GIBSON ES-390 リフィニッシュ&モデファイ編

 2013-07-01
以前ご紹介したギブソンES-390

近年のギブソンにしてはコンセプトもしっかりしていて小振りながら「鳴る」面白いフルアコです。

390-1.jpg
390-2.jpg


が、


今回はオーナー様より


リフィニッシュ&モデファイのご依頼を頂きました。


まずは元の塗装をハガシます。
(実はこのハガシこそがリフィニッシュにおいて重要かつ大変な作業です)

IMG_0614 (1)
IMG_0615 (1)


そんな剥がれてないやん?
チェリーの色残ってるやん??

と思われるでしょう。

最近のギブソンに限らずトラ杢の入ったギターは我々が呼ぶところの「木地着」=
塗装前の木部に予めカラーを刷り込んで着色しています。
もちろんメインのカラーは塗装工程の中で着色しますが。

この「木地着」のカラーは木部の繊維奥深くまで染み込んでいるのである程度までしか剥がす事が出来ません。
無理に研磨して剥がそうとするとギターの形状が変わってしまうどころか今回の様にフルアコですとトップ・
バック板の厚みが変わり、音質にも影響します。
ですので木地着のカラーが残りつつもその色合いをどう利用してカラーを作るかが当店塗装職人YMDの腕の
見せ所!

DSCN8270.jpg

どうです?
見事にチェリーから鮮やかなオレンジに仕上がってます!!


オレンジ…

そうなると

トラピーズタイプのテールピースや

黒3Pのピックガードはいかがなものか…

ってなりますよね。


なので


こうなりました!!


390-1 (1)

390-2_20130701192835.jpg



トラピーズテールピースからビグスビーB3へ変更!

390-1 (3)


ピックガードのクリアーで製作!&アルミの削り出しで専用ピックガードサポーターを製作!!

390-1 (4)

DSCN8329.jpg 




本気でカッコえぇギターに仕上がりました。

390-1 (5)

ビグスビーを取付けた事でチューニングキープの為にノンワイヤーのABR-1のサドルにも手を加えたり
弦テンションの構築など組み込み時にも色々工夫しました。

オーナー様にも納得頂けたかと思います。



え?


ここまでやったらヘッドも剥がしてマッチングカラー?

ついでにホースシューインレイ?

ボディーにもあのマーク?


いやいや。

元がどこのギターか分からなくなりますから(笑)


最後にオーナー様所有のダブルカット6120と親子2ショット画像です!

P1010171.jpg


「いやぁ~ここまでのカラー変更はベースとなるギターの色はナチュラルにしてほしい…」
とは塗装職人YMD談。

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コメント
めっちゃくちゃ格好良い!
トラピーズテイルピースをビグスビーに変えて、透明ガードがたまりません。
塗装も凄くて、見とれました。
【2013/07/09 14:26】 | ユタカ #- | [edit]
ユタカ様

コメント有難う御座います。
実物はブログ画像よりもう少し鮮やかな色合いなのですがいずれにしろルックス、スペック共に
良いギターに仕上がったと思います。
今後も当店ブログを宜しくお願いします。

【2013/07/10 08:06】 | #- | [edit]












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