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FULLWOOD CONCEPT 店頭展示品特価販売!!

 2018-04-05
これまでカスタムオーダー打ち合わせの際のサンプルとして店頭で活躍してきました
フルウッドコンセプトハイエンドモデルですが一応の役目は終えたと感じておりますので
トーンガレージギター本体販売開始に伴い特価にてご提供させて頂きます。


FULLWOOD CONCEPT ADVANCED PLAYER TL 桜

定価29万円⇒販売価格 23万円(税込)


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紫外線劣化により少し黄色っぽく褪色しております。
特に表面のボディー前面が気になるところではあります。
ご希望のお客様にはプラス3万円で元カラーへ塗り直しを行います。

桜2


ペグはGOTOH MG-Tです。

桜3



今回数量限定でプラス1万円でTKL社製ハードケースをお付けします。
もちろん通常販売時付属のギグバックもお付けします。

桜4




FULLWOOD CONCEPT ADVANCED PLAYER TL GRAND BLUE

定価31万円⇒販売価格 24万円(税込)


ブログ掲載時、お問い合わせを多数頂いた暗い環境下では木目が光るあのギターです!
現在サウンドチェックで通常のフルウッドTL用PUが付いていますが後日ディマジオに
戻します。

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こちらも数量限定ながらプラス1万円でハードケースをお付けします。
桜同様に色焼けしておりますのでこちらもご希望でしたら桜同様3万円で
元カラーへ塗り直します。

夜光3


FULLWOOD CONCEPT ADVANCED PLAYER TL 桜&GRAND BLUEの詳細については
過去ブログを参照願います。



FWC-255ST

定価255000円⇒販売価格 23万円(税込)



これまで製作してきましたフルウッドコンセプトSTの中でもフェンダーCSのPU、
マダガスカルローズ=ニューハカランダ指板を装備したハイエンドモデルになります。
故にヘッド先端には温泉マークが刻まれております。

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こちらは色合いのせいかあまり褪色が気になりません。

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TLと同じくハードケース追加が可能です。

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FWC-255STの詳細はこちらを参照願います。

以上3本特価販売になりますが保証規定等は新品時と同じです。
自分で手掛けた製品にはしっかり責任を持たせて頂きます。
特価ですがアフターサービスはご安心下さい。

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FERNANDES FR-ELT SUS CGS/R メーカー放出チョイキズ特価品!

 2018-04-05
当店でもサスティナーモデファイ依頼の多いFR-ELT SUSのチョイキズ特価品のご紹介。

販売価格 【SOLD OUT】

これまでも新品モデファイ済みをご注文頂いておりましたが今回はチョイキズ有りだけに
お得プライスです!

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トップは化粧板とは言え風格十分なルックスですね。

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ボディーバックのマホガニーはセンター2Pなれど目がしっかり詰まり、
音の腰抜けがありません。
故に重量は少しどっしり感の有るの3.9キロ。

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下側のツマミ、サスティーンボリューム根元に半円形のキズがあります。
画像で分かりますかね?
実物は注視すればキズだとはっきり分かりますが木目ムラムラなルックスと相まって
一見ではあまりキズは気になりません。
このキズだけが理由で特価になります。

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サイドポジションマークは少し大き目の径の蓄光タイプ。
暗転した現場での視認性に優れます。

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ステンレスフレット24F仕様。
このFRは国産、長野県産まれですが新品定価185000円でステンレスフレット入った
国産ギターって他にありますか?
しかもGOTOH製ロック式トレモロ付いて。更にリアPUはダンカンSH-4だし。
そしてサスティナー付き…

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今回トーンガレージギター本体販売開始記念セールとしてプラス1万円(税込)で
TKL社製ハードケースをお付けします。(もちろん純正ギグバックも付属)
こちらはハードケースの在庫が無くなり次第終了とさせて頂きます。
これまで数多くの安価ハードケースを見てきましたがTKL社製は比較的品質も良く、
安価品によく見られる新品状態での蓋の曲がり、反りはありません。
このTKL #7330はストラト、テレキャスターも入る汎用モデルです。
レスポール等ネック角度のキツいギターは入りませんのでご注意を。

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今回ご購入頂きましたお客様には普段数多く作業させて頂いているサスティナーモデファイ、
ドライバーへのLED埋め込み・基板ゲインアップ・キルポット取り付け・リアPU交換等を
特別価格で作業させて頂きます。
現状ダダリオ09~46でセットアップ済みですがお客様のご希望ゲージにてセッティング変更
も可能です。また半音下げ等もご希望でしたらお申し付け下さい。

通販でのご注文の際は別途送料2000~3000円(発送先地域により変動)をご負担お願いします。


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Taylor K14ce LTD 入荷!

 2018-04-05
Taylorのラインナップでもハイエンドに位置するコア材を使用したKOAシリーズ、
K14ce LTD です。
こちらは直輸入新品となります。

販売価格 58万円(税込)

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トップはお馴染みのシトカやイングルマンスプルースではなく何とアディロンダック!
アディロンダックの特徴である飴色がかった色合いが画像に反映出来ず残念です…
撮影技術勉強します…
現物は確実にアディロンダックな薄い飴色です(笑)

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カスタムインレイはDiamonds Xydeous

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ペグはハイエンドモデルのみデフォルトで装備されるGOTOH SGL510Z XG。

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素晴らしいハワイアンコアのブックマッチ!
スペック表によればコレで2Aグレードだそうな。
良質な木材が枯渇してきている昨今では3A~でもおかしくはないが。

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両サイドも同じグレードのハワイアンコア。

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弾けば即ハワイアンコアならではのトーンを聴きとれます!
煌びやかでありながら余計なギラつきの無い澄んだ高域。
アディロンダックが奏でる全音域でバランスの取れた音質。
間違いなくテイラーのハイエンドモデルの品質を感じる事が出来ます。

弦高は1弦12Fで1.5ミリ、6弦12Fで2.3ミリです。
テイラーならではの作り込みの良いネックを味わって下さい。

テイラーのお家芸的なプリアンプ、ES2が搭載されていますが何故か近年のESには
ブリッジアースが取られていません。
ご希望の方には別途費用にてブリッジアース加工を承ります。


[仕様]
・Shape: Grand Auditorium
・Top Wood:Adirondack Spruce
・Top Finish:Gloss
・Back/Side Wood:Hawaiian Koa AA-Grade
・Back/Side Finish:Gloss
・Cutaway:Venetian
・Scale Length:25 3/4"(647.7mm)
・Neck Width:1 11/16” (42.9mm)
・Neck/Heel:Tropical Mahogany
・Fretboard Wood:Ebony
・Fretboard Inlay:Diamonds Xydeous
・Bridge Inlay:None
・Peghead Inlay:None
・Binding:Ebony
・Bridge:Ebony with Abalone Dots
・Nut & Saddle:Tusq Nut/Micarta Saddle
・Tuners:Gotho Gold
・Brand of Strings:Elixir Phosphor Bronze Light
・Pickguard:None
・Pick Up:Taylor Expression System 2



本品は当店とお付き合いのあるアコースティックスギモト様よりお預かりして販売しております。
保証規定等はアコースティックスギモト様に準じて3カ月保証となりますが
当店店頭でお買い上げ頂いた場合はネック調整等のコンディション変化に関してのみ
1年は保証させて頂きます。

お問い合わせや詳細画像希望の場合は当ブログコメント欄ではなくメール、お電話でご連絡願います。

電話 06-4865-1212
メール tonegarage@nifty.com

店頭では試奏も可能ですがリペアご来店と同様に事前にご予約をお願いします。
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Taylor 324 販売開始!

