシス効果ねぇ…

いつき13


宿の方が言うには50分ぐらいこの個室に居ないと効果が出ないらしいのでヒマだし
ちょっと勉強してみるか。

いつき14


約40分経過。⇒飽きた。
<効果?>
・眠たくなってきた。⇒たぶん夕食食べ過ぎた。
・少しポカポカしてきたかも。⇒たぶん温泉入り過ぎ。
<結果>
ホルミシス効果を実感出来ず。

いつき15


国民宿舎いつきの内部は山の中のお宿とは思えないほど綺麗だ。
そして土曜の晩なのに利用者が少ない為か静かだ…
学生の合宿を町あげて誘致しているみたいなので騒がしい時も有るんだろうな…

いつき16


翌朝。雲はあるものの良い天気だ。アル単で朝風呂も堪能した。
いよいよ大阪へ帰る(寂)

いつき17


中国道院庄ICへ乗る前にちょっと寄り道。
道の駅久米の里にはZが居る。

久米の里1 


バンダイやら日本サンライズさんが作ったのではなく個人製作らしい!
実物?の1/3スケールとの事。背中のデカイ羽は無い…

久米の里2 


院庄ICから中国道に乗り嫁と三瓶の思い出ばっかり話しながら無事帰宅しました。
4泊5日、総走行距離913キロ。
待てよ…温泉津にまで行かなければ奥飛騨~乗鞍、もしくは八ヶ岳方面とそんなに走行距離は
変わらないじゃないか。前泊、後泊をナシにすれば三瓶に3~4泊ってのもアリだな…

自宅1



帰宅した晩はふろしきまんじゅう32個


自宅3


久米の里で買った卵で巻かれた「おすし」と高野豆腐、
道の駅奥津温泉で買った生こんにゃくを頂きながら今回の湯巡りを偲んだのでした。。。

自宅4



現時点で我が家の温泉地番付は
東の横綱が奥飛騨~乗鞍。
西の横綱は三瓶温泉に決定!!

基本自走での湯巡りなのでたぶん三瓶より西には行かないな…
九州は湯が熱いらしいしな…

ラスト


ここまで長文にお付き合い頂いて有難う御座いました。
当然ですが書くのも大変でした(笑)

実はこんな長文書いていますが仕事はバッタバタです…そりゃ4日も連休取れば忙しいわな…
昼間は必死のパッチで作業、夜になってブログ書く…
このブログを書き終わる事が湯巡り旅の本当の終わりではないかと思いながら。 ⇐オレはアホか(笑)

来年も三瓶に行ける様に仕事ガンバリます!


あ、その前に年末年始は奥飛騨やった♬♬







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いつものエリアで夏の高原温泉を堪能する。御嶽~乗鞍高原編

 2016-07-25
先週の祝日を利用し、1日だけ臨時休業を頂いて出掛けてきました。

まずは岐阜県、国道41号線、下呂温泉より少し高山寄りの飛騨小阪より437号線へ入る。
飛騨小阪温泉郷は去年の秋に下島温泉、仙遊館へ訪れて以来である。


御1


まずは日帰り温泉施設、ひめしゃがの湯。
ココの源泉浴槽は湯温が約25℃なので去年の秋の夜には寒くて浸かる事が出来なかった。
なのでリベンジ入浴である。
今回は曇天なれど気温は高かったのでゆっくりと炭酸泉の源泉浴槽を愉しむ事が出来た。⇒リベンジ達成!

御2


さて、山道へ入る。
437号線より441号線へ。
延々と続く酷道だ…
ガードレールと標識の倒れ具合から冬季積雪の多さがよく分かる。
冬場は遠慮すべきルートだろう…

御3


少し天候が回復した頃、ようやく目的地へ到着。
標高1800m、周年営業する「温泉街」では最も高度の高い所らしい濁河温泉(にごりご)である。
最も空に近い温泉街と言っても良いだろう。
ただし温泉街とは言え宿は数軒しかないのだが。

御4


今夜のお宿は旅館御岳。
4年前にも訪れた濁河温泉最大の旅館である。
車を降りればうるさいぐらいにコマドリがさえずりイワツバメが飛び交う。完全に下界とは環境が異なる。
屋上の銀色のドームは天体観測施設。宿泊者は天気が良ければ夜間に天体観測イベントを楽しめる。
今回夜間は生憎の天候だったが…

御5


2年前の御嶽山噴火はまだ記憶に新しい。
亡くなった方は58名、今も5人の方が下山出来ずに眠っている。
前回の濁河へは長野県側登山口の田の原駐車場より多数の登山者の登る紅葉の始まった美しい御嶽を眺め、
麓の緑溢れる開田高原を経由して訪れた。
あの噴火が報道された時、自分の知る美しい景色が一変した事が非常にショックだった。
合掌。

御岳9 
 

ちなみに標高1800mとはこういう事だ。
売店のカップラーメンもパンパンに膨らんでいる。

御6


旅館御岳の名物温泉は湯上りにハードな運動を求められる渓谷混浴露天風呂だ。
が、今回は合宿と思われし学生さんの団体が居たので混雑を回避すべく入浴せず。
分かり易く言えば160段の階段を上り下りするのが面倒だったって事だ(笑)
ちなみに館内の内風呂、内風呂併設露天風呂と泉質は同じ。

御7


館内の温泉を堪能してからは夕食である。
我が家は基本的に温泉=泉質重視で行先&宿を選ぶので食事はあまり重視しない。
が、前回旅館御岳へ訪れた時は食事の美味しさに感動した。
なので今回も食事は楽しみにしていたのだが…

御8


正直今回の食事にはがっかりした…
全ての味付けが塩っ辛いだけで味付けに奥行が全くないのである。また食材にもコストダウンの影響がはっきり出ていた。
事前に情報を得てはいたがこの旅館御岳、2年前の噴火後、今から約1年半前に親会社が変わったらしい。
確かにスタッフの数が増え、対応も親切になり館内の案内等のサービス面は向上していた。
その反動が食事に反映されちゃったのだろうか…確実に調理関係者は入れ替わったのだと思う。
初めて旅館御岳を訪れた方がどう判断するかは分からないが以前の御岳の食事を知っているリピーターは
我々と同じ感想だと思う…
残念だがもう旅館御岳を訪れる事は無いだろう。
ただし濁河温泉にはもう一軒気になるお宿があるので次回はそこに泊まってみようかと。

朝食の朴葉味噌にもがっかりした後、361号線を走って中部縦貫道=158号線へ降りる。
361号線は快適な路面だったので冬季に濁河へ訪れるなら361号線利用が良いかもしれない。

で、いつもの「ほんまにここで買い物出来るんか?」な雰囲気の川瀬豆腐店。


乗鞍1


今回は溶けるチーズを持ち込んで動く事が不思議なぐらいの年代物オーブントースターで味あげを焼く。

乗鞍2


里山の風景を眺めながら味あげを食す。
立ち寄ったのは明日の帰り道に購入する味あげ、おぼろ豆腐を予約する為である。
知る人ぞ知る川瀬豆腐店だが生産数も少ない?のか確実に商品を購入するには予約する事をお勧めする。

乗鞍3


今回は奥飛騨温泉郷、安房トンネル出口の中の湯、上高地入口、秘湯洞窟温泉の朴伝の湯を通過し
一気に乗鞍高原へと向かう。

当ブログではしつこいぐらいに登場回数の多いお約束の無料露天風呂、せせらぎの湯♫

乗鞍5


この白濁した湯の為に400km弱を走ってきたのである。
ここに浸かり硫黄の香りを嗅ぐと「あ~~コレコレ。コレなのよ」な感じになる(笑)

乗鞍6


天気が悪い為か入浴中は貸切状態。
湯温はいつもより少し高め。

乗鞍7


新緑と硫黄の混じった匂いを楽しみながらしばし時間を忘れる。
とは言え湯温が高めだったので長湯はしなかったが。

乗鞍8


2日めのお宿は乗鞍高原温泉 仙山乗鞍である。
温泉、食事共に口コミ評価が高く、最大の選択理由は「せせらぎの湯」が宿より徒歩圏内である事だ。




仙山1


建物内部は歴史感が否めないが掃除は行き届いていたので特に問題は無い。

仙山2


早速風呂である。
内風呂2ヶ所、露天2ヶ所。翌日男女入れ替え制。
平日であれば貸切無料らしい。

仙山3


まずは内湯。
宿のご主人によれば「せせらぎの湯」と同じ源泉らしいがこちらの方が白濁具合が濃厚だ。
逆に硫黄臭はせせらぎの方が濃い…
まぁどちらもウエルカムなんだけど(笑)

仙山4


もちろん掛け流しなのでオーバーフローした湯は浴槽外へ。

仙山5


露天風呂 里山の湯。
こじんまりした半露天風呂。

仙山6


湯船からは絶景とはいかないまでものんびりした景色が望める。
夜に入った時は貸切状態で雲の合間から月と星が出ていたから照明を消して入浴した。
月明かりの中で愉しむ静かな露天風呂はサイコーである!


仙山7


さ、期待の食事の時間だ。
食堂の入り口には最近見掛ける事の多くなった地場産品応援提灯がある。

仙山8


昨晩の夕食がハズレだっただけに期待が高まる(笑)

仙山9


隣のテーブルでは岩魚の炭火焼きが!
ご主人がこまめに焼き加減をチェックしていた。
この岩魚をはじめ全ての料理は口コミに違わず旨かった!!!

仙山10



翌朝はもう一つの露天風呂、琢磨の湯。

仙山11


天候が回復したので乗鞍岳が見える!

仙山12


ズームすれば雪渓もはっきり見える。

仙山13


昨日の里山の湯も良い景色だ。(今日は女湯なので嫁が撮影)

仙山14


朝食。
簡素なメニューなれど夕食同様旨し!

仙山15


朴葉味噌の付け合せが玉ねぎなのは初めてだ。
勿論旨かった!

仙山16


どうやら我々が白濁した温泉を堪能している間に梅雨明けしたらしい。
爽やかな高原の朝である。
連休最終日ながら畳平へ向かうバス乗り場は登山客で混雑していた。

川瀬5


チェックアウト後は乗鞍に別れを告げとっとと山道を下る。
予約しておいた大量の味あげと豆腐をゲッツ!

川瀬1


高山市街のスーパーでお買い物。
何度も言うがその土地での食文化を理解するには地元スーパーに限る。
お土産買うのも土産物屋ではなくスーパーの方が楽しいぞ。

川瀬2


購入した朴葉味噌のパッケージ裏面、調理方法説明にはホットプレートでの調理可能とあるが
それでは風情が無いので密林でコンロをポチる。
その際に初めて知ったのだが旅館の朝食でよく見掛けるこの類のコンロ、
通称は「飛騨コンロ」!!
すなわち飛騨地方が発祥なのだろう。って事は朴葉味噌が全ての始まりなのかもしれないぞ!

川瀬3


2~3人前なので味噌が多め⇒ご飯がすすむ⇒デブになる…

川瀬4


今回旅館御岳は残念だったが仙山乗鞍は期待通りだった。
まぁ仙山乗鞍は9月にも行く予定なんですけどね♬ 今回は下見って事で(笑)

仙山17



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さようなら「ふるさと旅行券」、湯の花大爆発!湯の峰温泉 湯の峯荘&何度でも訪れたい竜宮城 ホテル浦島編

 2016-04-01
さて年度末の3月。

我が家に多大なる恩恵をもたらせたふるさと旅行券もいよいよファイナルである。

3月初旬、阪和道を南下、有田ICを降りてうま喫茶なる喫茶店かうどん屋か何なのか分からない建物を通過。



湯の峰0



隣接するのはあばらや2号館…1号館も有るのか?
うま喫茶とあばらや2号館を右折して国道424号、長きワインディングロードへ突入する。

湯の峰0 (2)


山道とは言え舗装もしっかりしていて快適に爆走出来るR424から辿りついたのは湯の峰温泉
湯の峰温泉公衆浴場は当ブログにも登場した事があるが公衆浴場・くすり湯共に湯温が激熱いので
数回チャレンジしたものの公衆浴場、くすり湯共に20秒ほど首まで浸かったのが入湯最長記録だ…
湯の峰温泉は源泉温度が約90℃、そりゃ卵や野菜を茹でる湯筒も有るわな。
火山帯の無い関西でここまで源泉温度が高いのは湯の峰と湯村温泉だ。
以前湯村温泉の湯筒で枝豆を茹でたがサイコーだった!

湯の峰1


こちらは世界遺産にも登録されている温泉、つぼ湯
温泉バカとしては未入湯は許されないはずの名湯だが湯温が激熱なのは目に見えているので入らない。
しかも予約制、人気も高いので激熱の湯にわざわざ予約を入れて待とうとは思わない。

湯の峰2


ちなみに公衆浴場、くすり湯のお値段はこんな感じ。
湯温さえ熱くなければ1日券を買ってダラダラ過ごしたいのだが。

湯の峰2-2


ちょっと時間があるので温泉街をブラブラする。
旅館、民宿が立ち並んでいるが温泉街としてはかなり狭いエリアだ。
一帯には硫黄の香りが漂い、鄙びていて落ち着いた雰囲気は如何にも山奥の温泉であり
都会の喧騒とは無縁な空間。

湯の峰3


細い路地の奥にも民宿がある。
最近は湯の峰にもインバウンドのお客さんが増えたらしいがこの日は人も少なく静かだった。

湯の峰4


おそらく源泉湧き出し口と思われる場所にあるパイプ。
硫黄の付着具合が素晴らしい!

湯の峰5


温泉発見者の慰霊碑を発見!
当然感謝の念を持って拝んでおきました。

湯の峰6


公衆浴場正面には湯の峰温泉の代名詞的なお宿、旅館あづまや。
名物の歴史ある内湯が興味をそそる宿だがお値段が…
無論湯温も激熱なのだろう…(実際に湯温は相当熱いらしい)

湯の峰7


こちらは系列の民宿あづまや。
お手頃価格で宿泊可能なうえ旅館あづまやのお風呂も使用可能!
熱湯風呂覚悟で旅館あづまやへ挑むべく以前よりチェックしている宿だ。

湯の峰8


湯の峰温泉の中心街からバス停1つ分離れたお宿、湯の峯荘
今回はココにお世話になります。
湯の峰温泉街の中では比較的近代的な作りの建物。以前は南海の保養所だったそうな。
湯の峯荘をチョイスした理由は上記の湯の峰温泉中心街、つぼ湯付近から引き湯しているらしいが
バス停1つ分の距離を引き湯しているなら程よく湯温も冷めているのか?と予測したので。



湯の峰9


駐車場に車を停めた途端に犬達に吠えられる⇒宿のスタッフが出て来る⇒ナイスな呼び鈴だ(笑)

湯の峰10


チェックインの時間にはかなり早かったが部屋の準備も出来ているとの事でチェックイン完了。
早速温泉へ!

湯の峰11


この内湯併設露天風呂の湯温は熱めではあるが浸かれない程ではない。
湯口付近の底には大量の湯の花!

湯の峰12


足でかき混ぜると湯の花大爆発!!
具材たっぷりの卵スープも顔負けである。

湯の峰13


チェックイン前だったので完全貸切状態の露天風呂を堪能しました。
湯冷ましに外へ出ると玄関口に犬達が移動していた。
この日は3月初旬にも関わらず暑いぐらいの気温。春の陽射しを浴びながらのんびり昼寝している。

湯の峰14


が、

こちらに羨望の眼差し?が集まる。

湯の峰15


理由はコレ ↓ だ。

事前にこの宿には犬が居る事を知っていたのでお土産を持参してきたのだ!!

湯の峰16


駐車場で吠えていたのがウソみたいに従順(笑)
貢物の効果は絶大である!

