大陸製廉価ギターパーツの難点…アコギの弦がペグの根元で切れてしまう症状、原因と対策編

 2014-04-19
今回は最近まぁまぁの価格帯でも使用頻度の高い大陸製ギターパーツについてです。


某有名アコギメーカーの中級機種に付いていたペグ。

peg1.jpg

お客様のご相談内容は
「弦がペグの根元=弦挿し穴付近で切れ易い」
との事。

弦切れトラブルのご相談の内9割は弦の張り方やピッキング等のプレイスタイルが原因ですが…

ペグの弦挿し穴をチェックしてみると挿し穴の外周に「バリ」がある。
爪でなぞってみると引っ掛かりがあり強くなぞると爪が削れるほどでした。
ま、単純にペグの製造精度に問題アリって事です。

peg2.jpg


ペグ自体はGOTOHと同じ形状ながらMade In JAPANの表記ナシ。
すなわち某国製造のペグです。

対策としては「んなもんゴトー製に交換しちゃいましょう!安いギターじゃないんだし」
って言いたい所ですが…

何とかします(--;)

まずは色んな形状、太さのヤスリでバリを削り落とします。

peg3.jpg 


バリ取り完了時

peg4.jpg


これだけの作業では弦挿し穴の外周の角が立っているので対策としては不十分。

なので大小2種類の面取りカッターを使って面取りします。

peg5.jpg


完成! 主に切れ易いと思われる1~4弦を作業しました。

peg6.jpg


最近は大陸のパーツ業者の攻勢が激しいのかギターメーカーのコスト対策の激化なのかこの手のパーツが
多用されています。
そこそこの値段帯、中級機種でもよく見掛ける様になってきました。

確かに一昔前よりは大陸製パーツのクオリティーも向上はしていますが実際はペグ以外にもこの手の
「実使用で起きるトラブル」は増えてきています。 もちろん耐久性にも難アリ。
でもその状況をギターメーカーは気付いてないんでしょうねぇ…

今回と同じ症状はアコギに限らずエレキやベースでも起きるでしょう。

ご紹介した弦切れトラブル対策は大陸製ペグで「弦がペグの根元=弦挿し穴付近で切れ易い」場合のみ有効です。
ペグの弦挿し穴以外での弦切れは他の原因が考えられますのでご相談下さい。


 


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