 2018-04-05
マホトップ、サペリサイドバックのTaylor 324です。

販売価格 【SOLD OUT】

こちらは新品ではありますが海外楽器店での店頭在庫歴が有り、僅かに使用感が御座いますが
ユーザーのオーナー歴はありませんので新古品となります。

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テイラーと言えばce、C=1弦側カッタウェイ、E=プリアンプシステムのイメージが強いですが
こちらは王道のラウンドショルダー!
カッタウェイが無い分、共鳴面積が多く、トップのマホガニー&サイドバックのサペリの
特徴が色濃く出ております。
一言で言えば太い!ストロークだろうがアルペジオだろうがしっかりと音の芯が残ります。
ピックガードも保護シートの付いた状態でピックスクラッチもありません。
おそらく試奏はフィンガーピッキングのみだったと思われます。

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テイラーと言えば優れたプレイアビリティーの低い弦高が特徴。
この324は1弦12Fで1.2ミリ、6弦12Fで1.8ミリとエレキからの持ち替えでも違和感の
少ない弦高です。

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バックのサペリは比較的太めの木目。妙なシミや節もなく良質なサペリですね。

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全体がツヤ消し塗装ですがネックグリップは試奏により少しツヤが出ています。
ツヤ消し塗装の宿命ではありますがグリップ面に打コン等のダメージは無いのでご安心を。
ストラップピンの付いているネックジョイント部1弦側側面に極薄いスリ傷がありますが
撮影しても判別出来る様には写りませんでした。

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ボディーサイド。
こちらは目の詰まった硬そうなサペリ。
マホガニーの代替え素材として使われる事もあるサペリですがこの324は
トップのマホガニーで太いサウンドを生み出し、音の輪郭はサイド・バックのサペリで
構築する狙いがあるかもしれませんね。

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1弦側サイドも同じ様なニュアンスのサペリですね。

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付属する純正ハードケース蓋部の底面に一部表皮の破れが御座います。

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[仕様]
・Shape:GA(グランドオーディトリアム、テイラーギターの定番ボディ)
・Top Wood:Tropical Mahogany
・Top Finish:Stain
・Back/Side Wood:Sapele
・Back/Side Finish:Stain
・Cutaway:None
・Bracing:Standard with Relief Rout
・Scale Length:25-1/2"
・Neck Width:1-3/4"
・Neck/Heel:Tropical Mahogany
・Fretboard Wood:Ebony
・Fretboard Inlay:4mm Dot
・Bridge Inlay:None
・Peghead Inlay:None
・Binding:White
・Bridge:Ebony
・Nut & Saddle:Tusq
・Tuners:Taylor Nickel
・Brand of Strings:Elixir Phosphor Bronze HD Light
・Pickguard:Black
・Pick Up:None


新古品とは言え目立つ大きなダメージは御座いません。
ネットで324の相場を調べてみて下さい。
お得プライスなのがお分かりになるかと思います。


本品は当店とお付き合いのあるアコースティックスギモト様よりお預かりして販売しております。
保証規定等はアコースティックスギモト様に準じて3カ月保証となりますが
当店店頭でお買い上げ頂いた場合はネック調整等のコンディション変化に関してのみ
1年は保証させて頂きます。

お問い合わせや詳細画像希望の場合は当ブログコメント欄ではなくメール、お電話でご連絡願います。

電話 06-4865-1212
メール tonegarage@nifty.com

店頭では試奏、購入が可能ですがリペアご来店と同様に事前にご予約をお願いします。
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MUSICMAN 近年モノAXISはフレット端が「なで肩」で弦落ちしてしまうのだが…編

 2018-03-31
久々にEVHネタです。

商売柄出来たてホヤホヤの新品に触れる機会は少ないのですが今回は去年の夏に新品購入された
2016年製のAXISです。
当ブログを見てEVH中古やAXISを購入されるお客様も多く、(M.MANや中古屋から何も貰ってませんが…)
改めて自分のブログに責任を持たねばと認識した次第であります。

普段は中古購入された物や弾き込まれた物をメンテナンスした内容ですが今回は一味違います。

ご依頼頂いたお客様によれば当店ブログ過去記事を見て弾き易いと思い、期待して買ったものの
何故か弾き難いとの事。


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早速各部チェック。
ネック順反りを調整しても弦高が高い…1弦12Fで2.0ミリ、6弦で2.3ミリある。
そりゃ弾き難いわ。

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しかも生産時にフレット端をガッツリ斜めに削られているので簡単に弦落ちする。
1弦をチョーキングorビブラートして帰ってきたらチュルッっと弦落ちしてしまう。
同様に6弦は親指をオーバーグリップした際に弦がズレ易い。
よく知る頃のEVH&AXISはここまで「なで肩」ではなく他のギターと比べれば
「いかり肩」ぎみで、ポジションチェンジ時の指当たりを考慮して1本1本フレットエッジを
丸く削って面取り加工が施されている。自分もいつもそんな感じに仕上げているのだが。
おそらくすり合わせで相当削ったのかフレットの頭も平たくなっている。
これも弦高が高くなる原因。

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ミュージックマンに限らず様々なメーカーで時代の流れに伴い製造工程の合理化?や
製造工場の変更は見られるが大体同時にクオリティーが下がる事も多い。
今回はそんな観点でもこの2016年製AXISを見てみようと思う。

デフォルトで装備されているDチューナーがブラックになっている。(これについては後述)


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またアームの仕様が差し込むと奥でロックされるタイプ。
これはEVHのサスティーンブロックから六角ビスを回して脱着するタイプより格段に便利だ!
ちなみに本記事内でのEVHとは現行のEVHギターズではなくM.MANのEVHをあらわす。

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画像では分かりにくいがボディーのエッジが面取りされて角が少し丸くなっている。
エルボーカットの有るギターには敵わないが従来型の角ばったエッジよりは大分マシ。
従来型は長時間座って弾くと腕に直線のボディーエッジ跡が残ったがコレなら
少しは改善されるだろう。
ストラップ付けて立って弾くにはあまり違いは無いかもしれないが。

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さて、分解に取り掛かる。
ネックジョイントのビスは従来と同じく鬼硬い(笑)
必要以上と思える程のビスの硬さ。しかも5点止め。
ネックジョイントの密着度に重きを置くメーカーの思想は変わらず。
ビスを緩めた瞬間に何故かホッと安心した(笑)

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ブリッジを外す。
サスティーンブロックとアームホルダーは一体型。
サスティーンブロックの小さなイモネジでアームバーの回転トルク調整可能。
グイッっとアームダウンする必要はあるが回転トルクを微調整出来るのは有難いかもしれない。
GOTOHのGE-1996T系のトレモロではあるが1996Tの様に気付けばイモネジ紛失!みたいな
事もこれなら心配無いだろう。

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ペグを外す。
ペグ固定ビスは相変わらずのユニクロメッキ。
おそらくペグメーカーからの支給品なのだろうがこれは毎回気に入らないのでステンレス製
のビスへ交換している。
何でかって?ユニクロメッキはすぐに白く腐食してしまうから。

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今は熊さんが居るんですね。
前はカリフォルニア何ちゃらって大きく書いてあるだけでしたが。

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以前はブラス製だったロックナット下のスペーサーはステンレス製に変更されている。
6弦側に0.1ミリ厚が2枚。

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ペグ関係の穴々がきっちり面取りされている。
ここはG社やF社も見習うべきだ。

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ヘッド表面ペグ穴、テンションバービス穴も同じく。

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さて、フレットを削っての「なで肩」である以上、現状ではどうしようもない。
なのでフレット打ち換えます。
ボディーのピックスクラッチもほぼ無く全体的に使用感が非常に少ないギターなのに
指板は指が当たった跡で汚れている。
弾き方の個人差もあるがフレットが低い証拠でもある。
まずはフレット際に軽く刃物を入れて塗膜を分離。
ほとんど木地に近いぐらいに塗装の薄いネックなのでF社のメイプル指板に比べれば
めっちゃラク。

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抜き終わり。西日が差してきた。
近年老眼で夕方以降暗くなると細かい作業がツラくなってきたので今日はここまでかな。

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翌日朝からフレット打ち⇒すり合わせ。
肝心のフレットエッジ面取りを行う。
すり合わせ後に施工する工場、工房もあるが自分はすり合わせ工程の途中で施工する。
それなら面取りのヤスリ傷も研磨で消せるので。
分かり難いがヤスリ横が面取り済み。ヤスリ右上以降が未加工。

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フレット周り完成!

