ネック/フレット/ナット関係
2010-09-18
<トラスロッド調整> トラスロッドの調整位置はギターにより様々です。GIBSON系の様にヘッド上面で調整する物やFENDERスタイルのデタッチャブルネックはネックを取り外さないと調整出来ません。 またアコギ全般やMUSICMAN、WASHBURNの様に弦を張ったまま調整可能なギターもあります。 トラスロッドの調整箇所により工賃、作業時間が異なります。 ・GIBSON系 セットネック/スルーネック 1500円~ 所要時間 15分~ |
<フレットすり合わせ>
フレットはご存知の通り消耗品です。
コード弾きによりローフレットの弦直下のエグレ減りやソロプレイの多用によるハイフレットやペンタトニックスケール周辺の特定箇所の減りはビビリや音詰まりの大きな原因です。
<フレット交換> いよいよフレット残量が限界値まで減ってしまうとフレット交換が必要となります。 当店ではフレット交換作業の際に一番重視するのはフレット打ちではなく指板修正です。元となる指板に歪みや反りのクセが残っていてはせっかく新しいフレットを打ってもすり合わせ作業で大幅に削る事になりかねません。ですので指板修正にはかなりの神経と時間を費やします。 またヴィンテージ品でポジションマークにハガレや浮きのある場合はこの段階で修正致します。 そしてフレット打ちはギターの性格やプレイスタイル、フレットの減り方によりお勧めするフレットは様々です。 | |
当店が使用する豊富なフレットラインナップよりお選び頂きます。 ナットも当然新しいフレットの高さに合わせて新規に製作します。 *メイプル指板の場合は指板面の再塗装が必要となります。 *当店は主にJESCARやダンロップ、FENDER純正フレットを使用しておりますがアップチャージは頂いておりません。ですのでご納得のいくフレットをお選び下さい。 ・ローズ・エボニー指板 45000円~ 基本納期 約1.5ヶ月~ ・メイプル指板(塗装代込み) 55000円~ 基本納期 約2ヶ月~ |
・牛骨やブラスのオーソドックスな素材はもちろん、カーボン系(trem等)やスリップストーンナットなどチューニングのキープを最優先した素材、ヴィンテージやヒストリックモデルではオリジナルスペックに合わせてポリアセタール=デルリンナット等、様々な素材でナット交換が可能です。
また開放弦での共振音やフレットやブリッジサドルに異常が無いにも関わらずオクターブピッチが合わない場合はナット溝の修正が必要です。
*ナット交換、ナット溝調整時はオクターブピッチ調整も行いますので新品の弦をご用意下さい。
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