Ibanez RG2727FZA DIMARZIO DP713&714 Titan7 取付け ヌケの良い7弦ピックアップ編

 2016-04-02
今回は7弦のピックアップ交換編。

ご依頼頂いたのはIbanez RG2727FZA。

純正ピックアップはDP759=PAF7。


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このPAF7、6弦用でロングセラー?なDIMARZIO PAFの7弦版なのだが
6弦用と同じく高域にヌケが無く「何でPAFって名前なの?」って思うぐらいの太い中低域。
歪ませて7弦=ローBを刻んでも音の輪郭は無く、ただ濁った低域が出力されるだけである。
個人的にディマジオのPAFとスーパーディストーションはネーミング詐欺だと思ってる(笑)


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純正配線はアイバのお約束、コイルタップを組み合わせた豊富なサウンドバリエーション。
2ハムなのに5段のレバースイッチ。
残念ながらPAF7ではそのバリエーションも使えない、どう使えば良いか分からない音色しか出ない…

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そもそも7弦と言えばVAIのユニバースからスタートしたはずだが近年はオルタナティブ系、グラインド系メタルの
御用達アイテムなイメージが強いかもしれない。
しかしながら今回ご依頼頂いたお客様の様に普通のハードロック、インストで7弦を使いたいギタリストも多い。
そこで問題になるのがピックアップの音色。
やはり市場の需要からなのかリプレイス用もパワーが有り低域が太いピックアップが主流である。
ダンカンも定番モデルで7弦バージョンを出してはいるが元々のモデルのニュアンスが忠実に再現出来てはいないと思う。
パワーが有り低域がブーミーなピックアップと対照的なのはVAIのエボ7弦版、ブレイズではあるが個性的なトーンであり
汎用性があるとは言い難い…

そこで今回チョイスしたのがDP713&714、Titan7である。
Peripheryのジェイク・ボーウェンモデルだ。

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以前ネックのメンテナンスで7弦のジェイク・ボーウェンモデルを作業させて頂いた時に
「ん?このピックアップは他とは違うぞ…ちゃんと高域出てる…」な記憶が有ったので。
Peripheryのバンドサウンドは流行りの?ヘヴィサウンド系なのだが…
今回のお客様のご希望、「ブーミーで濁りのあるサウンドではなくドライな歪みのニュアンス」に
合うのではないか?と予想。

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取付け完了!

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このTitan7、はっきり言って良いピックアップだと思います。
抵抗値も抑え気味な為か歪ませてもグシャグシャにならない!
7弦を刻んでもしっかり音の輪郭が残っている。全体的にもドライなサウンド。
フロントはリアよりも低域が太くソロを弾いてもレガートなフレーズではストレスが残らない。
(とは言え少し低域強過ぎかな?)

レバースイッチをリアから1つ戻したポジションでフロントは後ろ側、リアは前側のコイルが鳴るタップの組み合わせに
なるのだが、そのクリーントーンはアルペジオやカッティングに十分使えるクオリティーだ。
反面2H状態のミックスやフロントのパラレル配線はこのピックアップの良さを消してしまっている感じ…
素直に3段レバースイッチにしてミックスでは上記コイルタップの組み合わせが使い易いかもしれない。

titan7.jpg


7弦でドライな歪みが欲しいギタリストにはオススメ!
ブレイズよりもトーンにクセが無いので使い易い。

是非6弦モデルのTitanも試してみたいものだ。
誰か付けてみませんか?(笑)


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