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このエッジ処理なら1弦、6弦の乗りしろも十分だろう。

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ステンレスのビスでペグ固定。

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とりあえず弦が張れる所まで組み上げた。
ここからが重要で長い作業なんだな…(笑)

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1弦端。

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6弦端。
これなら簡単に弦落ちはしないだろう。

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まずはロックナットの高さ調整。
数パターン試して6弦側は0.3ミリ、1弦側は0.2ミリのスペーサーに決定。
組んで弾いて分解…組んで弾いて分解…そりゃ弦も金属疲労でペグ根元で切れるわな(笑)
既に皆さまお気づきかもしれないがロックナットの固定方式が従来のネック裏から太いボルトから
表面からのビス止めに変更されている。これは強度的には明らかに改善策だと思う。

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ロックナットより手間なのがブリッジ。
今回は3&4弦下に0.2ミのスペーサーで着地。
2&5弦=0.2ミリ、3&4弦=0.3ミリのセッティングとかなり悩んだ。
毎度の事ではあるのだがここまで大掛かりな作業の時はどんなギターでも
一通りセッティングが決まったら一晩置いて翌日に再チェックする。
作業を繰り返しているうちに何がベストだったのか分からなくなってしまうから(笑)
翌日だとリセットされた感覚でチェック出来るので。

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作業前にも前日のセッティング時にもフロントPUのニュアンスが弱い=低域の広がりが薄く感じた
ので高さを上げる。
ボディーにしっかりPUが固定されているのもこの類のギターの特徴なのでウレタンやスプリングを
入れるのではなく0.5ミリの金属ワッシャーをスペーサーとして数枚挟んで嵩上げする。
3枚挿入1.5ミリUPにした。4枚=2.0ミリだとリアPUとの出力差が少し気になったので。
PUも少しスペック変更されている?のかもしれないが従来型に比べ高域が強くなっている様に
感じる。今の流行りに味付けを変えたのかもしれない。
したがってリアは十分に高域が出ているので高さを上げる事は不要。したがってフロントの
嵩上げ上限値も自ずと決まる。

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よ~~~やく完成!!
最終組み上げた感じは「あ~コレコレ!」なよく知るEVH、AXISのプレイアビリティーになりました。
弦高は1弦12Fで1.2ミリ、6弦12Fで1.6ミリになりました。十分弾き易い設定かと。

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いや、Dチューナーなんですけどね。
最終調整で触ったのですが従来型よりも動きがスムーズになってると思うんですよ。
D⇒Eの差し込み、Eのファインチューニング共に以前はゴリゴリ感が気になって分解+
グリスアップして組んでましたが今回の黒いDチューナーはそこがスムーズなんですね。
製造元変わったのかな?
最近Dチューナーの取り付け依頼が減ったので現行新品市販パーツがどうなのかは
分かりませんが。

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お客様への引き渡し時、「弾き易くなってる!」のお言葉を頂き一安心です。

結論から言えば近年のAXISは従来型とは細かい所で変わっていますが
なで肩フレット以外は問題ナシだと思います。
見てはいませんがこれ以降、2017~2018年モデルでなで肩が改善されてたらエェなぁ…



さぁお次はPEAVEY WOLFGANGだ…
コレもやるよぉ~徹底的にやるよぉ~

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ヴィンテージのエスクワイヤー リアPUのストリングフォニック・ハウリングを何とかする編

 2018-03-05
さて今回もちょっとマニアックなリペアだ。

お預かりしたのはネックデイトから63年製と思われしエスクワイヤー。
ただしオーナー様によればリアPUは66年製のリワインド品との事。
そのリアPUのストリングフォニックが酷いとの事。
歪ませてチェックするとハウリングも酷い。
PUはしっかり固定されていたのでPUのグラつきが原因ではない。

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まずは弦を外してブリッジプレートをチェックしてみる。
テレキャスター3WAYブリッジの場合、サドル後ろ4本の固定ビスを締め付け過ぎると
ブリッジのネック側が完全に浮き上がってしまい(多少なら問題無い)、
浮いたブリッジプレートが弦振動に共振してハウリングの原因になる事が多い。
今回は指で押さえつけてもハウリングの音階が変わるだけだったので根本的な原因は
リアPU本体と思われる。

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早速ブリッジを外す。
ん?
3本のPU固定ビスのうちネック側のビスがPU底面の銅板に入っていない。
と言うか銅板を押し下げている。
ちなみにPU固定はゴムチューブではなくスプリングでしっかり止められていたので
グラつきは無いが逆にブリッジの振動がダイレクトにPUへ伝わり過ぎて共振を助長させて
いる可能性はある。

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PUを外す。
下側2本は問題無いのだが上は何かが銅板のネジ穴を塞いでいる。
通常ヴィンテージやヴィンテージライクなフェンダーのPUはコイルを巻いてから
ラッカーで染み込ませる。ロウ浸けと同じ目的でコイルの遊びを埋めて定着させる意味合い
ではあるが時としてそのラッカーが経年変化で収縮し、その縮みによりコイルが断線して
しまう事もある。
が、単純にそのラッカーが垂れてビス穴を塞いだとしてもこんなに強固な埋め具合にはならない…

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カッターの刃でこそいでみる。
結構硬い。
何かの接着剤の様である。
何故この穴だけを塞いでいるかは不明。

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穴の塞ぎは何とかなったのだが、
銅板とPUの間に隙間がある。
ストリングフォニックとハウリングはほぼコレが原因であろう。

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後ろ側には隙間が無い。
要は前側のボトムボビンプレートが反りあがっているのである。

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そもそもPUのボビンプレートは経年変化で反る。
トッププレートのみならずボトムプレートも反る。
しかし銅板は反らない。
ここで悩む…
本来銅板はボトムプレートに密着すべきではあるが反っているボトムプレートを無理に
平面である銅板に密着させるとボビンプレートの更なる変形により再断線してしまう可能性がある。
なので銅板とボトムプレートをガッツリ固定する事はやめた。
ではどうこの隙間を埋めて銅板・PU本体の共振=ストリングフォニック&ハウリングを
止めるのか。
ロウで埋めてしまう事に決定!
まずは銅板のビス穴とPU本体のビス穴がズレない様にビスを入れてからロウ浸け。

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いつもより少し低温でロウ=パラフィンに粘度を持たせて含浸して隙間を埋めた。
しかしまぁトッププレートの反り具合が凄い。
ヴィンテージでは当たり前のレベルではあるが。
元々リワインドへ至った断線の原因はこの反りかもしれない。

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ブリッジへはゴムチューブを介してマウントする。
本来自分はこのゴムチューブを使う事が嫌いだ。
ゴムチューブは劣化すると硬化して反発力を失うので。
なので耐久性が低いと分かりながら使いたくはないが今回はブリッジの振動を
なるべくPUへ伝えたくない。
なので敢えてスプリングではなくゴムチューブを使用。

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組み込み。
ビスがしっかりと銅板へ入っている。

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リアPUを配線してまずは音出しチェック。
結構な激歪みでもハウリングは起きなかった。

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弦を張ってチェック。
問題無し。
おおよそこのギターが奏でる事はないであろうデスメタル一歩手前ぐらいの歪みでも
大丈夫だった。

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テレキャスター系の主にリアPUのストリングフォニック&ハウリングには様々な原因が
あります。
ヴィンテージに限らず近年モノでもお悩みの方はご相談下さい。
ただし歪ませ過ぎたらPUやブリッジに問題無くとも当たり前にハウりますよ。
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70年代前半のJAZZ BASS なまら硬いペグを何とかする編

 2018-02-23
今回は久々にマニアックで地味、でも作業は結構大変なリペア事例をご紹介。

70年代前半のジャズベなのだが…

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ペグが鬼硬い。
普通に手で回すのが激困難なぐらい硬い。ワインダー使って回すなんて夢物語なぐらいだ。

既に終盤を迎えた冬季五輪だがカーリングの女子代表、LS北見のスキップ、藤澤五月の
虜になった中年オヤジは羽生くんそっちのけでカーリングを観続け、ルールが分かったところで
男子も観る。女子は繊細さな試合運びがスリリングだが男子のパワーやスピード感にハマリ
男子の試合も観まくる。軽井沢のお兄さん達が予選敗退しインタビューで北京へ向けての
挑戦を問われるとチーム再編もさることながらスポンサー探しに触れていたのを聞いて
マイナーアマチュアスポーツの厳しさ、華やかな女子には無い苦労を垣間見た気がして
涙だ出そうになった…ありがとう。SC軽井沢クラブ。4年後期待しています!
とは言えエロ中年オヤジの本命はLS北見、藤澤五月だ。
なので今回は「なまら硬いペグ」と表現させて頂く。

話が逸れた。逸れまくった。
ジャズベに限らずだがギアむき出しのペグなのでビンテージである以上劣化していて当然
である。
今回はこのなまら硬いペグを普通に回せる様にメンテナンスする。

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ヘッド表面から打ち込まれるブッシュも片側が浮いている。
ブッシュが斜めになるとペグシャフトとも斜めに接触するので不要な摩擦が発生する。
画像は無いがペグを外してまず最初にはブッシュを打ち込み直した。

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当然ブッシュと接触する部分は擦れる故に摩耗してメッキがピカピカな状態。

