Kent Armstrong PAF-O 取付け BORYS Deluxe 編

 2015-04-11
今回はBORYS(ボリス)のフルアコにケントアームストロングのPAF-Oなるピックアップを取付けます。



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このPAF-O、ケントの通常ラインの製品ではないらしい…

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ピックアップ裏面は端子剥き出しで配線の類は一切無い…マジで??
レジン整形で作られたピックアップである。

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配線図等も同封されていない。
どうやらパッケージ外装のラベルが唯一の説明書の様だ(笑)

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専用エスカッションもレジンで出来ているのか…そりゃ形状はいびつになるし変形もしてるよね…

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取付けビスが入らない。
面取りビットでバリを取り除き穴径自体も少しだけ広げる。
今回は(も)どうやら作業はすんなりは進みそうにない事を確信する…

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とりあえずピックアップをエスカッションに入れてみる。
ピックアップ高さ調整用スプリングを挟まずともピックアップの突出し量はこの通り。

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元々のピックアップはエスカッション上面よりこれだけ突き出している。
高さの違いによるパワーの減少が不安だ…

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まずは元のピックアップを外す。
純正状態かは不明だがダンカンのセスラバーが付いていた。
セスラバーの直流抵抗値は7.16kΩ、PAF-Oは片側のコイルが4.02kΩ。直列ハムバッキング配線で約8kΩ。
ピックアップ自体の抵抗値はさほど変わらないのでやはり高さの違いによるパワー減少は確実かと…

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で、専用エスカッション。
底面がガタガタだったので少しペーパーで研磨する。

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厚みも場所によってバラバラなのでノギスで計測し、厚みを揃える様に研磨。
かぁ~~なり時間の掛かる作業だ…

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ピックアップの入る内側にもバリが有る。もちろん研磨して除去。。。


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配線図(笑)を元にワイヤリング。
おそらくこのピックアップでコイルタップは使わないはずなのでピックアップからの結線時に直列=ハム化する。
配線図には指定が無いが折り曲げられた大きな端子はヘキサゴンスクリューポールピースと導通が
有ったのでアースを取る事にしました。
でないと何かの節にポールピースに指が触れると「ブゥ~~」ノイズが出るからね。

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「さぁ配線するか!」って思ったら…
ザグリに入らない(笑)
そりゃ2点吊りのピックアップフットなので仕方ないか…

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つーかボリスのザグリ形状もヤバし!
お客さんと相談のうえ整形の意味も含めてザグリを削る。
合板トップなので削るのは比較的カンタン!

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ジャストサイズにザグリ拡大完了。

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ちなみにピックアップ側面もガタガタだったので少し研磨して整形。

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エスカッションにスプリングを挟まずにビス止め。
やはりセスラバーに比べはかなり突出し量が低い。

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配線して組み込みも完了。
確かにピックアップ出力は下がったのだが使えない事はない音量かと。

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あとはお客さんが自分の機材に繋いでポールピースの高さを調整して音量稼いでもらうしかないな…

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毎回ハンドメイド系ギターやパーツには苦労させられるのに時間が経つと忘れてしまい、
ある日訪れた時に「了解!やっときます~~」と簡単に受け付けるとエライ目に会う…
その繰り返し…

<今回の教訓>

ハンドメイド系には必ず罠が潜んでいる…事を忘れるな!!


って書いてても3日経ったら忘れちゃってるかも(笑)



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