Saymour Duncan 35th Anniversary JAZZ/JB セット 往年のサウンドを期待していたのだが…編

 2013-03-17
今回はダンカンの35周年記念モデル、JAZZとJBのセットを組み込ませて頂きました!

486545_261184744015965_1807364518_n.jpg

多くのダンカン好きギタリスト同様、個人的にも
「何でJAZZとJBの組み合わせなん?JBリアならフロントは59じゃね?」
って思いますが…

昔からダンカン親父のオススメ?好み?の組み合わせがそうなのだから仕方ない。

シャーシーの裏面には35周年マーク。
もちろん長足タイプです。
DSCN7613.jpg

実測抵抗値は現行モデルとほぼ同じでした。

取付けたモデルはGIBSONヒストリックのSGです。
何故SG?ってな意見は却下です(笑)お客様のご依頼なのですから。
でもSGに歪み系ってのはアリですよ。ジェイクやアンガス・ヤングも使ってますからね~
s1.jpg 



ピックアップ交換以外にフルメンテナンスもご依頼頂いておりました。
その一環でポット類をスムーズポットへ交換します。
DSCN7615.jpg 

これで電気系はベストコンディションでサウンドチェック出来るってなもんです(笑)


<インプレッション>

まずはじめにお断りしておきますが個人的にはダンカン好きです(笑)
未だに20年前のJBを所有している自分にとって近年のJBは別物に聞こえます…
中域~高域のヌケと言うかカラッと乾いた感じと言うか…何せオールドダンカンとは違う。
それだけに今回の35周年モデルは
「往年のJBのサウンドを再現しているのか?」
が最大の関心でした。

結果から言いますと往年のJBとは違いました。もちろん現行JBとも全然違います。
でもピックアップとしてはアリです。良い意味で期待を裏切られましたね。
ちょっと欲しくなりました!

基本的なキャラクターは確かにJBなのですが中域の太さの出方、トレブルの音色、倍音の出方が現行JB、
オールドJBとも違います。
第三のJBとでも言いましょうか(笑)

現行よりは明らかに音ヌケが良いがオールドJBの太さの中にヌケがある中域ではない…
程よい中域の太さにキレイな倍音の被る高域が足された感じ?に聞こえました。

ある程度弾いてから何となく気付いたのですが…

高域に被る倍音の出方がダンカンの「何か」と似た感じ…

…!

ANTIQUITYだ!

アンティークイティー版のJBって考えればすごくスッキリしました!

アンティークイティーは近年のダンカンのモデルでもかなり完成度の高いピックアップだと思いますが
バーストバッカーやトムホームズ系を意識した音作りながら高域の出し方はダンカンっぽさを失っていない。
個人的な考えですがダンカンの高域、あの倍音の被った高域の作り方は時代の需要と共に進化してきたのでは?
なんて考えてます。
JBもそうですがダンカンで人気のモデルは載せるギターを選びません。
まずベストセラーの59があり、ヴィンテージ系へ振ったアルニコⅡがあり、アルニコⅡの高域の出し方を
変えて進化?したのがSLASH…だと思ってます。
そして現代のサウンド需要にマッチした59的な存在のアンティークイティー。
アルニコⅡからSLASHへの変遷時にアンティークイティーの様なトレブルの作り方の方向性が見えてたんじゃないかな?
そのアンティークイティー手法で今回のJBは作られたのではないかと。

あぁ…アッシュボディーでフロイド載せたソロイストで弾いてみたい!!


ん?

フロントのJAZZは?って?


個人的にフロントにJAZZが載ったギターは今まで2回ぐらいしか弾いた事が無くて…
「JAZZ」ってモデル名なのに妙に強い高域で名前とサウンドのギャップが大きいかと。
申し訳ないのですが35周年JAZZが今までのJAZZとどう違うのか?が分からないのです。
ただ、最近弾いたピックアップの中ではBareknuckleのBLACKDOGに似ている
感じでした。
フロントの音色としては高域の輪郭がハッキリしているのでフロントでソロを弾く際にピッキングの粒立ちを
崩したくないギタリストにはオススメですね。
丸みを帯びた甘いフロントトーンでロングサスティーンを求める方にはちょっとギラギラした音に聞こえる
かもしれません。

いずれにしろこの35周年セット、限定生産の様ですでに完売みたいですがリアのJBは買って損の無いピックアップ
だと思います!


スポンサーサイト
タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://tonegarage.blog52.fc2.com/tb.php/213-093cc7cd

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