FERNANDES RT-DLX JPC サスティナー取り付け 皆さんAPU-3000って使ってますか?編

 2016-03-14
今回はフェルナンデスのJPCシリーズ、RT-DLXにサスティナー取付けです。

ネットで調べたところフェルナンデスが受注生産でこのRTーDLXにサスティナーを付けたモデルも存在していた模様。
たぶん売れ残ったRTーDLXをリファインすべくサスティナーを付けたのか?と、勝手に想像(笑)
同系列モデルで足立祐二氏モデルもありますな。

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で、取付け完了。

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ドライバーには桜色のLEDを埋め込み。

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裏面。
ネットで拾ったメーカー受注生産モデルにパネル形状、位置、バッテリーボックス位置を似せてみました。
特に深い意味は無いけど何となく(笑)

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今回は当店でサスティナーを取付ける場合のコダワリみたいな物を書いてみようと思います。
最近「メーカーや他工房でのサスティナー取り付けとトーンガレージさんでは何が違うのですか?」的な
お問い合わせも頂きますので。

まず ↓ がデフォルトのサスティナー基板。

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 ↓ が組み上がった状態のサスティナー基板。
手を加えた箇所は下記の通り。

・駆動ゲインアップ
純正TB-5ピックアップだと駆動が少し弱いので…実際TB-5搭載モデルの駆動ゲインアップ改造依頼は多いです。

・音決めフィルター回路改造
サスティナー基板へ信号が入るとどんなピックアップでもプリアンプ部を通過の際に音色が変わりますがTB-5の純正音色に
少しでも近付けるべく高域特性を持ち上げました。(センター&リア)

・センターピックアップ専用ゲインコントロール追加
デフォルト基板より1個増えている半固定抵抗トリムがそうです。デフォ基板のままだとセンターの出力が少し低かったので。

・主要半固定抵抗トリム変更
デフォルト基板に使われている半固定抵抗トリムは信用出来ない…と、言うのも以前テスターで計測したところ最大抵抗値に
バラつきが有ったりトリムを回していくとある箇所で急激に抵抗値が増減したりしたので。
なのでセットアップ時にシビアな調整を求められる主要機能の半固定抵抗トリムは信用出来る物へ交換しています。

・ピックアップからの入力は基板へ直付け
個人的にコネクターはあんまり信用していません…ピックアップ以外は妥協です。



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今回はついでに基板上通電LEDもドライバーへ埋め込んだ桜色LEDと同色へ変更。
旧サスティナーでは電池が消耗するとこのLEDが暗くなり電池交換の目安になったのだが
現行基板ではデフォルトで高輝度タイプに近いLEDが使用されており、電池残量目安の
役割はほぼ無いに等しい。電池残量がゼロになれば消えるだけ。
なのであくまで通電確認用としてのLEDなのでカラー変更しても特に問題ナシ。

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続いてはジャックである。(画像左がキット純正)
サスティナーキット同封のステレオタイプジャックは国産?と呼ばれる物だが端子の金属が柔らかいので
耐久性が無い。
なのでスイッチクラフト社製、#12Bを使っている。別に音が変わるわけではないが耐久性は段違い。
以前の国産ジャックは品質良かったんだけどねぇ…と言っても大昔の話なのだが。

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お次はバッテリースナップ。
湯水の如くアルカリバッテリーを消費するサスティナーは電池交換の機会が多い。
サスティナーキット同封のペナペナでフニャフニャのバッテリースナップだと耐久性が無い。
リード線も細いので断線修理も多い。
なのでコンパクトエフェクター類でも信頼の高いCliff社のバッテリースナップを使用。
ただしCliffを使うにはバッテリーボックスの蓋の一部を要改造(削る必要がある)。

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以上が当店でのサスティナー取付け時のコダワリみたいなものである。
ただ取付けるだけではなくサスティナーの駆動感、耐久性には拘っているつもりです。
上記内容は基本工賃外の加工も含んでいるので詳細はお問い合わせ下さい。


ところで、

サスティナーをお使いの皆さん。

APU-3000なる商品はご存じだろうか?

以前よりフェルナンデスより販売されているの商品なのだが…

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バッテリーボックスの蓋をAPU-3000の蓋へ交換する事でACアダプターが使用可能になる!
サスティナーはアルカリバッテリーでなければ本来の性能を発揮出来ないがアルカリバッテリーは高い…
そしてサスティナーはかなり燃費が悪い…

APU-3000を使うとシールド+1本余計な線が増えてしまうが自宅で座って弾く時等では電池の
ランニングコストの悩みとオサラバなのだ!
APU-3000は電池ボックス蓋と専用アダプターで3000円(税別)。
アルカリ9Vバッテリーは1個あたり大体500円。
すなわち電池6個分で無限電力が手に入る。
蓋の交換、APU-3000の蓋を取付けるのは少し手間取るが普段電池代をケチってマンガン9Vを使っている方には
サスティナーを正常な状態で使う為にもオススメのアイテムです。

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いやぁ~今回のRT、
フェルナンデスのギターの割にはネックが太めでちょっと驚いた…
近年は太めのネックが流行りですしね。

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