VGブランドセミアコのテールピーススタッド抜け修理&ブリッジアース取り直し編

 2013-02-17
今回はフレット交換でお預かりしたVGブランドのセミアコです。

本家ギブソンもデフォルメした335タイプやカジノタイプが出ていますがこのVGは更に一回り
小さいかも?
でもバランス良くデフォルメされているので無理な小型化の印象はありません。

vg1.jpg


フレット交換はいつも通り滞りなく作業しました。

が、

このギター、テールピースのアンカーが抜けてます…

vg2.jpg

ギブソン系のセミアコはボディーやセンターブロックの材質が比較的柔らか目な木材が使われている事が
多く、今回の様に小型化したギターではテールピースへ掛かる弦テンションがフルサイズのギターよりも
負担が大きくなり、テールピースのアンカーが抜けたりネック側へ倒れたりする事があります。

今回はアンカーの抜けだけでボディーのアンカー穴は変形せず、塗装割れもありません。
vg3.jpg


まずはアンカーを抜きます。
アンカーの穴の中に見える小さな穴からはブリッジアースの線が引き込まれています。
vg4.jpg

アンカー自体は今後抜ける事の無い様に樹脂系接着剤で固定します。
しかし接着剤を使用する事でブリッジアースの線材がアンカーへ接地しなくなる可能性が高い。
アースは確実にブリッジ関係の金属部へ接触させなければなりません。

今回の様なケースの場合、リアピックアップのザグリ内より1弦のブリッジスタッドへ穴を開け、
ブリッジアースを取り直します。
vg5.jpg


セミアコに限らずレスポール等チューンオータイプブリッジのギターでは大抵テールピースの1弦側アンカー
からブリッジアースを取っています。
ブリッジアースの不良でノイズが多い症状からアンカー抜けが見付かる事もあります。
お手持ちのギターも一度確認してみて下さい。

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