今年もお世話になりました。

 2015-12-28
今年はお預かりしていた全ての修理品をお客様へ納品して仕事納めを迎える事が出来ました。

毎年の事ながら予定していた新モデル、アイデアを温めて数年になるアイテムを具体化出来ませんでした。

リペアが多い事は嬉しい限りでして時間が足りない言い訳にはなりませんが来年こそは…



それにしても今年はフレット交換が多かった!

去年の秋に交換したプラハンマーの樹脂ヘッドがもうボロボロ。

こんなに早く劣化したのは初めてです。


PC281967.jpg


たまに同業者や知り合いのクラフトマンから「未だに手でフレット打ってるの?何でプレス使わないの?」
と聞かれますが確かに新品の指板=フレット溝が拡がっていない物ならプレスの方がラクだし早いだろう。
でも「フレット交換」の場合は指板のRもフレット溝の拡がり方、溝のダメージ具合も様々。
ヴィンテージや数回フレットを交換されている指板はRも崩れている事が多い。
プレスだと決められたRの冶具を使わなければならない。
冶具のRに合わせるまで指板修正が必要になるがポジションマークが薄くなっていたり指板自体の残量が少なかったり
で簡単にそれが出来ない場合も多々ある。
もちろん指板修正で削る指板の量は最小限に留めるべきだ。

毎度フレット交換のご相談に来られたお客様には説明しているが
指板修正にはかなり時間と気を遣う。
削って修正しては数日置いてクセや狂いを出す。そしてまた修正する。の繰り返し。
指板、ネックが安定して真っ直ぐになってからやっとフレット打ちに入る。

指板修正時にフレット溝をある程度修正、整形してからフレットのタング=指板に入る部分を加工して打つ。
ここまではプレスでフレット交換する時も同じ。
でも自分のやり方はネック、指板の「硬さ・柔らかさ」も感じながらフレットを打つ。
これはたぶんプレスでは難しいと思う。
なのでプレスよりは手で1本ずつ打ち込む方が確実だと思っている。
1本のネック、1枚の指板でも場所によって木の硬さは異なる物だ。
その硬さに応じたフレットタングの加工具合、打ち込む強さを調節する。
おそらく今後もフレット交換の際はプレスを使う事は無いだろうな…



今年ラストのフレット交換は長年弾き込まれたスケアリーでした。

PC261961.jpg


思えば今年は何故かKillerのフレット交換が多かった(笑) N4も多かったなぁ~


本年も当店をご利用頂いた皆様、ギターを購入して頂いた皆様、本当に有難う御座いました。

来年も宜しくお願いします。


来年こそは…   ご期待下さい!


新年は5日より営業致します。







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