湯の峰17


当然「もぅおしまい!」の意味は理解してもらえません…
この後も彼等は我々の湯冷ましの度におやつにありつける事になる(笑)

湯の峰18


湯の峯荘には5頭の犬が居る。希望者はお散歩も可能。
長老のマロは残念ながら訪れる少し前に大往生されたそうだ。
マロの子供がコマロ、コマロの子供がマゴ。かなり分かり易いネーミング…
実はこの犬達が発端で一騒動有ったらしいのだが(後述)

湯の峰19


さて、湯活へ戻る。
こちらは湯の峰温泉でも珍しい無料の貸切風呂。
鹿の湯=湯の峰公衆浴場、湯の峯荘内湯&露天風呂と同じく源泉に加水。
くすり湯=完全源泉掛け流し。
あいにく鹿の湯はメンテナンス中で入浴出来なかったが本命のくすり湯はOKなので問題ナシ。

湯の峰20


くすり湯を頂く。
薄暗いが雰囲気バツグンの浴室、湯の花にまみれた岩風呂には白濁しつつも少し青みがかったお湯が注がれている!
湯の色は激熱で堪能する事が出来なかった公衆浴場内のくすり湯とほぼ同じだ。

湯の峰21


湯温は予想通り温め。
最高~!!!!である。
念願のくすり湯にどっぷりダラダラ浸かる事が出来た!
チェックアウトまで8回入湯(笑)
完全に薬湯中毒
訪れる事数回、ようやく湯の峰温泉の素晴らしさを味わえた。
この「くすり湯」に入る為だけにまた湯の峯荘に来ようと思う。

湯の峰22


駐車場横には飲泉場がある。
ポリタンクでお持ち帰りも可能!今回は20リットルお持ち帰り(笑)
温泉を持って帰ってどうするのか?
我が家では温泉でコーヒーやほうじ茶を入れ、ご飯を炊く。
コーヒーは渋味が消えてまろやかになりほんのり温泉の甘みが加わる。
ほうじ茶は何故か普通のお湯よりも濃い色合い、味になる。
ご飯は硫黄成分のせいか少し黄色に染まって風味が強くなる。
この手の飲泉可能な温泉へ出掛ける際は耐熱温度の高いポリタンクを持って行く事をオススメする!

湯の峰23


溜まった湯の花はイカのおつまみみたいだ。

湯の峰24


今後湯の峰温泉で宿泊する機会が有れば間違いなく湯の峯荘を選ぶだろう。
いや、必ずまた訪れるだろう。。。

湯の峰25

実はこの湯の峯荘、我が家が宿泊した頃にネット界で炎上していたらしい。
事の発端は昨年の秋、大手旅行サイトに書き込まれた口コミへの宿側からの返答内容。
犬が吠えた事への苦情に対して宿側が冗談で吠えた犬を処分します的な返答をした為らしい。
動物の殺処分が問題視される近年、宿側の対応がまずかったのは明らかである。

が、

その口コミ主は当然ネット環境に居るはずなので湯の峯荘へ来る前、宿検討、予約段階で犬が居る事は
おそらく知っていたはずだと思う。
宿のHPにはトップページに「お出迎え」コーナーにて犬の居る事がしっかりとアピールされている。
どの旅行サイトの口コミにも必ず「犬達にいやされましたぁ~~♬」な書き込みが見られる。
したがって同行者が犬の居る事を口コミ主に知らせず勝手に予約した、あるいは突発的に湯の峯荘へ宿泊する事になった場合
ならある程度理解出来るが…
どういう事情で犬の苦情を書き込んだかは分からないが個人的に文面からは悪意しか感じられなかった。
そして炎上まで発展した原因は宿の幼稚な報復回答だ。

まぁ人ってのは兎角悪口が好きな生き物である。良く言うには実のままだが悪口は誇張しがちである。
実際に口コミでも良い印象の内容は文章が短いが苦情的な内容は文章が長い(笑)
おそらく口コミ主は犬以外にも湯の峯荘に何かしら気に入らない事、期待外れだった事があったのかもしれない。
この件に関しては湯の峯荘HPに事の成り行きとお詫びの文章が掲載されている。

もう少しだけ話しを脱線させてもらう。

我が家は温泉に出掛ける場合、その温泉地、泉質、宿泊する宿について徹底的に調べる(笑)
当然大手旅行サイトの口コミもチェックする。
そこで毎回思う事。
口コミはあまり信用出来ない(笑)
「食事がちょっとねぇ…」みたいな書き込みが有っても実際には文句ナシだった事も有る。
建物、部屋、温泉、いずれも同じ。
「天気が悪かったので景色を期待してたのに残念でした…」 天気も宿の責任なのか?天気が悪かったから宿の評価を下げるかね?
「犬が吠えてうるさかった…」そりゃ犬も吠えるだろ(笑) 吠えてサルや鹿等の害獣を追い払っていたのだとしても苦情書き込む?

安宿大好き&温泉重視の我が家で実際に泊まった宿の苦情的口コミを見て思うのは
「お前その値段で泊まっといて何贅沢望んどるねん(呆)(笑)」である。
旅先、宿泊先に日常では味わえない何か期待をする事は間違ってはいない。
でも値段相応に期待すべきだ(笑)

兎にも角にも口コミ、掲示板、そしてブログ。
こんな事が起きるのも全ては匿名で書き込み可能だからだろう。
匿名と言う完全に無責任な立場だからこそ人は堂々と攻撃する。
そして他人はそれを鵜呑みにして判断し、あるいは面白がって炎上を煽る。
その事態の結果が巨大な力となって特定の相手先へ影響を及ぼす。

良い方向の事例では最近話題の「保育所落ちた。日本死ね。」だろう。
言葉使いが悪いとは思うが匿名のブログが政治を動かそうとしている。
本当にネットの影響力ってのは良くも悪くも強大である。



さて、本筋へ戻る。

チェックアウト後はまたもやR424を走り阪和道有田IC付近へ。
いゃいゃまだ高速に乗るわけにはいかんのよ。

JR湯浅駅近くのかどや食堂へ。

高速乗る前にしらす丼を食す!

釜揚げしらす丼!

湯の峰26


こちらは生しらす丼!!

湯の峰27


そして有田IC近くのお店で釜揚げしらす、生しらす(残念ながら冷凍)を購入。

帰宅後の夕食では湯の峯荘、くすり湯に浸りまくった思い出に浸る。

雪景色を思い出させる奥飛騨産の白米の上に外縁部=釜揚げしらす、
中央部=生しらすで「温泉思ひ出アルプス」を形成、頂には紀州南高梅!
奥飛騨温泉郷とのコラボにはなるが「超絶しらす丼」の完成である。
有田で買ったカマスの干物もあるので超絶紀州丼定食と言ったところだろうか。


湯の峰28


京阪神から南紀(特に白浜)を訪れると帰り道は高速に乗ると一気に走りがちだろう。
何たって阪和道は渋滞の名所でもあるし。
しかし有田には旨いしらす丼が有るのだ。
時間に余裕が有る時には皆様もレッツしらす丼!



いよいよ桜の開花も聞こえる様になってきた3月終盤、またもや出掛けてきました!

浦島1 

近畿道⇒西名阪⇒名阪国道⇒伊勢道⇒紀勢道を経て勝浦へ!
いつもなら奈良から大台ケ原越えで途中入之波温泉立ち寄りなのだが近年延伸された高速を使えば
どのぐらいの時間で勝浦へ行けるのか試したかったので。

浦島2 


番外編を読んで下さっている皆様、facebookで繋がって頂いている皆様からは
「何回勝浦行ったら気が済むねん!」ってな声が聞こえてきそうだが
やはり紀伊勝浦の温泉とマグロが好きなのだ(笑) 勿論これからも行きます(笑)
以前の勝浦マグロ祭り編はこちら

ちなみに紀伊勝浦には地球防衛軍秘密基地本部がある。詳細は不明=開いてた事が無い…

浦島3 


さて今回の宿泊はホテル浦島だ。
浦島には宿泊2回、日帰り入浴1回。今回で4回目になる。
それほどの竜宮城なのである!
亀を助けなくとも金を払えば訪れる事が出来る竜宮城なのだ!
ちなみに浦島の対岸、湯快リゾートの越之湯にはもう行かないだろう。浦島の目の前なのに湯がショボすぎる…

浦島4 


紀勢道を降りてから新宮市内で渋滞に巻き込まれて勝浦入りが遅くなったものの
いつもの無人販売所で1パック200円のマグロをゲット!
海辺で潮風に当たりながら激旨マグロ丼を食べたかったがとりあえず宿にチェックイン。

浦島5 


今回はふるさと旅行券で格安に宿泊出来るのでホテル浦島内でも高級?な山上館をチョイス!
名前の通り山の上に建っているので部屋からの眺望は良い。

浦島6 


眺望と激旨マグロ丼を同時に愉しむ♬

浦島7 


さて、本業の温泉巡りだ。
浦島は貸切風呂を除いて6箇所の湯巡りが出来る。
初めて訪れた際に全湯制覇を成し遂げて以降、お気に入りの洞窟温泉=忘帰洞&玄武洞ばかり
攻めていたが今回は気持ちも新たに湯巡りに挑む!

浦島8 


が、

ここで山上館をチョイスした事が裏目に出る。
山上館内の天海の湯、遥峰の湯に行くのは便利だが他の湯へ向かうには毎回エレベーターに
乗らなければならない。

浦島9 


1階の次は32階(笑) こんなレアなエレベーターが有る宿泊施設は他に無いのでは?
上りはそうでもないが一気に下ると気圧差で少し耳がおかしくなる。
このエレベーター以外には日本最長級、途中で眠たくなってしまうほどの激ロングエスカレーターがある。

浦島10 


しかもエレベーターを降りてからは果てしなく長い通路を歩かなければならない…
レンタルサイクルとか平面エスカレーターが有ったらなぁ…セグウェイでも良いぞ…

浦島11 


ただでさえデカイ浦島。
今回の湯巡りは毎回エレベーターと長い通路が追加になってしまった(疲)

浦島14


古い施設なのでバリアフリーとは無縁な館内では 杖をついたご年配の方も湯巡りしているのを見掛ける。
浦島へ訪れるなら健脚なうちが良いかとは思う…
ちなみに嫁はチェックインからチェックアウトまでの間に携帯の万歩計で1万歩以上を記録!!
壁面には宿側からの
「すみませんね。だだっ広くて。頑張って歩いてね~」的なメッセージが貼られている。

浦島15 


数年振りに全湯制覇してみた。
以前とは微妙に湯の配分、湯温が変わっていた所もあったので新しい発見も有った。

浦島16 


やはり鉄板は頭上で鳩が鳴いている海沿いの洞窟温泉忘帰洞
鍾乳洞の様な天井へと続く柱に鳩が居るのが分かりますか?
この鳩、喉が渇いたのか下へ降りてきて湯船の温泉を飲んでました(笑)

P3262293.jpg 


山上館、本館から一番遠い玄武洞
この玄武洞の海の真横の小さな湯船と玄武洞へ向かう途中の磯の湯の手前浴槽は浦島へ訪れたなら
絶対に入った方が良いと思う。
忘帰洞をはじめ大体の湯は白濁していて硫黄臭がするが上記2つの湯船のみ湯の色は
少し緑がかった透明、しかしながら硫黄臭は白濁湯よりキツイ。
おそらく泉質が特に濃いのだろう。

浦島13 


忘帰洞、玄武洞共に海に面した洞窟風呂なので鳩以外にも温厚で無害なゴキブリではないヤツが居る事ぐらいは
大目に見て欲しい。

浦島12 


翌日、チェックアウト後は無人販売所でお持ち帰り用のマグロ、カツオの生ぶし、
マグロの煮付けを買い湯の峰温泉へ立ち寄って温泉を汲む。
中辺路を通り抜けて上富田から阪和道へ。今回の旅は紀伊半島一周コースだ。
もちろん有田で寄り道して釜揚げしらすと紀州産の米を購入!
大阪から勝浦へは阪和道⇒中辺路⇒新宮ルートが時間的にも道路事情的にも走り易いと結論。

浦島17 


帰宅後、湯の峰温泉の温泉で炊いた紀州米に釜揚げしらすを贅沢に敷きつめる。
さらに盛り上げた釜揚げしらすを大量のマグロで縁取り。
天辺に南高梅を飾り付ければ「悶絶紀伊半島一周丼」出来上がりである!!

浦島18 



残念ながら今回の旅、年度末で「ふるさと旅行券」は終わってしまった。
2015年度、地方創生事業の一環と言う名の「高速どこまで乗っても1000円」と同種のバラ撒き政策だったわけだが
上手く使えば宿泊代金が半額になったので我が家は例年の倍近いペースで温泉へ出掛ける事が出来た。
こんなバラ撒き政策に頼らずとも頻繁に温泉へ出掛けられるぐらい日本経済が良くなる事を望む…












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奥飛騨温泉狂物語 最終章? 年末年始編

 2016-01-04
本年も恒例の番外編よりスタートです!

12月28日で何とか仕事を納め、29日、渋滞回避のため早朝より名神⇒東海北陸道を経て飛騨高山へ到着。
いつもならそのまま奥飛騨温泉郷エリアへ直行しますが今回は訳あって高山市内へ寄り道です。
早い話が時間調整の為なんですけどね。

高山市内にて帰り道、元旦より営業しているスーパーを探し(帰りに地元食材を買い込む為)、
地元のホームセンター&靴屋をハシゴ。目的はスノーブーツを購入する為だ。

で、購入したのがDUNLOP MOTORSPORT ドルマン G304!お値段5000円ちょっと(笑)
何でスノーブーツがモータースポーツ枠なのかは全く分からない(笑)
しかしドルマンってネーミングはどこかしら強そう?ではないか!
何しろタイヤメーカー、スタッドレスでも一流製品を製造しているダンロップだ。
安心出来る?っぽくないすか?

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スノーブーツ(防寒ブーツ)を持っていなかったわけではなくKEENのWINTERPORTⅡも持参してきている。
が、KEENはシェル部がしっかりとした作り込みなので履く時に毎回しゃがみこむ必要があり面倒だ。
そして足首の自由度が硬いので個人的には長時間の運転に使えない。
対してドルマンは立ったまま足を突っ込めば履ける=ズボラ履きが可能でペナペナの合皮のシェルは
足首の自由度が高い。

KEENは防寒性に優れたブーツだが今回の旅の様に脱いで温泉⇒履いて運転⇒温泉⇒運転には不都合だった。
加えて底面のゴムの硬さ、形状が圧雪路や凍結路でのグリップにイマイチ不安でもある。
大阪でも積雪地域用のスノーブーツを探してはみたがノースやコロンビアも値段が高いだけでグリップ性能は
期待出来ない底面だった。
やはりこの手の買い物は雪国当地で探すのがベストだと思う。

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底面の比較。
ドルマンの方がブロック表面にスタッドレスタイヤの如くサイプ(溝)が有る。そしてゴム質が少し柔らかい。
事実、後に半凍結路では嫁の履くウインターポートよりドルマンの方が滑り難かった。さすがダンロップ!!