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シャフトのギアを見てほしい。
ちょうど真ん中のギアだけが光っている=⇑と同じく摩耗しているのが分かる。
よ~く見れば摩耗してギアが平たくなってしまっている。
そりゃ硬くもなるよね。そだねー。

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ペグによっては硬い状態で無理に回し続けた為かメインプレートが曲がってしまっている。
分解してからプレスして矯正するが完全に真っ直ぐにまでは直せない。

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ギアの分解に入る。
メインシャフトが固着して抜け難い場合は当て木をしてプラハンマーで軽く叩いて抜き出す。

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まずはベースプレート側のシャフトギアから手を入れる。

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この部分はシャフトを覆っているカバーと分離出来ないのでこの状態でグリスを入れるしかない。

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ペグ表面側から注油すると不要なグリスがギア面に付いてムラや部分的なツヤになり
ビンテージ特有の質感が変わるので裏側から注油する。
画像のマイナスドライバーの先端の位置よりリチウム系グリスを流し込む。
使用するのはシャブシャブではないが流し込み易く、かつ内部に残りやすい少しだけ
粘度のある物。

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上下共にグリスアップしたらバイスに固定してワインダーで回す。
グリスを馴染ませ不要なグリスを滲み出させる為。
片方向100回、合計200回グリグリ回す。×4個。
結構疲れる…
滲み出したグリスは綿棒で拭き取る。

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お次はメインギアだ。
粘度の高いテフロン系グリスを筆で薄塗りしていく。
グリスは厚塗りしても効果が増すわけではないので注意が必要。
厚塗りすると色んな所にグリスが付いてベタベタヌルヌル祭りにもなるしね。

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ギア溝だけではなくメインプレート側、ペグシャフトの当たる箇所にも塗る。
分解すれば分かるがこの部分にも相当負荷が掛るので真っ黒な鉄粉が溜まっていたり
今回はとくに硬いペグで偏摩耗も見られた。(円が崩れていた。)

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もちろんその部分に直接当たるシャフト基部にも塗る。

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組み上げてまたもやバイスでグリグリ回す。
この時点でワインダーで回せるだけで作業の効果を実感する。

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いよいよネックに組み込むがもちろんブッシュと接する部分にもグリスを塗る。
ギアに使用したテフロングリスを薄塗り。
ブッシュ内側に塗るとペグ挿入時にシャフト上部(弦を巻く所)にグリスが付いてしまうので
必ずシャフト側に塗る。

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組み込み完了!

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弦を張る。
摩耗したギアに当たる時だけ少し硬くなるがワインダーで回せる!!
もちろん新品のペグの様にとは言えないが実用に問題の無いレベルの回転トルクに
仕上げる事が出来た。

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一晩置いて翌日ネック調整。

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一見何も変わった様には見えないが実用面では大きく結果の出せたリペアでした。

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大昔?にムスタングだっけな?
Fキー系ペグの分解メンテナンスについて書いた事があるが今回と同様のリペアは
クラシックギターやウクレレ等でも受け付けております。
言うまでもなく対応可能なのはギア剥き出しのペグに限りますが
なまら硬いペグにお悩みの方は今宵準決勝を戦うLS北見を応援してからご相談下さい。

五輪終わっても地上波とまでは言わないがBSなんかでカーリングの大会とか放送してくれんかな?
藤澤五月を出せとは言わない。男子でも女子でも国際大会でも国内大会でも何でもいい。
知能、技術に加え僅か1投でそれまでの試合運びが逆転するスリリングなところが気に入った。


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サスティナーキット入荷しました!

 2018-02-17
長らく欠品しておりましたサスティナーキットが3セット入荷しました!

もちろん次回入荷未定です…
サスティナー取り付けをお考えの方は早めにご連絡下さい。


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Paul Reed Smith ウイング式ロックペグの劣化編

 2018-02-15
今回は近年目にする機会は減ったものの未だ愛用者も多いPRSのウイングペグについて書いてみます。

PRS初期より導入されている通称ウイングペグ。
機能的にはしっかり弦をロック出来るが弦交換にちょっとコツが必要だったりする。
現在主流のギアボックスに締め込みダイヤルのあるロック式ペグに比べれば
時代遅れ感は否めない。

今回はサンタナのチューニングの狂いでお預かりしました。

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PRSのチューニングの狂いの原因の一つにナットの溝の問題がある。
デフォルトでは樹脂製ナットなのだがナット溝が弦を深く抱え込みすぎるので
滑りの良い化学素材ではあるものの弦の滑りがあまり良くない。
なのでナットを一度外し、上部の不要な部分を削って巻弦の頭が少し出るぐらいまで
溝を浅くする=弦とナットの接触を必要最小限にする。
画像は上部カットのうえで溝整形(弦ゲージに合わせた=ゲージより僅かに広い溝へ加工)作業中。
このナットの問題を解決したうえでのチューニングの狂いが今回のテーマである。

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自分としてもウイングペグの作業をお受けするのが久し振りだったのでド忘れしていたが
摩耗・劣化したウイングペグは強烈なチューニングの狂いをもたらすのである。
今回は6弦、3弦のみアーミング時に1音ほどチューニングが上がった。
通常有り得ない狂い具合である。ナットは加工済みなのに…

で、ペグを疑う。

ギターを平置きにしてウイング部を左手指で挟みながら

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または親指で少し強めにウイング部を押しながら右手でアーミングする。

すると問題のある弦でウイング部と言うかペグ自体がアーミングに同期してウニュウニュ動くのである!

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つまりはペグのメインギアとウイングを含めたシャフトの間に摩耗等による劣化でアソビが生じ、
アームダウン=弦テンションが緩んだ時に締め上げ方向へ動き、アーム(弦テンション)復帰時に
元の位置へ戻らない為にチューニングが上がってしまっていた。

ウイングペグは他のロック式ペグとは違い、正しく弦を張ると
(チューニングの合った状態でウイング6個がハの字になる)
すなわちチューニングが合った状態では常に同じ範囲のギアに負担が掛る。
したがって長年使用しているうちに特定の箇所だけギアが摩耗してしまうのだ。
現在ならしっかり焼きの入った鋼材で耐久性の高いギアを作るだろうが当時なら仕方なかったのかもしれない。

残念ながらこうなるとペグを交換するしか方法は無い。
まずはツマミを外し、ウイングを抜く。
ウイング下にはCリングがある。
いずれ売却の際等ペグを再利用するつもりならCリングを傷めない様に外す事が重要。

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今回はPHASE2=第二世代のエボニーチップの純正ペグへ交換。
(輸入代理店にコレしか同色の在庫が無かった。)
ちなみにPRS純正パーツはお値段がひょぇぇ~~です…

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上にも書いたがPRSはナットの溝が深いが為に弦をしっかり伸ばしてもアーミングすると
チューニングは狂い易いかもしれない。
大体の方は「こんなもんかな~」と思いながら使っているかもしれないがウイングペグの場合は
劣化にも注意が必要である。
今回のお客様はカスタム24も使用されているので比較する事でチューニングの狂いが
気になったとの事。まぁ尋常ではない狂い具合ではあったのだけども。

ちなみにペグ交換後は弦が完全には伸びきっていない状態でカスタム24と同じレベル、
普通のアーミングで弦により±10セント以内、激しくアーミングして20セント以内の狂いに落ち着いた。


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さて、報道されている通り、関東の某リペアショップがとんでもない事をやらかしてくれました。
ここ数日、常連さんや業界内の知り合いから「あの人知ってるんですか?」←知らねーよ。
「何考えてんでしょうね?」←こっちが聞きたいわ(怒)

同じ業界で仕事をする身として非常に腹立たしく、悲しく思います。
被害に遭われた方々には楽器が手元に戻る事を自分も願います。











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FENDER Vintage Hot Rod 60's Tele サスティナー取り付け編

 2018-02-03
新年1発目に続きサスティナーネタになります。

今回はフェンダーのテレ、ご依頼前に白へリフィニッシュ、ブリッジをMarverickトレモロへ改造された物を
作業させて頂きました。


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目指した完成形はコレ。
画像からスイッチ位置等を割り出しての取り付けは毎回大変です…

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お客様お持込みのサスティナーキット。
いや~久し振りにこのパッケージ見たね。
未だメーカー供給不安定。次回入荷予定全く不明…
今回お客様は海外通販サイトよりお取り寄せされたらしいです。逆輸入って事ですな。
正直海外通販サイトはリスクが高いのでご購入をお考えの場合は完全自己責任でお願いします。
個人的にはお勧め出来ませんが現状サスティナーキットを入手するにはこの方法しかないのかもしれません…


