PEAVEY Auto-Tune GUITAR AT-200編

 2012-11-25
以前G社がロボットギターなる勝手にチューニングしてくれるギターを発売して大コケしてましたが
今回は別の発想でPEAVEYがチャレンジ(笑)

このアイテムに関してはどこぞの楽器屋もブログに書いてたのでスルーするつもりでしたが
FaceBookにチョイ載せしたら結構反響が大きかったので少しだけ触れてみようかと思います。

DSCN6533.jpg


まず、PEAVEYのAT-200はG社のロボットギターの様に物理的にチューニングを行うのではなく、
元はヴォーカルの音程補正エフェクトをギター用に流用した製品になります。
ですのでベロンベロン(と言っても加減はありますが)にテンションを緩めた弦でも正確なチューニング、
ピッチでアンプからは出力されます。
原理的にはワーミーペダルの様なピッチシフター系ですかね。
昨今の優れたデジタル技術でトラッキングの遅れなんぞは皆無でした。

ただ、

かすかに聞こえるデタラメなチューニングの生音とアンプからの正確なチューニングの音が入り混じって
フレーズによっては往年のCACOPHONYみたいに聞こえる(笑)
あ、「カコフォニー」が分からない方はマーティーフリードマンでググってから「Speed Metal Symphony」
と「Go Off!」を聞いてみて下さいね~
個人的にはマニアック系ギタリストが多数参加のジェイソンベッカー救済アルバムが好きだ!
マーティーは今や「芸能人」だがその昔はスゴかった。
フレーズの速さ、正確さ、エゲツなさはジェイソンベッカーの方が上だと思うが…

本題に戻ります。

で、その構造ですが、

ブリッジサドルに仕込まれたピエゾピックアップからの信号をデジタルへ変換してますので、

こりゃぁ~サドルに掛かる弦テンションが変化するトレモロ付きはキビシイんじゃね?

なんて思ったりします。

一部情報によればトレモロ付きは別の機構で出るやら開発中やら…との事。

心臓部はこんな感じ↓

DSCN6531.jpg

スッゴイ回路構成な割りに木部ザグリは大陸クオリティー全開(笑)
まぁこれだけの機能が付いて定価68000円なんだからギター本体はオマケみたいなもんかな?

DSCN6536_20121120235033.jpg


実際の使用方法は例えば半音下げならヴォリュームのスイッチポットを押してオートチューニング機能をON!
全弦1フレットを押弦しながら6弦から1弦まで弾けば完了!
そう。簡単に言えば半音上げた音を覚えさせれば後は自動的に半音下げてくれる。
こりゃ~便利だ。
しかも弦テンションを下げれば1弦ハイフレットでワーミーペダルの如く超高域までのチョーキングも可能だ!
しばしウニュウニュ♪チョーキングして遊んでしまった…

メモリーされているのはオープンコードも数種類有るし(でもこんなルックスのギターをオープンコード使う
ギタリストがチョイスするとは思えない)拡張ユニットを繋げば更にチューニングメモリーを追加ダウンロード
出来るらしい。


一昔前は「チューナー使わないとチューニング出来ません…音叉ってどぅ使うんすか?」なんて寝ボケた
ギタリストも居たが大げさに言えば今やペグすら回す必要が無いのか。

ま、メーカーのセールストークは「初心者でもラクにチューニング出来ますよ!」的なモンだろうが
半音下げ好きのインギーフェチやキーボードのベンダーみたいに派手なチョーキングを効果的に使いたい
プログレッシブなギタリストには有効なアイテムでしょうね。

弦を振幅させて音を出す原始的な弦楽器とデジタル技術の融合ってある意味ハイブリッドですな。

DSCN6534_20121120235034.jpg 

結構辛口には書きましたが興味のある方はお問い合わせ下さい。

あ、くれぐれも「コイツの中身をマイギターに移植するゼ!」なんて無茶な事は考えないように!(笑)

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