P-PROJECT NA-TH-2ピックアップ載せ替え&くるくる回る子猫の瞳の様に塗装タッチアップ編

 2014-11-29
予告通りサスティナー関連での更新第二弾です!

今回はP-PROJECTのNA-TH-2です。

元々NA-TH-2はサスティナーの前身モデルである18V駆動の「サスティニアック」が搭載されているはずなのですが
お預かり時には9V並列駆動で現行サスティナーへ換装されてました。
ま、この方が作業やり易いので助かりましたけど。

ピックアップ交換&基板ゲインアップ&ドライバーLEDインストールが主な作業です。

na1.jpg


SSHSレイアウトでシングルコイルはラージポールピースタイプ、ハムはJBです。
セレクタースイッチポジションは
①センターのシングル
②センター&リアのシングル
③リアのシングル
④JB+リアのシングル
⑤JB
サスティナードライバーのピックアップ出力はありません。
サスティナーON時は強制的にハム=JBとなります。

na2.jpg



取付けるピックアップはPRO-THS!
現行本人モデルのピックアップですね。
最近PRO-THSに関する問い合わせが増えてきています。パーソンズでツアー中だからかな?
ハムはSCHECTERのSUPER ROCK Ⅲ!

na3.jpg



毎度サスティナーとは相性の良くないシェクターのハムバッキングが相手でしたが
基板もかなり改造して何とかサスティナーも合格ラインで駆動する様に仕上がりました!

スーパーロックⅢのモコモコっとした音色が最後まで解せなかったので基板音決め部で少しだけ高域を持ち上げました…
何でラージポールピース系のピックアップってみんな中域強いんだろうねぇ~?

na4.jpg



そしてここからはもう一つのご依頼、ヘッドの塗装欠けのタッチアップです。
ポリ塗装なはずなのに何故か激薄塗装…
そして太陽光下では茶色に見え蛍光灯下では紫がかって見える褪色の進んだシースルーのブラック…
こりゃ難題だ…

まずはごっつ小さい範囲の傷口を震える手で冷や汗かきながら研磨。
ダメージの無い箇所に研磨キズ作っちゃダメですからねぇ~もの凄い集中力が必要でした(笑)

na5.jpg



着色を悩みまくってカラーサンプルも多数作って7COLORSを聴きながら検討した結果、薄めの茶色を選びました。
かなり薄めにカラー配合して数回筆塗りで塗り重ねながらなるべく違和感の無い色合いを目指すのです…

na6.jpg



着色が終われば傷口以外をマスキングしてここからはガンで塗装に入ります。
凹んだ傷口にのみサンディングシーラーを塗り重ねて段差を無くします。
サンディングも筆で塗っちゃうか?なんて考えましたが均一に塗膜を稼ぎたかったのでガンを使用。

na7.jpg



ほぼ凹みが無くなったところでヘッド全面を研磨。
ヘッド全体にトップコートを塗装します。

na8.jpg


折しも気温が下がりだした時期でしたので予定より乾燥(硬化)に時間が掛かりましたが
何とか水砥ぎ&バフ掛け完了!
タッチアップ箇所もパッと見は分かり難いかと。

na9.jpg



ま、近寄って見れば分かっちゃうんだけどね。
タッチアップ?部分修正?ではこの辺りが仕上がりとしては合格ラインなのかも。
シースルー系の色でなければもっと上の仕上がりが可能なのですが…

na10.jpg



そんなこんなで予定より時間掛かってやっと完成。
SSHSにブルーLED!
シブイぜ!!

na11.jpg


結構古いギターなのですがヘッドの塗装欠け以外はかなり美品でオーナー様が大切にされているのが
良く伝わってくるギターでした。
これからも弾き続けてもらって欲しいですね!


スポンサーサイト
タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://tonegarage.blog52.fc2.com/tb.php/276-d703f4df

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