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さて、元ギターは普通のテレキャスターな訳なのでフロントPU部はボディー&ピックガード共に
サスティナードライバーへ合わせて拡大加工が必要になります。
ボディーはザグってしまえば問題無いのですがピックガード…
純正を加工して使用するつもりでしたが元のPUの固定ビスの穴位置が非常にツライ所に
きてしまいます。

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なのでピックガードの新規製作が必要。
並びにピックガード下にサスティナー基板が入るので組み込み時調整用の基板部カット版も
必要。
元ガード、新規製作用元型、基板部カット版。

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基板も色々手を加えて完成!
リアPUシングルコイル駆動にしては良い効き具合に仕上げる事が出来ました。
ちなみに純正状態で組み込まれているS1スイッチはサスティナーと同居出来ません。

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バッテリーボックスの位置もミュージシャン使用機画像を参考に少しトレモロ寄りに。

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サスティナー取り付けも沢山のお問い合わせを頂いておりますが上記の通り未だ次回入荷の
目途は全くたっておりません。
それでいて取り付け事例をここにアップするのは気が引けるのですが
一つ皆様にお願いが有りまして。

サスティナーキットが入手困難故に某オークション等にてサスティナーギターより取り外された
中古部品を使っての取り付け依頼お問い合わせが増えております。
申し訳ありませんが中古品を使っての取り付けはお断りしております。
理由は中古品ですと組み上げないと故障しているか正常なのかが分かりません。
したがってザグリ加工も全て終え、組み上げて不具合が生じても交換する正常な新品が
入手出来ない現状、取り付け作業全てにおいて責任を持つ事が出来ません。
また一概にサスティナーと言っても世代によって様々なバリエーションが有り、
旧型ですと当店の目指すクオリティーに組み上げる事が出来ません。
何卒ご理解下さい。

メーカー供給が安定していればこんな事書く必要はないのでしょうが。

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Ibanez JEM77B RMR サスティナー取り付け編

 2018-01-05
本日より2018年始動です。
本年もトーンガレージ、当ブログを宜しくお願いします。

例年なら番外編でスタートですが例年通りの年越しを過ごさせて頂き、
特に新たな温泉ネタも無いので今年は通常ネタでブログ始めです。

相変わらずサスティナーキットの入荷が無く、取り付けご希望のお客様には
ご迷惑をお掛けしております。
(既に付いているギターのモデファイは常時作業可能です)
そんな中、奇跡的に入手出来たキットを使って作業させて頂いたのが
このJEM77B RMR!

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本人使用機に似せたレイアウトでの取り付け依頼です。
お客様より数枚送って頂いた画像だけが頼りの作業でした。

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本人使用機はサスティーンボリューム横のスイッチが指板ポジションマークLEDのON/OFFに
なっている様ですが市販モデルにはLEDは入っていないのでマスタースイッチ=キルスイッチ
としての機能を持たせました。
何せこのスイッチを探すのが大変だった…

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サスティナードライバー下のダミーPUカバーも6穴タイプの穴塞ぎバージョンを製作、
そしてダミーには吊り下げビスが無い様でしたので別画像にて設置高さを参考にして
ドライバーに固定。その為にピックガードも新規作成。
リアPUは純正Breedでサスティナー駆動する様に改造。

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と、まぁ文面にするのは簡単なんですが…いつも通り結構大変な作業でした。

今年はサスティナーキットが安定して入荷すると良いのですが…


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今年もお世話になりました。

 2017-12-28
毎年ながら早い1年が終わろうとしています。
当店をご利用頂きましたお客様、有難う御座いました。
来年も宜しくお願い致します。

年明け早々にワシントン条約の改正でローズウッド種の木材の輸入規制が始まり
楽器業界は不安と混乱でスタートした2017年でしたね。
今のところは輸入規制的な段階ですがいずれは伐採禁止になるのでしょう。
ここ数年、ローズ指板に限らずあらゆる木材の枯渇が現実化してきています。
ギブソンは言うに及ばず他のハイエンドと称される高額楽器でさえ目に見えて材質の劣化が顕著になってきました。
以前はこう言う事を自分が発信するとお客様は「へ~そうなんですか…」みたいな反応でしたが
最近は逆にお客様側から言われる機会が増えてきました。
ネットで拾った情報を口にしているならまだしもですが
「買う気満々で某メーカーの○○を試奏してきたが購入する気にならなかった」等の
具体的なお話を聞いた時には少しショックを受けました。
確かに年々大手メーカーの作り込みは甘くなり、
上記ワシントン条約等の情報は拡散されてはいますし
依然大陸生産の勢いは衰えない。しかも結構な価格帯までも大陸製が増えている。
それでも買う気満々のお客様は現物を手に取り、試奏して多少「あれっ?」と思う所があっても
「あばたも笑窪」、購入意欲が勝って大体購入されていたのですが。今までは…
これは自分の様な楽器業界内の人間ではなく、一般のユーザー目線でも品質、素材の劣化が
「音」と言う非常に分かり易い形で表面化している結果と言わざるを得ません。
ギブソンのリッチライトの様な代替素材は今後増えていく事でしょう。
今は代替素材と呼んではいますが主材になる日もそう遠くはないのかもしれません。
エレキの指板は何とかなるにしてもアコギの板材はどうするんだろうか?

10年ほど前でしょうか。
販売に携わっている時、商談トークとして
「オレ達がジジイになる頃には木で出来たギターは無くなってるかもな~」みたいな事は
よく言ってましたがどうやら自分が考えていたよりも早くそんな時代が来てしまいそうですね。
毎年同じ事を言ってますが今お持ちの楽器が納得出来る物なのであれば大切にして下さい。


年末ギリギリになってしまいましたがオーダー頂いたフルウッドコンセプトTLを
何とかお渡しする事が出来ました。

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「鳴り」を目的としたフルウッドコンセプトは当然材質が重要です。
残念ながら現在流通している木材では厳しいかなぁ…
ストックしている材にも限りがあるし。


新年は5日(金)より営業致します。
ご来店予約、お問い合わせ等お待ちしております。




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【年末年始休業日のお知らせ】

 2017-12-25
年末年始の営業は下記になります。

12月28日(木) 通常営業
12月29日~1月4日 休業
1月5日(金) 通常営業

休業期間中、新年のご来店予約等お問い合わせはメールでお願い致します。

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ヴィンテージのCTSポットを再生する編

 2017-11-25
かなり前にヴィンテージのポットのメンテナンスについて書いて以降、割と定期的に
ポットのメンテナンスはご依頼頂いておりますが今回は再生メンテナンスを中心に
ポットやコンデンサー(キャパシター)についても少し書いてみようかと。

ご依頼頂いたのはヴィンテージのレスポールカスタム。
他のショップでメンテナンスを依頼した際に勝手にポット類を交換されてしまったとの事…
ヴィンテージの扱い、理解に慣れていないショップなら仕方無いのかもしれないが
作業前にお客様確認は必要だと思うぞ?普通。

なのでオリジナルのポットを再生してりユニットします。

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普段自分も近年モノのギター・ベースなら
ポット、ジャック、スイッチ類も摩耗による劣化があるので消耗品とお考え下さい。
な説明はする。
電気的にも劣化した物より新しい物の方が当然通電性は良い。
音質で言えば高域の通過特性が変わる。

ただしコレは近年モノや仮にヴィンテージであっても道具として弾きまくる楽器の場合だ。

ヴィンテージは少し解釈が異なる。
何十年もの歳を重ねてきた楽器なら電気系も出来るだけ同じだけ歳を重ねたオリジナル(純正)で
音を出したいと思うオーナーの考え方は正しいだろう。

さて、まずはアース線を外しアース端子もポットキャップから外す。
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この時点でポットの両端の端子の抵抗値を計測。
このポットは0.630kΩ=630kΩ。
500kのポットでこの計測値はCTSならよくある誤差範囲…ま、アメリカなので(笑)
ちなみにカスタムCTSならこの誤差はグッと少なくなる。

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4個全て抵抗値は問題無かったので内部のカーボン抵抗はまだ使えそうだ。
なので分解に入る。
まずはローレット=ノブを取り付けるギザギザの直下にはまっているCリングを外す。
金属疲労、劣化で折れてしまう事もあるので作業は慎重且つ優しくそぉ~~っと。
ちなみにこのCリング、カスタムCTSには無い。
このCリングが後述するカーボン抵抗やセンタープレートに端子を押し付ける力を
強くしているのだ。
近年モノでもギブソン純正CTS等このCリングが付いているポットはトラブルが出るのが
早い気がするのは気のせいなのだろうか…

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Cリングは組み込み時に再利用するので外した際に変形したら優しく修正しておく。

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フル分解完了!