やはり完全な凍結路ではズルズル滑ったがこれはスタッドレスタイヤと同じく仕方ない事だと思う。
ちなみに靴屋店内でオシャレ系スノーブーツの代名詞、SORELとも底面の滑り具合を比べたがドルマンの
圧勝だった。
ドルマンは今回の旅だけではなく冬季の船釣りにも使う予定なのでツルツル面=船上デッキでのグリップ性能も
重視した。

ちなみに言うまでも無く防寒性能は一流メーカーに及ばない(笑)
内部にはボアらしき物が貼られてはいるが厚みも無くシェル部はペナペナなので。
そりゃぁ値段相応ってヤツですよ…

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そうこうしている内に時間は昼食時になった。
今回チョイスしたのは「宮川中華そば」。
フェイスブックや当ブログ用にネタ的な要素で選んだ事は言うまでもないだろう。

宮川中華1




宮川中華2


ラーメン並と焼き飯を注文。
これが意外だった!
高山ラーメンと言えば醤油ベースに細縮れ麺が定番。
ところが宮川中華そばは本場に在りながら魚介ベースのあっさり系スープに細ストレート麺なのだ。
が、口に含むとあっさりしているスープには深みがあり実に旨い。
結局スープはほぼ全て飲み干してしまう程だった。
焼き飯もチャーシューの焦がし具合が絶妙で地元客で混み合う店内の焼き飯注文率が高い理由が良く分かった。
期せずしてアタリ店を見付けてしまったかもしれない。

宮川中華3


持ち帰りや全国発送も行っている。
やはり地元の方以外にも宮川ファンは多いのだろう。

宮川中華4


そして今回の第1湯、荒城温泉 恵比須之湯へ到着。
この恵比須之湯は温泉マニアの間でも評価が高いのだが…
午後1時からの営業なのだ。
いつもは高山から奥飛騨エリアへ直行しているので時間が合わなかった。
帰り道でも午後1時には高山市内まで下山してしまっている。

今回高山市内で時間調整したのはここ恵比須之湯へ入る為である。
時間はちょうど午後1時、狙い通り一番湯を頂く。

恵比須1


源泉温度が低いため加温しているがこの手の加温湯は大抵熱過ぎる事が多いのでちょっと不安。

恵比須2


浴室へ入った瞬間、テンションが上がりまくる!

恵比須3


大量の抽出物で浴槽枠、床面が覆いつくされている!
ここまでインパクトの強い温泉は奈良の秘湯、入之波温泉 山鳩湯以来だ。

恵比須4


こちらは露天風呂。
奥に見えるのが約26℃の源泉浴槽。手前は40℃(実感では39度ぐらいで少しぬるめ)。内湯は42℃の表記。
源泉浴槽には少し足を入れてみたがさすがにこの季節では無理!
ちなみに嫁は40℃露天⇔源泉浴槽のループにハマり、結果として湯上りは車で嫁を待つ事になった。

恵比須5




メインで攻めるのはこの露天、浸かってみると上記の通り少しぬるめでサイコーな湯加減だ。
そして濃い。かなり濃い温泉だ。そりゃあれだけの抽出物も堆積するはずだ。
危険だ。非常に危険な湯だ。
長湯すれば気力、体力、日常のストレス、その全てを抜かれてしまう(笑)
そしてこの手の泉質は「熱の湯」、すなわちポカポカ感の持続性が高い。
湯上りに汗が引かずに薄着でいれば風邪をひくリスク大である。

長湯しない様に誓ったその時、一組の親子が入って来た。
「失礼します。」「あ、どーぞどーぞ」から始まる温泉トーク。
聞けば何と山口県から遠征されてきた温泉好きファミリーだった!
この後で高山で一泊、明日=30日=正に帰省ラッシュの最中に山口県へ帰るそうだ。
関西の渋滞迂回ルートを説明したり山口県、島根県の温泉トークで盛り上がっているうちに…
結局長湯してしまった。。。

恵比須6


予想通りポカポカを通り越して暑い…
外気温1℃だが車の窓を開けてTシャツ一丁で長湯している嫁を待つ。
すると地元のお爺ちゃんが入浴しにやって来た。
そのお爺ちゃんの足元は…
ダンロップ ドルマンG304だった!
この雪深い山奥のお爺ちゃんがドルマンを履いている。
やはり自分の選択は間違っていなかったと勝手に納得する(笑)

この後、予定ではいつもの中部縦貫道R158で奥飛騨へ向かうのではなく積雪も少ないので
R158と並走するR471へ抜けるつもりだったが恵比須之湯からR471へ向かう山道が冬季通行止め。
やむなくR158へ戻る。

R158では10月に訪れた際に気に入った川瀬豆腐店へ立ち寄る。

川瀬1


国道沿いではあるが見落としがちな小さな豆腐店だ。

川瀬2


店内?は完全に工場的な感じ。
店主はかなりご高齢なお爺ちゃんなので作業されていない時は相当大きな声で
「ごめんくださぁ~~い」「すいませぇ~~ん」と言わなければ買い物は出来ない。
この時は隣接するお宿まで嫁が出向いてようやくお爺ちゃん登場。
ちなみに店主のお爺ちゃんは商品についてかなり丁寧に説明してくれるが
ご高齢&方便?の為かその9割は何を言ってるか分からない…

川瀬3


目的はこの「味あげ」
おあげさんに醤油味が染み込んでいるのだ。
高山市内のスーパーでも古川屋なる地元ブランドの味あげが販売されているが川瀬豆腐店の方が肉厚で旨い。
道中つまみ食いするにもオススメだ。
今回は10月に訪れた時よりも味が薄めで食べやすかった。

川瀬4


ちなみに我が家ではこの味あげに溶けるチーズを載せてオーブントースターで
軽く焦げ目がつく程度に焼く。
最初に訪れた時にお爺ちゃんが教えてくれた食べ方なのだが実に旨い!
と言うかこのエリアで何度も宿泊しているが宿での食事に味あげが出て来た事が無い。
したがって正しい食べ方?地元の方がどう食しているのかは今も不明。
でも川瀬豆腐店ではいつも在庫僅少なので地元で大人気な商品なのは間違いないのだが…

川瀬5


川瀬豆腐店は元旦より営業しているとの事なので帰りに立ち寄る事が確定!

ちなみに川瀬豆腐店への三叉路には溢れそうな薪木をタウンエースNoahのリアゲートで塞いでいる
物置小屋があるので川瀬豆腐店の看板を見落としてもコレには気付くかもしれない(笑)

川瀬6


1泊目の宿、奥飛騨ガーデンホテル焼岳へ到着。
奥飛騨エリアでは珍しい巨大リゾートホテルだ。
別にリゾートホテルが好きなわけではないがココの「うぐいすの湯」=混浴露天風呂はHPを見る度に気になっていた。

焼岳1


部屋への通路端より何気に外を見ると…
こ、コレですか?「うぐいすの湯」……
ち、小さいやん… ちゅ、駐車場の真横ですか…
HPの写真を撮ったカメラマンはスゴ腕に違いない。

ちなみに混浴露天エリアは男女共に湯浴み着を着用なので女性の方も問題無く入浴出来ます。
駐車場の真横ですけどね…

焼岳2


そしてこちらは館内より一度外に出なければならない「天皇泉」。
この天皇泉が泉質は一番濃いらしいが…

焼岳3


まずは「うぐいすの湯」から攻める。
ん~~…確かにうぐいす色のお湯。悪くはないがとりわけ良いお湯でもない。
普通かなぁ…
と、思いつつ最奥部の洞窟風呂へ。

焼岳4


キタァ----!
湯温、泉質文句ナシ。
雰囲気もGOOD!
抽出物もガリガリ♬
ここの源泉はうぐいすの湯とは違う為か白濁したお湯はほんのり硫黄臭がした。
大好きな紀伊勝浦のホテル浦島のお湯を薄めた感じだろうか。
とにかく納得の湯船が見付かった事に安心する。

焼岳5


夜はホテル内敷地のライトアップをブラブラして湯冷まし。
道中も気になっていたが暖冬のおかげで去年の奥飛騨温泉郷激湯編の時よりも圧倒的に雪が少ない。
このイルミネーションを始めスキー場の関係者の方々は苦労されているのだろう。

焼岳6


夜にも入ったが翌朝「天皇泉」へ。
湯船に差し込む木漏れ日が気持ち良い。
確かに泉質は少しヌルヌルする感じでいわゆる美人の湯系だとは思う。
が、今までキテる温泉に浸かり慣れている自分にはとりわけ感動は無かった…

ここ天皇泉も混浴露天風呂ではあるが湯浴み着の着用、バスタオル禁止である。

焼岳7


しかも距離は有れど客室からは丸見え…
したがって混浴露天風呂とは言いつつも実質は男性専用露天風呂である。
何で湯浴み着NGにするんだろ?ホテル側の意図が理解できない。

焼岳8


12月30日。
チェックアウト後は奥飛騨エリアをウロウロしながら
立ち寄ったのは「槍の郷」。
ここで日帰り入浴する。

槍の郷1


事前チェックのうえ3つ有る貸切露天風呂のうち「山伏の湯」へ直行。

槍の郷2


脱衣所の柱には「温泉遺産」の焼印。

槍の郷3


ここ「山伏の湯」には
温泉ブランコが設置されているのだ!!
湯加減が良い。天気も良い。景色も良い。
絶好のブランコ日和だ!!!

槍の郷4


当然ブランコする。
中年のオサーンが真っ裸でブランコする。
いや、ココに来れば老若男女問わず誰しもがブランコするはずだ(笑)
えらくブランコ推しに書いているが露天風呂からの景観も素晴らしい事を付け加えておく。。。

槍の郷5


温泉ブランコを堪能してからは安房トンネルを抜けて奥飛騨エリアから離れ長野県へ入る。
ちなみに安房トンネル内が岐阜県・長野県の県境になる。

安房トンネルを抜けてすぐに左折、と言っても冬季は一般車両は通行止めの安房峠道。
この先のお宿への宿泊者車両のみが門番に通行止めゲートを開けてもらい通行を許可される。
R158、国道ではほとんど雪を見掛けなかったが山道に入った途端一変して完全な雪道になる。

中の湯1


雪道、圧雪路のうちはまだ良いが半透明な路面、凍結路になるとハンドルを持つ手とアクセルを踏む足が緊張する。

後に離れ湯へ送迎してくれた宿のご主人が大阪から来た我々(おそらく言葉使いで関西だと分かったのだろう)に
凍結路の恐ろしさを教えてくれるべくスタッドレスを履いた四駆のハイエースで強めのブレーキを踏んで
スタッドレスタイヤがロックしていても凍結路ではすぐに停車出来ない事を体験させてくれた。
自車はスバルのフルタイム四駆+大陸製格安スタッドレスだが怖い思いは一切しなかった。
宿のご主人が言うにはホ○ダの四駆はダメだよ…との事。要は普段はFF、前輪が滑ってから後輪が駆動する
街乗りパートタイム四駆は凍結路に弱いと言う事だ。パートタイム四駆でもクロカン車両、デフロック付きなら
全く問題ないだろう。
該当車両にお乗りの方、ゴメンナサイ。ただここの雪道、凍結路を知り尽くしたご主人はそう言ってました。

中の湯2


さて、2泊目の宿泊は9月にも宿泊した中の湯温泉旅館
当たり前だが9月とは全く風景が違う(笑)

中の湯3


個人的に中の湯=卜伝の湯(ぼくでん)である(笑)
チェックイン後、予約の空いた時間に先の四駆ハイエースで送って頂いた。
9月宿泊、10月立ち寄り、今回宿泊、今年は何度卜伝に訪れたのだろうか…
嫁とも記憶を辿ったが正確な回数は不明(笑)
兎にも角にも我が家お気に入りの温泉である。
湯温は熱め、1回の貸切入浴時間は30分、それでいて日帰り入浴料金は700円。
条件を考えれば好みではないはずだ。
でも何度も来てしまう。
お近くを訪れる機会があれば是非立ち寄って卜伝の湯を味わって欲しい。

今回は年末でもあり宿泊者が多く、卜伝も入浴者が多い為か前回よりは湯の花が少なかった。

中の湯4


湯冷ましに脱衣所の窓を開けて上高地の入り口、釜トンネルを望む。
暖冬とは言えどつららが立派!

中の湯5


上高地は冬季閉山。
それでもスノーシューを装備した本気の冬山トレッカーの多さに驚いた!
オンシーズンには上高地までバス、タクシーで手軽に訪れる事が出来るが今はこのトンネル入り口から
徒歩で向かうしか手段は無い。
9月にこのトンネル手前からバスで上高地を訪れたがトンネル内は長い上り坂である。
個人的にはエンジンの付いた乗り物以外で行こうなどと1ミクロンも思わない(笑)

中の湯6


中の湯はフロント横のロビーからの眺めも素晴らしい。
ロビーの窓から景色を眺めていると件のご主人が色々教えてくれる。
この雪山の麓が上高地だそうだ。
ロビーでは温かい「そば茶」が自由に飲めるので景色を眺めながら寛ぐにはサイコーの場所なのだ。
ココも中の湯の魅力の一つである。

中の湯7


卜伝、内湯、内湯併設露天風呂を堪能した頃には夕方。
夕焼けに染まる雪山をカメラやスマホで撮影する宿泊者でロビーは少し混雑していた。

中の湯8


夜も圧巻である。
画像はネオ一眼でシャッターを15~25秒開けて撮影したが肉眼ではおびただしい数の星が見える。
正に星が降り注ぐとはこの事か!

中の湯9



都会の光害だらけの空でも簡単に見付けられるオリオン座でさえ他の星に埋もれそうだ。
今回の旅は本当に天気に恵まれている。
何度も奥飛騨には来ているがこんな星空を宿から眺めるのは初めてかも。

中の湯10


翌朝、いよいよ2015年大晦日。
7時開湯の卜伝に予約を入れているので6時起床(笑)
でも中の湯は上高地トレッカーや雪山登山者の基地なので早朝でもロビーはチェックアウト客で賑わっている…

朝食後に内湯へ入り2015年の「中の湯納め」を完了(笑)

再び安房トンネルを抜け奥飛騨エリアへ戻る。

訪れたのは平湯民俗館に併設された「平湯の湯」

平湯1


新穂高の湯や荒神の湯と同じく寸志(2~300円程度)で入浴出来る公共浴場だ。

平湯2


民俗館併設なので趣のある佇まい。

平湯3


湯は茶褐色の濁り湯。
湯温も適温で長湯可能!
この地を訪れた方ならご存知だろうが奥飛騨観光の拠点、平湯バスターミナルの3Fにある日帰り入浴施設の
露天風呂と同じ泉質だと思う。
ただしバスターミナルの方は湯の色が少し薄く、微かにカルキ臭がした記憶がある。
泉質はこちらの方が上である。
トレッキング帰り等でガッツリ体を洗いたい場合はバスターミナル、純粋にお湯を愉しむには平湯の湯がオススメだ。

平湯4


今回の旅で天気が良ければ絶対に訪れたかった場所、「北アルプス大橋」へ。
実は滞在中何度も足を運んだが雲が掛かったりガスが発生したりで中々絶景には出会えなかった。
でも青空の元にそびえ立つ山々は拝む事が出来た。

北アルプス1



北アルプス2


雪の木立と新穂高ロープウェイ。
新穂高ロープウェイは以前、初夏にバツグンの天候の日に乗り、残雪残る穂高連峰を360°パノラマ絶景で味わった。
この天気なら山頂からは雪山のパノラマを存分に楽しめるだろう。
ただし恵比須之湯でご一緒した山口県からの遠征温泉マニアファミリーがロープウェイ山頂に居た時には
気温マイナス10℃だったそうな…

北アルプス3


車止めより奥には野生動物の足跡が…
この雪に閉ざされた季節、何を食べて生きているのだろうか…
北アルプス大橋への道中、道を横切るリスを見たがここで気配を消して待っていると
野生動物に遇えると思う。

北アルプス4



短い時間だったが雲とガスが消えれば山頂が見えた!

北アルプス5


他にも冬季は営業していない白骨温泉公共野天風呂
絶景を探しつつ寄り道しながらいよいよ年越しを迎える宿へ到着。

深山荘1


蒲田川を吊り橋で渡る温泉宿、奥飛騨温泉郷 新穂高温泉 深山荘である。

深山荘2


深山荘には男女内湯、女性専用露天1ヶ所、男性専用露天2ヶ所、混浴露天風呂1ヶ所、
そして貸切露天風呂が2ヶ所有る。

深山荘3


宿のイチ推しは河原に面したと言うか湯船の真横に川の流れる露天風呂群。

深山荘4


男性露天風呂入口。

深山荘5


男性露天風呂2段目と最下段の混浴露天風呂。

深山荘6


絶景の混浴露天風呂。
ここの混浴露天風呂は女性は湯浴み着を貸してもらえるが男性はタオル一丁で勝負なのだ!

