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久々のサスティナー取り付け!  TOKAI テレキャスター MIYAVI仕様編

 2019-08-17
タイトル通りサスティナーのインストールは久々です。
何せ去年の5月以降サスティナーキットの入荷が無いものでして。

今回はトーカイのテレに取り付けです。
デフォでマーベリックトレモロの付いたテレがラインナップにあるんですかね?

以前フェンダーにMIYAVI仕様で取り付けたのと同パターンでの作業です。
↑ クリックして頂ければその時のブログが開きます。

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いやぁ~久々にこのパッケージ見たわ。
え?サスティナーキットの入荷無いんでしょ?
ええ。ありません。依然次回入荷未定です。
このキットはお客様が海外で在庫を見付けられて個人輸入された物をお持込み頂きました。
そう言えば先のブログのMIYAVI仕様もお客様がキットを個人輸入されました。
フェルナンデスはフェンダー社には安定的に供給している様ですが
国内の市場なんてどうでもいいんでしょうかね??
まぁサスティナーキットを欲しているショップなんてウチぐらいでしょうけど(笑)

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輸出仕様なので当然取扱説明書は英語表記。

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何故か輸出仕様の方が取説が事細かく親切だったりする…

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このキットに同梱されていた電池…
賞味期限が2012年9月!!
電池の賞味期限は短ければ2~3年、へたすりゃ4~5年なのでこのキットはおそらく2010年以前に
出荷された物かと思います。
いわゆるデッドストックですかね。
お客様もよく見付けられたもんだ。きっと苦労されたんでしょうね。

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2~3年ほど前に今後の入荷分はスイッチの色が黒から銀へ変更になるとのインフォメーションは
聞いておりますが最近モデファイでお預かりしたフェルナンデスにて取り付け分やフェンダーの
ミュージシャンモデルは銀色のスイッチが付いているので黒のスイッチが付いた新品を取り付け
するのは今回が最後かもしれませんね…
銀色スイッチでも構わんから早くキット作ってくれぇ~~~

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諸々お客様と打ち合わせを行った後、いよいよ作業開始です!

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まずは保護フィルムを貼って真っ裸の基板を乗せて位置出し。
念の為書きますが真っ裸基板は今回お預かりしたキットの基板ではありません。

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位置決定。

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純正ピックガードを元に削りだしたピックガード元型を仮組みしてスイッチ位置を写す。

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これで本番ピックガード製作用治具が完成!
なのだが、この治具を製作している時に
「そうや!MIYAVI本人使用機はビス穴の数少なかったんや!!」と重要な事を思い出す…
既に2ヶ所不要なビス穴を開けてしまった後で。

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そんなポカミスを犯しつつも治具と組み込み時使用ピックガード、そして最終取り付けの
黒ツヤ消し1Pピックガードが完成。

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ちなみに当初よりピックガードとブリッジの間の隙間がフェンダーに比べて大きかったのが
何となく気になった⇒何となく恰好悪く感じたのでフェンダーと同サイズへ変更。
2枚重ねの上側=黒3Pのピックガードが純正。

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画像はありませんがザグリ用の治具もワンオフで製作してからザグリ作業。
フロントは純正のテレキャスター純正PUのサイズに合わせたザグリではサスティナードライバーが
入らないので拡大加工が必要です。

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バッテリーボックスもMIYAVI仕様でトレモロザグリに近い位置へ。

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導電塗料塗布。

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いやね、サスティナーとな全く関係無いんですけどこの端のビス位置がブリッジの部分と同じくらい
気になってたんですよ。
やっぱ真ん中じゃないとおかしくない?
なので治具製作時にビス穴を真ん中に変更してそれに合わせて新たなビス穴をボディーへ空ける。
元穴は埋め木。

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もちろん今後は使用しないビス穴も埋め木。
これにてボディー側の加工は終了。

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次はコントロール周りへ取り掛かる。
純正の国産ポット、スイッチは使わない。
CTS、CRLへ変更。

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国産あるあるトラップに見事にハマる(笑)
国産ポットのサイズに合わせたプレートポット穴なのでCTSが入らない。
ここ最近ポット交換作業したテレは全部フェンダーUSAだったのですっかり忘れてた。
でも少し古いフェンダージャパンの様に16φミニポットに合わせた超絶小さな穴じゃなくて良かった…
不幸(不考)中の幸い(笑)

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リーマー使ってゴリゴリチマチマ削る。
実はかなり時間の掛かる作業です。
しかも2ヶ所。
ボール盤使って一気に穴拡げりゃラクなんですがソレやるとメッキがペロッと剥がれる危険性が
あるので手作業です。
それ程に近年の環境基準に適合したメッキ加工は個人的に信用していません。

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最後にバリを取って完了!
さぁこのロスタイムを取り戻すでぇ~~っとテンションが上がったところで…

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今度はCRLレバースイッチの取り付けビスが入らない(笑)
もはや笑うか日頃の行いを悔いるしかない…

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ビス穴はリーマーが入るサイズではないので棒ヤスリでチマチマ拡げる。
ようやくコントロールパネル部が仕上がった。
ちなみに使用ポットは500kΩ、オレンジドロップはハム用223。理由は後述。
ボリュームポットにはハイパスコンデンサー取り付け済み。

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いよいよ組み込みに入ります。

まず使用するリアPUはお客様お持込みのダンカンLittle59テレ用。
現行MIYAVI仕様ですね。
なのでポットは500kΩなのです。

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組み込み用ピックガードを使って動作状況に合わせながら基板を改造。
ハンダ面が見えませんが基板改造した点は
・駆動ゲインアップ
・ダンカン仕様へ音決めフィルター数値変更
・フロント(ドライバー)、センターPUの音決めフィルター変更
・センターPUボリュームコントロールトリム追加(センターの出力が低かったので)
・パワーアンプ用オペアンプをモトローラー社製へ変更(生産時期的にコストダウンされた
個人的に気に入らないオペアンプが付いてたから)

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本番ピックガードへ組み込んで完成!!
リアがハムなのでサスティナーの効きもバッチリです。
もちろんダンカンに合わせた位相変更等の改造は必要ですが。

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ピックガードとブリッジ間の隙間も元より狭くなって狙い通りのルックスになりました。
斜めに撮ったから少し広く見えてますけど。
いやね、真上から撮るとマーベリックやコンパネにカメラ持った自分が写っちゃうんですよ(笑)

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MIYAVI仕様は冒頭にリンク貼り付けたフェンダーを始めに今回で4本目、
ドンズバ仕様で組み上げたのは2本目です。
毎回治具の使い回しが出来れば自分もラクだし費用も抑えられるのですが
ピックガード端ギリギリに基板ザグリが位置するので作業個体に合わせた治具作りが
必要になってしまいます。
以前モデファイ(と言うか配線ミスのリカバリー)で他店取り付け品をお預かりしましたが
どうやら基板ザグリ位置でミスっちまってたらしく、ピックガードからOBしたザグリが隠れる様に
ピックガード外周をボディー端ギリギリまで拡大した失敗隠ぺい品を見ました。
それほどにMIYAVI仕様は面倒ではありますが慎重な治具作り、位置出し等が重要です。
と言うか他店がダンカン付けると大体位相が逆でモードが反転しちゃってるのですが…
もはや正常なサスティナーの動作状況を知る世代の人間が業界に残ってないんでしょうね…

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キットの入荷が無い現状では新規インストールをお受けする事は難しいのですが
お手持ちのサスティナーギターが「何か変だな?こんなモンか?」と思われてましたら
ご相談下さい。


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