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メインシャフト基部の端子。
これはセンタープレート=ポットの真ん中の足に繋がるプレートに当たる部分。

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こちらは右端、左端に繋がるカーボン抵抗と接触する部分。
共に摩耗で端子の先端が平たくなっている。
端子の接触部を細目のヤスリで研磨して新鮮な金属を表面に出す。
同時に反発力を失ったプレート自体もそっと軽く僅かに引き起こす。


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古くなって固着したグリスや汚れを柔らかめの歯ブラシでクリーニング。
絶対に歯ブラシで端子は擦らない様に!

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今度はカーボン抵抗をクリーニング。(画像はクリーニング後)
上記Cリングで必要圧力以上にメインシャフト基部の端子が押し付けられていた場合は
カーボン抵抗に2本の深い轍が出来ている事がある。
あまりに轍が深い場合はカーボンが断裂してしまうのか冒頭のテスター計測で正常値が出ない。
その場合は残念ながら再生不可能となる。

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さて、今度はポットキャップだ。
キャップ単体になればハンダの熱負荷が多少掛かってもポット本体へダメージが入る事は無い。
ハンダ吸い取り線でガッツリお掃除!

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こんもり盛られたハンダを除去するとポットデートが現れた。
1376902。1969年の第2週製。

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500kの抵抗値刻印も確認出来る様になった。

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4個全てクリーニング、組み込み完了!
この時点で元ギターと仮結線してポットとしての基本的な機能をチェックする。
さすがに新品ポットの様なスムーズな音量・トーン可変は無理だとしても0⇔10は機能してれば
最低ラインはクリアとする。
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本体へ組み込み完了!
個人的にはバンブルビーよりスプラグの方がルックスは好きだ(笑)

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ちなみに当店ではヴィンテージの配線周りを作業する際に使用するハンダの種類をお客様に
選んで頂いています。
鉛フリーはんだはハンダ付けした箇所にツヤ・照りが出ないので見た目に違和感が少なくなります。
ツヤッツヤのテッカテカ、通電性優先をご希望の場合はケスター&アルミットを使用します。

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最後になってしまったがポットやトーンのコンデンサー(キャパシター)について少し。

劣化具合はひとまず置いておいて上記テスター計測で分かる通りCTSポットの抵抗値は
結構?かなり?いい加減だったりする(笑)
250kなのに320kだったり500Kなのに430kだったり…
上にも下にもかなり誤差がある。
これで良いのかCTS?とは何十年も思ってはきたが
それを遥かに上回る長き時間を活躍してきたCTSだ(笑)
良しとせざるを得ないのか…
ただし耐久性は素晴らしい。

通常シングルコイル類は250KΩ、ハムバッキングは500kΩ、
ギブソンオリジナルCTSは300kΩである。
しかしながらボリューム10=フルボリューム時はこの抵抗値は関係なくなる。
ポット入力端子と出力端子がほぼ直結状態になるからだ。
したがってシングルコイルに500kを付けてもフルボリューム時は250kと違いはほぼ無い。

違いが出るのはポットを絞った時だ。
乱暴な言い方をすれば常時フルボリューム!トーンなんざ使わねぇ!なんて場合は
ポットなんて250k~500k~25k…何でもいいのである。

よく質問されるのはSSHのギターの場合。
フロント&センターはシングルコイル、リアがハムの場合のマスターボリューム抵抗値である。
これはギターメーカーによって解釈は変わるが自分は500kを付ける。
何故なら一番使用頻度が高いのはリアだから。
ちなみにフェンダージャパンのSSHには250kが付いている事が多い。これが間違っているわけでもない。
「だってシングルコイルの方が数多く付いてるじゃん」な考え方もあるだろう。
仮にではあるが常にフロントのシングルコイルでハイフレットでソロばかり弾かれるなら250kでも
構わない。そんなギタリストがフロントのボリュームを微妙に調整するとは思わないが(笑)
もしSSHで微妙なボリュームコントロールを多様するなら理想は250k&500kの2ボリュームだろう。
トーンもシングルとハムで個別化すべきだろう…
使い難いだろうけど。

そもそもヴィンテージテイストなハムバッキングPUは少しパワーのあるシングルコイルと変わらないぐらい
抵抗値の低い物も多い昨今。
シングルコイルだから。ハムだから。ではなくPUの抵抗値によって250kor500kを使い分けるべき
なのかもしれない。

今度はトーンのコンデンサー(キャパシター)のお話だ。
現在様々なコンデンサーが色々なメーカーから販売されている。
ヴィンテージを模した物からモダンなルックスの物まで実に幅広い。
メーカーの謳い文句も実に上手い。
これまたよく質問されるのが
「コンデンサー変えたら良い音になりますか?」である。
何をもって「良い音」なのかは分からないが
その時こちらの返しは「トーンはよく使いますか?」である。

上記ボリュームポットのお話と同じでトーンポット、コンデンサー、
共に絞った時にしか効果・違いは出ない。
微弱な信号はコンデンサーへ流れるので完全に全否定はしないのだが
基本的にトーンは使わない人はコンデンサーを高価な物へ交換しても無意味である。



今回のポット分解メンテナンス作業ですがポットキャップに「へそ」のある
スタックポールと呼ばれるタイプのCTSでは作業出来ません。
ご注意下さい。



さて11月もあと少しだ。今年もあと1カ月ちょいか…
歳食うと早いもんだな1年って(笑)



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【近年モノのGIBSONヒストリックLPオーナー様へ注意喚起です。】

 2017-11-09
トグルスイッチの裏蓋が刻印の入った金属製の物がデフォルトで付いていますがこの金属が塗装と固着します。
固定ビス3本を外しても簡単にプレートが外れません。
ここ数カ月で同様の症状を3本確認しました。

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毎回工夫を凝らして慎重に取り外し、今のところはボディー裏面、目で見える箇所の塗装までダメージが及ぶ事はありませんでしたがこれ以上固着が進むと危険だと思われます。
新品購入時はプラスチック製プレートが付属しているはずなので普段使いで刻印プレートにこだわりが無ければプラスチック製への交換をお勧めします。

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このプラスチックプレートも従来とは違う材質なので若干不安ではありますが…
ビス3本を外して金属プレートが外れない場合は無理にこじったりしないで下さい。


またエイジング処理されたビス類ですが表面上は軽いエイジングに見えても内部では酷い茶サビが発生している場合が御座います。
画像はPUマウントスクリューですがこのままサビが進行するとPU高さ調整時にビスが折れてもおかしくはありません。

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軽くPUマウントスクリューを回してスムーズに回らなければ内部の確認、ビスの交換をお勧めします。
同様の症状はパネル類を止めている木ネジにも見られます。
該当モデルのオーナー様は上記トグルスイッチバックプレート、ビス類の状況をご確認下さい。


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Killer KG-EXPLODER PRISON/Burner ダンカン取り付け。思わぬトラップが潜んでいた…編

 2017-11-01
今回は現行キラー、KG-EXPLODER PRISONのピックアップ交換、全体セットアップをご依頼頂きました!

交換するPUはフロントがSH-2 JAZZ、リアがTB-14 カスタム5。
現行高崎晃仕様でしょうか?

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EXPLODERシリーズでも高級版のPRISON。
しかも焼き入れ仕様!