深山荘7


もちろん川横の絶景露天風呂をお目当てに深山荘へ来たのだが
とりあえず2ヶ所ある貸切露天風呂をチェックする。

深山荘8


すると何てこったい!
「深山荘の湯」は湯温が高くて我が家的にはNGだったが
「湯ノサコの湯」は湯船が2つ有り、ぬるめとやや熱めの湯船で共に湯加減バッチリなのだ。

深山荘9


注湯口を見ても分かるのだが

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湯の花の量がかなり多い!
こんなお湯は湯の峰温泉 公衆浴場以来かもしれない。
湯の峰は湯温が熱過ぎてまともに浸かる事さえ出来なかったがこの湯ノサコの湯は長湯を愉しめる!
湯に浸かって熱くなれば湯船横の木の板を岩に渡したベンチで一休み&水分補給…その無限ループ♬

ちなみに宿横の露天風呂群や内風呂は源泉が違う為か湯の花は少ししか確認出来なかった。

はい。深山荘のメイン風呂は湯ノサコの湯に決定。
年越し風呂も湯ノサコの湯に決定。。

PC312143.jpg


そして2015年の終わり、年を越す瞬間、雪が舞う中で…

深山荘10


湯の花が舞う岩風呂に浸かりながら2016年を迎えました。

深山荘11

深山荘は内湯も含め各風呂場に「ビン以外の飲み物は持込み可能」の説明がありました。
たぶんアルコール類の持込みも可能なので雪見露天風呂で一杯やっちゃうのも可能かと。


明けて2016年元旦、大晦日の夜より降り続いた雪のせいですっかり冬景色になった山道を
下ります。

ラスト1


R158を下り川瀬豆腐店で「味あげ」と豆腐を買って振り向けば
晴れ渡った空の下、真っ白になった乗鞍岳が後ろ髪を引く…

P1010787.jpg



予定通り高山市内、「スーパーさとう」の元旦より営業している店舗で爆買い。(画像はその一部です)

しかし岐阜と言うか飛騨地方と言うか高山と言うかこのエリアは独特の食文化に溢れている。
朴葉味噌はメジャーだがその他にも漬物ステーキや「こもどうふ」、そしてメジャーなのかマイナーなのかは
分からないが地元では確実に人気の高い「味あげ」。
ネットで色々調べていると飛騨地方は「食のガラパゴス」との表現も見掛けた。
全く同感である。

四季の美しい景色、温泉だけではなく食も奥深い奥飛騨温泉郷、やはりサイコーだ!

ラスト3



東海北陸道へ乗る直前、あまりの景色に思わず路肩へ車を止めてしまった。


ラスト2



さて、タイトルにもある通り奥飛騨温泉郷を堪能し尽くす奥飛騨温泉狂物語は今回で最終章である。
趣向を凝らした露天風呂を持つ数々のお宿、風情溢れる公共露天風呂&野天風呂、
冬の名物、タルマかねこおり&青だる。残雪残る春の新穂高ロープウェイ…
奥飛騨エリアからは離れるが上高地の麓、卜伝の湯を有する中の湯、
今のところ温泉人生ベスト3に確実に入る乗鞍高原「せせらぎの湯」、
このエリアで気になる所は全て訪れたつもりである。

これまでの奥飛騨温泉狂物語を読んで頂いて奥飛騨に興味を持たれた方は
奥飛騨観光協会のHPをチェックしてみて下さい。
我が家は温泉メインですが皆さんなら他にも奥飛騨の魅力を見付ける事が出来るはずです。

あ、

もう奥飛騨に来ないってワケじゃないですよ(笑)

既に2月の祝日を軸に空いている奥飛騨の温泉宿探してるぐらいですから(笑)

ただし余程の新ネタに出会わなければ温泉ブログで奥飛騨温泉郷を書く事はないかもしれません。
皆さんも同じ温泉地のネタばかり見ても面白くないでしょ?


でもねぇ…


たぶんねぇ…


おそらくねぇ…


今年の年越しも奥飛騨温泉郷になるんじゃないかな(笑)


やっぱ雪見露天風呂はサイコーだわwww

P1010773.jpg




長文にお付き合い有難う御座いました。

本年も本筋のブログ、そして番外編ブログにお付き合い宜しくお願いします!!


あ、

トーンガレージも宜しくです!
本日5日より通常営業しております。





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番外編 秋の小阪温泉郷~乗鞍高原、温泉と紅葉を愉しむ。ありがとう「ふるさと旅行券」編

 2015-10-16
先週10月10日からの3連休、10日(土)は臨時休業を頂いてまたもや温泉へ出掛けてきました。


名神~東海北陸道、郡上八幡ICを経て今回の旅、第1湯目は南飛騨馬瀬川温泉、美輝の里、スパー美輝!


馬瀬1


もちろん山奥の施設なのでサルは珍しくないだろうが「ホンマにサル出るん?」ってぐらいの
立派なホテルへ併設した温泉でした。

馬瀬2


まずは露天。
特に匂いは感じられない透明な湯だがツルヌル系、所謂「美人の湯」って感じ。

馬瀬3


枕木の多い寝湯。
この寝湯に限らず他の浴槽も湯温はぬるめなので長湯出来る。

馬瀬4


個人的には珍しいと思ったのが「箱蒸し」
テレビで九州や東北の温泉地にあるのは見た事があるが近年訪れた温泉には無かった。
一部情報によればココの近所、岐阜の名湯、下呂温泉にも有るらしい。
しかしお気に入りの奥飛騨温泉郷や信州八ヶ岳エリアでは見た事は無い。

馬瀬5


要は個人用サウナみたいな物なのだがこの中に座り、表扉と首蓋を閉めると傍から見れば
箱の上に生首が載っている様に見える(笑)
馬瀬6



南飛騨を後にして下呂温泉を素通り…
国道41号線を北上、飛騨小坂で右折して山道を走る。
到着したのは小坂温泉郷!
濁河は以前も訪れたオススメの温泉地だが今回は下島温泉を攻める!

濁河を訪れた際に御嶽山の登山口駐車場で絶景を楽しんだがあの御嶽山がまさかあの様な噴火を
起こすとは…

下島1


さて、下島温泉、湯屋温泉共に「炭酸泉」推しである。
宿のすぐ近くの日帰り入浴施設、「ひめしゃがの湯」には飲泉場もある。
炭酸泉ゆえに口に含むとシュワシュワ?ってするらしいが毒見の為に嫁にチャレンジさせたところ
凄まじくブサイクな顔してたのでワシは遠慮しておいた(笑)
ちなみにシュワシュワ感はあまり無かったそうな…


下島3


ひめしゃがの湯には夜に訪れた。
宿泊した宿に「ひめしゃがの湯へ行く」と言えば150円の割引券を貰えたのでお得に入湯。
内部はこんな感じ↓(オフィシャルHPからのパクリ画像)

下島4

ここの源泉浴槽は湯温が約25℃。
熱湯(約40~41℃)で体を温めてからでなければチャレンジ出来なかった。
地元の方で賑わっていたが皆さん源泉浴槽はサウナ上がりの水風呂代わりに浸かっていた。

下島5



本日のお宿、「仙游館」。

仙1



ここの売りは宿泊棟とは別棟の混浴露天風呂!
女性専用時間もあるが基本混浴。ただし入口に他人のサンダルが有る時、すなわち先客が居る時は入浴を控える?
暗黙のルールが有るらしいがチェックイン時には何も説明は無かった。
また水着の着用やバスタオル巻きの可否の説明もナシ。
したがって女性が入浴するには結構根性が要るかと…
ちなみに我々はチェックイン一番乗りだったので安心して入浴させてもらった。

仙2


真下に清流の流れるマイナスイオンだらけの露天風呂なのだ!!

仙3


ここは岐阜県とは言え標高500m弱なので10月の前半では紅葉は一部のみ。
しかしながら川の流れる音のみを聞きながら入る露天風呂はサイコーである!
ちなみに対岸には登山道があるのでこれまた女性の入浴は難しいのかも…

仙4


温泉がドクドク湧き出しているが宿泊棟の内風呂は循環式らしく、この露天風呂が掛け流しなのかは不明。

仙5


宿泊棟の内風呂、男湯。
男湯のみ2つ浴槽があり小さい方の浴槽のみが無循環=加温のみの掛け流し?らしい。
湯温もぬるめで結局この小さな浴槽がこの宿でのメイン風呂になった。

仙6


大人なら6人ぐらいが浸かれる家族風呂。
空いていれば無料で貸し切れるので一人で贅沢に温泉を楽しむのも可能!

仙7


館内にも飲泉が…
もちろん飲まなかった(笑)
全ての湯船に浸かったが炭酸泉らしく肌に気泡が付く事は無かった…
でも泉質は決して悪くは無い。

仙8


夜間は先述のひめしゃがの湯にも出掛け(徒歩5分も掛からない)、内湯に入浴しては部屋の窓を開けて
湯冷ましし、体が冷えればまた入浴。この繰り返し…
個人的には十分満足出来る温泉宿だったと思う。
事前にここの口コミをチェックしていたら携帯電話の類が圏外との記述を見たがau、docomoは
普通に使えた。
近所にコンビニ等は無いし完全な山の中ではあるが川の流れる音しか聞こえない贅沢な時間を
味わった。

仙9


2日目。
下島温泉を後にしていつもの中部縦貫道=国道158号線へ向かう。
途中で麝香清水(じゃこうしみず)をポリタンクで汲む。

仙10


前回訪れてからわずか1ヶ月、またもや卜伝の湯♬♬♬

乗鞍1


もはやこの道を通る時には素通り出来ない温泉になってしまった(笑)

乗鞍2


前回入湯時よりほとんど時間が経っていないのにテンションが上がる(笑)

乗鞍3


あ~~これこれ。これなのよ。これぞ秘湯なのよ。
濃い硫黄の香りがたまらん!

乗鞍4


ちなみに湯船の底を掻くと大量の湯の花が舞い上がる!!

乗鞍5


あなたも一度入ってみませんか?
いや、温泉好きなら是非一度訪れて欲しい!!

乗鞍6


さて、卜伝の湯に骨抜きにされた体で安房トンネルを抜け、おサルさんに歓迎?されながら
乗鞍高原へ向かう。

乗鞍7


標高1500m、紅葉真っ盛り!


乗鞍8


更なる紅葉を求め?自家用車で到達可能な最高度地点、三本滝駐車場まで登る。
標高1800m、気温10℃以下、何故か子タヌキが(笑) 道端の側溝で遊んでいる…

乗鞍9


到着した日は生憎の天気模様だったが紅葉は十分楽しめた。
乗鞍10


で、当然体が冷える。

お約束の如く「せせらぎの湯」へ!

乗鞍11


毎回書くがココは最高である!

乗鞍12


近隣の白骨温泉より硫黄の香り、白濁具合は乗鞍の方が上だと思うのだが…

乗鞍13


そして2泊目のお宿、「ベルグハウス」
我が家には似合わないシャレオツなペンションである…

ベルグ1


全景は撮り忘れたがココのお風呂=温泉は宿泊棟とは別の小さな温泉棟にある。

PA120558.jpg


内湯。
大人2名も浸かれば満員かな?

ベルグ2


内湯とはパイプで繋がっている露天風呂。
こちらも小ぶりな浴槽だが泉質はバツグンである!
少しうぐいす色?に濁ったお湯は硫黄臭も濃い。

ベルグ3


画像が分かり辛くて申し訳ないが乗鞍高原には4つの源泉がある。
お気に入りの「せせらぎの湯」や日帰り入浴施設の「湯けむり館」は「のりくら温泉」。
白濁していて硫黄臭も強いオススメの温泉だ。
そしてここベルグハウスのお湯は「すずらん温泉」。
以前宿泊した乗鞍休暇村は「安曇乗鞍温泉」。休暇村は良い宿だが泉質はちょっとねぇ…
わさび沢温泉は未体験なのだが乗鞍でのオススメ温泉=源泉は「のりくら温泉」「すずらん温泉」という事になる。

ベルグ4


翌朝6時。
天気は回復したので朝焼けの景色を観るべく出掛ける。
気温は0℃だ…10月初旬なのに…
ライトダウンを持って来て大正解!

ベルグ5


朝焼けに染まる乗鞍!
訪れる前々日に初冠雪したとの事。

ベルグ6


朝焼けの乗鞍ともう一つ観たかったもの。
大カエデ。
まだ陽光が当たっていないので色合いが暗い…
ちなみにカエデはギタリスト・ベースストにはお馴染みの「メイプル」です。

ベルグ7


日が昇るにつれ乗鞍岳はより一層迫力が増す。

ベルグ8



結局大カエデはチェックアウトしてからもう一度向かった。
鮮やかな紅葉である!!

ベルグ9


実際にはこのスケール感。
手前の人と比べれば大きさが伝わるでしょうか?
残念ながらこの時には乗鞍岳は雲の中…

ベルグ10


いよいよ温泉三昧も終わりを迎え大阪へ帰るのだ(悲)
道中以前より気になっていた国道158号線沿いの豆腐屋へ立ち寄る。
残念ながら豆腐は売り切れだったので「味あげ」を買う。
このままきつねうどんに載せれるほど濃いめの味付けだが帰宅後にチーズを載せてオーブントースターで焼くと
美味かった!
次回は豆腐も買ってみたい。

ベルグ11


同じく158号線沿いの長寿水。
長寿出来る様な生活はしていないが汲んで帰る(笑)

ベルグ12


更にシーズン終了間際のトウモロコシ、大根、乗鞍ネギを買えば今回も荷物満載です(笑)


ベルグ13




道中の景色に思わず「おおぉ~~」と声が出てしまうこの季節に来年も訪れたいと思う。


ベルグ14


今回の旅は「ふるさと旅行券」を活用させて頂いた。
と、言うか「ふるさと旅行券」が無ければ仕事も忙しくなるこの時期には来なかったかと思う…
プレミアム商品券同様に宿泊料金が割引されるのだが2泊とも2食付で大人2名、
普通の宿に1泊する程度の値段で温泉三昧を楽しめた。


さて、次回の温泉三昧は年末年始奥飛騨温泉狂物語の予定である。

つーか今年もあと2ヶ月ちょっと…早いねぇ~1年経つのって。。。



















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日本最大級の露天風呂と秘湯洞窟風呂を堪能!奥飛騨温泉狂物語…長編

 2015-09-07

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番外編 名湯と庶民派マグロ旅。那智勝浦編

 2015-06-22
久々の番外編です!

まずは皆様にお詫びです。
先日20日(土)にお電話頂きましたお客様、申し訳ありませんでした。
告知無しにお休みさせて頂きました。
今日仕事に出て電話の不在着信が25件だったのを見て深く反省しております。
真に申し訳ありませんでした。

言い訳としましては現在リペアがさほど混雑していない事に加え個人的に最近「温泉禁断症状」を発症しておりました故に
急遽臨時休業とさせて頂きました。m(_ _)m



で、その6月20日(土)。
向かうは紀伊半島山中、大台ケ原。

今回のブログは以前アップした「南紀勝浦マグロ&温泉巡り」編とネタ的に重複する事を予めご了承下さい。


第一目的地は間違いなく関西圏泉質ベスト3に入るであろう入之波温泉(しおのは)山鳩湯。


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日帰り入浴開始時間の午前10時に到着したので一番風呂をゲット!

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上の内湯浴槽全体画像からも分かるが湯の注ぎ口周辺以外は表面に薄く膜がはっている。

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膜の正体はカルシウム成分なのだ!

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そっと足を入れるとこの通り。

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析出物の量もハンパないのだ!!
当然浴槽内壁面もこの有様なのでうっかり浴槽壁面に強く背中を当てるとエラい目に会う…

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新緑溢れる露天風呂。
この露天風呂にはただでさえ湯温の低めの内湯からのオーバーフローした湯が注がれているので
体感温度は36~38℃ぐらいだろうか。
新緑の景色と木々の香りを愉しみながら長湯するのはサイコーである!

