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状況報告⇒お客様の反応⇒「はぁ??ブリッジが曲がる?反る?」ギブソンABR-1&ナッシュビル編

 2019-06-15
今回は前から書こう書こうと思っていたブリッジのネタです。

と、言うか実は頻発している症状なのですが毎回お客様に症状を説明するのが難しく、
次回からは「このブログを読んで頂ければお分かり頂けます」的な業務お助けネタでもあります。


皆様お馴染のギブソン純正ABR-1(ワイヤードタイプ)とナッシュビルです。
いすれも新品ブリッジへ交換、取り外し品になります。

ABR1.jpg


abr2.jpg


当たり前の話、両ブリッジとも金属で出来ています。
金属でこの程度の質量があれば簡単には変形しないと思われていますが…
↓ の画像をよぉぉぉ~~~く見てみて下さい。
なぁ~~んとなくブリッジの頭面が直線ではない様に見えてきませんか?

ABR3.jpg


分かりやすい様にスケールを置いて光を透かします。まずはナッシュビル。
でも待って下さい。
薄いスケールを指で支えながら逆の手でカメラのシャッターを押すのは非常に難しい…

ABR4.jpg


なので少し厚みのあるアルミのプレートを置いて撮ります。
アルミのプレートが曲がっている様にも見えますがこれは歪曲収差と言ってカメラのレンズの
都合なので気にしないで下さい。
また画像の水平が取れていない事もご容赦下さい(笑)

両端はプレートとブリッジ頭面が当たっているが真ん中は隙間が空いて光が透過しているのが
分かりますね?

ABR5.jpg


次にサドルを外したABR-1。
こちらの方が隙間の幅が大きいです。

ABR6.jpg


いずれも長期間弦のテンションを支え続けた結果、指板Rとは逆方向にブリッジが反ってしまっています。

実際の症状としては1弦・6弦を適正な弦高にした際に3弦・4弦の弦高が低い。
3弦・4弦を適正にすると1弦・6弦が高過ぎると言った感じ。
軽症であれば1弦・6弦のサドル弦溝を少し深く切ってバランスを取る事は出来ますが
今回の2本のブリッジの様に「曲がり・反り」が酷くなると残念ながらブリッジごと交換しか
改善方法がありません。
「え?金属製のブリッジが弦のテンション如きで曲がるの?」と思われるかもしれませんが
これが現実です。弦のテンションによる圧力は半端ないです。
なるべくは弾かない時には弦を緩めてあげて下さい。

そしてこの症状はギブソンに限りません。GOTOH、信越などの日本製ブリッジでも同様です。
ドイツ製=シャーラー製のナッシュビルでも同じです。

お手持ちのギターのブリッジがABR-1&ナッシュビルタイプで弦高調整を行っても
どこか気持ち悪い場合は一度ブリッジの曲がり・反りをチェックしてみて下さい。


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コメント
いつもブログを楽しく拝見させていただいております。

当記事でも、弾かないときは弦を緩める、と仰っておりますが、具体的にどの程度のテンションまで緩めるのがギターにとってよいのでしょうか?
【2019/07/05 02:27】 | 通りすがり #- | [edit]
ブログを読んで頂き有難う御座います。

弦の緩め具合ですが一部の逆反り傾向の強いネックを除いてですが完全に=ベロンベロンになるまで緩めて下さい。
フロイドローズ搭載モデル等の一度弦を緩めると再びチューニングする事が手間なギターはやむなしですが。
ABR-1等ブリッジの反り、曲がりはさて置き、ネックコンディションの維持を重視するなら緩めて下さい。
弦テンションにより順反り、トラスロッドを締めた際にローフレット側=逆反り、ハイフレット側=順反り残るの
「波打ち」になる事が一番厄介ですので。

【2019/07/05 09:41】 | トンガリガレージ #- | [edit]












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