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木部加工~塗装は海外生産、組み込みは国内との事。
価格帯からしても現代版スタリオンと言った位置付けになるのだろうか。
驚くべきはこの個体の軽さ。
ボディーはライトウェイトアッシュらしいが重量は3キロちょうど!
持った瞬間に思わず「軽っ!」と言ってしまったほどだ。

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ブリッジ周辺、トレモロピッチシフトキャビティーはかなり深めに掘られており
フロイドも結構沈み込んでいる。
それでいて弦高は高めなのでネックジョイントに少し手を入れて=ネック角を付けて
弾き易い弦高、沈み込み過ぎないトレモロの位置にセッティングしようと思う。

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コントロール内。
西日が差す時間帯に画像を撮っているので少し見づらいのはご勘弁を。
ハンダ付け周りは流石に国産だけあってキレイに仕上げられていた。
1VOL仕様だがスイッチポットでコイルタップが可能。
ラウド演るのにタップが要るのかは…最近の新作聴いてないから知らない。

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外した純正PU。
裏面に特に表記は無いがダイナバイト系らしい。
この時はこの後ハマるトラップに気付いていなかった…

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ネックジョイントは通常の4点止めに加え、

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フロントPU下にもビスが1本。
プライム譲りのディープジョイントデザインですね。
フロント・リア共にPUのエスカッションは落とし込み加工が施されている。

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ネックを外す。
フロント下のディープジョイント部分はかなり薄い。

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止められていたビスもかなり短い。
正直この薄さ、固定方法の簡素化からサウンド、サスティーンへの恩恵は少ないと思うが
元々4本のジョイントビス周辺のジョイント面積は広くはないので強度的には意味があるのかもしれない。

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ここまで特に何の警戒感も抱かずに作業を進めてきて
「さ、PU付けよ」とフロントを入れた瞬間に戦慄く(笑)
アジャスタブルポールピースの先がザグリ底面に当たって浮き上がるのである。
理由はエスカッションの落とし込み、ディープジョイント部を含めたザグリ深度の浅さ。

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「マジでっ??」と大きめの独り言を発してからまずはタバコを一服。

頭を「どうするのか?」の改善策検討モードに切り替えてから
まずは外した純正PUを確認する。
右がダンカン、左が純正。
明らかに突き出したアジャスタブルポールピースの長さが違う。


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純正PUアジャスタブルポールピースをよぉ~~く見れば
先端がグラインダーでカットされて面取りされた形跡が分かる。
あ~~もっと早く気付いていれば…

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しょうがない。

削るか。。

ボビンに貼ったマスキングはアジャスタブルポールピース抜き取り&締め込み時、
滑ったマイナスドライバーが当たってボビン表面にキズが入らない様にする為。

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加工完了!
問題発生がフロントだけでリアはそのまま取り付け出来たのがせめてもの救い(笑)

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配線完了!

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画像は無いがネックジョイントにも一工夫を加えて組み込み完了!
フロイドも極端に沈み込まずに低めの弦高にセットアップ出来ました!!

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サウンドも音作りによってはサンダー~シャドウズ期の少しくぐもった感じ、且つ太めの
バッキングサウンドが出る。
クリーントーン、少し高域上げでフロント&リアミックス、そしてタップにすれば
シャドウズオブウォーのイントロタッピングの音も出る。

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お預かり時より何となくボディーが細身?に感じ、プライム~スタリオンよりは
スタンダードに近いシェイプなのか??
なんて思っていたが純正ハードケースにきっちり収まるって事は従来と同じシェイプなんですかね。

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いやぁ~~今回は見事にトラップにハマってしまいました。
今までプライムではPU交換する人居なかったしスタリオンやパイレーツは何の問題も無く交換
出来ていたので完全に油断しておりました。
今後初物を作業する時は気をつけようかと…教訓とすべき為に今回のブログを記す(笑)






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通販リペア返送運賃改定のお知らせ

 2017-10-28
平素より当店をご贔屓頂き有難う御座います。

この度2017年11月1日より佐川急便の運賃が値上げとなりますのに伴い
通販リペア返送時の送料を改定させて頂きます。
<10月末まで>  一律2000円(運送保険含む)
<11月1日~>  一律3000円(運送保険含む)
北海道・沖縄、極端に梱包サイズの大きい場合はその都度ご案内させて頂きます。

現在お預かり中のリペア品、仮見積り等打ち合わせ中の案件は旧料金で対応致します。
ご迷惑お掛けしますが何卒ご了承下さい。

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臨時休業のお知らせ

 2017-10-06
10月7日(土)は申し訳ありませんが臨時休業とさせて頂きます。

ご迷惑お掛けしますがご了承下さい。


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久々に個人的に面白いと思った楽器、ペルーの民族楽器?トレスを作業する編

 2017-10-02
最近ブログアップこそしておりませんが色々な楽器をお持ち込み頂いております。
今回のトレスの直前には和装をお召しになられたご婦人より大正琴をお持ち込み頂いたり(笑)
以前Facebookに載せて以降、バンジョーも数本ご来店頂きました。

さて、今回は「お初」な楽器、ペルーの民族楽器?トレスです。
一見普通のアコギに見えますけどね。

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Ordpnez、オルドネスというメーカーですね。
ヘッドはナイロン弦同様のスロッテッドヘッドですが。

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ココが違う!
弦は6本なれど主弦、副弦構成3セット。
「トレス」とはスペイン語でTRES=3と言う意味との事。つまり3本弦の楽器って事ですな。
チューニングは太い方=3弦よりG⇒C⇒E。
普通のギターで言えば5カポの4.3.2弦になります。
ゲージは3弦主弦が024、副弦が09、2弦は011×2本、1弦は09×2本。


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さて、このトレスさん。
何故ご来店頂いたかと言うと「弦高がかなり高い、おそらく順反り」との事。
確かに凄い順反り。ハイフレット部は音詰まり発生。。
しかもアジャスタブルトラスロッドが入っていない。
何らかの鉄芯は入っているのだろうが…
そして何故か指板横に溝を埋めた跡がある。
おいおいまさかのまさか…フレット溝位置間違えちゃって…埋めた?
しかし指板表面には溝跡が無い…


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若干パニくるもネックエンドを見て全容解明。
フレット位置間違えて溝切り⇒埋める⇒そのままでは指板表面で丸分かりなので⇒
0.5ミリ以下の薄い指板を貼って隠す!
なんてワイルドなんだ!!こ、これが南米なのか!?

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ん~~~今回は難しい。
今までロッドの効きに問題があるネックを指板修正で真っ直ぐにして使える様にした事は
何度もあるが今回はロッドは調整出来ない、指板表面に化粧板が載ってる状況である。
すなわち指板修正が出来ない。のである…
結論としては背の高いフレットを打ってフレットのすり合わせで順反りを何とかするしかない…
オーナー様が言うには指板はハカランダとの事でしたがフレット抜いて軽く研磨したら
なるほど。脂分が多く、すぐにペーパーが目詰まりするハカランダならではの症状出ました。

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ナット部。
足りなかったのか?薄く貼られたハカランダ。
不足分をおがくず混ぜた樹脂?で埋めている様だ。

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いや~~何とかしましたよ!
ハイフレット側のフレットを思いっきり削り込んで。
何とか音詰まりせずに弾ける様にはなりました!
いつもながらエクストラハイフレットの処理は大変ですな。

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指板側面のフレット溝跡の処理もやり直しました。

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このトレス、今回作業した物の作りがどうとかは置いておいて
かなり面白い音色の楽器ですね。
バンジョー的な音色なんだけどバンジョーやウクレレに交じっても使えそうだし
アコギ主体の音楽にアクセント加える感じでも使えそう。
エレキ畑の自分でも色んなアイデアが湧いてくる楽器だ。
興味がある方は「ペルー 楽器 トレス」で検索してみて下さい。動画も見付かります。

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話は今回のトレスから離れてしまうのだけれど
最近は自分のオリジナリティーを追求すべく新しい楽器、デバイスに手を伸ばす方が増えています。
当店では作業の多いサスティナーにしても昔は好きなミュージシャンが搭載しているから、使っているから。
って理由でインストールしたりモデファイする方が多かったですが最近は独自の音楽を演る為に
サスティナーが必要!と言われる方が珍しくはありません。
まぁコピーよりオリジナル演ってるお客さんの方が多い当店だけの傾向かもしれませんが。


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恒例!遅めの夏休み秘湯巡り 三瓶温泉 台風と共に…編

 2017-09-19
この度の台風18号の被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。


9月15日、去年より1週早めに島根県は三瓶温泉を目指す。
数日前より台風18号の予報が気にはなっていたが元より観光には興味が無い(笑)ので
帰りの高速道路に被害が出ない事を祈りつつ出発!
とは言え直前の進路予報は島根県を直撃コースだ。

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去年は中国道⇒湯原温泉で前泊⇒米子道⇒山陰道⇒温泉津温泉へ寄り道してから三瓶入りしたが
今回は直接三瓶を目指す。
中国道は景色に変化が無く退屈なので山陽道を利用、尾道自動車道で北上、広島県三次からは
一般道の旅だ。
大阪からだと片道370キロ弱のまぁまぁロングドライブ。