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※ちなみにこの入之波温泉、山奥であるが為に道中はかなりウネウネ道。
強烈に成分の濃い温泉なのでドライバーの方は長湯は避けた方が良いかもしれない…
前回訪問時は勝浦で散々入浴した後の帰り道だったので強烈な睡魔に襲われて大変だった…



入浴後は国道(一部酷道)169号線を抜けて熊野灘へと出る。
海岸線の42号線を走って辿り着いたのは那智勝浦。

勝浦と言えば…マグロだ!!

前回と同じセルフ販売所(無人販売所)を訪ねる。


が、


到着した時間が遅かった(それでも昼過ぎだぜ?)のか既に完売閉店(涙)


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が、



諦めきれずにウロウロしてたら前回は知らなかったお店を発見!!

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無事昼食確保!!
白飯は近所のスーパーにてゲット&電子レンジでチン済み。
そして今回は拘りの醤油とワサビを持参したのだ!

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早速海を眺めながらマグロ丼♬

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でも半分ぐらい食うとちょっと飽きてくる…(贅沢!!)

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ここで今回の新兵器にご登場願う。

バーナーを持ってきたのだよ( ̄∀ ̄*)

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そう。

バーナーで炙る!!

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生マグロの上に炙りマグロの2階建て丼!
当たり前だがウマイ(笑) 次回は何かしらの薬味を持ってこようと思ふ。

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まぁ普段あまり旅行されない方やお金持ちの皆様は町内に溢れんばかりのマグロ押しのお店で
お食事して下さい。マグロ以外にもイルカ(!)やクジラ料理も色々あるみたいですし。
我が家は激庶民なので海を眺めながら1パック200円のマグロの多数買いで十分幸せで御座います。
たぶんこのマグロは本マグロではなくビンチョウかキハダやと思います。
本マグロなら200円だとちょびっとしか買えないでしょう。
でもね、冷凍ではない新鮮な生マグロはツヤがあってモチモチしててサイコーっすよ!


さて、昼食後は宿へ。

このフザけた船で向かうのはホテル浦島だ。
総客室805室、収容可能人数3300名のマンモスホテルです。

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ここ那智勝浦にはホテル浦島の他にも系列の万清楼をはじめ中の島、勝浦御苑、湯快リゾートの
越ノ湯などメジャーな温泉宿がひしめいている。
ご予算に応じて宿のチョイスが可能だ。


が、



ウチは何たって泉質重視なのだ!


浦島には貸切風呂を除けば6カ所の温泉がある。

以前既に全湯制覇を成し遂げているので今回はお気に入りの温泉のみを堪能しまくる!

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まずは帰る事を忘れるほどの洞窟名湯、忘帰洞。

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中はこんな感じ。(オフィシャルHPより画像パクりました)
ちなみに柱の上部にはハトが居る(笑)
天然洞窟とは言え浴室内にハトが居る温泉は珍しいかと…
湯船に浸かって目を閉じているとたまに「プルップゥ~」って鳴き声がする。。。

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もう一つの洞窟温泉、玄武洞。

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2日目チェックアウト間際に行くと清掃時間が近い事もあり貸切り状態だった!
洞窟感がお分かり頂けるかと。

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この玄武洞の一番奥はほぼ波打ち際。って事よりも館内の白濁した他の温泉に比べて透明系。
薄く緑がかったお湯は間違いなく成分が一番濃い!
玄武だけではないですが浦島の温泉は昔遊んだ火薬鉄砲や花火の様な独特の匂いが体にまとわりつきます♪

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夕食はと言うと…

スタンダードな宿泊プランでは2食共バイキング形式なのですがあまり評判がよろしくないようで…

館内には屋台村(っても営業してるのはラーメン屋だけ)や飲食店があるので素泊まりでも全く困りません。
今回は昼にマグロは堪能してるの夕食はでラーメン屋で十分です。
もちろんお金さえだせばマグロづくし的な夕食プランもあるはずです…

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翌朝も入浴しまくって帰る前にはあのお店へ!




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そして帰宅したら夕食はまたもやマグロ積み丼&炙りマグロ(笑)
シラスと梅干載せてちょっとだけアレンジ♬

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さて、温泉も充電完了したので憂鬱な梅雨時期を乗り切ります!!

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謹賀新年! 今年も温泉ネタでスタ~トです!! 奥飛騨温泉郷激湯編

 2015-01-04
 本年も番外編を含め、当ブログを宜しくお願いします!


さて、年の瀬も迫った2014年12月30日、早朝より名神~東海北陸道で郡上八幡ICを降りる。

目的地へは高山まで高速を使うべきだがちょっと寄り道したかったので…

明宝スキー場を越えると途端に前車の轍の少なくなる「せせらぎ街道」を突き進む!

せせらぎ1


積雪がハンパなく既に道幅さえもよく分からない(笑)
雪国では「冬用ワイパー」なる物が必要だという事もよく分かった…
ワイパーのゴムが凍って窓の雪が残るので非常に見づらい…

せせらぎ3


スノーツリーのトンネルなんて大阪に住んでるとつい見とれてしまう。

せせらぎ2



目指すは道の駅「パスカル清見」。
どぉって事無い普通の道の駅なのだがココで売ってる物が目当てなのだ。

せせらぎ4


12月30日。何故かお客さんは自分だけ…

せせらぎ5


目的はコレ↓ 夏に購入して気に入り、お取り寄せまでしてしまった飛騨清見ソース!

せせらぎ6


広い駐車場はガラガラなのでちょっとアクセル開けて遊んでしまう♪♪

せせらぎ7


更にせせらぎ街道を進む。

せせらぎ8


長い下り坂では非常に分かり易いが非現実的な減速指示の看板(笑)

せせらぎ


高山よりR158、中部縦貫道へ合流し、いつものラーメン屋で2014年ラストの麺活。
夏の終わりに来た時には「風が涼しくて心地良いねぇ~」なんて言いながら食ってた高山ラーメンだが
今回はスープがぬる目だったのもあり多少寒気を感じながら食う。

せせらぎ9


上高地への玄関口、平湯バスターミナルも積まれた雪でよく見えない…

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宿へ向かう前にちょっと寄り道。
福地温泉の「青たる」!
ネットでは何度もチェックしていたが一度この目で見てみたかったのだ。

青たる1


青たる=氷の塊が一番大きくなる2月中旬にはお祭りも開催されるらしい。
まぁ2月なんて寒すぎて行こうって気にならないんだけどね…

青たる2



そして奥飛騨温泉郷へ到着!
いかにも「温泉来たゼェ~」って感じだな♪

山1


今宵のお宿は「穂高荘 山のホテル」。
ココをチョイスした理由は温泉&ナイスなお値段!(30日まではね。大晦日以降の宿泊はお値段が倍になるのよ…)

山2


山のホテルには「湯めぐり鉄道」がある…

山3


鉄道と言ってもケーブルカーなのだがコレで斜面を下ると

山4


幸せ駅に着く。
まぁ雪の中で温泉に浸かれるだけでも十分幸せなのだが(笑)


山6


そりゃ出るときゃ出るでしょうね…

山7



露天風呂入口。
ここには巨大混浴露天風呂、女性専用露天風呂、貸切(有料)露天風呂がある。

山8


巨大混浴露天風呂全景。(チェックアウト後、入浴時間終了時に撮影)
画像ではデカさが伝わらないだろうがかなり広い。
粉雪舞う中、贅沢な一時を味あわせてもらった(幸)
昼に入浴した時は湯加減もぬるめで長湯出来たが夜は熱くて即撤退。。。

山9


内湯に併設された露天風呂も雰囲気バツグン!
この露天は湯加減もバツグンで何度も入浴♪
 
山10


夜の雪見風呂はサイコーだ!!

PC300119.jpg 


湯冷ましにちょっと散歩。
道中の峠道で事故が有ったらしく、宿泊予定者が夜になっても到着せず、従業員が雪の降る中
ホテル前でずっと待っていたのには感心した。(が、ワシが到着した際の駐車場への案内は少しアフォだった)

山11



明けて31日、大晦日。
まずは近くの栃尾温泉へ立ち寄り。

荒神1


栃尾温泉の露天風呂、 「荒神の湯」

PC310187.jpg
荒神2


こんな素晴らしい野天風呂へ200円で入浴出来るとは管理して頂いている地元の方々へ感謝!


荒神3


先客は居たのだがその後は貸切状態!!

荒神4


湯加減サイコー!景色サイコー!!
いつまでも入ってられるサイコーの温泉でした!!!

荒神5


冬季閉鎖なのは分かっていたが夏の終わりに入った新穂高の湯を覗いてみようかと…
温泉へ向かう橋はガッツリ積雪…

PC310147.jpg 


湯船の周りの雪が溶けているって事はある程度の温度のお湯が張られてるって事でしょ?
入りたかったなぁ…

新穂高2


また新緑の季節に来ようかと思ふ…

新穂高1 



続いて向かったのは新平湯温泉にある「たるまこおり」!

たるま0


ここも福地温泉の「青たる」も夜にはLEDでライトアップされるらしいが昼間の天然の色合いを楽しむ。


たるま1



画像ではスケール感が伝わらないのが残念だ(ワシの撮影センスが足りないだけなのだが)
空や海は何で青いの?と同じ原理で青味がかった氷柱は言葉を忘れて見入ってしまう。

たるま2


↓ の写真撮るのに夢中になってるパーカー着ただけの薄着のオッサンと比較すれば
大きさが少しは分かるかな?

たるま3

ちなみにこの氷柱はスプリンクラーで水を撒いて作られている。
ピークは青たると同じく2月中旬だそうな。



たるま4



素晴らしい景観とは似つかわしくないモロパクリの工事看板。

PC310222.jpg



そして平湯温泉へ。

名物?「はんたい玉子

普通の温泉卵にしか見えないが何が「はんたい」なのか?

平1 

 
食ってみた。
絵面が汚いのはご勘弁を…

普通の茹で卵(半熟)は白身が硬く、黄身が柔らかいのだが「はんたい玉子」は白身がトロトロで
黄身がしっかりとした硬さなのだ。
旨かった!温泉たまご好きとしては調子こいてたら5個ぐらい食ってしまいそうだ!

平2


奥飛騨温泉郷のマンホールは「おこじょ」(イタチみたいなやつかな?)がデザインされている。
訪れる機会があれば是非マンホールを見てほしい(笑)


平3


2014年、大晦日のお宿は「平湯プリンスホテル」だ!!
略して平プリだ!!!
佇まいから分かるだろうが西武グループの展開するプリンスホテルとは全く関係無い(笑)


平4



ここ平プリには3カ所の無料貸切露天風呂がある。(冬季は2ヶ所のみ。)
内湯にも貸切家族風呂がある。

まずは露天その① デカい!大人15人ぐらいは浸かれそうだ!!

平5


露天その② ココもデカいぞ!!

平6



貸切露天風呂ゆえにハジけてしまう(笑)

が、2ヶ所とも湯温激熱なので長湯出来ず…

平7


貸切露天は激熱だったのに何故か内湯、内湯露天、貸切家族風呂はそれほどでもない。
中々の適温だ!

平8


内湯併設の露天は湯加減バッチリ!
ココで2014年を終える事に決定(笑)

平9


しかし平プリはプリンスってな豪華なネーミングなのに館内にはあまり活気(やる気)が無い…
土産物コーナーに至ってはこの有様だ(笑)

平10


誰が買う?
何の為に買う?

平11



ガッツリ商品説明しておきながら商品は違う…

平12


山奥のお宿のお約束?動物の剥製…

平13


屁ぇ~~そうなんだ。かめむしが多い年は大雪なんだ…

平14


日付が変わり、2015年元旦、その瞬間、露天風呂に居た。
新たなる1年の目標をしっかりと考え…ずに。
ダラァ~~と浸かってる間に年は明けた。。。

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2015年元旦。
初詣は平湯神社。
除雪はされているが誰も居ない…当然?おみくじも無い…
おまけに雪が被らぬ様に引き戸の奥に設置された賽銭箱へ100円を投げ入れるも箱から外れて
畳の上を転がっていった…
ヤヴァイのか?ワシの2015年…

平15


年末年始寒波により明らかに行きよりも雪が増え、完全に凍結した東海北陸道を抜け名神へ合流。
養老山が雪雲の帽子を被ってキレイだ!
「後は乾燥路、パッコ~ンと走って昼過ぎ~夕方前には大阪だな♪」なんて考えてた。この時は。。

帰路1



関ヶ原を越えた辺りから急激に渋滞し始める。
どうやら除雪車?がペースメーカーになっている様だ。
「何でやねん?アスファルト見えてるやん」なんて少し怒りを覚えながらトロトロ走ってようやく京都に入った頃…
雪が舞う。。。雪が積もりだす。。。

帰路2


大阪へ近付くにつれシャレにならんぐらい積もりだす…賽銭箱に100円入らんかったからか?

帰路3


高槻周辺では一部路面が凍結している所まで…
何で??雪国から大阪へ帰ってきてるんやで???
結局帰宅したのは夜。
名神は降りた直後に通行止め。
そりゃそうだ。至る所でスタッドレス履いて無い車がリタイヤしてた。もちろん事故も多発。
↓ コレ茨木だよ!茨木。あ~無事帰宅出来て良かった…

帰路4



今回は2シーズン目に突入した大陸製スタッドレス NEXEN WINGUARD SPORTで奥飛騨へ挑んだ。
雪国の方が見たら怒りそうなほど新品時でもショルダーも無ければ夏タイヤと変わらないぐらいの硬いスタッドレス(笑)

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なので保険でオートソックなるタイヤの靴下(笑)を用意していった。
大陸製スタッドレスが意外に良いのか自車が4駆なのが功を奏したのかは分からないが靴下の出番は全く無かった。
でも奥飛騨地域で夏タイヤにこの靴下を履いた大阪ナンバー車を2台見掛けたので一応使い物にはなるのだろう…
たぶん…

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ちなみに我が家の温泉旅行にはマストアイテムがある。
1リットルのペットボトルとマイサンダルだ。
ペットボトルは宿の中は乾燥しているし入浴回数も多いので喉が渇く。でも大体の温泉宿には
名水やウォーターサーバーがあるので補充が効く。
2リットルだと持ち運びが大変だし飲む時にも重い。なので1リットルのがベスト。
サンダルは素足で誰が履いたか分からないスリッパは嫌なので…
ちなみに新品に近いキレイなクロックスは海外からお越しの方に狙われるので要注意と以前他の宿の従業員
から聞いた事がある。
自分は裏面がデッキシューズの様なグリップのある釣り用サンダルを愛用。
コレだとツルツルした廊下でも滑らないから。
ちなみに嫁は年季が入って盗難の心配の無い状態のクロックスだ(笑)

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2015年。

毎年同じ事書いているのだが年末にはまた良い温泉を楽しめる様にガンバリます!!

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あ、そうそう。2日~4日は風邪ひいて寝込んでました(爆)


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2014年夏の終わり 秘湯にしか入らない旅 秘湯三原則とは?編

 2014-09-05

2014年夏の終わり 秘湯にしか入らない旅 秘湯三原則とは?編 の続きを読む

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秘湯&珍湯巡り岡山編 いつも通り画像だらけの長編です(笑)

 2014-06-23
温泉ネタ好きの皆様、お待たせ致しました!
本業のギター関連より断然アクセス数の伸びる番外編です!! 


今回は 岡山編で御座います。

ちょっと前になりますがお休みを頂いて出掛けてきました。

まずは中国道から米子道へ。
湯原インターで高速降りる。
そう。露天がメジャーな湯原温泉です。

でも、湯原は年末年始に雪見風呂を堪能したので今回は湯原近隣に広がる秘湯を目指します!


① 立ったまま入浴出来る温泉、真賀温泉。


湯原インターより国道を南下して約20分。

真賀1 



ホタルが生息するほどの清流のほとり、国道スグ横の断崖沿いにひっそりと温泉街が佇んでいます。

真賀2 



急な階段を上ると…
鄙びまくった日帰り温泉施設がある。

真賀3


真賀4 



家族湯もある。後から来たお客さん達は割と家族湯狙いが多かった。

真賀5 



普通湯なら入浴料は爆安!たったの150円!! 

