ネック折れ
2010-09-18
レスポールをはじめマホガニーでヘッド角度が付いたネックで起き得る最大のダメージがネック(ヘッド)折れです。今後もギターとして使用するなら可能な限り強度を得られる完全な補修が必要となります。
当店では強度を優先しますので他のリペアショップで使用されているタイトボンド等の木工用ボンド系の接着剤は使用致しません。樹脂系接着剤にて作業を行います。
必要な場合は補強材使用(ダボ打ち)を行います。
※折れた傷口の形状、傷口内部の木部破損状況によっては作業をお受け出来ない場合も御座います。
<接着+塗装>
接着作業後にオリジナルと同素材の塗料で傷口周辺を塗装致します。傷口の大きさと範囲により塗り潰しとシースルー塗装がお選び頂けます。
<接着のみ>
「とりあえず使える状態になれば見た目と強度は構わない」と思われる割り切ったお客様向けメニューです。
接着面、傷口周辺を整形のため広範囲を研磨しますので木部が剥き出しになります。
当然木部が呼吸しはじめますので接着時はある程度強度を持たせられても湿度や気温により傷口周辺の木の動きにより長い期間の強度の保証が出来ません。
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