ちなみに去年の秘湯巡り超長編ブログはこちらでご覧下さい。

初日の宿のチェックインが16時半なのでゆっくりめに出発。
お昼時には尾道へ到達。
せっかくなので昼食は尾道ラーメンにする事にした。
で、選んだお店はラーメン専門店では無い(笑)
普通の中華料理店なのにラーメンの評価が高い「味平」さんだ。
山陽道からは予定ルートの尾道自動車道分岐点を通り過ぎて尾道ICにて一旦高速を降りる。
高速復帰の為に尾道ICから近い事も味平さんを選んだ理由でもある。



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チャーシュー麺を選択。
結果から言えば味平さんは大当たりだった!
高山ラーメンにも似た醤油ベースでさっぱりしながらも芯の有る味わいのスープ。
好みにドンピシャだった。
次回の三瓶詣でも尾道IC経由、いや味平経由にしようと思う(笑)

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尾道道から三次を経て
金色に色付いた稲穂の垂れる田園風景を眺めながらひたすら国道54、184号を走る。
三瓶エリアの近くまで来たがまだチェックインまで時間が有る。
なので前回未湯の頓原ラムネ銀泉へ寄り道。


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三瓶周辺の温泉は大体が褐色の濁り湯の様である。

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ラムネ銀泉と言うからにはさぞかし「シュワシュワ」するのかと期待していたのだが…
人口炭酸泉の如く肌に泡付きがあるわけでもない(笑)意外に普通…

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しかしながら好みの「ぬるい湯」だったので壁書きを読みながらロングドライブ疲れを癒すべく
少し長めに浸かる。

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が、湯上がりに炭酸ガス・炭酸水素イオン混在温泉はその真価を発揮してきた(笑)
汗ばむ程ではないが体の芯からポカポカ感が湧き出しまくってくる。
分かり易く言えば猛烈な眠気に襲われたって事だ。

眠気と闘いながらもまだ天気はさほど崩れていないので西の原にて三瓶山を拝んでおく。
今年は残念ながら見事なまでの天の川を楽しむ事は無理だろうし。

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この緑に挟まれた1本道の風景が好きだ。晴れてればねぇ…
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さて、今回の旅の1泊目は去年立ち寄り湯で訪れた湯元旅館である。
三瓶温泉の源泉湧き出し地に最も近い旅館なのだ。

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うっかり外観を撮り忘れたので去年の画像でスマヌ。

湯元2


この湯元旅館、マニアック?かもしれないがグレートトラバース2で田中陽希が
三瓶山を登る前日に宿泊した宿なのだ!

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我が家は登山はおろかハイキングどころかウォーキングもしないがグレートトラバースは
観ていた。
田中陽希は間違いなく偉人、いや超人である。

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さぁ湯元旅館の名物温泉を頂こう。
去年衝撃を受けた時と同様、源泉直下だけあって濃厚な濁り湯が大量に湯船に注がれる!

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チェックアウトまで何回入っただろうか…
貸し切り制の浴室なのだが我が家以外に一人の登山客しか宿泊していなかったので
かなり自由に入浴させて頂いた。
オーバーフローしている湯量の多さがお分かり頂けるだろうか?
床に洗面器を置いていると流れて移動してしまう程である。

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もう一つの浴槽、泥湯。こちらの方が少し湯温は高いが一般的にはぬる湯である。

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洗面器の底面で温泉成分の濃厚さが伝わるかな?

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一度体を拭けばタオルもこの通り(笑)
湯船の底と壁面に当たるお尻と背中はエライ事になってしまうのだ!
そして全身に小学校の鉄棒の匂いがまとわりつく(笑)

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温泉を堪能しまくってからは夕食である。
しゃべり方やキャラが湯婆婆に似た(笑)おかみさんは謙遜していたがマジで旨い!
量も十分どころか食べきれるか心配になってしまうほど!(完食したけど)
しかも流石に奥出雲の米どころ、新米ではないらしいが白米がうめちゃくちゃ旨い。

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湯元旅館の濃厚温泉を十二分に堪能してチェックアウト。
このエリアではマストな温泉、池田ラジウム鉱泉へ。

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去年とは違う一回り小さな浴室へと案内された。
湯船は小さくともラドン含有量世界一の放射泉は変わらない。
浸かると僅かにピリピリ感がある。

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この浴室も好みで源泉の継ぎ足し、加温が可能。

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今回も少し口に含んだが…やはり「お出汁」の味がする(笑)

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2日目の昼食は「きつ川」のジンギスカンだ!
いいですか皆さん、三瓶を訪れたなら必ず「きつ川」でジンギスカンを食べて下さい。
湯元旅館を除き宿の食事は無しでも構いません。
きつ川で食事、ジンギスカンを食べましょう!
タレでも構わないが塩胡椒との相性バツグン!
本当にそこまで旨いのか?って?
…2日連続で昼食にジンギスカン食べました(笑)


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きつ川のオススメはテラス席。
去年は遠くに広がる中国山地を見ながら食事出来たのだが…残念。

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台風18号の接近に伴い段々天気が崩れ出してきた。
そんな小雨の降る三瓶エリアをウロウロしていると…
道路脇に風呂?っぽい物が…



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湯船ですがな!!

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湯船である証拠に冷えた温泉が溜まっているもののバルブを捻っても湯は出てこなかった。

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仮に湯が出たとしてもだな、
湯船から道路まではこの距離感である。
入浴にはかなりの根性を必要とするだろう。
当然脱衣所は無い。
「丸見えの湯」と勝手に名付けたが後で調べてみると「ふうりんの湯」と名前が有った!
確かに打たせ湯の先端に風鈴が付いている…
風鈴の涼しげな音色を楽しみながら同時に超ドキドキ感も味わえる野天風呂だな。
ネタ的には是非とも入浴したかったのだが(笑)

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2泊目のお宿。
オレは帰ってきた。
一年ぶりにさんべ荘へ帰ってきたのだ!
(画像は初日撮影)

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さんべ荘の誇る多種多様な露天風呂を2泊、延べ3日に渡って愉しみまくる!

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ぬるい源泉掛け流し浴槽から加温された熱めの浴槽まで。
誰でも必ず自分好みの温度の浴槽が見付かるはずだ。

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16日は悪天候なれどほとんど台風の気配は感じなかった。

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まぁ台風が来ても湯元旅館までとは言わないがこの濃厚温泉があればオレは構わない。

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なんて言ってると17日の夕方頃、さすがに豪雨になってきた!
部屋の外の屋根から豪快に流れ落ちるのは打たせ湯ではない!!

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どうせ風呂入るんだから雨で濡れても構わないでしょ?
っとお思いだろう。
が、何度も何度も何度も入浴するのだ。
風呂⇒わざと窓開けて風に当たる⇒体が冷える⇒風呂…その繰り返しである。
入浴時、毎回毎回ドライヤーで頭を乾かすのは面倒、かつ髪の毛にも良くない。
だからと言って露天風呂を諦めるつもりは毛頭無い。

唯一の解決方法は「オッサンなのにシャワーキャップを被る」である。

シャワーキャッパーと化したオレにもはや台風など問題では無くなった。
ただし脱衣所から堂々とシャワーキャップを被るオレに刺さる他のオッサンの羨望の眼差し、
容赦無く顔面に打ちつける雨粒は痛かった…

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結局台風18号は島根よりも東側を通過したので大きな影響は無かったが
夕方頃から夕食後まで何度か停電した。近年停電は経験してなかったので少しは驚いたが。
気の毒なのは停電時に入浴していたお客さんだ。
聞けば停電時、シャワーは止まり我が家は全く興味の無い加温循環の内湯浴槽は
機能を停止したそうだ。

風雨が少し弱まった夜の露天風呂、ガラガラである。ほぼ貸切状態♪
シャワーキャッパーは存分に湯を愉しんだ。

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4日目、最終日。
高速道路も大きな被害は無く、通常通り通行可能だった。
帰り道は岡山県、院庄でブドウを買う為に広島は三次から延々と風景の変わらない中国道を
走って帰宅。
ハイベリーなるブドウはシャインマスカット同様皮ごと食べられる品種であるが
熟すと実が房から落ちてしまう為に岡山県外にはほぼ流通しないレア品種である。

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今回は生憎の天候で三瓶山の夜空や早朝の雲海を楽しむ事は出来なかったが
代わりに入浴してはゴロゴロ昼寝…本当にゆっくり出来た。
2年連続でこの時期に三瓶温泉を訪れたので来年は奥飛騨、信州方面へ戻るかも
しれないが晩春、梅雨時期、時間を作ってまた必ず帰ってくるゼ!三瓶温泉!!

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本日19日より通常営業しております。
今のところ来店予約も比較的空いておりますのでお問い合わせお待ちしております。


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