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FLOYDROSE Schaller ロックマイスタートレモロのマイナーチェンジ新型編

 2021-03-06
今回は密かにマイナーチェンジしていたフロイド系トレモロについて書いてみます。

まずフロイドローズ正規輸入元であるESPは2月15日の時点で下記のインフォメーションを告知していました。
これを書いている本日=3月6日の時点でシャーラーからは何も発表はありません。
今回のブログを読み進める前に必ず下記リンク先内容を確認して下さい。
https://espguitars.co.jp/information/19310/
リンク先ではマイナーチェンジ後をVer.2と表記していますが、本ブログ内では文字変換が面倒なので
新型と表現します。

価格変更は時代の流れ?なので仕方ないのかもしれませんが、それよりもヤヴァイのが
マイナーチェンジによる仕様変更です。

そんなタイミングでトレモロ載せ替えのご依頼を頂き、フロイドはもちろん、
シャーラーのロックマイスターを探しますが手配にかなり苦労しました。(特にブラックは在庫が無かった)
マイナーチェンジによる製品入れ替えとコロナによる入荷遅延のタイミングが重なってしまっていたのかも。

ようやく手配出来たSchaller ロックマイスターが入荷したら驚いた。
シャーラーは何もインフォしていないのに新型だった!
そりゃそうだよな。製造元なんだから。



frt1_2021030611423599d.jpg


ESPの告知通りサドルのインサートブロック挿入部の角が丸くなっている。

frt2_20210306114236184.jpg


サドル裏面、従来型はインサートブロック挿入部の裏面にブラス製のフタが圧入されていたが
新型は一体型でフタが無い。これは歓迎すべき変更かな。フタが気付かぬうちに取れて紛失、
インサートブロックがサドル底面より下にスポッと落ちる事が無くなったので。




インサートブロックは従来型から変更は無いのだが…

frt3_20210306114237da9.jpg






インサート挿入部のアップ。
角の丸くなったサドル内面に角が立ったインサートブロックを押し付けて弦をロックする…
案の定、このロックマイスターは09の1弦がしっかりロック出来ませんでした。
なので仕入れ元に連絡し、交換サドルを手配して頂きました。
交換品ではとりあえず09でもロック出来ました。
サドル内部の製造精度、ブロックとの相性でしょうね。
後日判明しましたがSchaller社はこの原因に何かしら心当たりが有る様です…
詳細は不明ですが今後の改善に期待しています。

frt4_20210306114239598.jpg




と、ここまでの内容は「マイナーチェンジ直後あるある」な内容でしたが
ここからが重要です。

まず、従来型よりもインサートブロックが抜けやすくなってしまった感じです。
つまり弦交換の際にブロック紛失のリスクが高まっています。
弦を外したらロックスクリューを軽く締める事を習慣付けましょう。
ESPの告知先の画像でもそう見えるがサドルのブロック挿入部の横幅は少し広くなっている
様に感じる。従来型が手元に無かったのでサイズ実測での比較は出来ていませんが。

フロイド純正従来型の交換用インサートブロックを入れてみた。
両横に結構隙間が有る。

frt5_202103061142404f7.jpg


今度はKTSのTiブロック従来型フロイド用。
純正よりは隙間が少ない?かも??
でも現物比較でインサートの角がしっかり立っている=精度が高いのはKTS。
つまり1弦09でしっかりロック出来るのか?って不安がよぎる。
よぎった割には実際に弦を入れてテストするのを忘れた(笑)
いや、最近少しバタバタしてたもんで。すみません。

frt6_20210306114242f42.jpg


さて、これから一番重要かもしれない事を書きます。
ESP告知先に分かり易い画像がありますが新型はサドルの高さ(弦の当たるポイント)
変更→低くなっています。
1&6弦用が0.34ミリ、2&5弦用が0.26ミリ、3&4弦用が0.14ミリ
低くなっています。
つまり従来型と混ぜて使うとセッティングに影響が出ます。
「あー手がよく当たる6弦のサドル結構サビちゃったなー。6弦のサドルだけ換えよ-」
ってのが出来なくなりました。お金貯めて6つ全部新型にしてねっ♪って事でしょうか。
安いパーツじゃないですが。しかも今回の値上げ幅結構デカいし。

各セクションごとに低くなる幅が異なるのはネックの指板Rへの追従性の向上が目的でしょうけど…
なら何で3&4弦も低くしたの?って思う。
近年は見る機会が減りましたがフロイド&シャーラーがデフォルト搭載ギターで
ピッチシフトキャビティー無し=ボディー上面ベタ付けの場合は新型サドル6個へ交換すると
弦高が低くなるので注意が必要ですね。

ベースプレート側の2~5弦部には厚さ0.3ミリのステンレス製スペーサーが敷かれて
いました。
載せ替えたギターは指板Rが400Rでしたがこのスペーサーで丁度良い感じでした。
350Rや280Rだと追加のスペーサー=ESP販売のサドル個体用スペーサーが必要ですね。

frt7_20210306114244313.jpg





今回はフロイドとブランド名が異なるだけでモノは同じSchaller LockMeisterでしたが
同社の普及版である「Floyd Rose」もおそらく同様の変更があるのかもしれません。
告知や情報が無いので分かりませんが。


frt8_202103061142455fd.jpg


今回ロックマイスターの入手に苦労しましたが現在フロイドの従来型は全てディスコン、
新型は入荷遅延。
従来型ユーザーはある程度劣化が進んでいるならサドルだけでも現在流通市場に
残っている在庫品を購入しておいた方がいいかもしれません。





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