Gibson Historic Collection SG Standard VOS 2013 スムーズポット取付け&メンテナンス編

 2013-02-21
今回はお客様が購入されたGibson Historic Collection SG Standard VOS 2013にスムーズポット取付けです。

最近市場に出回りはじめた2013年モデルのヒスコレ。
個人的には新型ピックアップのCUSTOM BUCKERが気になるところです。


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販売ショップ様の商品説明文は下記の通り。


「ヒストリック・コレクション20周年を迎えた2013年、衝撃のモデルチェンジを経て新登場!

究極のビンテージ・リイシューモデルとして華々しくデビューした"ヒスコレ"も今年で20年となりました。
20周年を記念してモデルチェンジが施されたニュー・モデルが登場しました。

ボディー&ヘッドシェイプ、PUの距離など大きくチェンジ、あのビンテージSGのルックスが遂に復活しました。
驚異的な"ボディー鳴り"が魅力です。

ネックジョイントにはビンテージ同様のニカワ接着を採用。
従来のタイトボンドを使用したモデルと明らかに違うトーンを持つのは勿論、加熱によるダメージフリーな修復が可能となり、一生モノのギターとして安心してメンテナンスを受けることができます。

かつてのオリジナルレスポールに採用されていた"アニリン染め"によるボディーバックの塗装が復活します。紫外線による褪色が早く、また工場での作業の難しさから廃止されていた技法は、マホガニーに目止めをする際に2種類の赤い粉末をフィーラーに混ぜて着色する方法で、素材本来の美しい木目を際立たせ、オールド・レスポール特有の高級感溢れるフィニッシュとなります。

2011年に登場したクラプトン “Beano”レスポールに搭載された、新たなPAFレプリカPU”Custombucker"を標準装備。。ボビン毎のターン数を微妙にずらし、絶妙の枯れたトーンを生み出します。Alnico IIIとの組み合わせでアグレッシブなドライブとビンテージ感を同時に満たす、レンジの広いPUです。

テールピース・スタッドには、従来のヒスコレに採用されていたものより3mm程長いスチール製のボルトを採用。ボディーとの接地面積がアップ、弦の振動をより確かに伝え、ボディー鳴りも余すこと無くサウンドへ還元、より甘く、より太い倍音とサスティーンを生み出します。

トラスロットの形状もビンテージそのものの形を踏襲。マニア心をくすぐります。バインディングのカラーもよりビンテージらしいダークなカラーに変更されました。

ペグにはビンテージに限りなく近いKluson "Deluxe"チューナーを採用。その形状、機能もリアルに復元されています。

生まれ変わったヒストリック・コレクションが新たなステージへと昇華します。

重量:2.66kg」


2.66キロ!?
産まれたての赤ん坊の如く軽量ですな!
おそらくアフリカンマホと思われし材質の成せる業でしょう。

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バックのワイドな木目から1ピースだと分かり易いですね。

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ペグも確かに変わってますね。

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ツマミの透明感が増してます。

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フレットは2009年以降の少し低いタイプ。
別名 「すり合わせ泣かせフレット」 と私は呼んでます…

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と、言うか指板とフレットの仕上げがイマイチなので両方とも研磨して指板にはオイルを充填!

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更に気になったのがコレ↓
このサドル位置でオクターブピッチが合うわけがない…

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ショップは発送前に調整しなかったのか?
と、疑問に思ったのですが…

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分解したら何となく理由が分かりました。
エイジド処理でサドルとオクターブ調整ビスが固着している箇所があり、かなり力を入れても回らない…
ワイヤーレスABR-1本体側のサドル取付け部にもちょっと精度が気になるところが…
ショップも調整したかった?のでしょうが無理に力を入れてビスの頭の破損・変形を恐れたのでしょう。たぶん。。

なのでフル分解してメッキのバリやエイジド処理し過ぎてネジ溝が埋まってしまっている箇所を加工&グリスアップします。

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ちゃんとサドルがスムーズに調整出来る状態にしてオクターブピッチを合わせるとご覧の通り問題ナシ!

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でもってトラスロッド調整してちょっと高めだったナットの溝を少し切り直してバインディングサイドの処理が
荒かった部分を修正してセットアップして…

弾いてみたら

「あぁコレコレ。ヒスコレってこの生音よねぇ~この鳴りがレギュラーとは違うよね~」

って感じに仕上がりました!



って終わったらアカンやん!!



スムーズポットの取付けです。

まずは純正配線をチェック。
ヒスコレだからヴィンテージを模して(なワケないですが)工場特有の特盛ハンダで配線されてます。
余談ですがこの画像↓からザグリ底面のカラーの乗ってない木部の色合いからホンジュラスマホではない事が
分かります。

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ハンダのヤニが飛んで塗装にダメージを与えない様にマスキングしてポット交換完了!
ギブソンよりゃキレイにハンダ付けしてます(笑)アルミット使って。
本音を言うとブレイデッドワイヤーにこんもり乗ってるハンダも取ってやりたいぐらいです…

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ここまで書いたら長くなっちゃったので個人的に一番気になる新型ピックアップは続編にて!
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