真賀6 


目指すは入浴料250円、源泉元湯混浴の幕湯。
昔々、お殿様が垂れ幕を張って入浴したから幕湯だそうな。

真賀温泉の看板混浴風呂でもあるので入浴客(全てオヤジ。ワシもオヤジ。)が多く、
浴室内画像は撮れませんでしたが 看板横の写真の通り4人ぐらいしか浸かる事の出来ない小さな岩風呂でした。

でもね、

この幕湯

サイコーでしたわ!!

真賀7 

岩風呂の水深は立ったまま入浴出来る約1m半ぐらい、その底より湧き出した源泉がブッ刺さった竹筒を
通して湯面へドクドク湧き出している
どうやら目に効く温泉らしく、竹筒から湧き出す源泉に目を当てている方も居た。

仄暗い浴室、長湯に最適なぬるめの源泉、時間を忘れて溺湯したかったが一湯目で廃人になると先の温泉へ進めなくなる
ので30分程度で上がる。


この真賀温泉、
療養温泉番付で西の前頭3枚目なのだ!!
ちなみに以前、早朝より高速を爆走して入湯直後、湯船で熟睡してしまった山梨県の増冨温泉は東の前頭4枚目!

真賀8


真賀9 

次回真賀温泉を訪れる時は真賀一本に絞って本気で入湯しようと思ふ。





② 探すの一苦労…幻の温泉? 茅森温泉。

湯原インター方面へ戻ってから脇道に入る。

次に目指すは茅森温泉(かやもり温泉)だ!
ランドマークは↓の看板のみ。超マイナー温泉である。

この茅森温泉の先には名湯、郷緑温泉があるが郷緑までイッてしまうと湯原界隈で次回の楽しみが無くなるので
今回はパス=我慢。

茅森1 



静まり返った田舎道をゆっくり走りながら温泉を探すと…

斜面には墓地。

茅森2 


墓地の真下に湯船発見!!!

そう。茅森温泉は無料のマニア向け野天風呂なのだ!!!

茅森3 



が、


お湯無いやんけっ!!

茅森4 



ホースからはぬる湯がドッコンドッコン出てるのに…
正直勝手に汲んだろか…とは思ったが。

茅森5 


秘湯巡りには諦めが肝心である。
まぁ次回の宿題風呂とするか…
気を取り直して移動!





③ 超ヌルヌルの珍湯! 鏡野温泉。



米子道から中国道へ戻って院庄インターを降りる。
目指すはローヤルゼリーでお馴染みの山田養蜂場本社!の近く。

鏡野1 


人気の無い住宅街を迷う。
迷いながら辿り着いたのはプレス工場!

鏡野2 



何と鏡野温泉はプレス工場の敷地内にあるのだ!
元々はプレス工場の従業員用の温泉だったらしいが入浴する社員が少ないので一般開放したのだとか。


鏡野3 


鏡野4 



温泉建屋の真横では廃材がガンガン燃やされている

持ち込まれた?廃材を燃やして温泉を加温しているのだ!

何たるエコロジー!!

この温泉は原油価格の高騰とは無縁だな…

鏡野5 



男風呂は日曜の夕方前なのに貸切状態(笑)

鏡野6 


鏡野温泉、泉質のヌルヌルがハンパ無いっす!

湯船の底でお尻がスベッてしまうぐらいヌルヌル

カランからの湯も温泉なので頭洗ってたらリンスがちゃんと流せてるか
全く分からないぐらいヌルヌル


これで湯温がヌルかったら超最高やねんけどなぁ…42度ぐらいの高温だったので長湯は出来ず。。。



プレス工場直系っぽく洗い場はステンレス製です。

鏡野7 


小さいながら露天風呂もアリ。
田んぼから丸見えやけど…


鏡野8 



何故か施設内には犬用の温泉まで有りました。

鏡野9 

鏡野温泉は近年入った中では断トツにヌルヌル度高し!!
ん~冬場にまた来ようかな。





④ 湯も良ければメシも旨い! ”その日”の半月前、セナの泊まった旅館。
   湯郷温泉 ゆのごう館



更に中国道を逆戻りして美作インターを降りる。

美作三湯の一つ、湯郷温泉だ。


いゃ~1月にも来たんだけどね。また来ちゃった(笑)


目指すお宿は老舗の「ゆのごう館」

このお宿は温泉良し&メシ旨し!の文句ナシなのだ!
しかも料金お手頃?価格!!



で、到着したらまずは風呂(笑) 「まずは風呂」じゃなくて「またもや風呂」だな…

露天が画像では分かり難いですがデカイです。
超巨大風呂ではありませんが宿の施設の露天風呂としては大き目です。
しかも湯温がヌルめ。
なのでヌル湯で長湯派だけでなく小さなお子さん連れにもオススメの湯船です。

湯郷1 


内湯は小さ目ながら特に不満ナシ。
湯温は露天より熱め。

湯郷2 


このお宿は94年、TI英田でパシフィックグランプリが開催された時にアイルトン セナが宿泊した旅館なのです。

湯郷3 


アイルトン セナ メモリアルコーナーが有るんですよ!

湯郷5


湯郷6 


温泉マニア、F1マニア両方にオススメのお宿ですゼ。

湯郷7 



さて、晩ごはん。
バイキングスタイル夕食ではないお宿は久し振りだ(爆)

湯郷8 


お品書きが付いてる晩メシも超久し振りだ(笑)

湯郷9 


デカイ海老。
コイツがバイキングに居たら最低5尾は食うな。

湯郷10 


カレイの煮付けも旨し!!

湯郷11 


何で食事が美味しいかって?
ここの食事は和食の鉄人、大田忠道プロデュースでお弟子さん?が料理長!
詳しくは宿のHPを見て下さい。

白米も岡山県産らしいがやっぱり旨いのでついつい食べ過ぎる…


するとラストにフルーツ盛り合わせ爆弾が投下され、ついにギブアップ…
結局お部屋へお持ち帰り…

湯郷12 


実は今回湯郷へ来たのは温泉以外にもぅ一つ目的がある。

ホタルだ。

大阪近郊では年々数も減ったホタル。
ここまで来れば乱舞が見られるか??


湯郷13 



夕食後、宿より徒歩1分でホタル観賞ポイントへ到着。

居る!居る!!

めっちゃ飛んでますがな!!!

ま、写真には写らないんだけどね…
お伝え出来ないのが残念になるぐらいホタルは乱舞してました。

湯郷14 


ちなみに就寝前に露天でヌル湯を愉しんでると迷いホタル?が飛んでいた。

夜中に一人ぼっちの露天風呂でホタル。

贅沢な一時でしたわ!!


明けて朝食。

言うまでもなく旨い。

言うまでもなく食べ過ぎた。。

湯郷15 







⑤ 湯郷温泉の大本命! 療養泉! ここに入らずして湯郷は語れず。


今回の温泉巡りのラストは湯郷温泉の日帰り入浴施設である。

おそらく日帰りで湯郷温泉を訪れた方は↓の湯郷鷺温泉館に入るのだろう…

立派な温泉施設である。


療養1 


デカいピカチュウも来てるぐらいだから良い温泉施設なのでしょうね。

療養2 



でも狙いはその鷺温泉館ではないのだ。

本命はその隣の小じんまりとした村湯、療養泉!

療養3


療養4 



ココは湯郷温泉の元湯源泉真横
すなわち湯郷温泉の源泉が劣化する前に掛け流しで味わえる唯一の湯船なのだ!!

右側の小さい浴槽がヌルめの浴槽。 おそらく湯温は36~38℃ぐらいか?

超サイコーである!!

療養5 


洗い場は有るもののシャンプー・石けん類は一切使用禁止。
純粋に温泉を楽しむためだけの施設なのだ。

療養6


療養7 


あ~~大阪に帰りたくないよ~~(涙)

療養8 



療養泉に後ろ髪引かれながら帰阪…

ちなみに湯郷温泉は岡山県ですが岡山と聞くだけで大阪からは遠い?なんて思いがちですが
実は大阪から高速なら約150Km。
あの和歌山県、白浜温泉と距離は変わりません。
意外に近いんですよ…

なので岡山秘湯・珍湯巡りはまだまだ続きます(笑)

ん~次は秋ぐらいかな?
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番外編! 南紀勝浦マグロ&温泉巡り 3連休紀伊半島ほぼ一周激湯編! 

 2014-03-26
今回はギター関連より遥かにアクセスが増加する皆様ご期待の番外編です!

3月3連休、激務続きの体を癒すべく温泉巡りを決行。

とは言え初日の祝日はご来店予約も頂いていたので昼過ぎまで仕事。
ダッシュで帰宅して荷物と嫁を積み込んで阪和道を南紀方面へ爆走!

…高速はソコソコ良いペースで走れたのだが一般道が眠気を誘うノロノロペース(-д-;)

初日は大阪より本州最南端の地、串本まで激走しなければならないのに白浜過ぎた辺りで運転に飽きる ´д`

なので寄り道決定!


今回の旅の1湯目、リバージュスパひきがわ

画像では分かり難いが日が傾きかけた太平洋がキレイだ。
夕日を浴びながら露天… 運転疲れながらテンションが上がる!

日置川1 


ちなみにこの施設、以前釣りで南紀通い(キチガイレベル)だった頃、当時は国民宿舎?だったと記憶しているが
入湯した事はある。
ただ大昔なので泉質等はあまり記憶に無い。

日置川2 



串本までまだ道のりが長いので長湯は出来なかったが

サイコーの温泉である!!

32~38℃設定(←幅有り過ぎ)の源泉掛け流し浴槽と露天風呂を行ったり来たりで白飯3杯食えるぐらい
スバラシイ風呂だった!

泉質はいわゆる「美人の湯」系でツルヌル感バツグン。
かなり近所ネタになるが高槻は摂津峡、祥風苑や大江戸温泉物語、箕面スパーガーデンのヌルヌル系泉質が
合う方にはオススメである。
前者2湯がヌルヌル系ならココはツルヌル系になるかも。
いかんせん泉質、ロケーション共に文句ナシ!

泊まる。
いずれ絶対に宿泊して干からびるまで風呂に入ってやる。
(宿泊プランのお値段も手ごろだし)


そして後ろ髪を引かれる思いで残りの紀州路を風呂上りの眠気と闘いながら走り串本へ到着。
初日の宿は串本を訪れた人なら誰しもが知る大型ホテル。

ここの泉質は悪くはないがすでに何度も訪れているので完全に飽きている。
舐めると塩味がするいかにも海沿いの温泉って感じ。

温泉以外のアトラクションとしては浴室内部、湯船の手前まで全裸にスリッパと変態一歩手前みたいな恰好で
入浴方法に悩む大陸からお越しの宿泊客が観察出来る事だろうか…

って文句言いながらもチェックイン後と就寝前に2回入浴。


初日入湯数  3湯



明けて2日目、いよいよ目的地の南紀勝浦へ!

勝浦を訪れるのは初めてではないがやはりココはマグロの街なのだ。
熊野大社や那智の滝、熊野古道でメジャーだろうが個人的にはマグロと温泉で構成された田舎町だと思ふ。

早速温泉に入りたい所ではあるがまずは腹ごなし。

観光客目当ての地元食堂でマグロを食べるのもアリなのだが…

勝浦にはマグロの無人販売所があるのだ!

まずは本命ショップを訪れる。

勝浦1


看板のセンスが良い!


勝浦2 



コンテナを利用したお店なので壁にもイケてるペイントが書かれている。

勝浦2-2 



早速マグロを…
と思ったら…
Σ( ̄ロ ̄lll)
まだ昼前でっせ?
定休日ではなく「おしまい」ですか…

勝浦3

なので2軒目へ。

勝浦4 


有った!
たった2パックだけだが切り落としが残ってた!!
1パック200円!! 
勝浦5 


早速車内で開封♪
画像では伝わらないだろうが身にツヤが有り新鮮なマグロだと一目で分かる。

勝浦6 



勝浦へお越しの際は醤油とワサビをお忘れなく。

勝浦7 


ipadを食卓にして頂く(笑)

勝浦8 


ウマイ!
1パック200円なのにバツグンにウマイ!!
アツアツの白ご飯が無いのが非常に残念だ!!!

この時点で帰りに大量購入する事が決定する。



勝浦のマグロはまだ終わらない。
3連休の為かグルメイベントやってるではないか!

勝浦9 


名前に負けて買ってしまった(笑)

勝浦10 



にぎりや鯛めしを春巻きにして串にした物やマグロコロッケ。

勝浦11 




ロリータと一番ウマかったマグロカツ!

勝浦12 







さて、お腹も満たされたのでここらで温泉。


向かうは勝浦を代表する巨大温泉ホテル、ホテル浦島

陸続きなのに何故かこのふざけた面構えの船に乗って行くのだ。


浦島1 


日帰り入浴を手続きすると館内マップが貰える。
半島丸ごとホテルってなとんでもなく広い施設に6つの温泉がある。

以前宿泊した時に6湯全湯制覇しているので既に入りたい風呂は決まっている…

が、

大本命2つの洞窟温泉。片割れの忘帰洞は営業しているがもう一方の玄武洞がお掃除タイム( ◢д◣)

浦島2 


とりあえず忘帰洞に入ってから
高層階の遥峰の湯をチョイス。
遠くに那智の滝が見える。
だが泉質は悪くはないが洞窟風呂に及ばない…

浦島3


3湯目は前回泉質の濃さが気に入った滝の湯。

浦島4


見事な白濁具合は白骨温泉を思い出させる。

浦島5

ここ浦島の温泉は2大洞窟風呂をはじめ各風呂で微妙に泉質が異なる。
泉質の濃い2大洞窟風呂と滝の湯など濃い風呂に入った後、タオルでむやみに体を拭かずに自然乾燥させると
体が硫黄?ではなく火薬?の様な匂いになる。
もちろん温泉なので体は温まり、関節は柔らかくなるがあまりに長湯し過ぎると↓の様にハイになってしまうので
注意が必要だ。

浦島6 



そして2日目のお宿、庶民の味方=湯快リゾート越之湯へ。

ココは浦島の対岸なので泉質にも相当期待していたのだが…

海沿いの露天風呂の泉質が浦島の洞窟風呂を希釈した感じでかろうじて合格、
残りの風呂はオマケみたいなもんだな(-_-)

せめてもの救いは宿泊プランに貸切露天風呂が付いていた事だ。

越1 


温泉マニアとして長年の野望、「ハーゲンダッツ イン 露天風呂」を遂に実現!!

越2 


湯快リゾートは万が一風呂がハズレでもマッサージ機が無料なので好き。
食事はバイキング形式なのでキライな物を無理矢理食べなくても良いので好き。。
何と言っても庶民価格なのが一番好き。。。


2日目入湯数  8湯(浦島3湯、越之湯5湯)




翌朝早朝に目が覚める。

朝風呂に行く事も考えたが唯一お気に入りの浴槽は今朝から女風呂だ…

ヒマ。

なので持って来た双眼鏡で部屋から空を舞うトンビや鵜をピーピング
対岸の温泉天国、ホテル浦島を望郷の想いでピーピング
ついでに漁協をピーピング

ん?

何やら盛り上がっている…

マグロ1 


何やらいっぱい転がっている…

マグロ2 




着替えて車で行ってみた!

マグロのセリ開催中!!

マグロ3 


デカイ!

マグロ4 


ズラ~~っとマグロ。

マグロ5 


上から見るとフェリーへの積み込み待ちの輸出車みたいだ(笑)


マグロ6 


大きいキハダのセリが始まった。

マグロ7 



本マグロ、キハダ、ビンチョウ以外にカジキもある。角とシッポが無ければカジキに見えないかな?

