VINTAGEギターのポットを復活させるのだ!編

 2013-01-25
今回はヴィンテージギターのポットのリペアをご紹介!

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皆さまご存じの通り、
ヴィンテージギターは当時のオリジナルスペックを如何に保っているかが大切ですね。
ナットやフレットなど演奏上の摩耗により消耗するパーツの交換は仕方ないにしても
年式が打刻されたオリジナルのポットは特に重要なパーツになります。
またオリジナルのポットだからこそ出力されるサウンドもヴィンテージの愉しみの重要な要素です。

もちろんポットもカーボンプレートの抵抗表面を金属のツメが移動して機能するのでカーボンプレートが
摩耗します。
その摩耗や劣化がポットの接触不良や音が出なかったりの原因になるワケです。

症状の程度によりますが接触不良や音が出なくなったポットでもクリーニングにより修理は可能です!

今回はフルアップ時に接触不良の出るボリュームポットを修理します。


不必要にハンダコテの熱を与えない様に配線を外してポットを取り外します。
ハンダコテの熱はポットに大きなダメージを与える事がありますので配線D.I.Y派の方はご注意を。
ギブソン系のブレイデッドワイヤーのアース部取り外しは温度の高いハンダコテでなるべく短い時間で
済ませます。

pot7.jpg


まずは分解。
現行のCTSとはシャフトの構造が異なります。

pot3.jpg


分かり難いですがキャップに打刻されたポットデートは62年です。

pot6.jpg

摩耗したカーボン被膜が分かるでしょうか?
プレート中心部にレール上に入ったキズが摩耗箇所です。

pot4.jpg


カーボンプレートを特殊なオイルを使ってクリーニング。
摩耗したカーボンの粉がびっしり!

pot5.jpg


しっかりクリーニングしてから被膜を保護する材質のオイルを薄く塗布し、シャフト周りもクリーニング。
キャップの根元にサビが発生している場合はサビを削り落としてから元通りに組み込みます。

pot2.jpg


今回は多少マニアックな内容でしたね(笑)

ヴィンテージギターユーザーで電気系のトラブルでお悩みの方はご相談下さい!
スイッチ類もメンテナンス可能です。

※スタックポールのポットクリーニングはお受け出来ません。



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コメント
おつかれさんです。おっしゃていたとおり、若干出音は変わりました。
鼻のほうは、作業中大丈夫でしたか?
【2013/01/26 08:11】 | crestwood #- | [edit]
前より音ヌケと言うか高域が強くなってませんか?
作業中鼻はタレまくりでした…ツゥ~ンと鼻の奥に刺激が来るんですわ。
【2013/01/26 17:55】 | トンガリガレージ #- | [edit]
確かに、高域は以前より強くなりました。リアトーン6.5で適正ですね。
(以前は8ぐらい)耳に痛い高域ではないですが・・・。ポット交換すると
より強くんさるんでしょうね。コンデンサーが寿命?というわけではなく
50年経過したコイツの本来の音なんでしょうな・・・
【2013/01/26 22:10】 | crestwood #- | [edit]
こちらの記事を参考にさせて頂き、65’ムスのスタックポールを
復活させることに成功しました。
deoxit100で拭いて5%のフェーダールブで洗いました。
カバーのツメが多いですが簡単に外せました。
ありがとうございました。
【2013/11/16 10:26】 | たけ #- | [edit]
私もこちらの記事を参考にさせていただきClyde McCoyのICARポットを復活させました。
Deoxit5で拭いて、ケイクリーンで更に拭き、最後はゴールドで保護しました。
Deoxit5をスプレーすると濡れたようなノイズ(ピチャピチャ?)が出てしまいかえって良くなかったですが、分解して拭くことで治りました。
ありがとうございました。
【2015/05/29 15:31】 | とくちゃん #- | [edit]












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