MUSICMAN E.V.H フレット交換 新譜発売記念指板再塗装ナシ激短納期編

 2012-01-22
今回は京都のT様よりお預かりした

MUSICMAN EVH 92年製。

evh1.jpg


ライブ間近との事でフルメンテナンスをご依頼頂きましたが…

evh2_20120122174005.jpg


いつも通り?画像では分かり難いですが フレット激減り

同モデルのオーナー様や所有した事がある方はお分かりかと思いますが
このMUSICMAN EVHにしろPEAVEYにしろメーカー出荷値がベストセッティングであり
フレットが少しでも摩耗したりするとソロプレイヤーにとって重要な弦高が高くなり、
めった弾き難くなります…

で、弦高を下げたくなるのですが フロイドローズがベタ付け
なのでブリッジを下げるのは無理。

ならネックジョイントにシムかましてネック自体を底上げ?
→サスティーン諸々を考えれば なるべく避けたい

フロイドローズのファインチューナーダンバープレート下部の板っきれを外せば多少はブリッジを
下げれるがダンパープレートの跡が打コン・キズとなりボディーに付いてしまう…
アームフルダウン時にブリッジ前面の角がボディーに当たる…



そんなこんなで今回はフレット交換と相成りました。

フレットは弦高セッティングを重視のため例のごとくJESCAR 2.28x1.40。


まで打ち合わせは進みましたが、

メイプル指板ゆえにフレット交換の際には重要な作業である指板修正を行うと
通常は指板表面の再塗装が必要となります。


T様のご意向で、

「味」のある指板の雰囲気を壊したくないとの事。



分かる。


非常によく分かる。


個人的にも使い込んだ「味」のある指板の風合いは大好きだ。



で、


通常は 可能な限り完璧な作業 を身上とするToneGarageですが、



今回は 特定ミュージシャンモデル特別措置法 を適用とする。

※特定ミュージシャンモデル特別措置法
リペア作業を請負った際に個人的な音楽ジャンル嗜好に沿ったミュージシャンモデル、またはソロイスト系、変形モデルに限り通常のリペア規定?を作業内容、金額共に度外視し、かつ自信を持ってお勧め出来るソロプレイに適したセッティング作業を施す特例規定。適用される事は非常に稀である。






いざ激短納期でフレット交換開始 !!


まずは指板の極端な汚れをクリーニングしてから

指板修正が出来ないので指板チップを出さぬ様に がった慎重にフレットを抜く。
普段の数倍の時間を掛けて。。。。


フレット直下の指板のめくれ上がりの処理に多少手こずるも何とかフレット打ちへと進む。

evh3_20120122174005.jpg


個人的にEVH系は指板サイドの「丸み」がプレイアビリティーの大きな要素の一つと考えているので
フレットサイドの角度や処理にも気を遣いました。


何とか納期内に完成!

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指板表面の「味」も無事にキープ!

evh4.jpg


指板サイドはフレットエッジ処理で多少削れましたので軽くウェザリング=汚しを入れて雰囲気を調整。

evh5_20120122174004.jpg


オーナーのT様が引き取りに来られた際の満足そうな笑顔を見た時にはこっちも嬉しかったです!

深夜まで弦高セッティングを繰り返し、ロックナットの高さまでこだわった甲斐がありました!

T様、PT時代より引き続き、今後も宜しくお願いします。




今回のEVHはネックコンディションが良く、問題となる様な反りやクセがなかったので作業出来ました。
同モデルでもネックの素性に問題がある場合は指板修正が必要になりますのでご了承下さい。




フルウッドコンセプトのイメージが強い?かもしれない当工房ですが
HR/HM系、ソロイスト系のメンテ、セッティング作業には
絶対的な自信があります!
歪み系ギタリスト=ヒズミストは大歓迎ですゼ





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