マグロ8 


この変なヤツはアカマンボウ
ちなみにアカマンボウはマグロの代替種で回転すしで多用されているそうな。
そこの貴方が「くら寿司」でマグロだと思ってウハウハ食ってるのはコイツかもしれない…
特にネギトロ等の混ぜ物系によく入っているらしい…

マグロ9 


マグロの身にぽっかり空いた穴状のキズは鮫の仕業。
ここ勝浦に入るマグロは漁法がはえ縄なので仕掛けに食いついてからはあまり身動きが取れないのでサメに
やられてしまうのだ。
ちなみにジギングと言う釣法で掛かった魚が大型魚に食われる事を我々一線を越えたルアーマンは「チェンジフィッシュ」と呼ぶ。
沖縄や宮古でせっかく掛けたカンパチをイソマグロによぅヤラれたなぁ…
最近遠征行ってないなぁ…
石垣行きたいなぁ…

マグロ10 



一旦宿へ戻って朝食。
バイキングなのに珍しく?暴食しなかった。歳のせいか??


食後の一服は海を眺めながらゆっくりと…


しているヒマはない!


そう。


1パック200円のマグロを買いに行かなければ!!!




どどぉ~~んと鬼買いヽ( ´¬`)ノ

切り落とし・中落ち・冊 どれもこれも1パック200円!
新鮮なマグロが1パック200円!!
しかもウマイ!!!


これで心置きなく大阪へ帰れる…



マグロ11 

わけがない!

今日最終日は納得出来る温泉に入っていないのだ。

チェックアウト前に止む無くショボイ温泉に入るももはや女風呂となってしまったお気に入り湯船を堪能した
嫁が勝ち誇った顔をしている。

気に入らない。


なので大台ケ原ルート=紀伊半島ウネウネ山道ルートを激走。


到着したのは関西温泉マニアでは評価の高い湖畔に立つ秘湯、

入之波(しおのは)温泉 山鳩湯

山1 



浴室へ向かう途中に温泉汲み場がある。


山1-2 



茶褐色の温泉がドバドバ出ている!

山2


流れ出した温泉はそのまま隣のダム湖へ流れていく。

湯船の湯も同様にダム湖へ流れて(捨てられて)いく。

そう。

ここは「源泉掛け流し」ではなく「源泉垂れ流し」なのだ。

山3


抽出物でコテコテになった見事な浴槽!
しかもナイスなぬる湯!!
長湯注意!!!

山4 



浴槽内でうっかり強めに背中を当てると抽出物のイボイボで痛かったりする(笑)

山5


効能はこんな感じ。

山6 



彼女・嫁・おかん等のヒステリーにお悩みの貴殿、どうすか?ここの温泉…
あ?ウチ?
この効能はたぶんウソやな(;-A-;)_

山7 


さて、また温泉旅に行ける様に仕事ガンバリますわ!!

次回の番外編をお楽しみに!!


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番外編 年末年始は温泉浸かりまくって気が付けば正月休みは終わってしまった編

 2014-01-05
あけましておめでとうございます。

本年もトーンガレージを宜しくお願いします。


さて、新年1発目は恒例の番外編よりスタートです!


正月休みで頭もボケボケなので今回は時系列で書いてみます。


まだ仕事納めが終わっていない様な気がしてる(実際終わらなかったが終わった事にした)30日、
ガラガラの中国道を走りながら風呂は始まる…

<30日>

まずは西の露天風呂横綱とされている湯原温泉、砂湯へ。
米子道へ入るまでは普通の景色だったがトンネル1つ抜けると突然雪景色へ変わる。

砂湯1

砂湯2

当然チビリそうなぐらい寒いが西の横綱露天風呂には入らない訳にはいかないのだ!

砂湯3


再び米子道へ戻り蒜山高原へ。
完全に雪国である。

蒜山1


まずは昼食に全国的にもその名を知られたB級グルメ、蒜山やきそばを頂く。
感想: ん~~…結構普通かな…

蒜山2 


季節柄観光スポットはほぼクローズなので名水、塩釜冷泉の水を汲みに行ったぐらいで他は特にナシ。

蒜山4 


宿の温泉もごっつ普通だったので特筆すべき事もナシ。。

蒜山3 


それならば雪の高原道路を楽しもうかと思ったが道がナシ。。。

DSCN9751.jpg


夕食のバイキングを食べ過ぎて満腹感しか残らなかった蒜山高原。
爽やかな季節に再訪してみたいもんですな。


<31日>

いよいよ2013年も大晦日だ!

我が家の恒例行事、「末詣で」に向かう。

米子道で日本海へ抜け、山陰道でひたすら西進。

最近は遷宮、縁結びブーム?でテレビで見掛ける機会も多い出雲大社。
あと数時間後、年越しの頃には人で溢れるんでしょうね~。そんな混雑はご免なので我が家は末詣で(笑)

出雲1

2013年の懺悔と2014年のお詣りをする。
個人的には縁結びより円結びをお祈りしておいた。

出雲2

出雲と言えば出雲そば。
ついでにぜんざいも頂く。

出雲3

出雲を出たら引き返して山陰道を東進。

2013年ラストの温泉は皆生温泉なのだ!
宿は多少建物が古臭いぐらいで遠くに明峰、大山を望み、隣はソープランド&ラブホテル、
そして温泉神社という年越しにはバツグンの立地条件(笑)

皆生1 


ちなみに部屋は直前にグループでキャンセルが出たらしく、夫婦2人だけなのにかなり広い部屋だった。
こんなところで運を使うつもりはないのだが…

DSCN9762.jpg 


部屋はバカ広いのにテレビはパソコンのモニターぐらいのサイズ(笑)
テレビなんざ見ずに風呂入りまくれってか?

DSCN9760.jpg 



ここの宿は2種の源泉が湧いているので内風呂と露天で違った泉質が味わえるのが気に入った。

湯上りに2013年の夕暮れを眺めながら夕食バイキングへと腹調子を整える…

皆生2 



気持ち悪くなるぐらい夕食を食ったのに宿は年越しそばを振る舞ってきやがる。
気合いで食う…
そして年越しの瞬間は隣の温泉神社でカウントダウンイベント?に参加してました。

DSCN9765.jpg



<元旦>

皆生温泉ではお気に入りの饅頭を買う事も1つの目的だったのだが最寄りの販売店がまさかの閉店…
温泉近所のイオンでも販売している様だが元旦のイオンは間違いなくババ混みだろう。
なので高速使って米子⇒琴浦町の本店へと向かう!

皆生3 


画像で見る限りはごく普通の饅頭にしか見えないだろうがココの饅頭は防腐剤等の添加物を使っていないので
賞味期限が約3日、個人的には「生まんじゅう」とカテゴリーしている。

皆生4 



ここまで来ると帰阪路も温泉巡りに決定!

まずは三朝温泉。

三朝1 


ココも河原に無料露天風呂があるのだ!

三朝2
三朝3 


普通この手の露天風呂は湯温が熱めなのだが何故かここは激ヌルだったので短時間で入浴終了。

三朝4 


逆に足湯は全く浸けれないほど熱かった。
よく分からんなぁ三朝温泉…

三朝5


続いては羽合温泉。
そう。鳥取のワイハーだ。

ハワイ1 


温泉は大型ホテルの立ち寄り入浴で味わったがこれまた特筆すべき泉質ではない…
したがってアップする素材もトリンドルぐらいしかない……

ハワイ2

そんなこんなで湯あたり寸前で帰阪。
最近歳のせいなのか1日あたり6湯が限界か?なんて思う…


<2日>

ひたすら家でゴロゴロする。
休みは5日までだ。
このままゴロゴロしていてもただヒマなだけである。
最近長い休みが無いので時間の使い方が分からない(悲)


<3日>

で、やっぱり出掛ける事にする(笑)

一路和歌山方面へ!

まずは和歌山市内の名湯、花山温泉。

花山1

かなり自信有り気な温泉だ。

花山2

浴室内はこんな感じ。

花山3

確かに抽出物で縁はスゴイ事になってはいるが泉質は関西で言うところの金泉系。
したがって悪くはないが珍しくもない。
宿泊も可能な施設なので設備は整っているけど日帰り入浴料1000円はちっと高いな。

花山4


そして紀伊半島山中へ突入。

本日のメインイベント、「女神の湯」

女神1 


キャンプ場施設の中に温泉があるのだが…

女神2 


まず施設の入り口で大型ジャーマンシェパードの歓迎を受ける。
ただひたすら吠えられる。ずっと吠えられる。息が切れるまで吠えまくっている。

女神3 

IMG_0350.jpg 


この大型バカシェパードを調教しようとするヤツがいる。

女神4


が、反撃を食らい後ろ足で立つと自分より背が高く、ビビって腰が引ける(笑)

女神5 


浴室はまさかのポリバス!
実は事前調査でここの泉質は日本有数のヌルヌル系だと評価が高かったので相当期待していたが…
意外に普通。 ハズレの日に行ってしまったのか?

女神6


だがこの施設はバカ犬と期待外れの温泉だけではない。

女神7 


画像では分かり難いかもしれないが巨大なイヌワシさん。

女神8 


カメラ目線もバッチリだ!

女神9 


続いてはオオワシ! 

女神10
女神11

ちなみにイヌワシ、オオワシ共に安全な柵の中で飼われている(当たり前だな)が…
地面には元ニワトリと思われし残骸が散らばっている。
ポリバスで適当な泉質なのに日帰り入浴料が650円と山中の施設にしては高額な設定なのは彼らのランニングコスト
の為なのかもしれない。


まだ他にも居る。
オーナーのおばちゃんは「インコ」って言うてたが体長がゆうに50センチ以上あるオウム。

女神12

コイツは目が完全にイッちゃってるのであんまりかわいくない。

女神13

「女神の湯」はただの温泉ではない。
十分楽しめるアトラクションを伴った施設だと思ふ。

そしていつもの川湯温泉へ。
仙人風呂は混雑していたので夜に入る事にした。

川湯1 


河原の露天風呂が売りの川湯温泉だが宿の中の素朴な檜風呂が気に入っている。
湯温は多少熱めなのだが入浴客が多い夜間は少し温度が下がる。

川湯2 


系列ホテルの風呂も入れると3種の温泉が楽しめるので休む暇が無い(笑)

川湯3


<4日>

道の駅で餅を買って高速が混まないうちに帰宅。

DSCN9860.jpg


道の駅に立ち寄ると「よもぎ餅系」を買う習性があるのですが「あわ餅」も中々イケてた!

DSCN9859.jpg


<5日>

買ってきた餅食いながらゴロゴロしてこのブログ書いてるうちに正月休みは終わり。
ちなみに休み前より体重は3キロ弱ほど肥えました…


また明日から1年、気合い入れて仕事します!!


本年も番外編をご期待下さい(笑)
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番外編 初秋の信州温泉三昧&暴食の旅 (画像多し…でもサービスショット?もあるよ♪)ド暇な方は読んでみてね編

 2013-10-01
先週遅めの夏休みを頂き恒例の信州温泉三昧&ソースかつ丼聖地巡礼の旅へと出掛けてまいりました。


早朝より名神→中央道でまずはソースかつ丼の聖地、駒ヶ根へ。



駒ヶ根1
 


来店したのは前から目を付けていた喫茶ガロ
http://tabelog.com/nagano/A2006/A200602/20000041/
左がソースかつ丼(ノーマルです。大盛りではありません。)、右がミックス丼(通称アルプス丼)
駒ヶ根2 


フタの存在意義が不明。
でも食べる際にエビ&カツの置き場として重宝する。
駒ヶ根3 

温泉三昧 その① <増冨の湯>

食後に再び中央道を爆走して山梨県北杜市の山中へ…
増冨1

ここも前から気になっていた口コミ評価の高いラジウム泉。
今まで何度も八ヶ岳界隈まで訪れていたのにノーマークだったのが悔やまれる…
http://www.masutominoyu.com/
増冨2 

平日にも関わらず他にも入浴者が多数居たので画像はありませんが茶褐色に濁った湯は
25℃・30℃・35℃・37℃と温度別に湯船が分けられているので好みの温度でゆっくり浸かる事が出来ます。
35℃の湯船に浸かっていたら小一時間爆睡しちゃいました(´エ`;)
増冨3 

そして初日は八ヶ岳の麓で宿泊。
宿の風呂は特に特徴は無い単純泉ながら中国人観光客に囲まれてインターナショナルな気分を…
味わえない(´Д`)
八ヶ岳1 


温泉三昧 その② <中房温泉>

ここは完全に秘湯、いゃ秘境でした。
安曇野の山中奥深く、道中は完全山道。でも登山客の違法駐車が大都会並み。

しかしながら苦労してでも訪れたかった今回の旅の大本命温泉です。
http://www.nakabusa.com/
中房1

何たって標高1462m!
下界とは気温が約10℃違います!
この日は下界26℃、中房到着時は15℃!(夜は12℃…)
中房2 


この提灯、我が家にも欲しいです。
中房3 


ここは温泉の「質」にこだわっているので熱い源泉の温度を下げるのに加水するのではなく
自然に温度を下げる工夫がなされています。
ここまで本気で湯の質にこだわる宿が他にあるでしょうか?
中房4 


飲泉場には豊富な冷たい湧き水が垂れ流し…
ちなみにこの湧き水、クセが無くてメチャクチャ美味い!
チェックアウト時に持参したペットボトルで12リットルお持ち帰り(笑)
中房5 


自由に食べて良いキュウリがガッツリ冷えてます!
上の写真の飲泉場看板の下のケースにはキュウリ味付け用の味噌が入ってます。
中房6 


さて、お部屋です。
完全に「昭和」、いや明治・大正か?ってなぐらいにキテます!
他の宿にはたいてい有るモノが無い。
そう。エアコンです。
そりゃ夏は涼しいし冬は休業しちゃうので要りませんわな~
DSCN8980.jpg 


ここは風呂場が異常に多いのでチェックイン時に風呂マップが渡されます。
基本混浴の宿ですが時間帯によっては女性専用になる風呂もあるので入湯順を入念に計画しなければなりません。
中房7 


さっそく風呂!!
と、行きたいところですが昼食がまだなので。
中房8 


温泉卵場で持参した卵と道中大人買いした激旨トウモロコシを茹でちゃう。
中房9 


茹で上がるのを待つ間、周りを散策してたら木から蛇口が出てました…たぶんカブトムシ用の蜜が出るのでしょう…
ではなく至る所で湧き水が出るだけなんですけどね。
中房10 


古めかしい神社が!
「逆さ目」は珍しい。
中房11 


そして運動不足の体にムチ打って何故か山道を上がります(疲)
数多くの温泉が湧いているので山の中でも色んな所で湯気が上がってます。
中房11-2 


急こう配でゼェゼェ息切れ…死に掛けながら山道を登ること約15分、「焼山」へ到着。
今後の人生で「登山」をする事は絶対に有り得ません!
中房12 


ここは温泉の地熱で色んな食材を「蒸す」事が出来ます。
中房12-2 


早速持参した食材をネット入れて穴掘って埋めます。
くまモンが変なポーズとってるのは無視して下さい。
中房13 


持参した食材。
調味料も抜かりなし!
中房14 


下で茹でた温泉たまごとトウモロコシも一緒に食べますねん♪
中房15 


焼山を下ると涼しいとは言え汗ダク。

で、向かった先は「温泉プール」(笑)
温水プールではなく温泉プール!
中房17 


プールなんですけどね、
無いんですよ。
脱衣所が。
中房18 


完全オープンスペースで真っ裸になるのはかなり気合が要りました…
真っ昼間に真っ裸でプールで泳ぐのも気合い要りますけどね。
しかしここで自分の中の何かが覚醒する…
中房19 


もちろん夜も泳げます!
夜なので水着着てるヤツがいますがココは原則水着禁止の混浴施設です。
湯温はたぶん33~34℃くらい?なので長時間浸かってものぼせない!
でもね、底は泉質?コケが生えてる?のかヌルヌルでした…
中房19-2 




そしてプールのちょっと先にはこれまた評価の高い風呂があります。

ほんの目と鼻の先の距離です。



なのに服着るのか?



