今年もお世話になりました。

 2017-12-28
毎年ながら早い1年が終わろうとしています。
当店をご利用頂きましたお客様、有難う御座いました。
来年も宜しくお願い致します。

年明け早々にワシントン条約の改正でローズウッド種の木材の輸入規制が始まり
楽器業界は不安と混乱でスタートした2017年でしたね。
今のところは輸入規制的な段階ですがいずれは伐採禁止になるのでしょう。
ここ数年、ローズ指板に限らずあらゆる木材の枯渇が現実化してきています。
ギブソンは言うに及ばず他のハイエンドと称される高額楽器でさえ目に見えて材質の劣化が顕著になってきました。
以前はこう言う事を自分が発信するとお客様は「へ~そうなんですか…」みたいな反応でしたが
最近は逆にお客様側から言われる機会が増えてきました。
ネットで拾った情報を口にしているならまだしもですが
「買う気満々で某メーカーの○○を試奏してきたが購入する気にならなかった」等の
具体的なお話を聞いた時には少しショックを受けました。
確かに年々大手メーカーの作り込みは甘くなり、
上記ワシントン条約等の情報は拡散されてはいますし
依然大陸生産の勢いは衰えない。しかも結構な価格帯までも大陸製が増えている。
それでも買う気満々のお客様は現物を手に取り、試奏して多少「あれっ?」と思う所があっても
「あばたも笑窪」、購入意欲が勝って大体購入されていたのですが。今までは…
これは自分の様な楽器業界内の人間ではなく、一般のユーザー目線でも品質、素材の劣化が
「音」と言う非常に分かり易い形で表面化している結果と言わざるを得ません。
ギブソンのリッチライトの様な代替素材は今後増えていく事でしょう。
今は代替素材と呼んではいますが主材になる日もそう遠くはないのかもしれません。
エレキの指板は何とかなるにしてもアコギの板材はどうするんだろうか?

10年ほど前でしょうか。
販売に携わっている時、商談トークとして
「オレ達がジジイになる頃には木で出来たギターは無くなってるかもな~」みたいな事は
よく言ってましたがどうやら自分が考えていたよりも早くそんな時代が来てしまいそうですね。
毎年同じ事を言ってますが今お持ちの楽器が納得出来る物なのであれば大切にして下さい。


年末ギリギリになってしまいましたがオーダー頂いたフルウッドコンセプトTLを
何とかお渡しする事が出来ました。

PC270196.jpg


「鳴り」を目的としたフルウッドコンセプトは当然材質が重要です。
残念ながら現在流通している木材では厳しいかなぁ…
ストックしている材にも限りがあるし。


新年は5日(金)より営業致します。
ご来店予約、お問い合わせ等お待ちしております。




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