いや、面倒だろ…



なので「ここは大阪ではない」理論で治外法権発動!

真っ裸にサンダルのオッサン(爆)
中房20 




真っ裸で到着!

これが「根っこ風呂」です。

大木の根の部分をくり抜いて風呂になってます!
そんじょそこらのスーパー銭湯の壺湯とは風格が違うゼ!!
中房21 


だぁ~~~サイコ~~~~!!!
中房22 


IT部長はここがお気に入りになった様で夜にも入ってました。
正面画像をご希望の方はトーンガレージで高額のリペアをご用命下さい。(ウソ)
中房23 




続いて館内の風呂へ。
山中の古い宿なので趣がありますねぇ~
中房24 



この宿のイチオシ!
「不老線」
老けてきた今だからこそ不老泉!!
中房25 



雰囲気バツグンですわ(o´∀`o)
湯温も他の風呂と比べればヌルめなのでチェックアウトまで4回入りました(笑)
中房26 


この札をウチの風呂場にも付けたい…
中房26-2 


風呂上りにブラブラしてたらこんなのもありました。
中房27 


夕暮れ時、夕食の準備の匂いが自然の匂いと混ざって静かな時間が流れてました。
何も考えずにボォ~っと出来たのは久し振り。
中房28 


夕食前にもう一っ風呂!
今度は貸切風呂の一つ、「滝の湯」です。
中房29 

いゃ~おっちゃん腰痛持ちだからねぇ~~
中房30 


そして夕食。

基本登山者が中心の山小屋みたいな宿なので非常に質素。

質素なのは構わないがキノコ嫌い、山菜あんまり好きじゃないワシには
病院のメシみたいなメニューだった…

でも、白米はウマかったです!!
次回はご飯の友を持参します…
中房31 


すっかり夜になったので「月見の湯」
写真には映らなかったけど満天の夜空と中秋の満月を少し越えた明るい月がキレイでした。
画像は無いですが地熱を利用してただ板の上に寝転ぶ「地熱風呂」でも夜空を堪能。
中房32 


「足湯」も明かりが灯って風情があります。
この後も日付が変わるまで色んな温泉を楽しみました!
なんたって他の宿泊客の大多数は登山者、したがって皆さん就寝が早い→風呂ガラガラ!だったから。
中房33 

朝食。
晩メシよりゃマシ?かと思ったのだが…
中房34 

当然チェックアウトまで残された時間も温泉三昧!
ここは「白滝の湯」
湯船が3段階になっているが一番最下層でもちょっと熱め。
中房35 


大正ロマン漂う「御座の湯」
中房36 

明るい時間帯でもうっそうとした雰囲気…
湯は熱め。
中房37 

「大浴場」
ここも不老泉とおなじぐらいの湯温で入り易かった!
中房38 

「岩風呂」
中央の石積みからお湯が湧いてます。
中房39 


そんなこんなで何回入浴したかも分からない中房温泉。
相当頑張ったが結局「全湯制覇」は出来なかった…
また来ます。絶対来ます。。来年来ます!!!
中房40 

温泉三昧 その③ <乗鞍高原 無料温泉 せせらぎの湯>


そして3日目は乗鞍高原へ移動。
すでに風呂入る気満々でハイテンションなヤツが居る…
乗鞍1 


実は乗鞍に来たのには理由がある。
高原へと続く道のほとりに小さな遊歩道が…
乗鞍2 

遊歩道にひっそりと立てられた看板。
乗鞍2-2 


その先には温泉小屋!! 「せせらぎの湯」
ここは何とタダで入れる温泉なのだ!!!
乗鞍3 

たぶん近所の全国的にも有名な白骨温泉よりも白いお湯。
無料浴場なのにキレイに清掃されている。
地元の方に感謝!
乗鞍4 


注ぎ口にも湯の花がコッテリだ!!
湯船に浸かって足で底をかき回すと湯の花が湯船中に舞う…
これまたサイコーだ!!
乗鞍5 


乗鞍でのお宿の楽しみは意外にも食事だったりする。
ビュッフェスタイルながら何を食べてもウマイのである。
ハイカロリーノーヘルシーな夕食を堪能する(笑)
乗鞍6 


だってさぁ、ステーキだぜ、ステーキ!
乗鞍7 

しかも肉質、焼き具合共にビュッフェレベルを超越してるんだから!
食後に温泉で体重計に乗ったら旅行前より2キロ肥えてました(´-ω-`;)
乗鞍8 


そして夕食後も件のタダ温泉へ。
まだ消灯には余裕があるはずなのにのんびり浸かってたら突然消灯した(笑)
暗闇の白湯ってのもオツでしたがちょっと焦りましたわ!
乗鞍9 


朝食も文句ナシ!
朝食後の風呂場では怖くて体重計に乗れなかった(爆)
乗鞍10 


帰りは飛騨高山へ抜ける中部縦貫道。
道中にこの旅の〆、高山ラーメン!画像は食べてる途中です(笑)
乗鞍11 


今回もまぁまぁ爆走!
例年よりは少な目ですが。
ラスト2 


この景色を眺める為にまた1年頑張ります!
また温泉三昧を夢見るいつもの日常が始まります…
あぁ~老後は釣りに飽きてたら信州に住みたいなぁ~…夏の間だけ。
ラスト1
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番外編 春の紀伊山中 源泉で「温泉たまご」作りに挑む!⇒失敗…編

 2013-04-04
今回は久々の番外編です。

先日お休みを頂き、年末にも訪れた紀伊山中の温泉へ。
奈良は五條より山道へ入ったのでウネウネの道中はチンタラ走るダンプカーや花見目当てのファミリーカーが多く、改めて過給機付きの車で良かったと燃費の悪さを正当化してみます…
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まずは十津川温泉!
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日帰り温泉も数ヶ所ありますが今回は先の道のりも長いので国道沿いの「庵の湯」をチョイス!
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泉質は特筆すべき湯ではないが何たって十津川温泉は全泉「源泉掛け流し宣言」しているのだ。
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朝10時開泉直後を狙ったので当然1番風呂♪
湯船は少し小振りながらも湯船内には排水口も無く、オーバーフローしたお湯が湯船から垂れ流しなので
源泉掛け流しは間違いない。
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湯船に浸かりながら少しだけ見える桜を楽しむ…オレはいつからこんなジジィみたいな事を書く様になってしまったのか…
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風呂上りは本気で花見♪
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鍋の具材?もお花見してます。
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そして山道を更に突き進んで川湯温泉へ。
天気も良いので川辺の「道から丸見えやんけ!天然温泉(無料)」へ。
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この川辺の露天風呂は源泉そのままなのでかなり熱いが川の水をポンプで自由に加水出来るので
自分好みの温度に調節可能!!
しかも入浴者はオレだけだ!!!
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ここは豊中でもなければ東淀川区でもないし大阪府でもない。
なので治外法権メンタリズムが起動!
要は「どうせ知り合いにゃ会わないから見られても平気モード」って事である。
女性であるのは仕方無いがIT部長はビビって足湯だけに留まる。(マイナス5ポイント)
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そして夜は本命の湯の峰温泉へ!
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実は今回の湯の峰温泉はリベンジである。
年末訪れた際に僅か130円の差額をケチり、一般浴場に入ったのだが泉質では上をゆく「薬湯」が
後ほど検索すると高評価だったのでかなり悔しい思いをした。
これは紀伊山中で繋がらないイーモバイルのポケットWi-Fiにも責任の一端があると思ふ。
前回現場で検索していればこんなリベンジ入泉に訪れなくとも済んだのに。。。
そして↓が薬湯である。
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浴室内は硫黄臭と昭和レトロのかほりが充満している。
言うまでもなく泉質はサイコーだ!
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温泉ながら世界遺産に登録された「つぼ湯」にもいつの日か入ってみたい…
…でも湯温がかなり熱い?らしいので入浴料の元を取る自信が無い…
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更に今回は源泉で作る温野菜や「温泉たまご」も目的だったりする♪
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ここで活躍するのはコーナンで30円で買った網袋なのだ!
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茹でた食材を宿に持ち帰る。
本来観葉植物であるブロッコリーなんざ茹でた不届き者が居る…(マイナス50ポイント)
しかもマヨネーズ持参とは用意周到な確信犯だ!(更にマイナス50ポイント)

じゃがいもと温泉たまごは「おぢか塩」で高尚に頂くのだ!!
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早速大本命の温泉たまご。

生卵のごとく慎重に割ると、





ちょっと柔らか目のゆで卵だった…
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そう。
余熱を忘れてました…
おそらく茹で上がった時には思い描いた「温泉たまご」だったでしょうがアゲアゲで宿に戻るうちに
余熱で「温泉ゆでたまご」になってしまってました…   残念…


でも第二の本命はご当地マイナーグルメの「こんにゃくいなり」。
相変わらず病み付きになるピリ辛具合がウマイ!
パッケージ内で片寄ってしまっているのが山道の横Gの激しさを物語っています…(ウソ)
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で、宿の温泉も堪能して
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ラストは熊野大社本宮の見事な大鳥居と桜!!
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はぁ…(疲)

次回は温泉たまごのリベンジに走るとしますか…

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新年あけましておめでとうございます。 2012~2013年越し温泉編

 2013-01-02
新年あけましておめでとうございます。
本年もトーンガレージを宜しくお願いします。

さて、昨年末何とか仕事納めしてから2012年の垢落とし、2013年の英気を養うべく近場ではありますが
温泉へ出向いてきました。
当初の予定では大晦日~元旦での日程でしたが30日にあまりにも激安の宿をネットで見付けたので
「大そうじ」と言うどうでもエェ段取りを「無かった事」にして出発です!

まずは河原を掘れば温泉が湧きだす「川湯温泉」へ。
豪雨の中、高速と下道を激走して到着。

名物「仙人風呂」
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お宿の内湯
小さいながらほのかに檜のかほりがして情緒ありました。
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そして本命の混浴露天風呂
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女性は入浴用の「温泉浴衣」を着用しますが自分を含むオッサン連中は基本丸出しです。
身内はまだしも全く見ず知らずの他人(女性)にも見られちゃいます…
見たくはないでしょうが…

夜になっても入浴欲は止まりません!
川湯温泉の近所、「湯の峰温泉」へナイトドライブ♪
評価の高い温泉なので期待は膨らみます。
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いかにも「山間の温泉」的な鄙びた感じがイケてます!
昼間なら卵と野菜持ってきたのに…
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(文字が所々無くなってますが気を抜けばせっかく作った温泉卵をカラスにパクられるって事への注意喚起です)

いざ入浴!
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あ あ あ あ 熱い!!!

しかしながら泉質はかなり濃厚!

「湯の花」の量がハンパない!!!
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誰かがトイレットペーパーを1ロール湯船に放り込んだのか?ってぐらいである。

あぁ~これで湯温がヌルければMy人生ベスト温泉にランクイン確定なのだが…

そして翌日の大晦日は熊野大社本宮へ「末詣で」
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こんな所「初詣で」は確実にババ混みであろう。
メジャー系神社は「末詣で」に限る。
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IT部長は2012年の業を山伏へ懺悔していた…
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ここ熊野大社は神の遣いである八咫烏が祭られている。
なでしこジャパンの活躍やワールドカップも近いので盛り上がりも尚更でした。
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いゃいゃ我々は神社仏閣を訪れる為にココまで来たわけではない!

本来の目的へ戻るとする。

続いてはホームセンター「コーナン」で目にする機会の多い「渡良瀬温泉」
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「西日本最大級の露天風呂」が「売り」らしいが…
そんなにデカくはないような…
コーナンが経営しているだけあって随所で目にする備品類はコーナンオリジナルブランドだったので
ここまで遠くに来ているのに距離感をあまり感じない。

そして年越しの宿、白浜温泉へ。

部屋の窓からは資本主義の権化、ホテル川久。
宿泊したいとは思わないが風呂は見てみたい気がする。
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年越しは当然風呂で迎えて元旦も朝から入浴。

3日間に渡る温泉入りまくりツアーも12入湯で満足し、
今回の旅も終わりが近づき部屋で荷造りを始めると、

38歳のIT部長が「まだ帰りたくない!」とダダをこねる。
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元旦から疲れてしまいましたが

本年もよろしくおねがいします。




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エビフライと一戦交える…初冬の北近江リゾート編。

 2012-12-09
エビフライが好きです。


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こんなよくありがちなお子ちゃま系エビフライも好きですが、やはりデカイのが好きです。

そんなワシが満足のいくエビフライを最後に食したのは去年の春の鳥羽が最後でしょうか。

最近は本気エビフライとご無沙汰でした。

そんな2012年も残り僅かとなった今日。

初冬の湖北、北近江リゾートまでわざわざ北陸道を走って出向きました。


昼間なのに外気温3度… 相変わらず燃費最悪…

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到着! 温泉も併設している様ですが満腹状態で入浴出来るのかどうか…

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目指すはレストラン。

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案内看板がデカイです。これは期待も膨らみます。

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そして突入。

料金が大人1500円ですので街中のランチバイキングと比べれば品数は少なめかもしれません。

でもイィんです。

本命はエビフライなので。


いざ開戦!
敵は有頭でしかもデカイ!!

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頭から尻尾まで私の手のひらサイズ、親指~小指ぐらいまであるかな。
頭の中も身が詰まってます。

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街中ならこのサイズが2本付いたエビフライ定食で800~1000円ぐらいはしますかね?

当然ながらエビフライばっかり食うと一撃で胸焼けするので、色々織り交ぜて戦いを進めます。

ボイルソーセージとエビフライ

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枝豆とエビフライ

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少し胸焼けしてきたので味覚をリセットすべく
杏仁豆腐とエビフライ

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湯豆腐とエビフライ

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かなりツラくなってきたので気分転換?
スイーツ類とエビフライ

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思考能力も低下してきて同じ揚げ物なのに…
チキンナゲットとエビフライ

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胸焼け全開で終戦。

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あまりの胸焼けにしばし動けず…

なのでエビフライの残骸アートを愉しむ。


エビフライの残骸組み体操 ピラミッド!

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エビフライの残骸盛り合わせ!

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当然併設の温泉には入らず満足感、気持ち悪い満腹感と共に高速乗って真っ直ぐ帰宅しました…












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暴食の秋!週明け月曜より挑むラーメン山。豊中・庄内「俺のドカ麺」編

 2012-11-12
ここ最近は週末ごとに暴食していますが

この週末は大人しく過ごしてたので



まだ月曜ですが「山」に登ってきました!


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「二郎系」=行列が出来る と勝手に図式が出来上がってましたが客はワシ一人だけでした。
まぁ誰も月曜の夜遅くに「登山」はせぇへんよね(笑)


程なくして


どぉぉ~~ん!

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背面はこんな感じ

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「もやし山」だな。
地下には極太麺が潜む…



麺は「うどん」の如く!

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しかしながら難なく完食…

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う~む…

昼食を菓子パン1個に絞り、+残業と万全の体制で挑んだのだがさほど苦労せずに「登頂」出来ました。

気を抜けば刻まれてしまう「ラーメン荘 歴史を刻め」に比べると「達成感」 はやゃ少な目か…

このブログを読んで頂いている大多数の方は興味が無いでしょうが関西二郎系メジャー店「歴史を刻め」との違いを書いてみると、
(あくまで個人的な見解です)

・ドンブリが小さい? (かもしれない)
・スープがあっさり醤油ベース (歴史ほどパンチはない… と思う)
・麺が少ない? (かもしれないと言うか歴史に比べると少ない様に感じた)
・麺は太いが上品なのど越し (歴史より「粉っぽさ」が少ない感じ)
・野菜マシマシにしても「もやし」が多めなので「勢い」で食い切れる (歴史の方がキャベツ率が高い)

まぁ並ばずに食える二郎系は空腹時には助かりますな(笑)

明日は朝イチから人と会う予定なので「にんにく抜き」にしましたがにんにく入れたらまた違う印象かも。
次回は「汁なし」で登るか検討中です…


やっぱコレ↓買うべきかな…

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